サーフィンではウェットスーツやバスタオルは必須であり、それらを持ち運ぶ際は常に濡れた場合を考慮しなくてはなりません。
サーファーにとって、小物類などを含む濡れたウェットスーツの持ち運びでは、専用の防水性のバッグは必需品でもあります。
今回は、ウェットスーツの持ち運びバッグに関した実情を踏まえ、防水性を兼ねたアイテムのおすすめ10選をご紹介していきます。
ウェットスーツの持ち運びバッグを使うメリット
車移動が不可とされる場合での有効性
車移動であれば車内への積み込みで済ませられるものの、電車やバスといった交通機関では持ち運ぶアイテムが必要です。
専用バッグであれば通常の持ち運びはもちろん、一般的なバッグと同様の扱いとなっているので邪魔になりません。
車移動の際にもスペースをとらず、防水性能も兼ねているので、濡れた状態での扱いが容易となっています。
海外トリップでも有利
国内での離島や海外へのサーフトリップなど、車が使用できる環境にあるとしてもウェットスーツを入れるバッグは必要です。
ウェットスーツ用バッグがあれば、車以外の移動を始め、ビーチまで徒歩で移動する場合でも持ち運びが容易となります。
シークレットスポットなど、特に徒歩での移動が多いポイントでの入水となれば、専用バッグが有利と言えます。
ビーチバッグとしての活用
防水性能を兼ねているだけに、ウェットスーツの持ち運びバッグは多用途の活用も可能です。
さまざまなウォータースポーツを始め、海のレジャーなどで使用する水着やタオルの持ち運びバッグにも活用できます。
基本的には柔らかい作りとなっているため、手荷物が増えることも多いレジャーには最適と言えるでしょう。
ウェットスーツの持ち運びバッグを使うデメリット
耐久性に欠けてしまう
ウェットスーツの持ち運び専用と言えど、バッグである以上は基本的に柔らかい素材で製造されています。
そのため、鋭利な物が触れると破れやすく、折り目のクセによって裂けやすくなるのも難点です。
持ち運びの際や収納に対する利便性は高いものの、柔らかい素材故の耐久性の低さがデメリットとなっています。
溜まった水をこぼす恐れがある
ウェットスーツの持ち運びに使用されるだけに、製品のほとんどは防水性能を持っています。
ただ、濡れたままの収納の場合、バッグが折れたり傾いたりすれば、底に溜まった水が溢れて車内や室内を汚すでしょう。
通常使用のバッグと同様に柔らかく、形が定まりにくいとされている性質が、不都合ともなり得ます。
片付けの際は手間となる
使用済みのウェットスーツにより濡れた場合、プラスチック類などの容器であれば拭き取るだけで後片付けは完結するでしょう。
ただ、柔らかい素材を使用した専用バッグは、繋ぎ目や折り目に溜まった水分と汚れなどが、どうしても溜まりやすくなります。
そのため、使用後は裏返して乾燥させるなど、カビを生えにくくするアフターメンテナンスが手間になるでしょう。
ウェットスーツの持ち運びバッグおすすめ10選
【SURF8】
ユーティリティーバッグ(8SA9T1)
防寒用サーフアイテムではお馴染みであり、バッグのクオリティーでも定評があるのがSURF8のこちらです。
バケツ型の形状に加え、バッグでありながらも型崩れしにくい作りから、両足を入れた状態での着替えが容易に行えます。
ウェットバッグとしての用途はもちろん、バッグ側面にあるブランドロゴがファッション性を強調してくれます。
【Destination】
ウェットトートバッグ
ウェットスーツや小物類はもちろん、さまざまなサーフギアの収納に対応できるバッグがこちらです。
トートバッグ型のデザインに加え、ショルダーストラップが取り外し可能となっているので、コンパクトにまとめられます。
ボードケースやリーシュコードはもちろん、さまざまなサーフギアでもお馴染みとなっているメーカーだけに信頼性は高いです。
【TOOLS】
ウォータープルーフトート
日本のオリジナルブランドとしてこだわりを持ち、常に「ユーザーにとって」を追求して生まれたのがこちらのアイテムです。
容量は26Lで大きすぎず、機能面としては、内側にあるポケットにて小物類などの収納が可能になっています。
ワンポイントロゴがさりげない洒落感を出し、シンプルな扱いやすさが電車サーファーにとっておすすめです。
【Beach Access】
ポータブルウェットバッグ(BAS-TPUBKT-BK)
50Lの大容量であることから、さまざまなウォータースポーツにて万能活用できるアイテムとされているのがこちらです。
片手での持ち運びが可能なほか、ショルダーストラップの使用により、濡れたウェットスーツでも持ち運びが楽に行えます。
バッグ自体が自立するので、海から上がった後の着替えはもちろん、ウェットスーツの水洗い時も活用できます。
【STREAM TRAIL】
防水トートバッグ
トートバッグのデザインを基に、独創的かつ実用性を強調したモデルとなっているのがこちらです。
バッグ上部からロールダウンできるほか、マチの調整機能にて、荷物が少ない場合や雨水侵入防止対策としても活用できます。
手提げのみのトートバッグとなりますが、41〜50Lまでの範囲で容量を選択・調整しての使い分けもおすすめです。
【BILLABONG】
ウェットバッグ(BC011928)
老舗サーフブランドで信頼性が高く、ウェットスーツのノウハウが生かされたアイテムとなるのがこちらです。
バッグ開口部を丸めて閉じる仕組みとなっているほか、ショルダーバッグスタイルなストラップも脱着ができます。
現在ではウェアブランドとしての認知度も高く、サーフィン以外でもファッション性を強調できるアイテムとなっています。
【Lamore】
防水ドライバッグ
サーフィンはもちろん、あらゆるウォータースポーツにオールラウンドに対応するアイテムがこちらです。
両端にあるバックルで留めて閉じる仕組みとなっており、特殊シーム加工によって防水性を高めた仕様になっています。
濡れたまま操作が可能な防水性のスマホケースも付属しているほか、サイズが豊富なので用途に合わせた選択も可能です。
【FCS】
ウエットバッグ
オーストラリア発の世界的なフィンブランドでもあり、ファッション性においても話題になっているアイテムがこちらです。
開口部を丸めてバックル留めになっているほか、濡れた物と乾いた物を分けられるポケット類にて扱いやすくなっています。
バッグパックスタイルで背負うことも可能で、容量も40Lあるのでサーフトリップなどでも活躍してくれます。
【Cicogna】
ハワイアンドライバッグ
ハワイの総柄デザインでビーチライクに仕上げられ、女性にも人気があると話題になっているのがこちらです。
二重縫製により機能性を高くし、容量は少なめですが、手提げとワンショルダーの2WAY仕様によって扱いやすくなっています。
海やレジャー、アウトドアはもちろん、さまざまな環境にオールラウンドに活用できるファッショナブルな仕上げです。
【PEACEUP】
防水リュック
さまざまなウォータースポーツを始め、防災用としても万能に活用できるのが、こちらの防水リュックです。
開口部は丸めてバックル留めする仕様になっているほか、バッグ全面にある小物入れも中身が見えるスケルトン仕様になっています。
背面はメッシュ生地にて蒸れを抑える処置が施され、バッグの形状が円柱形となっているので、置いた状態でも安定感があります。
まとめ
現在は車移動が一般的とはいえ、サーフトリップなどでは専用のバッグがさまざまなシーンで活躍します。
まずは機能面に焦点を置き、どれだけ扱いやすいかなどもしっかりと考慮しながら吟味していきましょう。
ウェットスーツの持ち運びバッグの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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