スマホで音楽を聞く時代となり、有線スピーカーからBluetoothスピーカーへと、人気が移行し始めてはや十数年が経ちました。
その間に、Bluetoothの規格も、スピーカー自体も進化を遂げ、安価なスピーカーの中でも品質の高い商品が増えてきました。
最近は、どこでも気軽に音楽を聞きたいというニーズから、手頃な価格で買えるBluetoothスピーカーが売れ筋となっています。
そこで本記事では、安いだけでなく、高音質なBluetoothスピーカーをご紹介していきますので、是非参考にしてみてください。
目次
- 1 安い高音質Bluetoothスピーカーを使うメリット
- 2 安い高音質Bluetoothスピーカーを使うデメリット
- 3 安い高音質Bluetoothスピーカーの選び方
- 4 安い高音質Bluetoothスピーカーおすすめ12選
- 4.1 【JBL】GO ESSENTIAL Bluetoothスピーカー(JBLGOESBLK)
- 4.2 【ソニー】ワイヤレスポータブルスピーカー(SRS-XB01)
- 4.3 【MIFA】A1 Bluetoothスピーカー(A1-BK)
- 4.4 【Tronsmart】Trip Bluetooth スピーカー(CA-786390-1)
- 4.5 【Tribit】XSound Go
- 4.6 【Anker】Soundcore mini(A3101)
- 4.7 【Anker】Soundcore Flare Mini(A3167)
- 4.8 【Amazon】Echo Dot 第3代
- 4.9 【オーム電機】ワイヤレスキュービックスピーカー(ASP-W110N-K)
- 4.10 【サンワダイレクト】Bluetoothスピーカー(400-SP069BK)
- 4.11 【オウルテック】ワイヤレススピーカー(OWL-BTSP03S-RBK)
- 4.12 【ラディウス】SOUND BUMP(SP-S10BTK)
- 5 まとめ
安い高音質Bluetoothスピーカーを使うメリット
気軽に持ち運びができる
安くて高音質なBluetoothスピーカーは、軽量コンパクトなものが多いため、気軽に持ち運んで音楽を楽しむことができます。
また、最近では防水性能を持ち合わせた商品も多いため、アウトドアで使用したり、お風呂で聞いたりすることも可能です。
お気に入りの音楽を聞くと、仕事やスポーツなど、さまざまなシーンで最高のパフォーマンスを発揮することができるでしょう。
お財布にやさしい
後ほどご紹介しますが、安い商品のなかには、2000円以下で買えるようなものまであり、気軽に購入することができます。
安いだけでなく、十分な音量、音質を保った商品も多く、パソコン内蔵スピーカーよりも快適に音楽を楽しむことができるでしょう。
なかにはマイク内蔵の商品もあるため、音楽を聴くだけでなく、Web会議の時にはマイクスピーカーとしても使えて便利です。
2台使いができる商品もある
安いBluetoothスピーカーのほとんどはモノラルサウンドになりますが、2台をつなげてステレオサウンドにできる商品もあります。
1台のみの音質で満足できなかった場合は、追加でもう1台購入して音域を広げる、といった使い方もでき大変便利です。
安い高音質Bluetoothスピーカーを使うデメリット
重低音にはあまり期待できない
安いBluetoothスピーカーは、コンパクトなサイズのものが多いため、大型のスピーカーと比べると出力ワット数が少なくなります。
そのため、重低音が効いた音の出力が難しく、広い空間で聴くというよりは、近い場所で聴くような用途に限定されることもあります。
低価格の商品のなかにも、高出力の商品が存在しますので、使用される場所や用途に応じて商品を選択するとよいでしょう。
一般的な圧縮方式(コーデック)対応になる
安いBluetoothスピーカーのほとんどは、対応する圧縮方式(コーデック)が「SBC」という一般的なものです。
最近よく耳にする「ハイレゾ」に対応していないものがほとんどですが、音源がハイレゾでなければ特に気にする必要はないでしょう。
メーカーサポートが充実していない場合がある
安い商品に飛びついてしまうと、品質の面で劣ったり、初期不良などのメーカーサポートがスムーズに受けられない可能性もあります。
いくら安い商品とはいえ、「安物買いの銭失い」になってしまうと非常にもったいないですよね。
そういった面では、メーカーの日本法人があったり、国内の正規輸入代理店が存在するようなメーカーを選ぶと安心でしょう。
安い高音質Bluetoothスピーカーの選び方
出力ワット数を確認する
音楽を聞く場所や部屋の広さによって、必要な出力ワット数が変わってきますので、スペック表でチェックするようにしましょう。
手元に置いて作業用のBGMを鳴らしたい、といった用途でしたら、3Wほどの出力があれば特に問題はありません。
8畳ほどの部屋であれば、5W以上の出力があったほうがよいのですが、スピーカーの置き場所にもよるので一概には言えません。
部屋のどこに置くか決めていない、という方であれば、360°スピーカーを選ぶと、全方向に音を出力できるのでおすすめです。
サイズ、重量、連続再生時間を確認する
カバンに入れて持ち運ぶことを想定されるのであれば、本体サイズがコンパクトで、かつ軽量なものを選ぶとよいでしょう。
また、アウトドアで使用する場合は、電源が確保できないケースが多いので、連続再生時間が長いものを選ぶとより安心です。
アウトドア同様、お風呂で使いたいという場合も、連続再生時間が長ければ、充電のたびに移動させる手間が減り、大変便利です。
信頼のおけるメーカー製品を選ぶ
デメリットの項目でもお伝えしましたが、安いスピーカーになると、メーカーのサポート体制が整っていない場合もあります。
あまり聞き慣れない海外メーカーの場合は、スピーカーの販売実績が長く、レビュー評価の高いメーカーを選ぶと安心でしょう。
安い高音質Bluetoothスピーカーおすすめ12選
【JBL】
GO ESSENTIAL Bluetoothスピーカー(JBLGOESBLK)
パワフルなサウンドで定評のあるJBLスピーカーの中で、もっとも手頃で、コンパクトなサイズのBluetoothスピーカーです。
手のひらに乗るくらいのサイズ感で、気軽に持ち運ぶことができますので、外でランチをしながら音楽を楽しむのもいいですね。
ただし、他のJBL製品と比べると、低音には弱い印象ですので、軽めのポップスを主に聴くようなユーザーに向いているでしょう。
【ソニー】
ワイヤレスポータブルスピーカー(SRS-XB01)
こちらは安心のソニー製で、数年前から発売されているロングセラー商品でもありますので、ハズレのない商品と言えるでしょう。
手のひらサイズでありながら、割としっかりとした低音も出すことがき、防水機能もあるためアウトドアでも楽しむことができます。
6色のカラー展開で、同色のストラップが付属しているため、手持ちのカバンに引っかけて、気軽に持ち運ぶことができます。
【MIFA】
A1 Bluetoothスピーカー(A1-BK)
あまり名前は知られていませんが、ワイヤレスイヤホン、スピーカーを中心とし、10年以上の販売実績のあるメーカーです。
本製品は、二千円代前半という価格帯でありながら、5Wの高出力、防水性能あり、10時間の連続再生可能と、機能面も優れています。
MicroSDカードスロットも搭載しているので、ストリーミング再生が難しいような、山やアウトドアでも活用できそうですね。
【Tronsmart】
Trip Bluetooth スピーカー(CA-786390-1)
メーカーの知名度はまだ低いですが、ブランドの立ち上げから10年近く経った、中国の安定企業がリリースしている商品です。
ペットボトルほどの大きさで、携帯性にはやや劣りますが、5W×2の出力により、大音量で音楽を聞くことができます。
本体にループが付いているので、カラビナを付けてカバンに引っかけて持ち運んだり、お風呂のフックに吊るすことも可能です。
【Tribit】
XSound Go
聞き慣れないブランドかと思いますが、設立から10年以上経ち、海外のメディアサイトでも高い評価を得ているメーカーの商品です。
この価格帯のスピーカーでは類を見ない、8Wx2の高出力が自慢で、広い部屋や屋外でも臨場感のあるサウンドを実現します。
また、低価格のスピーカーでは珍しく、USB-C充電ですので、スマホやノートPCの充電ケーブルがそのまま使えて便利です。
【Anker】
Soundcore mini(A3101)
モバイルバッテリーのブランドとして確固たる地位を獲得した、Ankerが手掛けるオーディオブランド「Soundcore(サウンドコア)」。
こちらはそのシリーズの中でいちばんの低価格モデルですが、コンパクトながら音質もよく、高い評価を得ている商品です。
防水性能が無いため、屋内での使用に限られますが、FMチューナー内蔵のため、仕事をしながらラジオを聞くのにも最適です。
【Anker】
Soundcore Flare Mini(A3167)
こちらはAnkerの、360°全方位出力対応で、部屋のどこにいても、快適に音楽を楽しむことができるBluetoothスピーカーです。
人気上位モデル「Soundcore3」にも搭載されている、アプリ上で音質を変えることができる、イコライザー設定機能を搭載。
そのため、音質に満足できなかった場合は、好みのプリセットに変えたり、カスタム設定で自分好みの音質を作ることも可能です。
【Amazon】
Echo Dot 第3代
「Alexa(アレクサ)」で有名な、スマートスピーカーの草分け的存在ですが、スピーカーの音質も良いことで高い評価を得ています。
音声認識をしてくれるスピーカーは、洗い物で手が離せないときなど、曲を変えたりスキップすることがハンズフリーでできて便利です。
コンセントにつなげるタイプなので、持ち運びすることはできませんが、家で気軽に音楽を楽しむのには最適な商品と言えるでしょう。
【オーム電機】
ワイヤレスキュービックスピーカー(ASP-W110N-K)
こちらはなんと二千円を切る価格で購入することができ、小さいのにクリアな音質が再現できるBluetoothスピーカーです。
有線・無線のどちらにも対応できるので、有線であれば、面倒な設定無しでNintendo Switchなどのゲーム機の音を出力することができます。
Bluetooth接続の場合は、2台購入してペアリングすることにより、左右で独立したステレオサウンドを再現することも可能です。
【サンワダイレクト】
Bluetoothスピーカー(400-SP069BK)
安心の国内メーカー、サンワサプライの商品で、見た目こそシンプルですが、あらゆるシーンでオールラウンドに活用できる商品です。
割とコンパクトな筐体でありながら、迫力のある音質を再現できるのは、背面にパッシブラジエーターを搭載しているため。
さらに防水性能もあり、かつmicroSD の再生も可能なので、屋外での体育の授業などでも活用できるのではないでしょうか。
【オウルテック】
ワイヤレススピーカー(OWL-BTSP03S-RBK)
こちらはマイクを搭載しているため、音楽の再生だけでなく、Web会議やハンズフリー通話にも使えて便利な商品です。
ボタン一つで通話に応答することができるので、音楽を聞きながら仕事をし、電話が鳴ったら通話に切り替えるといった使い方も可能。
向きを選ばず使用することができるので、2〜3名ほどのWeb会議であれば、マイクスピーカーとしても問題なく活用できます。
【ラディウス】
SOUND BUMP(SP-S10BTK)
低価格でありながら、防水対応、FMチューナー内蔵、microSDスロット搭載、有線接続可能と、多機能性を誇るスピーカーです。
7色にライトアップするので、寝室で使用したり、キャンプなどのアウトドアで、イルミネーションを楽しむこともできます。
操作スイッチが本体底面にあり、若干操作がしづらい点がありますが、トータルで見ると非常にコスパの良い商品と言えるでしょう。
まとめ
最近のBluetoothスピーカは、低価格ながら高音質で、かつ高機能な商品が多いことにお気づきいただけましたでしょうか。
この記事を読んで、ご自身の用途にマッチした、好みの音質のBluetoothスピーカーに出会っていただけたら幸いです。
安い高音質Bluetoothスピーカーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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