キャンプで料理をする時に大活躍のダッチオーブンですが、種類が様々あってどれを選べばよいか迷う人は多いです。
ダッチオーブンの素材は鉄・ステンレスが多く、ステンレスは鉄よりも高価ですがその中でも安くて購入しやすい物もたくさんあります。
この記事では、ステンレス製で比較的安い値段のダッチオーブンを紹介していきます。
安くて使いやすいダッチオーブンがあれば、キャンプで美味しい料理を堪能しながら、楽しく有意義な時間を過ごせるでしょう。
目次
- 1 安いステンレス製のダッチオーブンを使うメリット
- 2 安いステンレス製のダッチオーブンを使うデメリット
- 3 安いステンレス製のダッチオーブンおすすめ10選
- 3.1 【SOTO】ステンレスダッチオーブン(ST-908)
- 3.2 【Belmont】ステンレスダッチオーブン8インチ(BM-256)
- 3.3 【TSBBQ】ライトステンレス ダッチオーブン(TSBBQ-011)
- 3.4 【SCANPAN】Maitre D’ SS ミニダッチオーブン(11251600)
- 3.5 【TSBBQ】ライトステンレス ハーフダッチオーブン(TSBBQ-029)
- 3.6 【SOTO】ステンレスダッチオーブン 10インチハーフ(ST-910HF)
- 3.7 【SOTO】ステンレスダッチオーブン デュアル(ST-910DL)
- 3.8 【Belmont】ダッチインダッチオーブン深型(BM-255)
- 3.9 【TSBBQ】ライトステンレス三層鋼 ダッチオーブン(TSBBQ-005)
- 3.10 【SOTO】ステンレスダッチオーブン 10インチ (ST-910)
- 4 まとめ
安いステンレス製のダッチオーブンを使うメリット
コスパがよい
ステンレス製といえば値段が高いイメージがありますが、使用人数に合わせて選べばコスパがよい物があります。
たとえば、1~2人でキャンプするなら8インチサイズで充分なので、12インチなどの大きな物は割高になるでしょう。
また、質によってはオーバースペックな物もあり、目的・用途に合ったオーブンを選ぶと安い物でも充分に対応可能です。
保温性に優れている
保温ジャーや魔法瓶にもステンレスはよく使用されているのと同様に、ステンレス製のダッチオーブンは保温性に優れています。
他の素材と比較すると、アルミニウム・鉄・チタンなどの素材と比べるとステンレスの熱伝導率は一番低いです。
そのため、ダッチオーブンでよく使用されている素材の鉄と比べても、保温性が高く調理した料理を永く温かく保つことができます。
強度がある
ステンレス製のダッチオーブンは素材の特性上、鉄素材のダッチオーブンに比べて強度に優れています。
たとえば、鉄製のダッチオーブンは衝撃による破損や使用時にキズがつきやすく、経年劣化の原因になりやすいです。
また、鉄製のダッチオーブンは中性洗剤で洗うと油の皮膜がとれてしまうため、洗う際など取り扱いには注意が必要です。
サビに強く扱いやすい
ステンレスは素材の表面に保護膜が形成されているため、洗った後に残った水分があっても簡単には錆びません。
また、鉄製のダッチオーブンとは違い水気を飛ばして油を塗って空焼きするなどのメンテナンスが不要なので扱いが簡単です。
しかし、鉄製の調理器具などに触れた状態で水分があれば、もらい錆びという現象が起こり錆びることがあるので注意しましょう。
鉄製の物よりも軽い
ダッチオーブンに関しては、鉄製のオーブンよりもステンレス製のオーブンの方が軽くてキャンプに適しています。
比重では鉄もステンレスもほぼ同じですが、ダッチオーブンの構造的に厚みや持ち手の大きさからステンレス製の方が軽いです。
また、キャンプで使うことを考えると軽くて持ち運びに便利なステンレス製の物の方が、扱いやすくメリットが大きいといえます。
安いステンレス製のダッチオーブンを使うデメリット
変色・変形する
安いステンレス製のダッチオーブンは素材の特性上、長時間熱にさらされると変色や変形することがあります。
たとえば、鉄は熱することにより元の黒色がさらに深みを増し、良い色合いになってきて渋みが増すでしょう。
しかし、ステンレスは熱により黄色から青色や紫色などの虹色に変色し、さらに衝撃や荷重が加わると変形してしまいます。
焦げつきやすい
ステンレスは熱伝導率が低くじわじわと熱が伝わっていくため、熱は逃がさないぶん焦げ付きやすいというデメリットがあります。
焦げついてしまうと一生懸命に調理した食事の味が落ちて、キャンプの楽しさが半減して台無しになるかもしれません。
そのため、安いステンレス製のダッチオーブンを使う際には火加減を調節し、焦げ付かないように注意しましょう。
値段がやや高め
ステンレスは鉄の3倍ほどの値段で、鉄製のダッチオーブンは数千円からあるのに対し、ステンレス製は1万円以上します。
しかし、耐久性に優れ手入れが簡単で扱いやすいので、永く使用することを思えばコストパフォーマンスに優れています。
なので、初期費用はやや高めでも使いつづけて買い替えることが少ないことを思うと、お得感は充分にあるといえるでしょう。
安いステンレス製のダッチオーブンおすすめ10選
【SOTO】
ステンレスダッチオーブン(ST-908)
厚みが4mmありステンレス製で保温性がよく、ガスコンロ・IHヒーターなどの熱源に対応した8インチのダッチオーブンです。
ステンレスのならではの錆びや腐食に強いという特性と、キズや衝撃に強く外でも問題なく使うことができます。
また、フタは炭を置いたり棒を通して開けられるような構造になっており、扱いやすい工夫がなされています。
【Belmont】
ステンレスダッチオーブン8インチ(BM-256)
オールステンレス素材で、フタは専用のトングを使用することでスキレットとしても使える、8インチのダッチオーブンです。
また、10インチ以上のダッチオーブンの中に重ねて格納することができ、パンやグラタンなどの料理に使用できます。
そして、直火で使用することができIHヒーターにも対応しており、家庭でも使用できるので環境を問わず使用できるので便利です。
【TSBBQ】
ライトステンレス ダッチオーブン(TSBBQ-011)
世界初のステンレスとアルミの三層構造で、直火だけでなくIHヒーターなど他の熱源にも対応したダッチオーブンです。
外層にステンレス、中層にアルミが採用されており、オーブン全体に熱が伝わりやすくなっているため火ムラができにくいです。
また、鉄製の物やオールステンレスの物に比べて軽量で、フタを合わせても1.67kgなので手軽に扱えます。
【SCANPAN】
Maitre D’ SS ミニダッチオーブン(11251600)
厚みがあり熱伝導性・保温性・耐久性に優れており、直火やIHヒーターなどの熱源に対応した6インチのダッチオーブンです。
そして、海外製ならではのデザイン性に優れたルックスで、調理してそのままテーブルに置いても違和感がありません。
また、このダッチオーブンは職人の手作りにより製造していますが、値段は1万円台でコストパフォーマンスに優れています。
【TSBBQ】
ライトステンレス ハーフダッチオーブン(TSBBQ-029)
一般的なダッチオーブンの半分ほどの深さで底面を広くなっているのが特徴的で、様々な料理を可能としたダッチオーブンです。
キャンプやアウトドアでの使用を前提に考えて作られているため、バーベキューやピザ作りなどをする際に重宝します。
また、深さが浅いので通常の鍋のように炒め物などもでき、菜箸やヘラを使う際に取り回しがしやすくなっています。
【SOTO】
ステンレスダッチオーブン 10インチハーフ(ST-910HF)
ダッチオーブン本体も蓋もすべてステンレス製で、鋳鉄製のダッチオーブンのように使い始めの慣らし作業が必要ありません。
また、蓋に重みがあるためしっかりと密閉でき熱伝導に優れているため、鍋全体で包み込むように加熱することが可能です。
そして、残った料理は入れたままにしておいても錆びることがなく、白ご飯やスープなどもそのまま保存できます。
【SOTO】
ステンレスダッチオーブン デュアル(ST-910DL)
本体と蓋がともに鍋として使用することができ、蓋の向きを表と裏で使い分けることにより鍋の深さを変えることが可能です。
そして、蓋単体でも浅型の鍋として使用することができるため、ちょっとした炒め物や温める際に役立ちます。
また、ダッチオーブンの底面が平らになっているため自宅のIHヒーターでも使用でき、鍋全体の蓄熱性にも優れています。
【Belmont】
ダッチインダッチオーブン深型(BM-255)
オールステンレス素材のダッチオーブンで持ち手ハンドルがなく、リフターを使用して鍋や皿として使用することができます。
ハンドルがないので、10インチ以上のダッチオーブンならすっぽりと入れることができ、煮込み料理などが可能です。
また、底網は付属しており食材を直接ダッチオーブンに触れさせずに料理でき、ローストチキンなどの蒸し料理も楽しめます。
【TSBBQ】
ライトステンレス三層鋼 ダッチオーブン(TSBBQ-005)
ライトステンレスを採用しオールステンレスの鍋よりも重量が軽く、鍋の上部が熱くなりにくいという特徴があります。
鍋の形状は独自の設計がなされ、鍋の底面から側面にかけてやや丸みをもたせ、鍋の中に対流が生じて吹きこぼれを防ぎます。
さらに、蓋の適度な重みにより気密性を高めることで無水でも食材の水分により調理できるため旨味や栄養分を逃がしません。
【SOTO】
ステンレスダッチオーブン 10インチ (ST-910)
10インチのステンレスダッチオーブンとリッドリフターのセットです。
素材に厚みが充分にあるため衝撃に対して破損が少なく、素材の特性上錆びや劣化に強く耐久性があります。
また、使用始めに面倒な慣らし作業が不要で、軽く洗ってそのまますぐに使用できます。
さらに、家庭内のIHヒーターやガスコンロにも対応しており、アウトドア以外でも使用する場所を選びません。
まとめ
アウトドアやキャンプでの料理の質が一段とクオリティがあがるダッチオーブンですが、ステンレス製のメリットは多くあります。
この記事を参考に安くて扱いやすいダッチオーブンを見つけて、様々なシーンで色々料理を楽しみましょう。
安いステンレス製のダッチオーブンの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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