キャンプで調理をするアイテムのひとつに「ダッチオーブン」があります。
さまざまな大きさのダッチオーブンがありますが、6インチのダッチオーブンが1つあると、調理の幅もクオリティーも格段にアップします。
ですが、多くの商品があるなかで「どれを選べばいいの?」と戸惑う方も多いのではないでしょうか?
そこで、この記事では6インチのダッチオーブンおすすめ5選と、メリット・デメリットについて紹介します。
6インチのダッチオーブンを使うメリット
マルチに使えるサイズ
6インチとは直径約15cmですが、キャンプではマルチに活躍する大きさです。
「小さすぎる?」と感じるかもしれませんが、ソロキャンプでは1人分にぴったり、グループでは1つあると便利なサイズ感です。
深さがあるので、スキレットより容量があり、数名分のアヒージョなどを作るときも重宝します。
また、小型の焚き火台や、シングルバーナーでも安定して使えます。
キャンプご飯のクオリティーが上がる
ダッチオーブンは、気密性が高く、高温でムラなく調理できるのが特徴です。
短時間でも、お肉は何時間も煮込んだようにトロトロになり、水分を逃がさないので無水カレーなども簡単にできます。
フタに炭をのせるオーブン料理や、蒸す・焼く・煮る・燻製するなどオールマイティに活躍します。
また、具材をいれて放置するだけで作れる料理が多いのもうれしいポイントです。
自宅でも使いやすい
ダッチオーブンは、「圧力鍋」と同じ機能で時短調理ができ、キャンプだけでなく家庭でも活躍するアイテムです。
6インチであれば、自宅で収納するときも場所をとらず、食卓に持っていけばキャンプ感が味わえますね。
また、ダッチオーブンは長期間使わないとサビてしまうこともあるので、自宅で定期的に使ってメンテナンスするのがおすすめです。
6インチのダッチオーブンを使うデメリット
重い
ダッチオーブンなどの鉄製のアイテムは、重いのがデメリットです。
6インチは直径わずか15cmですが、鉄製で約1.5kg、ステンレス製でも1kg前後が一般的です。
また、取っ手があったり、ごつごつしているので収納にも少し不便さも感じます。
ですが、とにかく頑丈なので、凹んだり傷がつきにくく、耐久性の高いアイテムとも言えます。
メンテナンスの手間
鉄製のダッチオーブンは、水分と空気にふれるだけで簡単にサビてしまうので、使用後は油をなじませるなどのメンテナンスが必要になります。
油の膜をはることで、焦げ付かなくなるメリットもありますが、やはり少々面倒と感じる作業です。
ステンレス製のダッチオーブンはサビにくく、油をなじませなくても使えるので、手軽に使いたい方はステンレス性がおすすめです。
値段が高い
ダッチオーブンは、一般的なクッカーに比べて高めの値段設定です。
15cmのクッカーなら1,000円以下でもありますが、6インチのステンレス製ダッチオーブンは1万円以上と驚きの差額です。
ですが、精密に計算された機能性の高さや、料理の質や幅が格段にアップして楽しくキャンプができれば、値段以上の価値があります。
安くはないですが、十分に見返りのあるアイテムです。
6インチのダッチオーブンおすすめ5選
【UNIFLAMEUF】
ダッチオーブンII 6インチ(661147)
安心の「Made in Japan」であり、毎年数量限定で販売される6インチのダッチオーブンです。
サビに強く熱伝導に優れている「黒皮鉄板」なので、メンテナンスしやすく、長く愛用できます。
家庭用洗剤を使えるので清潔に保つことができ、金タワシを使っても傷がつきにくいのも大きなメリット。
「ちびパンケース」にぴったり収納でき、持ち運びも簡単です。
【TSBBQ】
ライトステンレス ダッチオーブン6インチ (TSBBQ-011)
見た目が美しいだけでなく、メンテナンスのしやすさと利便性の高さが魅力のダッチオーブンです。
素材がステンレスなのでサビにくく、シーズニングや使用後に油をなじませる必要がありません。
IH対応で自宅でも手軽に使え、上部の持ち手を外せばコンパクトに収納できます。
「手軽に使えて機能性が高いものがいい」というわがままを叶えてくれるアイテムです。
【tent-Mark】
アルミダッチオーブン 6インチ
「ダッチオーブンは重い」を解決してくれる、740gのアルミ製ダッチオーブンです。
アルミは熱伝導率が高く短時間で高温になるので、ご飯を炊くとふっくら、うまみを引き出してくれます。
また、表面はテフロン加工で、すぐに洗えないときでも簡単に汚れを落とせるのもうれしいですね。
重厚感はありませんが、ソロキャンプや女性でも手軽に使えるのがメリットです。
【snow peak】
コロダッチポット 6インチ (CS-501R)
テーブルに置いても場所をとらないコンパクトさと、コロンとかわいいサイズが人気のダッチオーブンです。
ソロキャンプや、ちょっとした料理を1品追加したい時に重宝します。
フタもしっかりと重みがあるので、気密性が高く、食材のうまみを逃がさない無水調理も簡単です。
また、フタでお肉を焼けば、均一に火が通り、ふっくらやわらかなステーキに仕上がります。
【CAPTAIN STAG】
ダッチオーブン 14cm(UG-3060)
コスパがよく「ちょっと試しに使ってみたい」という方におすすめのダッチオーブンです。
直径約14cmと小さめですが、小型の焚き火台やシングルバーナーでも使いやすく、スタッキングして持ち運べます。
網に置いての調理以外にも、吊るして使えばキャンプ感がグッと高まりますよ。
シーズニングが不要なので、買ってそのままキャンプにいけるのも人気のポイントです。
まとめ
ダッチオーブンは必須アイテムではありませんが、手軽に美味しいキャンプご飯が作れて、みんなのお腹と心を満たしてくれます。
大切にすれば長く愛用できるので、お気に入りのダッチオーブンをみつけましょう。
6インチのダッチオーブンの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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