アウトドアでは、普段家で作らない凝った料理を楽しむために、ダッチオーブンを使う方も多いのではないでしょうか。
使い道が豊富で、多彩な料理を楽しむことができるダッチオーブンは、アウトドアをより楽しませてくれます。
とはいえ、どのサイズを選んだらいいのか、何人で使うのに適しているかなど、分からないことも多いでしょう。
せっかくのアウトドア料理で失敗しないよう、扱いやすい8インチの中から、おすすめのダッチオーブンを10個ご紹介します。
目次
- 1 8インチのダッチオーブンを使うメリット
- 2 8インチのダッチオーブンを使うデメリット
- 3 8インチのダッチオーブンの選び方
- 4 8インチのダッチオーブンおすすめ10選
- 4.1 【SOTO】日本製 ダッチオーブン ステンレス(ST-908)
- 4.2 【SOTO】ステンレスダッチオーブン 8インチ & ステンレスダッチオーブン用リッドリフター
- 4.3 【ロゴス】SLダッチオーブン8inch(81062238)
- 4.4 【ユニフレーム】UFダッチオーブン8インチ(660935)
- 4.5 【ユニフレーム】UFダッチオーブン8インチ&ステンレスリフター&トートバック
- 4.6 【ユニフレーム】UFダッチオーブン8インチ & ダッチオーブン底上げネット8インチ用
- 4.7 【ベルモント】ダッチインダッチオーブン 深型(BM-256)
- 4.8 【TSBBQ】ライトステンレス ダッチオーブン (TSBBQ-006)
- 4.9 【キャプテンスタッグ】ダッチオーブン 鉄鋳物(UG-3045)
- 4.10 【コールマン】ダッチオーブンSF(170-9393)
- 5 まとめ
8インチのダッチオーブンを使うメリット
大きすぎない
ダッチオーブンは重量があるため、大きいものは準備や片付け、清掃など、一つ一つの作業が面倒に感じてしまいます。
8インチとは、約20cmほどであり、扱いやすいうえに、多くの食材を入れることができる、ちょうど良いサイズです。
鍋としての不足はなく、それでいて、コンパクトに収納ができる8インチのダッチオーブンは、非常に便利です。
持ち運びしやすい
前述した通り、8インチは大きすぎないサイズなので、嵩張りにくく、持ち運びにも適しています。
重みはあるものの、幅を取らないので、その分他の荷物や食材を収納するスペースが確保できて便利です。
また、調理中も火力調整のために、炎に近づけたり離したりがスムーズにでき、難しい料理にもぴったりです。
ソロからグループまで使いやすい
容量が多すぎず少なすぎない8インチは、一人で使うのはもちろん、グループ数人で使うこともできて便利です。
ソロキャンプでは、凝った料理や時間のかかる料理も、ダッチオーブンを使って、思う存分自由に調理を楽しむことができます。
数人であれば、同じダッチオーブンで十分事足りるため、一つ持っておくだけでも幅広く使うことができます。
8インチのダッチオーブンを使うデメリット
サイズの割には重たい
嵩張りにくいサイズではありますが、ダッチオーブンである以上、どっしりとした重みがあります。
鞄に収納した時や、焚き火で調理をするために、吊り下げて使う場合には、重量に気を付けなければなりません。
あまり軽すぎるものを選んでしまうと、安定感がなく、バランスを崩しやすいものもあるため注意が必要です。
大人数には向かない
数人で使う分には問題ありませんが、大人数で鍋を囲ったり、多くの料理を作るにはあまり適していません。
また、キャンプの定番とも言える、丸鶏のローストチキンなどは、多くの容量を使うため、8インチでは難しいでしょう。
大人数で使いたい場合には、もっとサイズの大きい10インチや12インチを選ぶことをおすすめします。
手入れが面倒
どのサイズにも言えますが、ダッチオーブンは使う前や使った後、様々な手入れの作業があるため面倒と感じてしまいます。
重みがあるため、流しでゴシゴシ洗ったり、全体についてしまった錆びを落としたり、多くの手間がかかります。
素材によっても手入れ方法が異なるため、ダッチオーブンを選ぶ際は、取り扱い方法などもよく確認しておくと安心です。
8インチのダッチオーブンの選び方
素材を確認
ダッチオーブンは使われている素材によって、取り扱い方法、本体の重さ、耐久性などが大きく異なります。
比較的安価に購入ができる「鋳鉄製」は、使用前にオイルを使ったシーズニングを必要とする場合がほとんどです。
一方、「ステンレス製」は錆びにくく、面倒な手入れが少ない特徴がありますが、高価なものが多くなります。
「アルミ製」は非常に軽く、手入れの手間も少なく便利ですが、これも安く購入することは難しいでしょう。
「手間がかかる手入れも楽しみたい」という方は鋳鉄製、「高価でも手間はかけたくない」という方はステンレス製がおすすめです。
持ちやすい取っ手があるか
ダッチオーブンは、調理中に火から離したり、場所を移したりと、熱い状態のまま持ち運ぶ機会がたくさんあります。
鍋の両側が取っ手になっているものは、取っ手部分が嵩張らず、安定して持ち運ぶことができて安心です。
取っ手が邪魔にならないため、洗う際にも便利ですが、移動の際はどうしても両手が塞がってしまいます。
片手で持ち上げられる取っ手が付いたものは、片手があくため、鍋を持ちながら卓上を片付けることもできて便利です。
中には、本体と取っ手の素材が異なるものもあるため、取り扱い方法や手入れ方法をよく確認しておくことも大切です。
使用人数は何人か
8インチサイズの容量は、ソロから2、3人での料理にちょうど良く、それ以上の人数では不足を感じるかもしれません。
普段はソロキャンプなどで使い、時々グループで使うぐらいだと、より多くの場面で使うことができて便利です。
大人数でしか使わないという方は、8インチではなく、もう少し大きめなサイズを選んだ方が安心です。
何人で使いたいのか、どんな場面で使いたいのかを考え、事前にイメージしておくと良いでしょう。
8インチのダッチオーブンおすすめ10選
【SOTO】
日本製 ダッチオーブン ステンレス(ST-908)
お手入れが簡単で、ステンレス製のため錆びにくく、頑丈で丈夫なダッチオーブンです。
焼き入れや錆落としなどの作業を必要としないため、面倒な手入れをしたく無い方や初心者の方におすすめです。
IHヒーターや、食洗機にも対応しており、自宅で凝った料理を楽しんだあと、楽に洗って収納しておくことができます。
【SOTO】
ステンレスダッチオーブン 8インチ & ステンレスダッチオーブン用リッドリフター
上でご紹介した、ステンレス製のダッチオーブンに、蓋を開けるための専用の器具がセットとなった商品です。
ダッチオーブンは本体だけでなく、蓋もかなり高温になり、素手では触ることができないので非常に重宝します。
蓋には、十字の取っ手がありバランスを取りやすいため、安定して蓋を持ち上げることができます。
【ロゴス】
SLダッチオーブン8inch(81062238)
非常に低価格で購入ができ、大きい取っ手で持ち運びしやすい鋳鉄製のダッチオーブンです。
大きめな取っ手のため、焚き火の上で吊るして調理したり、熱した鍋を移動させるのも簡単です。
鋳鉄製にしては珍しく、IHクッキングヒーターにも対応しているため、電源付きサイトや自宅でも使うことができます。
【ユニフレーム】
UFダッチオーブン8インチ(660935)
黒皮鉄板製のダッチオーブンは、表面がつるつるしており、汚れがこびり付きにくく、お手入れが簡単です。
取っ手は2本のアームが交差するような構造になっており、持ち上げた時に1本のタイプよりも安定感があります。
本体と蓋のずれがなく、ピッタリと蓋を閉めることができるため、熱がしっかり伝わり、より効率的な調理が可能です。
【ユニフレーム】
UFダッチオーブン8インチ&ステンレスリフター&トートバック
扱いやすいダッチオーブンに、蓋を持ち上げるためのリフターと、専用の収納ケースがセットになっています。
蓋外し用の器具は、フックだけでなく、両側に出た金具で安定して持ち上げることができ、熱々の蓋でも安心です。
収納ケースの蓋は、紐を引っ張って閉めることができ、他の荷物を汚してしまう心配がありません。
【ユニフレーム】
UFダッチオーブン8インチ & ダッチオーブン底上げネット8インチ用
丈夫で長く使えるダッチオーブンに、専用の底上げネットが付いて、食材を蒸すこともできる便利なセットです。
ダッチオーブンのサイズに合ったネットを探すのは大変なので、専用のものが付いているのは嬉しいポイントです。
ネットを使うことで、食材が直接鍋の底に付かないため、焼きつきや焦げ付きを防ぐこともできます。
【ベルモント】
ダッチインダッチオーブン 深型(BM-256)
蓋に持ち手が無いことで、閉めるとフラットで収納しやすく、蓋をフライパンの代わりとしても使うことができます。
専用のリフレクターは、熱々の状態で蓋を開けたり、フライパンとして調理する時にも使うことができます。
本体の取っ手中央付近には窪みがあるため、吊るして使う際、フックからずれて斜めになる心配もありません。
【TSBBQ】
ライトステンレス ダッチオーブン (TSBBQ-006)
鍋の底に角がなく丸いため、洗ったり拭いたりする際、汚れが落ちやすく、使い勝手の良いダッチオーブンです。
見た目はつるつるしており、家庭で使っていても全く違和感がなく、ステンレス製のためお手入れも楽々です。
吊るせる取っ手だけでなく、両サイドの取っ手もあるため、シチュエーションに応じて安全に運ぶことができます。
【キャプテンスタッグ】
ダッチオーブン 鉄鋳物(UG-3045)
非常に低価格にも関わらず、使用前のシーズニングが不要で、簡単なお手入れですぐに使える、鋳鉄製のダッチオーブンです。
丸みがあるため、蓋の上に炭などをのせることはできませんが、その分鍋本体の中に多くの食材を入れることができます。
家庭のガスコンロだけでなく、IHヒーターで調理することもでき、非常にコスパの良い商品です。
【コールマン】
ダッチオーブンSF(170-9393)
シンプルなつくりで扱いやすく、油を染み込ませる作業が必要ないため、すぐに使い始めることができます。
専用の収納ケースだけでなく、蓋を持ち上げる治具があるため、他に買い足す必要もありません。
手頃なサイズで、ガスコンロの火にかけることができるので、屋内での調理にも便利なアイテムです。
まとめ
8インチのダッチオーブンは、十分な容量が備わっているにも関わらず、あまり嵩張らず持ち運びにも優れています。
メリットやデメリットを踏まえ、より使いやすく、魅力的なダッチオーブンを探してみてください。
8インチのダッチオーブンの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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