パソコンやPS5で本格的にゲームに力を入れようと思ったときに、真っ先に変更したいデバイスのひとつに、ゲーミングモニターがあります。
ゲーミングモニターは、応答速度や高リフレッシュレートなど、ゲームを快適にプレイするために必要です。
ですが、スペックを突き詰めると価格もどうしても上がってしまい、購入に踏み切れない人も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、1万円以下のゲーミングモニターについてや、おすすめ商品を紹介します。
- PCゲーム歴15年
- 中古PC組立・販売会社に勤務
幼少期からゲームが大好きで、10代後半に初めてゲーミングPCを購入し、そこからPCゲームにのめりこんでいきました。 遊ぶゲームのジャンルは多岐に渡り、流行りのゲームは遊んでみるタイプです。
目次
1万円以下のゲーミングモニターを使うメリット
1万円以下のゲーミングモニターを使うメリットですが、次のとおりです。
- ゲーミングモニターデビューにピッタリ
- 発色の良さやゲームにピッタリな機能が付いている
ゲーミングモニターデビューにピッタリ
1万円以下のため、まずはゲーミングモニターというものがどういう効果があるのかというのを試したい人にピッタリです。
もちろん、高価なモデルと比べてスペック自体は落ちますが、一般的なモニターよりかは遥かにゲームにマッチしています。
また、その後に高価でハイスペックなゲーミングモニターを購入したとしても、1万円以下で購入したゲーミングモニターをサブモニターとして使うこともできます。
発色の良さやゲームにピッタリな機能が付いている
ゲーミングモニターの良さは、フリッカーレスやブルーライトカット、プリインストールの設定にゲームモードがあることなどが挙げられます。
特に、フリッカーレスに関しては、今まで一般的なモニターを使ってきた人であれば、ゲーム中に違いを実感できるでしょう。
また、パネルの種類にもよりますが、ゲーミングモニターは発色の良さも際立ちます。
そのため、綺麗な映像や色表現の高い状態でゲームをしたい人にピッタリです。
1万円以下のゲーミングモニターを使うデメリット
一方でデメリットは下記のとおりです。
- 75Hz以上のモデルが無い
- サイズが小さい
75Hz以上のモデルが無い
安価なため、全体的にコストカットを強いられており、スペックにもダイレクトに影響しています。
最も影響のあるポイントとして、応答速度やリフレッシュレートが挙げられますが、特にリフレッシュレートは75Hzを超える商品がありません。
PS5であれば120Hz、パソコンであればパーツの性能にもよりますが、120~144Hzが一般的で、スペック次第では240Hzも狙えます。
そのため、高リフレッシュレートを必要としている人は、1万円以下のモデルを購入するのは避けましょう。
サイズが小さい
コストカットの影響はインチ数にも出ており、1万円以下のゲーミングモニターは22インチがほとんどです。
稀に24インチもありますが、インチが大きくなった代わりに他の性能を犠牲にしています。
そのため、大画面でゲームをプレイしたい人には合わないでしょう。
もう少し金額を出せば、サイズの大きいゲーミングモニターを購入できるため、検討してみても良いかもしれません。
1万円以下のゲーミングモニターの選び方
1万円以下のゲーミングモニターを購入する際に注目しておきたいポイントは、下記のとおりです。
- 応答速度
- パネルの種類
応答速度
マウスを動かしたり、ゲーム内で何か変化が起こってからモニターに出力されるまでの速度を「応答速度」と言います。
その応答速度が速ければ速いほど、瞬時な判断がしやすくなったり、映像と音のズレが小さくなります。
他にもリフレッシュレートなど優先したい部分はありますが、1万円以下だと75Hzを超えるモデルはありません。
そのため、真っ先に応答速度に注目することをおすすめします。
一般的には2ms以下であれば問題ありませんが、追求するのであれば1msがいいでしょう。
パネルの種類
ゲーミングモニターに使われているモニターは主に3種類あります。
大雑把にまとめると、応答速度重視で選ぶならTNパネル、色表現で映像美を追求するならIPSパネル、2つの中間であるVAパネルとなっています。
1万円以下のゲーミングモニターの場合、ほとんどがVAパネルとなっているので、選びづらいかもしれません。
中には、IPSパネル搭載のモデルもありますので、好みや用途によって選びましょう。
1万円以下のゲーミングモニターおすすめ4選
【KOORUI】
22インチモニター 1080P/フルHD 75HZ(22N1)
ゲーミングモニターの中で最安値のモデルです。
ここまで安価にもかかわらず、3辺のフレームが極薄で視認性が高くなっているのも特徴。
そのため、複数枚を同時に購入し、境界線の無い見やすい環境を作るのもいいでしょう。
ゲーミングモニターとしてのスペックは、フリッカー対策やブルーライトカットなど、定番の機能を搭載しているので、使いやすさもあります。
【アイリスオーヤマ】
21.5インチ ゲーミングモニター(ILD-A21FHD-B)
コントラストの高いVAパネルを採用したゲーミングモニターです。
モニターの設定に、ゲームモードが複数プリインストールされているため、初心者でも使いやすいモデルとなっています。
100×100のVESAマウントに対応しているので、モニターアームはもちろん壁掛けも可能です。
【アイリスオーヤマ】
モニター 21インチ VA 75Hz(ILD-D21FHD-B)
VAパネルの高コントラストに加え、ベゼルが薄型になっているゲーミングモニターです。
先述した同メーカーのモデルと比較すると、大きな違いはベゼルが薄いかどうかと、リフレッシュレートが75Hzになっている部分です。
使い道や好みによりますので、どちらも選べるのは嬉しいポイントとなっています。
【DAILYLIVE】
Ampedly ゲーミングモニター 24インチ IPSパネル(YXC-240200WP)
安価ながらIPSパネルを採用したゲーミングモニターで、黒い部分が見やすいほか、コントラストも高く映像美を楽しめます。
応答速度も1msと速く、瞬時の判断による急激な操作でもしっかり遅延なく表示してくれるため、どちらかというとFPS向けのモニターです。
もちろん、どんなゲームにも使用できるので、ゲーミングモニターデビューにもピッタリです。
まとめ
できれば安価にデバイスを揃えたいのは誰しも考えるポイントです。
商品数は少ないながらも場合によっては使いやすいモデルがあるので、ご自身の用途にピッタリ当てはまるなら、是非選んでみてください。
1万円以下のゲーミングモニターの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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