ファミリーキャンプにおいて、家以上に料理を楽しみたい方や、外だからこそ出来る大きな肉料理を堪能したい方も多いのではないでしょうか?
だからこそ、調理のシーンに重心を置いている方が増えています。
そこで、鉄板にもこだわりを持って選ぶと料理の幅や楽しみ方が増え、複数人数でのキャンプではその使い方も多彩です。
本記事では、ファミリー用鉄板の特徴や選び方のポイント、おすすめする製品について詳しく解説しています。
目次
- 1 ファミリーキャンプ向け鉄板を使うメリット
- 2 ファミリーキャンプ向け鉄板を使うデメリット
- 3 ファミリーキャンプ向け鉄板の選び方
- 4 ファミリーキャンプ向け鉄板おすすめ10選
- 4.1 【キャプテンスタッグ】ニューアイガーグリドル(M-6571)
- 4.2 【MORIKAWA】ZEOOR 極厚バーベキュー鉄板(BQ90-03A)
- 4.3 【スノーピーク】グリルプレート黒皮鉄板(GR-006)
- 4.4 【ソト】アルミグリドル(ST-560)
- 4.5 【ユニフレーム】UFタフグリル鉄板(665282)
- 4.6 【ユニフレーム】ファイアグリル ラージ(683163)
- 4.7 【ユニフレーム】 ユニ鉄(665725)
- 4.8 【コールマン】 クラシックアイアングリドル(2000021879)
- 4.9 【キャプテンスタッグ】 炭焼一番 丸型七輪(M-6589)
- 4.10 【キャプテンスタッグ】 キャストアルミグリルプレート(UG-3003)
- 5 まとめ
ファミリーキャンプ向け鉄板を使うメリット
同時に複数の調理が可能
ファミリー向け鉄板は、サイズが比較的大きめのものが多いです。
そのため、肉を焼きながら隣で焼きそばを焼いたりと、同時進行で素早く食事の支度が可能となります。
サイズが大きいと、その分持ち運びは大変になるため、バランスよく判断するとよいでしょう。
大人数で同時に使える
鉄板を複数人で囲むバーベキュースタイルの場合、鉄板に余裕があると好きなものを好きなタイミングで焼きやすいです。
大判のファミリー用鉄板を使えば、グループキャンプでスペース不足になる可能性も低くなります。
また、メイン料理を中央で作りながら、つまみを周囲で焼きながら食べたり、時間も有効利用が可能です。
大量の料理を作りやすい
ファミリーキャンプ向けの鉄板は面が広いので、一度にたくさんの料理を作るのにも向いています。
小さな鉄板では具材が溢れたり作りにくい料理も、ストレスなく作る事が可能となるでしょう。
また、幅や長さのある肉・野菜の調理なども、小さくカットする手間なく一気に焼けるので便利です。
ファミリーキャンプ向け鉄板を使うデメリット
運搬に負担がかかる
大きな鉄板はそれだけ空間の幅をとるので、車のトランクなどで収納に一工夫必要となります。
また、重量もそれなりのものとなるので、キャンプサイトなどで持ち運びの際は負担となりやすいです。
後述のアルミ鉄板などを併用すると、軽量化し負担を少なくする事もできます。
清掃が難しい
キャンプサイトの洗い場は、サイズが小さかったり、隣の人と隣同士で水場を共有することも多いです。
その場合、洗い場を占領して大きな鉄板を洗うのが難しい場合があります。
できるだけ洗い場が空いている時間帯を見計らう、鉄板の油を拭いて最低限の後処理だけとし、残りは家で洗う、などの対策が必要となるでしょう。
ムラなく加熱するのが難しい
鉄板を加熱する際には、炭を用いたグリルや焚き火台、大型ガスコンロを使うこととなるでしょう。
小さな鉄板であれば、火元がコンパクトでも火が回り、問題なく調理出来ると考えられます。
ただし、ファミリーサイズの鉄板を使う場合は、それなりの火元のサイズがないと均一に熱が伝わらず、焼きムラが出来てしまう恐れがあるため注意しましょう。
ファミリーキャンプ向け鉄板の選び方
サイズで選ぶ
ファミリー向け鉄板の中でも、3人用〜8人用など、サイズのバリエーションはそれぞれです。
手持ちのグリル台などのサイズとも比較し、対応出来る製品を選ぶ必要があります。
また、設置や清掃しやすい重量かどうか、出来れば実物を見て判断することをおすすめします。
素材で選ぶ
現在メジャーな鉄板の種類は、鉄・ステンレス・アルミの3種類です。
鉄製鉄板のメリットは蓄熱製が高く、厚手の肉などでもムラなく焼ける点にあり、ステンレス製は加えて手入れのしやすさに優れています。
アルミ製の良さは熱伝導率の高さと、軽量で運びやすい点にあると言えるでしょう。
形状で選ぶ
鉄板の形によっても適するシチュエーションが異なります。
平型は様々な用途に対応可能で手入れしやすく、波型、穴あき型は余分な油を落としてヘルシーな調理が可能。
また、水分の多い調理や具材の溢れやすい料理に向いた深型の鉄板も販売されています。
ファミリーキャンプ向け鉄板おすすめ10選
【キャプテンスタッグ】
ニューアイガーグリドル(M-6571)
最もベーシックな平型形状のファミリーサイズ鉄板です。
持ち手も付いているため、料理を載せたまま運ぶようなシーンでもやけどの心配がありません。
運搬、セッティング、後掃除のしやすさと、複数人数での使用に問題ない十分なサイズ感を両立しています。
そのため、初めてファミリー用鉄板を購入される方にはおすすめの製品です。
【MORIKAWA】
ZEOOR 極厚バーベキュー鉄板(BQ90-03A)
9mmという厚みにより、蓄熱性と保温性が高く、分厚い肉料理などでもムラなく加熱可能です。
また旨みを閉じ込め、焼き上がりも専門店のような最高の仕上がりが期待できます。
厚みのある分、重量は重くなりますが、料理がメインの方には使い勝手と満足度の高い製品と言えるでしょう。
【スノーピーク】
グリルプレート黒皮鉄板(GR-006)
深型の鉄板のため、周囲の立ち上がりにより食材がこぼれにくいのが特徴です。
また多少汁気の多い料理でも安心して調理できるので、メニューの幅も広がるのではないでしょうか。
スノーピークユーザーであれば、専用の焚き火台とも完全にフィットさせることができますので、是非チェックしてみてください。
【ソト】
アルミグリドル(ST-560)
軽量で持ち運びなどに便利なアルミ製の鉄板です。
さらに表面のフッ素加工により、汚れがこびり付きにくく、キャンプ後の鉄板お手入れのストレスも軽減します。
周囲に油落とし用の側溝が設けられているので、平型鉄板のオールマイティさと、波型鉄板のヘルシーさを両立した製品と言えるでしょう。
【ユニフレーム】
UFタフグリル鉄板(665282)
大型、かつ鉄製ながら、比較的重量を抑えて運搬しやすい製品です。
特徴は4センチもの深さで、大量の具材を炒めたり、水分多めの料理を扱ったりする際に効果を発揮します。
こちらも、ユニフレーム製のグリル製品と相性よく設計されているので、すでにお持ちの方にも大変おすすめです。
【ユニフレーム】
ファイアグリル ラージ(683163)
大型の鉄板の表面に、細かなエンボス加工が施されています。
その凹凸により、調理の際の焦げ付きを低減し、調理に慣れていない方でも安心して扱えるのが魅力です。
こちらは、ユニフレーム製の焚火台である「ファイアグリル」専用の製品となっておりますので、購入の際はセットで買い求めるようにしてください。
【ユニフレーム】
ユニ鉄(665725)
片側にフラット面と凹凸のあるエンボス面を両方備えている鉄板。
大人数キャンプなどで、同時に肉と野菜を調理するシーンなど、多様な用途で活躍してくれるでしょう。
フチ部分の立ち上がりにより、火元に油が落ちることでの煙の発生も防いでくれるなど、使いやすい製品です。
【コールマン】
クラシックアイアングリドル(2000021879)
本製品は、両面にフラットな鉄板と、波型の鉄板を備えており、リバーシブルに使用できるのが他にはない特徴です。
運搬に便利な専用の収納用ケースが付属しており、多少の重量でも扱いやすくなっています。
また、シーズニングは不要な仕様となっているため、購入後すぐにキャンプで使用したい方にもおすすめの製品です。
【キャプテンスタッグ】
炭焼一番 丸型七輪(M-6589)
丸型の形状が珍しい本製品は、ピザ作りやパエリア、焼きそばなどを調理しそのままサーブするようなシーンで活躍します。
深さも十分なため、直火で豪快に鉄板を返しながらの調理もできそうです。
大きく握りやすいハンドルにより、調理中や持ち運び時にもしっかりグリップでき、便利な製品となっています。
【キャプテンスタッグ】
キャストアルミグリルプレート(UG-3003)
焚き火やグリル、ガスコンロはもとより、IHヒーターにも対応している製品です。
フッ素樹脂加工により、手入れしやすく、うっかり焦げ付きの心配も少ないため、幅広いユーザーにおすすめの鉄板です。
キャンプはもとより、家庭での仕様にも適したグリルプレートと言えます。
まとめ
ファミリー・大人数キャンプ用の鉄板は、そのサイズだけでなく、素材や形によっても最適な製品が異なります。
最も自分のスタイルに合った形を選ぶともに、シーンに応じて使い分けると良いでしょう。
ファミリーキャンプ向け鉄板の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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