様々な水温環境での適応性はもちろん、ウェットスーツは運動機能を考慮する上でも様々なタイプにて使い分けなくてはなりません。
その中でも3mmは秋から冬にかけて着用するウェットスーツの素材として、主にシーガルやフルスーツに使用されています。
今回は3mmのウェットスーツにあるそれそれの実情なども踏まえ、おすすめとしての10選をメーカー毎で詳しく紹介していきます。
目次
- 1 3mmのウェットスーツを使うメリット
- 2 3mmのウェットスーツを使うデメリット
- 3 3mmのウェットスーツおすすめ10選
- 3.1 【Owntop】ウェットスーツ 3mm
- 3.2 【ZEAK】フルスーツ 3×2mm(ZSM3LLB)
- 3.3 【FELLOW】ロングスプリング 3mm
- 3.4 【RSS SURF】ウェットスーツ シーガル 3mm
- 3.5 【AIRFRIC】ウェットスーツ チェストジップ 3mm(A-21ws01)
- 3.6 【ACEGO】 フルスーツ 3mm(MF307BK)
- 3.7 【VISSLA】セブンシーズ 3×2mm(MW32Q7CC)
- 3.8 【MORGEN SKY】ジャージフルスーツ 3mm (1390)
- 3.9 【MORGEN SKY】ロングジョン 3mm(MY011)
- 3.10 【BILLABONG】ジャージフルスーツ 3×2mm(BC018-012 )
- 4 まとめ
3mmのウェットスーツを使うメリット
使用できる季節の期間が比較的長い
四季がある日本に於いては季節毎での使い分けは勿論、水温や時間帯による見極めが使用する上での判断基準になります。
3mm厚としての生地は夏の終わり頃から冬までと使用期間は比較的長く、フルスーツの素材としても使用頻度は高いでしょう。
ウェットスーツは決して安いものではありませんので、使用できる季節の期間が長いというのは最大のメリットと言えます。
適度な厚みにて得られる運動性
主に冬用として用いるウェットスーツの多くは5mm厚となっており、セミドライなどの6mmともなれば当然運動性は低下します。
「真冬以外」に限られるといえど、3mmのウェットスーツではパドリングやラインディングでのパフォーマンスに負担を与えません。
季節に合わせた保温性はもちろん、3mmとしての厚みが適度な運動機能の保持にも繋げてくれます。
適度な厚みによる扱い易さ
冬・真冬用としてのドライ/セミドライなど、十分な生地の厚みがあるせいで洗う際での扱いは意外に困難となる場合があります。
3mmというその適度な厚みとなる生地の性質上、使用後の水洗いでは吸水量が少なく済む事から取り扱いが比較的楽と言えます。
あと真冬用に多いとされてる5〜6mm厚の生地と比べて重要も軽くなり、サーフィン支度での持ち運びも容易になるでしょう。
3mmのウェットスーツを使うデメリット
使い回しが出来ない
1mm〜2mm厚の生地を省き、3mmのウェットスーツでは春から秋までと使用できる期間は比較的長いとされています。
ただし夏以外でも気温が高い時を含め、想像以上に水温が低い状況下などでの3mmウェットスーツの使用は少し厳しくなります。
全身が覆われるフルスーツ仕様のウェットスーツと言えど、「3mmは適度な厚みながらも使い回しには不利」と言えるでしょう。
耐久性に劣る
3mm厚の生地は「着脱の際での引っ張り」には弱く、使用時に於ける「伸縮に対した耐久性も比較的低い」とされています。
一般的にもジャージ素材にて全て縫い合わせる仕様が多く、使用時での伸縮によって最も弱いとされる繋ぎ目に負荷を与えます。
1mm〜2mm程の弱さでは無いと言えど、耐久性を図る点では「まだまだ改善の余地がある段階」とも言えるでしょう。
目立たない修理が困難
主に夏用となる1mm〜2mmに並び、3mmでもジャージ仕様としての縫い合わせが多くなる関係上、修理が困難になる場合もあります。
ゴム同士の場合、接着剤を用いた貼り合わせであればある程度の傷跡は消せますので比較的綺麗な仕上げとなるでしょう。
ただ3mm生地の殆どはラバースキン同士での貼り合わせとは違い、基本的には縫い合わせる事となりますので傷跡も残ります。
3mmのウェットスーツおすすめ10選
【Owntop】
ウェットスーツ 3mm
ダイビングやSUPを始め、ビギナーサーファーにとっても初のウェッスーツ選びでおすすめ出来るのがこちらのアイテムです。
価格がリーズナブルでありながらも有名メーカーと比較しても遜色がなく、保温性と共に運動性にも優れたデザインになっています。
首回りはベルクロにて調整可能となっている他、背中からのエントリーとなるバックジップによって着脱も容易になっています。
【ZEAK】
フルスーツ 3×2mm(ZSM3LLB)
定番ブランドに拘りを持たないサーファーも多い昨今、低価格+高品質にて人気を博すウェットスーツがこちらになります。
素材はネオプレーンゴムとナイロンジャージにより伸縮性が高く、保温性にも優れているので著しい体温低下を防止します。
ボディーの3mm生地に対して腕部分を2mmの生地で調整し、脇部分に少しゆとりがあるのでパドリングも容易となるでしょう。
【FELLOW】
ロングスプリング 3mm
JPSA(日本サーフィン連盟)オフィシャルブランドとしての信頼性があり、初心者にもおすすめ出来るアイテムがこちらです。
3D立体裁断による体への絶妙なフィット感の他、抜群な伸縮力によって激しいライディングでもストレスを与えません。
風が吹く等の少し肌寒い気温の時期など、3mm厚の生地が快適なサーフパフォーマンスを可能にしてくれます。
【RSS SURF】
ウェットスーツ シーガル 3mm
耐久性に優れている事を始め、初心者にとっても抜群のコストパフォーマンスからおすすめ出来るアイテムがこちらになります。
生地は軽量性が高く、伸縮性に優れたストレッチジャージによって激しいライディングであっても圧迫感を感じません。
ビギナーサーファーを始め、様々なウォータスポーツにも対応したモデルとしてもおすすめになってます。
【AIRFRIC】
ウェットスーツ チェストジップ 3mm(A-21ws01)
海外工場にて大量生産を行い、低価格でありながらも高品質なウェットスーツとして周知されてるブランドがAIRFRICです。
開口部は伸縮性に優れたネオプレーンによって着脱が容易となり、襟や袖、裾にかけても特殊ラバーにて水の侵入を防ぎます。
また膝部分には発泡ウレタンプリントを採用し、テイクオフ時で起こる「デッキパッド擦れ」から生地の損傷を防いでくれます。
【ACEGO】
フルスーツ 3mm(MF307BK)
”ウォータースポーツを楽しむ”をコンセプトとしているだけに、サーフィン入門用としても常に上位に入るアイテムがこちらです。
伸縮性のある3mm厚のネオプレーンを使用する事により、保温性と運動性を常にベストな状態に保つ事を可能にしています。
スキンネックシールによって首回りからの水の侵入を防ぎ、オーパロックカフ加工にて手首や足首にもフィット感を出しています。
【VISSLA】
セブンシーズ 3×2mm(MW32Q7CC)
創設者ポール・ナウディが持つメンタリティーのもと、あらゆるカルチャーからのインスパイアによって生まれたのがVISSLAです。
セブンシーズでは石灰岩原料からのスーパーストレッチ素材により、容易な着脱から高い運動性を実現しております。
リキッドテープのリーリングが水の侵入を最小限に抑え、スープラテックパットの採用によって膝は強化された仕様になっています。
【MORGEN SKY】
ジャージフルスーツ 3mm (1390)
ウォータースポーツの全てに対応するなど、低価格帯モデルとしても人気が高いMORGEN SKYのジャージフルスーツ 3mmです。
ナイロンとネオプレーンの組み合わせにて弾力のある生地に仕上げられ、保温性に加え、運動性にも優れた仕様となってます。
既製品としながらもサイズ別でのラインナップは豊富になっており、個々の体型に合わせる細かいチョイスが可能となってます。
【MORGEN SKY】
ロングジョン 3mm(MY011)
水温が低い日やシーガルでは少し気温が高く感じる日など、足腰を冷やさず、上半身に負担を与えないのがこちらのアイテムです。
半袖ジャケットやタッパーの着用をする事により、シーガルやフルスーツとしての使用が可能となってます。
ツーピースモデルとして1〜3シーズンはもちろん、一年を通した自由な使い分けが楽しめる仕様になっています。
【BILLABONG】
ジャージフルスーツ 3×2mm(BC018-012 )
老舗サーフギアブランドとしての実績から、あらゆるライダーらのフィードバックにて誕生したのがBILLABONGのフルスーツです。
腕部分には2mm厚の生地に加え、ボディーから下半身にかけては3mm厚の生地によって保温性と運動性を高めた仕上げになってます。
生地の素材にはBILLABONG社独自となる ”ITADAKI ULTRA FLEX” を採用し、スムーズかつイージーな着脱が可能となっています。
まとめ
季節別にて分けられているウェットスーツと言えど、気温や天候によって使い分ける適切な判断が何よりも重要です。
生地に於いても一括りとした選択ではなく、自身が持つ目的と機能性を重視しながらで正しく見極めましょう。
3mmのウェットスーツの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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