冬キャンプの主役、薪ストーブは非常に楽しく、癒しと贅沢な時間を与えてくれますが、安全に使用するためにはポイントがあります。
薪ストーブの下に耐熱シートを敷くのはもはや常識ですが、脚の短い薪ストーブなら、高さのある台座や下敷きがあれば更に安心です。
引火の危険性が高い、枯れ葉や枯れ草が多い季節に使用するため、台座の使用も必須と言えるでしょう。
今回は安心して薪ストーブの台座にできる製品を、メリットやデメリットと共にご紹介します。
目次
- 1 キャンプ用薪ストーブを置く台座を使うメリット
- 2 キャンプ用薪ストーブを置く台座を使うデメリット
- 3 キャンプ用薪ストーブを置く台座の選び方
- 4 キャンプ用薪ストーブを置く台座おすすめ10選
- 4.1 【キャンピングムーン】フィールドラック(T-230)
- 4.2 【MRG】フィールドラック
- 4.3 【Anner】キャンプ テーブル(Ner-008)
- 4.4 【SOHAPI】キャンプ テーブル
- 4.5 【ヴァストランド】メッシュテーブル(VL-FTB)
- 4.6 【ヨーラー】アウトドアテーブル(YR-MT306改良版)
- 4.7 【Soomloom】FREE ZONE Table (M-30)
- 4.8 【キャプテンスタッグ】アウトドアテーブル 収納バッグ付き (UC-568)
- 4.9 【Soomloom】折り畳み式テーブル アルミ製
- 4.10 【NANGOGEAR】スタッキングラック カーキ (20111-K)
- 5 まとめ
キャンプ用薪ストーブを置く台座を使うメリット
薪ストーブの熱から地面を守る
薪ストーブは非常に高温になるため、なんの対策もしなければ地面への悪影響が考えられます。
長い脚やスタンドが付属している薪ストーブは、耐熱シートのみで対応できますが、スタンドや脚が短い場合や、全く無い製品なら台座は必須でしょう。
台座を用いることは、キャンパーとして安全に地面を守るために、大切なメリットといえます。
枯れ草などへの引火を防ぐ
薪ストーブの使用は秋〜冬と、地面に枯れ草や枯れ葉が多い季節になりますが、台座を使用することで枯れ草への引火を避けることができます。
乾燥した枯れ草に引火すると、あっという間に燃え広がり、せっかくの楽しいキャンプが大惨事になりかねません。
大きな耐熱シートと台座の組み合わせで安全に使用できるので、必ず持参することをおすすめします。
転倒防止になる
脚の短い薪ストーブは意外とつまづきやすく、転倒事故も注意しなければなりません。
台座に乗せることで視界の中に確認でき、手間暇かけて準備することで注意しているという意識が働き、無意識に危険を回避する効果があります。
薪ストーブと台座のバランスを考慮しながら、最も使いやすい製品を選ぶことも重要です。
キャンプ用薪ストーブを置く台座を使うデメリット
荷物が増える
荷物が多い冬キャンプに、重量のある台座を持参するのは、軽量化にこだわるならデメリットといえるでしょう。
アルミ製の軽量コンパクトなタイプもありますが、薪ストーブの台座として使用できる製品は少なく、主流は重量のあるスチール製になります。
気になる方は一大多役の製品など、薪ストーブ以外にも使用できるものを選ぶと良いでしょう。
高さが出るので煙突のバランスに注意する
薪ストーブ使用可能なテントは、台座に乗せることを想定していないため、煙突穴と薪ストーブのバランスに注意する必要があります。
脚が長くデザインされている製品を台座に乗せると、テントと薪ストーブの位置が近くなりすぎるため、避けた方が良いでしょう。
特にソロテントのようなコンパクトなタイプは、充分に距離をとることが大切です。
キャンプ用薪ストーブを置く台座の選び方
素材で選ぶ
薪ストーブの台座として適した素材はいくつかあり、どの製品を選ぶかはキャンパーの好みになります。
最適なのは、安定感や耐熱性もあり、無骨に使用しても様になるスチール製が使いやすく重宝します。
重量があり、持ち運びに不便を感じることもありますが、コスパも良く手に取りやすいのでおすすめです。
ステンレス製も優れていますが、高級感があるので薪ストーブの台座としては少々オーバースペックだと感じるかもしれません。
アルミ製は軽量コンパクトですが、耐久性や安定性に不安があるので、コンパクトな薪ストーブの使用に向いているでしょう。
安定感で選ぶ
薪ストーブ用の台座には、スチール製やステンレス製の安定感がある製品を選びますが、元々の用途によって多少の違いがあります。
最も安定感があるのが、スタッキング可能なラックを薪ストーブの台座にすることでしょう。
そもそも、スタッキングができるように設計されているため、安定性は抜群で耐荷重も高く、安心して使用できます。
スチール製のテーブルは足回りがしっかりしており、安定感はありますがロック機能が付いていない製品もあるため、使用には注意が必要です。
薪ストーブの大きさや重量に耐えられる、安定感のある製品を選ぶことが大切です。
携帯性で選ぶ
薪ストーブ使用の冬キャンプは荷物が多くなってしまうため、携帯のしやすさも重要なポイントです。
収納袋付きや、本体に取手が付いた製品など、重量のあるギアだけに、あると無いとでは大きな違いがあるでしょう。
コンパクトに収納可能ながら安定性も抜群のアルミの製品もあり、選択肢は広がっています。
ただし、テーブルとしては携帯性が良く使いやすい、ロールタイプのテーブルは、薪ストーブの台座としてはおすすめしません。
ロール状に連結する部分に、ゴムなどの熱に弱い素材を使用しているため、破損の恐れがあります。
多少、重量と大きさはありますが、パーツにも耐熱効果の高い金属を使用した製品をおすすめします。
キャンプ用薪ストーブを置く台座おすすめ10選
【キャンピングムーン】
フィールドラック(T-230)
脚の角度と天板枠の深さのバランスにより、高い安定性とスタッキング性を誇るキャンピングムーンのフィールドラックです。
頑丈なスチール製のラックで、30kgの耐荷重により薪ストーブだけでなく、ドリンクが入った重いクーラーボックスなども設置できます。
竹製の天板や収納バックが付属するセットもあり、テーブルや収納ラックとしても使用できる優れた製品です。
【MRG】
フィールドラック
頑丈で持ち運びに便利な収納バックが付属したフィールドラックです。
耐久性に優れたスチール製で、耐荷重は30kgと、安心して薪ストーブの台として使用できます。
収納バックはフィールドラックが3点入り、ラックの単品購入も可能なので、お好みで拡張できるのもの嬉しいポイントです。
【Anner】
キャンプ テーブル(Ner-008)
こちらは細かなメッシュのスチール製のテーブルで、60×40cmと縦の長さにゆとりがあるので、大きめの薪ストーブにもおすすめの製品です。
テーブルの側面に持ち運びに便利な取手がついているのも、何かと便利で使いやすく、力の弱い方にも嬉しいポイント。
25cmの余裕のある高さで、薪ストーブの地面への影響を軽減させます。
【SOHAPI】
キャンプ テーブル
組み立てに力が要らない簡単設計で、コンパクトなタイプなので女性にも使いやすい製品です。
小さめの薪ストーブにぴったりのサイズ感は、気軽に持ち出せてテーブルとしても使いやすく、ソロキャンプには非常におすすめ。
木製の持ち手が付いたおしゃれな雰囲気のタイプもあり、用途や好みで選べるのもポイントです。
【ヴァストランド】
メッシュテーブル(VL-FTB)
600度の耐熱塗装を施し、直火の使用もできるバランスの良い製品です。
耐荷重が15kgなので、あまりに重量のある薪ストーブの使用はできませんが、優れた耐熱性はとても重要はポイントでしょう。
テーブルとしてはもちろん、バーナーや焚き火の五徳としても使えるのは、キャンパーにとって非常に魅力的な機能です。
【ヨーラー】
アウトドアテーブル(YR-MT306改良版)
デザインの改良により、安定性と耐久性が大幅に向上した直火使用可能なヨーラーのテーブルです。
耐熱温度400度で薪ストーブを安心して使用でき、テーブルとしても五徳としても重宝します。
1年間の品質保証付きなのも安心して使えるのも、嬉しいポイントです。
【Soomloom】
FREE ZONE Table (M-30)
無骨なブラックカラーが多いスチール製のテーブルに、珍しいホワイトカラーのおしゃれな製品です。
フラットで滑らかなフルメッシュ天板は、ガタつきがちな薪ストーブも安定して設置できます。
スッキリとしたシンプルなデザインなので、どんなキャンプサイトにも使いやすく、マッチするでしょう。
【キャプテンスタッグ】
アウトドアテーブル 収納バッグ付き (UC-568)
天板がステンレス製で、フレームや脚部分にスチールを使用した安定感抜群のテーブルです。
天板の下は広い薪置きスペースになっており、地面の湿気から薪を守り、薪ストーブの熱で効率的に乾燥させることができます。
取り外しが出来る天板も何かと重宝し使い勝手が良く、スタイリッシュなデザインも人気の、非常におすすめの製品です。
【Soomloom】
折り畳み式テーブル アルミ製
非常に軽量でコンパクトに収納できる、アルミ製の折りたたみ式テーブルです。
スチール製のものより若干耐久性は劣りますが、コンパクトな薪ストーブの使用なら充分な性能があり、何より携帯性抜群なのでソロキャンプに特におすすめ。
2枚の天板の組み立て方で形が変化するので、工夫次第で様々な用途に使えるでしょう。
【NANGOGEAR】
スタッキングラック カーキ (20111-K)
アーミーテイストのカーキ色がおしゃれなスタッキングラックで、薪ストーブの台としても優れた安定感が使いやすくおすすめです。
組み立て時、収納時共にスッキリとした、キャンプにマッチしたデザインが魅力的でキャンパーの心をくすぐり、メインギアとして使いたくなるでしょう。
2台重ねて収納ラックとしての使用も可能な、無骨な雰囲気が好きなら是非手に取ってみてほしい製品です。
まとめ
薪ストーブ用の台座は、無骨な雰囲気でキャンプサイトにマッチし、普段はテーブルやラックとして使いやすく重宝します。
1台多役で様々な用途に使え、コスパも良いので手に取りやすいのも特徴です。
安全に過ごすためには必要なギアなので、是非この機会に取り入れてみてくださいね。
キャンプ用薪ストーブを置く台座の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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