自然によく合う風合い、おしゃれな見た目でキャンパーに人気のポリコットンテントですが、難燃性で火に強いという特性もあります。
また、コットンより軽く、ポリエステルとコットンのいいところを合わせたテントですので、使い勝手も非常にいいです。
この記事では、ポリコットンテントのメリット・デメリットをお伝えするとともに、おすすめの薪ストーブ対応テントも紹介していきます。
目次
- 1 薪ストーブ対応ポリコットンテントを使うメリット
- 2 薪ストーブ対応ポリコットンテントを使うデメリット
- 3 薪ストーブ対応ポリコットンテントおすすめ10選
- 3.1 【OneTigris】 Northgaze ワンポールテント
- 3.2 【OneTigris】 ROC SHIELD ポリコットン
- 3.3 【Naturehike】 ワンポールテント TC素材
- 3.4 【TOMOUNT】ワンポールテント tcテント 2-4人用
- 3.5 【TOMOUNT】 ベルテント 3m ポリコットン
- 3.6 【Fkstyle】 テント ワンポール ポリコットン 4人用
- 3.7 【glamcamp】4M ベルテント 1~3人用
- 3.8 【GOGlamping】 山稜二又ティピーテントTC180 1人用
- 3.9 【WAQ】Alpha TC SOLO DX
- 3.10 【FUTUREFOX】 FOX-BASE パップテント
- 4 まとめ
薪ストーブ対応ポリコットンテントを使うメリット
煙突穴が初めから空いている
薪ストーブ対応ということもあって、初めから煙突穴が空いているものが多いのが強みです。
穴が空いていないテントで薪ストーブを使おうと思うと、穴を空けたりフラッシングキットを装着しなければならなかったりと、失敗のリスクが伴います。
そういった手間を考えると、初めから煙突穴が空いているタイプを選ぶのが賢明と言えます。
火の粉に強い
ポリエステル製やナイロン製のテントに比べると、ポリコットン製のテントは火に強くなっています。
テント内で火気を取り扱うのは高いリスクが伴いますので、難燃性のテントを使用するのは理にかなっているといえます。
ただし、難燃性ではあるものの、絶対燃えないというわけではないので、取り扱いには注意が必要です。
薪ストーブ対応ポリコットンテントを使うデメリット
一般的な材質のテントより重くなる
ポリコットン製のテントは、ナイロン製などに比べると重量があります。
ソロキャンプ用など、小さいサイズはそこまでではないですが、ファミリー向けの大型のものになると、かなりの重量になります。
生地も分厚いのでその分収納サイズも大きくなり、ほぼ車での移動一択ということになり、徒歩などで移動を考えている方は注意が必要です。
濡れると手入れが大変
難燃性で薪ストーブにうってつけのポリコットンテントですが、濡れると非常に重くなり、乾きにくいというデメリットがあります。
キャンプ後に天気が悪い日が続くと、晴れる日を待つしかないですが、濡れた状態で何日間も放置するとカビが発生してしまうことも。
晴れの日を狙ってキャンプに行ければいいですが、変わりやすい山の天候や、自身のスケジュールなど、難しい面もあります。
薪ストーブ対応ポリコットンテントおすすめ10選
【OneTigris】
Northgaze ワンポールテント
簡単に設営できるワンポールテントで、薪ストーブ対応の煙突穴も標準装備されている、ソロキャンプ向きのテントです。
薪ストーブを使用していない時の煙突穴は、閉じると防雨製があり、雨漏りの心配はありません。
冷気を侵入させないスカートや、換気のためのベンチレーターも装備されており、冬キャンプを乗り切る基本的な装備が整った、おすすめのテントです。
【OneTigris】
ROC SHIELD ポリコットン
4シーズン対応のパップテントで、さまざまな張り方ができ、自分好みのレイアウトが可能なテントです。
もちろん薪ストーブ対応で、煙突穴、ベンチレーターも装備されており、安全面にも抜かりはありません。
テント外側に突き出るポール上部には、雨漏り防止のキャップ付属、また、撥水加工もされており、弱い雨なら余裕で凌げます。
【Naturehike】
ワンポールテント TC素材
テント上部に設けられたベンチレーターやメッシュ窓の採用により、通気性が確保されており、安全性にも配慮されたつくりです。
薪ストーブをインストールしても十分な広さが確保されており、複数人で使用しても快適に過ごせます。
【TOMOUNT】
ワンポールテント tcテント 2-4人用
耐久性、遮光性、難燃性に優れたポリコットン製の生地は、とても耐久性に優れており、息の長いテントといえます。
ベンチレーション機能も天井はもちろん、両サイドにも設けられており、暑い夏にも快適に過ごせる、4シーズン対応のテントです。
スカートは巻き上げできる仕様で、気温や季節によって、さまざまな対応ができそうです。
【TOMOUNT】
ベルテント 3m ポリコットン
モンゴルの遊牧民を思わせるような形をしたテントで、4人で使用するのに丁度いいサイズです。
サイドは360度巻き上げられる仕様になっており、まるで宙に浮いているような、とても開放感に優れたテントです。
薪ストーブを置くには、安全面を考えると広さに余裕がないと厳しいですが、このテントはとても広く、快適に過ごせるでしょう。
【Fkstyle】
テント ワンポール ポリコットン 4人用
結露防止と通気性を兼ね備えたベンチレーション機能で、安心して薪ストーブを稼働できる仕様です。
インナーテントを外すと3〜4人で、インナーテントを付けるとソロキャンプに丁度いいサイズ感になります。
薪ストーブを使わない暑い季節でも、ポリコットンテントは透湿性、遮熱性に優れており、結露もしにくいので、居住性に優れた生地といえます。
【glamcamp】
4M ベルテント 1~3人用
難燃性の煙突窓やメッシュ仕様の窓を備えた可愛らしいフォルムのベルテントです。
窓のチャックを全て閉めると、僅かに隙間が開いてしまうものですが、このベルテントには防虫シールが付いており、虫の侵入を許しません。
グランドシートはチャック式でサイドシートと完全分離でき、薪ストーブ使用時はシートレスにして、安全を保てるようにできます。
【GOGlamping】
山稜二又ティピーテントTC180 1人用
上部に2ヶ所、下部左右にも2ヶ所設けられたベンチレーターで、強力に排気を促してくれる、薪ストーブに適したテントといえます。
連結アダプターにより、多彩なアレンジを楽しめるテントで、前幕は全て取り外し可能など、本場軍幕テントを思わせる仕様です。
また、ワンポールテントではどうしても邪魔になってしまうセンターのポールを使用せず、二股ポールを採用しているところも注目です。
【WAQ】
Alpha TC SOLO DX
二股ポールを標準装備、煙突穴を追加するなど、よりソロキャンプを楽しめる仕様になっています。
Alpha TCと比べて底面積が約1.5倍広く、高さも約1.2倍高くなっており、ユーザーの声に耳を傾ける姿勢には好感が持てます。
カラーはオリーブ・タン・ブラックの三色から展開されており、ご自分のキャンプギアに合わせた選び方ができるのは嬉しいです。
【FUTUREFOX】
FOX-BASE パップテント
かなり本物のパップテントに近いヴィジュアルで、ミリタリー好きな方にはたまらない外観になっています。
設営方法を自分好みにできるのもパップテントの醍醐味で、いろいろな張り方で幕内のレイアウトを考えるのも楽しみの一つです。
一般的なパップテントよりサイドシートが大きめに設計されているので、開放感があるとともに、周りの視界も遮ってくれます。
まとめ
難燃性で保温性も高く、結露もしにくいポリコットンテントですが、デメリットもあります。
しかし、寒い冬のキャンプに、薪ストーブを使う不安を限りなく抑えてくれる存在であり、おすすめの材質といえます。
薪ストーブ対応ポリコットンテントで、冬キャンプを安全に楽しみましょう。
薪ストーブ対応ポリコットンテントの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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