はじめてアルコールストーブを取り入れる時、意外と盲点となるのが耐熱シートなどの下敷きです。
アルコールストーブは非常に高温になり、軽量で風に弱い性質があるため、安全に使用するには下敷きとなるものが必要になります。
万が一に備えて、少し大きめの耐熱シートを用意するのがベストですが、それではコンパクトなアルコールストーブの良さを活かせないのも事実です。
今回はアルコールストーブにぴったりな、お手頃サイズの耐熱シートを、メリットやデメリットと共にご紹介します。
アルコールストーブ用の下敷きを使うメリット
テーブルや地面を熱で痛めない
アルコールストーブは使用中とても高温になる為、地面やテーブルを痛めないよう、下敷は必須です。
焚き火ほどではないにしろ、大切なテーブルを焦がしたり、地面にダメージを与えるのは、楽しくキャンプを続けるためには避けなくてはいけません。
耐熱シートを一枚敷くだけでそんな心配も軽減されるため、アルコールストーブを導入する際は、下敷きになるものも一緒に購入することをおすすめします。
携帯に便利
耐熱シートは布状でコンパクトに収納できるため、携帯にはとても便利です。
必要最低限の小さなサイズから、安心感がある大きなサイズまで揃っており、用途や状況によってお好みの製品を選ぶことができます。
製品によっては、必要なサイズにカットできる素材もあり、荷物をコンパクトにまとめたい方にも大きなポイントでしょう。
アルコールストーブを安全に使用できる
アルコールストーブは非常に軽く、風の影響を受けやすい製品です。
充分注意していても突発的な強風によって、アルコールストーブごと飛ばされてしまう事も無いとは限りません。
耐熱シートを敷く事で、そんな事態でも被害を最小限に抑えることができるのは、下敷きを使用する最大のメリットといえます。
アルコールストーブ用の下敷きを使うデメリット
軽量化にこだわるなら嵩張る場合もあり
コンパクトになるとはいえ、せっかくアルコールストーブを選ぶのに、下敷きのせいで軽量ではなくなったと感じる場合もあります。
そんな場合はカットして使えるカーボンフェルトを選択したり、耐熱シートではありませんが、アルコールストーブ用のチタンプレートなどもおすすめです。
繊維によってチクチクする製品もあり
シリコンコーティングをしていない、ガラス繊維の耐熱シートは、肌触りがチクチクし、不快だと感じる場合もあります。
こういった製品はとてもコスパが良く手に取りやすいのですが、肌が弱い方やどうしても苦手な方は、コーティング済みの製品や別の素材が向いているでしょう。
アルコールストーブ用の下敷きの選び方
素材で選ぶ
耐熱シートには様々な素材がありますが、アルコールストーブ用に使用するなら、サイズ的にカーボンフェルト製か、ガラス繊維製のどちらかになるでしょう。
カーボンフェルトは非常に軽量で、好きなサイズにカットして使用できとても使いやすいのですが、耐熱温度は厚さにより違いが大きくあります。
ガラス繊維は耐熱温度が高く、焚き火シートとしても安心して使用できますが、アルコールストーブ用としては大きさと重量あるのがデメリットです。
どの素材を選択するかはキャンプスタイルによって変わってくるので、好みにぴったりの耐熱シートを探してみてください。
大きさで選ぶ
カーボンフェルト製のミニサイズの製品や、ガラス繊維製の大きめのサイズまで、こちらも用途によって選ぶ基準は変わってくるでしょう。
車の移動がメインで焚き火シートとの兼用を考えているなら、本格的な耐熱シートが安全面からもおすすめです。
徒歩キャンプやツーリングなど、軽量化を重視するなら超ミニサイズの耐熱シートでも対応可能でしょう。
更にカーボンフェルト製はカットして使用できるため、軽量キャンパーには大きメリットとなります。
耐熱性で選ぶ
耐熱シートを選ぶ上で、耐熱温度は最も重要な要素ですが、同じ素材でも厚みやコーティングの仕方により違いがあります。
カーボンフェルトは3mmの厚さで約700度の耐熱性、ガラス繊維は550度が一般的な耐熱温度です。
アルコールストーブの表面温度は100~120度なので、今回ご紹介する耐熱シートはどれも安心して使用できます。
焚き火との併用を視野に入れるなら、更に踏み込んだリサーチが必要な場合もありますが、焚き火の温度も450度までなので、充分使用可能になります。
アルコールストーブ用の下敷きおすすめ10選
【Newwest】
カーボンフェルト
23×23×2.8cmの、アルコールストーブの下敷きにぴったりなサイズの耐熱シートです。
必要最小限のサイズ感ですが、厚めのフェルトなのでテーブルの上などでも安心して使用することができます。
わずか20gと超軽量なので、荷物をコンパクトにしたい方にも非常に使いやすく、重宝することでしょう。
【Yumosmn】
バーナーシート(YUYU00722)
こちらも25×25cmとコンパクトなサイズのカーボンフェルトで、アルコールストーブ用にぴったりの製品です。
カット面がほつれないので、お好みの大きさにカットして使用できるのも嬉しいポイント。
荷物の軽量化にもとても助けになる、手に取りやすい耐熱シートです。
【JULANIE】
焚火シート 不燃布(37786RL)
コンパクトなサイズながら厚みが3mmもあり、安心して使用できる耐熱シートです。
25×25cmのサイズはバーナーの下敷きとしても使いやすく、一枚持っていると何かと重宝します。
生地の端はほつれ防止処理が施されているので、収納時に他の荷物を汚すことなく持ち運びができるのもポイントです。
【Chaslean】
バーナーシート スパッタシート
20×20×3cmの超コンパクトサイズで、厚さ3cmのカーボンフェルト製の耐熱シートです。
用途によって選べるよう、サイズ展開が豊富なので、何枚か揃えることも可能ですし、大きなサイズをカットして使用できます。
とても軽量なので、登山や徒歩キャンプに持ち運べるのも嬉しいポイントです。
【Tumecos】
防火シート 焚き火台シート
両面をシリコンコーティングしたガラス繊維の耐熱シートで、35×34cmとテーブルでも安心して使用できるサイズです。
重量が161gと軽量で、収納袋が付属し携帯にも便利で、どこへでも持ち運びができます。
防水性、クッション性にも優れており、滑り止め効果もあるのは嬉しいポイントです。
【ロゴス】
ミニグリル耐火・断熱シート (81064031)
35×50cmと、広範囲に使用できるロゴスの3層構造の耐熱シートです。
グラスファイバー、厚手コットン、シリコンコーティングの3層構造で、地面へ伝わる熱を大幅にカットしています。
アルコールストーブのほか、カセットコンロや小型グリルの使用にも向いた、とても使いやすい製品です。
【YFFSFDC】
焚き火シート
非常にコスパが良く、気軽にガンガン使える耐熱シートです。
サイズが30×30cmと使いやすいサイズで、ミニ焚き火台やバーナーの下に敷くこともでき、様々なシーンで重宝します。
とてもお手頃な価格なので、数枚用意してもお財布に響かないのは非常に助かります。
【NBEUCA】
焚き火シート スパッタシート
耐熱効果の高いガラス繊維製の耐熱シートで、アルコールストーブはもちろん、焚火シートとしても優秀な製品です。
様々なサイズ展開で、用途によってお好みのサイズを選べるのも使いやすく、表面が柔らかく滑らかで手を傷つけません。
コスパも良く、広い用途に使えるので、一枚持っておいて損はない良品です。
【Naturehike】
焚き火シート60x60cm
両面をシリコンコーティングした、ガラス繊維製のネイチャーハイクの断熱シートです。
展開サイズが60×60cmと大きめで重量もあるため、焚き火台との併用や、絶対に熱を通したくない時におすすめです。
600度まで耐熱効果があり、燃焼中の薪を落としても焦げ付かないので安心して火器を使用することができます。
【ZEN Camps】
焚き火シート スパッタシート
無骨な雰囲気がかっこいい、シリコン加工を施したガラス繊維製の、耐熱性に優れたシートです。
こちらも大きめサイズですが、重量215gと軽量なため持ち運びにもストレスがありません。
日本のブランドで1年間の品質保証が付き、安心して使用することができます。
まとめ
アルコールストーブ用の耐熱シートといえ、素材やサイズも様々で、キャンプスタイルや用途によって選ぶ製品にも違いがあるでしょう。
安全にアルコールストーブを使用するため、今回の記事を是非参考にしてみてくださいね。
アルコールストーブ用の下敷きの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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