多くのスマートウォッチにヘルスケア機能が搭載されていることは比較的広く知られる事実です。
しかし、具体的にどのモデルにどのような機能が備わっているかを細かく把握している方は多くないでしょう。
今回はこれらについて掘り下げつつ、ヘルスケア機能搭載スマートウォッチのメリットやデメリットをお伝えします。
目次
- 1 ヘルスケア機能搭載スマートウォッチを使うメリット
- 2 ヘルスケア機能搭載スマートウォッチを使うデメリット
- 3 ヘルスケア機能搭載スマートウォッチおすすめ10選
- 3.1 【Apple】Apple Wacth Series 8(MNP53JA)
- 3.2 【Apple】Apple Watch SE 第2世代(MNJP3JA)
- 3.3 【Apple】Apple Watch Ultra(MNHH3JA)
- 3.4 【Samsung】Galaxy Watch5(SM-R910NZSAXJP)
- 3.5 【Fitbit】Sence 2(FB521BKGB-FRCJK)
- 3.6 【Fitbit】Versa 4(FB523RGRW-FRCJK)
- 3.7 【Google】Google Pixel Watch(GA03119-TW)
- 3.8 【Garmin】Venu Sq 2 Music(010-02700-71)
- 3.9 【Garmin】vívomove Trend(010-02665-72)
- 3.10 【Garmin】Enduro 2(010-02754-11)
- 4 まとめ
ヘルスケア機能搭載スマートウォッチを使うメリット
身体に関する日々の変化や異変に気づきやすくなる
スマートウォッチにはさまざまなセンサーが付いているので、心拍や呼吸、日々の歩行などの運動を常に記録しています。
取得した情報は心肺や足腰の機能に異常がないか確認し、データとして残すことに使われます。
情報はアプリで参照できるので、日々の変化が可視化され、健康状態をより正確に自覚することができるのです。
健康管理を楽しみやすい
いくつかのスマートウォッチでは、運動を複数の観点に分けて、それぞれに目標値を定めることができます。
一定の基準値に達すると、記念バッジが付与されるなどの特典があります。
そのため、ゲームをしている感覚で運動習慣を定着させることができる点が特徴です。
義務感を払拭して楽しむことができるので、堅苦しく感じることがありません。
規則正しい生活を送れるようになる
さまざまな機能によって、ユーザはより規則正しい生活習慣を構築することができるようになります。
たとえば、一定時間の睡眠をとる、一定量運動する、座りすぎないように気を配るなど、さまざまな取り組みができるでしょう。
スマートウォッチの健康管理機能の恩恵を享受していると、無意識的に健康管理に対して積極的な姿勢をとるようになるのです。
親に渡すと安心
自分だけでなく、家族の健康状態が気になる人は多いはずです。
両親などの家族にスマートウォッチをプレゼントすることで、家族のヘルスケアデータを常に確認できます。
また、健康管理のためのデータをアプリケーションで共有することで、コミュニケーションの機会にもなるでしょう。
ヘルスケア機能搭載スマートウォッチを使うデメリット
細かいデータが負担になることも
さまざまなデータを知ることができる点はメリットですが、裏腹にストレスの原因となる可能性もあります。
主な理由は、これまでなら知る由もなかった些細なデータの変化を遡れるようになるためです。
このことから、自分の健康に対して敏感になり、過度に心配するようになってしまう可能性があります。
これが長期化すると、普段の生活にかなりの負担を与えることになりかねません。
データの捉え方によっては慢心する結果にも
たとえば自分のデータが良好な数値を表示していると、これを過信して異常を看過してしまうかもしれません。
さまざまなデータを参照できるとはいえ、測定できないデータも当然あります。
つまり、スマートウォッチは測定不能な要因による疾病などを予防できるものではありません。
スマートウォッチにすべてを任せきりにすべきではないことがわかります。
ヘルスケア機能搭載スマートウォッチおすすめ10選
【Apple】
Apple Wacth Series 8(MNP53JA)
異常な心拍リズムや心房細動の可能性を確認したり、過去の排卵を推定する周期記録を利用したりすることができます。
睡眠の深さを表す睡眠ステージの記録のほか、転倒・衝突事故検出と緊急通報などの機能もついています。
Apple Watchのすべての機能を享受したいiPhoneユーザにおすすめのモデルです。
【Apple】
Apple Watch SE 第2世代(MNJP3JA)
心電図や血中酸素ウェルネスなどの機能は付いていませんが、Apple Watchの基本的な機能を利用できます。
アクティビティ記録や心拍の異常の検知、緊急SOSなど基本的な機能を利用できるので、健康管理に心配する必要はありません。
初めてのApple Watch、スマートウォッチを考えている人におすすめのモデルです。
【Apple】
Apple Watch Ultra(MNHH3JA)
アスリートなど、日常的に過酷な運動に挑む人に向けたスマートウォッチです。
Apple Watchモデルで最長のバッテリー持続時間(36-60時間)は、長時間のワークアウト時でも問題ありません。
また、高精度なGPSを搭載することで、ランニングなどのコースをより正確に記録できます。
また、フル機能のダイブコンピュータとしても使うことができます。
激しい運動を頻繁に行うApple Watchユーザには最適な選択肢です。
【Samsung】
Galaxy Watch5(SM-R910NZSAXJP)
上位モデルにGalaxy Watch5 Proがありますが、こちらは通常モデルとなります。
心拍の異常検知や睡眠ステージの記録、睡眠中のいびき検知、体脂肪率・骨格筋の分析などが可能です。
iPhoneでも利用可能ですが、GalaxyをはじめとするAndroidスマートフォンのユーザにおすすめのモデルです。
【Fitbit】
Sence 2(FB521BKGB-FRCJK)
Fitbitはフィットネス関連の製品・サービスなどを開発する企業です。
さまざまなウェアラブル製品を販売していますが、その中でもスマートウォッチとしての側面が強いモデルと言えます。
心拍の記録、睡眠記録、血中酸素ウェルネス、皮膚温検知などが利用可能です。
また、センサーで取得するデータからユーザのストレスレベルも把握します。
【Fitbit】
Versa 4(FB523RGRW-FRCJK)
こちらはよりフィットネスに特化しているので、運動を頻繁にする人におすすめのモデルです。
Fitbit Sence 2と同じ機能が使えるだけでなく、その日の体調や状態に合わせて運動量をコントロールする機能が利用できます。
また、長時間の運動をすべて記録できるよう、6日以上のバッテリー持続時間を備えています。
【Google】
Google Pixel Watch(GA03119-TW)
Googleは比較的最近になってスマートウォッチ市場に参入しました。
こちらの商品はGoogleの初めてのスマートウォッチで、Google Pixelと最も強力に連携します。
また、Fitbitの機能を搭載しているので、実質的にFitbitスマートウォッチと同じです。
ワークアウト中のアクティブな心拍ゾーン記録や、夜間の睡眠ステージ・呼吸数の記録、転倒検出などの機能を利用できます。
【Garmin】
Venu Sq 2 Music(010-02700-71)
ストレスレベルや体のエネルギー残量を測定し、休息すべきかどうか判断してくれる機能がついています。
ほかにも、生理周期や妊娠のトラッキング、身体年齢の測定が可能です。
バッテリーは11日間持続するので、毎日充電することが億劫な人におすすめです。
また、下位モデルが安価で販売されていますが、単体で音楽再生ができないのでこちらをおすすめします。
【Garmin】
vívomove Trend(010-02665-72)
ワークアウトや心拍に関する通知など、基本的なヘルスケア機能を利用できます。
5日間バッテリーが持続するので、充電も週に1回程度で大丈夫です。
また、伝統的なアナログ時計のデザインなので、見た目のスマートウォッチらしさを最小限に抑えています。
スマートウォッチを着けている感覚を最小限に抑えたい人におすすめです。
【Garmin】
Enduro 2(010-02754-11)
アスリートなど、日常的に過酷な運動に挑む人に向けたスマートウォッチです。
長時間のワークアウト記録にも耐えられるよう、34日間バッテリーが持続し、ソーラー充電も可能です。
ワークアウトの種類が多様なだけでなく、ワークアウトの記録に基づいて取るべき休憩時間も算出します。
ただ運動を促すだけでなく、体の負担を軽減することも考えられる製品です。
まとめ
ヘルスケア機能搭載スマートウォッチはその種類が多様ですが、基本的にできることは共通しています。
ただし、それぞれに突出した部分があるので、この中から自分の求める機能を満たすモデルを選ぶことが最適です。
ヘルスケア機能搭載スマートウォッチの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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