サーフボード同様、サーフィンをする時に重要なアイテムであるウェットスーツ。
気温や海水温に合わせ使用するウェットスーツは、さまざまな種類があります。
その中でも今回は2mmのウェットスーツをご紹介します。
冬以外であれば常に使用できる2mmのウェットスーツは重宝するアイテムです。
2mmという厚さは多くのウェットスーツに使用されているので、ご自身の好きな形のウェットスーツを見つけてください。
目次
- 1 2mmのウェットスーツの特徴!3mmとの違いは?
- 2 2mmのウェットスーツを使うメリット
- 3 2mmのウェットスーツを使うデメリット
- 4 2mmのウェットスーツを選ぶ際のポイント
- 5 2mmのウェットスーツおすすめ10選
- 5.1 【BILLABONG】VELCRO CLOSER SYSTEM(BC018007)
- 5.2 【O'NEILL】SUPER FREAK ZEN(WF-8260)
- 5.3 【HURLEY】ADVANTAGE PLUS(MZFLAD22)
- 5.4 【VISSLA】SEVEN SEAS COMP 3-2 FULL CHEST ZIP(MW32Q7CC)
- 5.5 【RASH】シーガルウェットスーツ
- 5.6 【FELLOW】ロングスプリングウェットスーツ
- 5.7 【O'NEILL】SUPERLITE CLASSIC(WF-1940)
- 5.8 【QUIKSILVER】HIGHLINE LITE BZ SS SP(QWT211903)
- 5.9 【O'NEILL】SUPERLITE CLASSIC(WF-1910)
- 5.10 【O'NEILL】SUPERLITE CLASSIC(WF-1990)
- 6 まとめ
2mmのウェットスーツの特徴!3mmとの違いは?
2mmと3mm、たった1mmですがサーフィン中の感覚は大きく異なります。
3mmは多くのウェットスーツで使用される一般的な厚さで、保温性と動きやすさのバランスが良い厚さです。
一方2mmは、薄い分保温性はやや落ちますが、動きやすさは格段に良くなります。
最近は保温性に優れた素材も多くあり、2mmでも十分な保温性のあるアイテムばかりです。
また、胴部分は3mmで関節部分は2mmといった、異なる厚さの生地を組み合わせて作られているウェットスーツもあります。
人それぞれ身体機能も違うので、ご自身に合ったアイテムを選びましょう。
2mmのウェットスーツを使うメリット
動きやすい
2mmのウェットスーツは非常に動きやすくなっています。
特に肩まわりはパドリングのしやすさに直結するので非常に重要です。
肩まわりが窮屈で動かしにくいと、アウトに出るだけで肩や腕がパンパンになってしまいます。
疲れていると良い波が来ても乗れないこともあるため、ウェットスーツ選びでは重要なポイントと言えるでしょう。
長いシーズン使える
ウェットスーツはフルスーツからシーガル、タッパーといった、さまざまな種類があります。
2mmの生地は全ての種類に使用されている厚さのため、冬以外のシーズンで使用できるアイテムです。
特に2mmのフルスーツは1年の半分以上使用できる優れもので、初心者の方はまずはこれを買えば間違いないでしょう。
2mmのウェットスーツを使うデメリット
保温性がやや低い
メリットが大きい2mmのウエットスーツですが、生地が薄い分、保温性はやや落ちてしまいます。
ウェットスーツは1mmの差が大きく、体感温度も変わってくるのです。
しかし、最近は保温効果の高い素材が多く、2mmであっても昔ほど寒さを感じないアイテムが多く販売されています。
海水が冷たい地域や寒がりの方は、よく検討しましょう。
メンズ・レディースがはっきり分かれる
ウェットスーツはサーフボードやブーツ、グローブのように、S・M・Lとサイズだけで分かれていません。
水着同様、レディースのウェットスーツは女性にフィットするようにバストやヒップがデザインされています。
大きなデメリットではありませんが、気に入ったデザインがレディースにしかない、ということがあります。
2mmのウェットスーツを選ぶ際のポイント
種類
2mmのウェットスーツは多くのタイプに使用されています。
選ぶ際の大きなポイントは、どのタイプを選ぶかという点です。
7つの種類に分けることができるので、ひとつずつご紹介し、気温や海水の目安もお伝えします。
フルスーツ(ジャーフル)
長袖長ズボンのウェットスーツで、1年を通し最も出番の多いものになります。
このタイプは3mm生地が一般的な厚さです。
最近は胴体部分が3mmで、肩などの関節部分が2mmとなっている、良いとこ取りのモデルも多く販売されています。
使用する気温は14〜20℃、海水温は15〜20℃が目安です。
シーガル
半袖長ズボンタイプのウェットスーツで、気温が暖かくなってきたときに活躍します。
海水に触れている下半身は保温し、外に出ている上半身は袖がなく、快適にサーフィンをすることが可能です。
長袖から半袖になると、パドリングの負荷も軽減できます。
使用する気温は17〜25℃、海水温は18〜24℃が目安です。
ロンスプ
ロングスリーブスプリングとも呼ばれるこちらは、長袖半ズボンタイプとなっています。
気温よりも水温のほうが暖かいときに活躍してくれるタイプです。
半ズボンになっていることで、足の運びや踏み込みをスムーズに行うことができます。
使用する気温は18〜22℃、海水温は20〜22℃が目安です。
ロングジョン
袖なし長ズボンタイプのウェットスーツです。
ロングボーダーに人気があり、海水温が低めの地域では真夏でも使用できます。
ジャケットタイプのタッパーと組み合わせた場合は、フルスーツのように使用することも可能です。
使用する気温は23〜30℃、海水温は18〜26℃が目安です。
スプリング
スプリングは半袖半ズボンタイプとなっており、シーガルやロンスプでは暑いと感じるときに使用します。
使用期間はあまり長くありません。
肩や足は動かしやすいですが、保温性が高いタイプではないため、寒がりな人は注意が必要です。
使用する気温は23〜30℃、海水温は18〜26℃が目安です。
ショートジョン
ショートジョンは袖なし半ズボンのウェットスーツになります。
ロングジョン同様、タッパーと合わせた場合はロンスプのように使用可能です。
袖がないためパドリングでのストレスはなく、足の運びもスムーズに行えるため、ロングボーダーに人気となっています。
使用する気温は23〜30℃、海水温は22〜28℃が目安です。
タッパー
タッパーは上半身のみの、ジャケットタイプのウェットスーツです。
真夏に日焼けを防ぐためにも使用でき、長袖、半袖、袖なしのタイプがあります。
ショートジョン、ロングジョンと組み合わせての着用も可能で、汎用性の高いアイテムです。
使用する気温は25〜32℃、海水温は22〜32℃が目安です。
ブランド
ウェットスーツの種類が決まった後は、どのブランドにするか、ということもポイントです。
ブランドによって素材の違いやサイズ感が異なるので、よく確認してください。
着ていてかっこいい、テンションが上がる、ということも重要なので、好きなブランドをまずはチェックすると良いでしょう。
2mmのウェットスーツおすすめ10選
【BILLABONG】
VELCRO CLOSER SYSTEM(BC018007)
こちらはBILLABONGの3mmと2mmの生地を組み合わせたフルスーツです。
ノンジップのベルクロタイプなので、ボードを傷つける心配や体への負担が軽減されます。
ストレッチ性が高く、首の開口部は肩まで伸び、着脱もスムーズに行えます。
初心者から上級者まで幅広いレベルのサーファーにおすすめで、多様な体形もカバーできるウェットスーツです。
【O'NEILL】
SUPER FREAK ZEN(WF-8260)
こちらは3mmと2mmを組み合わせたフルスーツで、コスパが良いアイテムになります。
ストレッチ性能の高いウルトラフレックスという生地を全身に使用しており、非常に動きやすいウェットスーツです。
パドリング時に肩の動きを邪魔しないように、フラップやフロントジップが短く設計されています。
初心者の方におすすめで、1着あれば長い期間使用できるウェットスーツです。
【HURLEY】
ADVANTAGE PLUS(MZFLAD22)
こちらは3mmと2mmを組み合わせたフルスーツです。
動体裁断理論に基づくシームデザインで、動きを妨げずサーフィンを楽しむことができます。
ブランドオリジナルの生地、Exoflex V3を使用しており、オーダーしたかのようなフィット感を感じるアイテムです。
袖、肩まわりが2mmで、パドリングもストレスなく行うことができる、おすすめのウェットスーツです。
【VISSLA】
SEVEN SEAS COMP 3-2 FULL CHEST ZIP(MW32Q7CC)
こちらはカリフォルニアで生まれたサーフブランドのVISSLAのウェットスーツです。
「より柔らかく、より自由に」というコンセプトで作られており、運動性能の高いアイテムです。
背中と腹部から太ももにかけて裏地に起毛素材を使用しており、保温性も兼ね備えたパフォーマンスモデルとなっています。
【RASH】
シーガルウェットスーツ
半袖長ズボンのシーガルタイプで、鎌倉で生まれた日本のサーフブランドのRASHのアイテムです。
「いつでも、そして永遠に、快適なサーフィンを楽しみたい」といった素晴らしい想いから生み出されるアイテムは多くの支持を得ています。
オーダーアイテムが多いRASHですが、こちらは既製品として購入可能で、値段も抑えられたおすすめのウェットスーツです。
【FELLOW】
ロングスプリングウェットスーツ
長袖半ズボンタイプのウェットスーツで、伸縮率200%の生地を使用しており、パドリング時もストレスを感じません。
バックジップタイプで着脱もスムーズに行える優れものです。
デザインも左腕のみネイビーになっており、プリントされた2本線でよりおしゃれに見えます。
幅広いサイズ展開で、どのような方でも使用できるウェットスーツです。
【O'NEILL】
SUPERLITE CLASSIC(WF-1940)
袖なし長ズボンのロングジョンタイプで、上半身とふくらはぎの部分がスキン生地となっており保温性も確保します。
お尻の部分がジャージ生地となっており、体の動きがスムーズに行えるように設計されています。
クラシカルな雰囲気もあるウェットスーツで、オルタナティブボードやロングボードを使用している方におすすめです。
【QUIKSILVER】
HIGHLINE LITE BZ SS SP(QWT211903)
こちらは半袖半ズボンタイプのウェットスーツです。
着脱しやすいバックジップシステムで、使用している素材も環境に配慮したサスティナブル生地となっています。
縫われている箇所ののり補強や、接合部が交差している箇所の裏側テープ補強などの工夫により、壊れにくいタフなアイテムです。
背面右肩部分にゴールドのロゴマークが入っていることもおすすめのポイントです。
【O'NEILL】
SUPERLITE CLASSIC(WF-1910)
O'NEILLのロングジョンのショートジョンタイプです。
上半身がスキン生地で、クラシカルな雰囲気があり、ロングボーダーに人気のあるデザインとなっています。
真夏に「海パンだけでは寒いけれど長袖は暑い」と思っている方にはおすすめです。
バックジップシステムで、着脱のストレスもありません。
【O'NEILL】
SUPERLITE CLASSIC(WF-1990)
こちらはO'NEILLのSUPERLITE CLASSICシリーズのタッパータイプになります。
オルタナティブボードが好きなサーファーの雰囲気にマッチするアイテムです。
単体での使用も可能ですが、同シリーズのロングジョン・ショートジョンと組み合わせての使用が可能です。
汎用性が高い点も魅力であり、おすすめのポイントと言えます。
まとめ
サーフィンをするときに最も重要なアイテムであるウェットスーツ。
2mmのウェットスーツは多くのタイプがあり、環境に合わせて使用できます。
ご自身の好きな形を見つけ、より快適にサーフィンを楽しんでください。
2mmのウェットスーツの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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