キャンプを始めて少し慣れてくると、夏のキャンプよりも春キャンプや秋キャンプの方が快適だと気づき始めます。
春や秋のキャンプはとても過ごしやすいのですが、昼間の暖かさが嘘のように朝晩は冷え込みます。
そこでストーブの購入を検討し始めるのですが、石油ストーブや薪ストーブに手を出す勇気も積載の余裕もありません。
この記事ではそのような方に向けて、キャンプ向け小型ガスストーブのおすすめ10選とメリット・デメリットについても紹介します。
目次
- 1 キャンプ向け小型ガスストーブを使うメリット
- 2 キャンプ向け小型ガスストーブを使うデメリット
- 3 キャンプ向け小型ガスストーブの選び方
- 4 キャンプ向け小型ガスストーブおすすめ10選
- 4.1 【Iwatani】 マイ暖(CB-CGS-PTB)
- 4.2 【Iwatani】カセットガス アウトドアヒーター(CB-ODH-1-GR)
- 4.3 【Sengoku Aladdin】ポータブルガスストーブ (SAGBF02A-R)
- 4.4 【Sengoku Aladdin】 シルバークイーン(SAG-SQ01A)
- 4.5 【GCSX】多機能スペースヒーター(bdz-q1000)
- 4.6 【KOVEA】Cupid ポータブルガスヒータ(KH-1203)
- 4.7 【KOVEA】ポータブルヒーター キュービック( KGH-2010)
- 4.8 【Nabia】コンパクトサイズ カセットコンロ バーナー(SGH-200)
- 4.9 【LVYUAN】カセットボンベ式ガスヒーター(型番不明)
- 4.10 【Nitinen】ミセスヒート イヴ(KH-013)
- 5 まとめ
キャンプ向け小型ガスストーブを使うメリット
燃料がカセットボンベ
小型ガスストーブは燃料がカセットボンベなので、コンビニやスーパーでも手軽に手に入ります。
しかも、石油ストーブのように灯油の持ち運びに頭を悩ませることもないですし、石油ストーブの匂いが苦手な方にも安心です。
小型で軽量
小型というだけあって比較的小さく軽量のものが多いく、小型のストーブは荷物と荷物の間に押し込めるためとても重宝します。
焚火をするときはテントの外に持って行き足元を温め、テントの中で過ごすときはテント内に持って行き幕内を温めるというように軽量なのも助かります。
電源がいらない
小型ガスストーブはカセットボンベをセットすればいいので、電源がいりません。
電源のあるキャンプ場もありますが、寒い時期などは結構早くに予約が埋まってしまいます。
しかし、電源のないサイトなどは空いていることもありますし、フリーサイトなども電源なしが多いので電源のいらないガスストーブがあるとキャンプ場の選択肢が広がります。
点火するとすぐに暖かくなる
日が暮れてくると急に冷え込むのが春や秋のキャンプです。
そのような時にガスストーブなら、カセットボンベをセットしてスイッチを入れるとすぐに暖かくなります。
薪ストーブは言うまでもなく組み立てて薪を割って火をつけてと、暖かくなるまでにかなりの時間と労力を要します。
石油ストーブであっても灯油をタンクに入れないといけませんし、暖かくなるまでに時間がかかるのです。
防災グッズとしても一家に一台
寒い時期に災害にあったことを考えると、やはり手軽に暖をとれるガスストーブは強い味方です。
しかし、いつ起こるかわからない災害に備えて場所をとる石油ストーブにはなかなか手が出せないものです。
しかし小型ガスストーブでしたら、一家に一台置いとくだけでかなり安心です。
キャンプ向け小型ガスストーブを使うデメリット
パワー不足
小型ガスストーブですのでやはり石油ストーブや薪ストーブに比べると暖かくはないです。
大型のテントですと幕内全体を暖めることはできませんので、石油ストーブや薪ストーブと併用して足元だけを暖めるという使い方になってしまいます。
一箇所だけを暖めるので低温やけどにも注意が必要です。
気温が低すぎると使えない
カセットボンベ(CB缶)というものは、低温になると火がつかないと言われています。
最近はアウトドア用にパワーガスなども出てきていますが、パワーガスはアウトドアショップでしかなかなか見かけません。
気温が低くなる時期に小型ガスストーブを使う予定があれば、パワーガスを用意しておくことをおすすめします。
ランニングコストがかかる
小型ガスストーブに使うカセットボンベは、おおよそ2~3時間で1本なくなります。
いくら手に入りやすいカセットボンベといえど、一晩使うことを考えるとかなりの量です。
ゴミを捨てて帰られるキャンプ場ならまだしも、持って帰るとなればゴミ問題もでてきます。
キャンプ向け小型ガスストーブの選び方
使い方で選ぶ
小型ガスストーブにもたくさんの種類があり、どのような使い方をするのかで選ぶのも1つのポイントとなります。
石油ストーブは持っているけど、足元が冷えるので補助として持っておきたいのであれば熱量はある程度でも大丈夫です。
ソロやデュオでのキャンプなどで、小型ガスストーブだけで暖まりたいのであれば熱量を重視がおすすめです。
また、性能などは気にしないのでデザインで選びたいのであれば、自分の好きなデザインを選ぶといいでしょう。
ほかにも、暖も取りつつ料理もしたいのであれば、料理機能付きのガスストーブがピッタリです。
安全機能で選ぶ
キャンプにもソロからファミリーまでいろいろな形があります。
そこでやはり安全機能も気になるところです。
転倒防止装置・立ち消え安全装置・不完全燃焼装置は屋外用ガスストーブには取り付けが義務付けられています。
テント内で使用したり子どもがまだ小さい、ペットと一緒にキャンプをするような方は、特に小型ガスストーブにどのような性能が備わっているのかも重要視したいところです。
キャンプ向け小型ガスストーブおすすめ10選
【Iwatani】
マイ暖(CB-CGS-PTB)
を安全装置点がついているので子どもやペットが一緒でも安心です。
つまみひとつで点火でき強弱も変えられるので操作は誰でも簡単に行えますが、点火するのに少しコツが必要になってきます。
気温によって火力調整できるところも、魅力の一つです。
【Iwatani】
カセットガス アウトドアヒーター(CB-ODH-1-GR)
球状バーナーによりガス圧が強く、正面方向への暖房効果が高いパラボラ反射板が特徴の小型ガスストーブです。
カセットコンロと同じ点火方法なので、誰でも簡単に点火できます。
ガスを最後まで使い切ることのできるヒートパネル搭載で無駄がありません。
屋外専用なのでテント内での使用はできません注意してください。
【Sengoku Aladdin】
ポータブルガスストーブ (SAGBF02A-R)
可愛いフォルムの小型ガスストーブです。
見た目が可愛いだけではなく、トルネードバーナーを搭載しているので空間全体を優しく暖めてくれます。
ガスボンベ1本で1時間40分から4時間20分燃焼します。
デザイン重視の方も納得いく見た目と性能ではないでしょうか。
【Sengoku Aladdin】
シルバークイーン(SAG-SQ01A)
1970年代に製造・販売され根強い人気の反射板石油ストーブの復刻版となります。
全面反射板が熱を前面に放射するのですぐに暖かくなり、高温部も広範囲なので暖房能力も高く幕内全体を暖められます。
燃焼ドームに風防板が設置されているので、風が吹いても火が消えにくくなっています。
【GCSX】
多機能スペースヒーター(bdz-q1000)
角度調節が可能なため、足元以外も暖める事ができます。
真上を向けることもできるのヒーターとして利用するだけでなく、ちょっと料理を温めるといったようにコンロとしても重宝します。
加熱効率も良く360℃暖めてくれますので、幕内全体を暖められます。
【KOVEA】
Cupid ポータブルガスヒータ(KH-1203)
重さが1.4kgとかなり軽量な小型ガスストーブなので、バイクや徒歩でのキャンプにおすすめです。
ハンドルは本体を支えるのにも使えるので、安定が悪い場所でも便利です。
二重安全ロックがついているので、ガス圧が上昇すると自動で停止するので安全に使えます。
【KOVEA】
ポータブルヒーター キュービック( KGH-2010)
キューブ型のフォルムが何とも言えない小型ガスストーブです。
専用のポーチが付いているので持ち運びに便利ですので、キャンプや釣りといったアウトドアから家庭でも使いやすいです。
ガス圧が上昇すると安全装置が作動するので、安心して使用できます。
燃焼した熱でボンベを温めるブースターが備わっているので、気温が低くても火力をキープします。
【Nabia】
コンパクトサイズ カセットコンロ バーナー(SGH-200)
コロンとしたフォルムがかわいいかシンプルな小型ガスストーブです。
小型ながら800kcalの強力な火力で温めてくれます。
屋外専用の小型ガスストーブになりますので、テント内での使用は控えて下さい。
缶コーヒーを温める用のプレートが付いているのでちょっとしたコンロとしても使用できます。
【LVYUAN】
カセットボンベ式ガスヒーター(型番不明)
足元の温めからちょっとした料理にも使える小型ガスストーブです。
角度調整が可能ですのでヒーターとしてだけでなく、上向きにしてお湯を沸かしたり料理を温めたりとちょっとしたコンロとしての役割も果たしてくれます。
屋内での使用もできますし、アウトドアのような屋外の使用にも適しています。
【Nitinen】
ミセスヒート イヴ(KH-013)
800kcalと火力も強く、立ち上がりも早いです。
エコゾーンという機能があり点火・消火時につまみをエコゾーンに合わせると、ガス消費量が抑えられ燃焼時間が約4時間に延長することができる優れものです。
屋内用なので安全機能が付いており、テント内でも安心して使えます。
まとめ
寒い時期のキャンプを快適に過ごすアイテムの小型ガスストーブ。
種類が多くてなかなか選ぶのが難しいですが、どのような場面で使うかを想像しながら選ぶひとときも楽しいものです。
自分のお気に入りの小型ガスストーブを見つけてさらにキャンプを楽しんでください。
キャンプ向け小型ガスストーブの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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