川遊びを含めたウォーターアクティビティは、一歩間違えれば危険と隣り合わせのレジャーです。
「自分は大丈夫だろう」という過信が思わぬ事故を招くことも。
万が一の事故を防ぎ、命を守るためにもライフジャケットは必須といえますが、どのような種類を選ぶべきか迷うかもしれません。
今回はライフジャケットの必要性や選び方とともに、おすすめの10商品をご紹介いたします。
水辺でのレジャーをご予定されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- 1 川遊び向けライフジャケットを使う必要性は?
- 2 川遊び向けライフジャケットの選び方
- 3 川遊び向けライフジャケットおすすめ10選
- 3.1 【CAPTAIN STAG】救命胴衣ライフジャケット(US-3003)
- 3.2 【CAPTAIN STAG】救命胴衣ライフジャケット(US-3004)
- 3.3 【Bluestorm】固定式ライフジャケット(B07Q35G2TN)
- 3.4 【Reedark】ジュニアフローティングベスト(JSY-2021-001)
- 3.5 【ocean life】小型船舶用救命胴衣(B00Z9AX4WC)
- 3.6 【DAIWA】インフレータブルライフジャケット(DF-2608)
- 3.7 【DAIWA】ライフジャケット(DF-2822)
- 3.8 【SHIMANO】ライフジャケット(749048)
- 3.9 【Bluestorm】ライフジャケット(BSJ-5920RS)
- 3.10 【mont‐bell】ドギーフローテーションベスト(1127548)
- 4 まとめ
川遊び向けライフジャケットを使う必要性は?
河川での水難事故は毎年のように発生していますが、その原因には川の性質が大きく関わっているといえます。
穏やかにみえる水流でも、川底はいくつもの流れが渦のように交差していて、ひとたび足を取られると簡単に流されてしまうからです。
また、上流で大雨が降ると急激に水位が高くなり激流に変わるなど、天候の変化に左右されることも。
思わぬアクシデントが起き水中でパニックになると、浮きにくい淡水の中では大人でも呼吸を確保することは困難です。
そのようなときライフジャケットを着用していれば、頭を水上に浮かせ呼吸を確保し冷静になれることで体力の消耗も防げます。
非着用と比べ生存率が2倍以上あがるというライフジャケットは、命を守るために必ず備えておく必要があるといえます。
川遊び向けライフジャケットの選び方
安全性をチェック
ライフジャケットなどの救命胴衣を選ぶときは、安全性を確認することが最も大切なポイントです。
購入時には「桜マーク」や「CSマーク」の有無を必ず確認をしましょう。
桜マークとは桜の花びらをかたどったマークの中に「型」の文字があり、安全性に関する国土交通省の試験をクリアしたサインです。
桜マークには4種類(A・D・F・G)のタイプがあり、着用して航行できる範囲がそれぞれ定められています。
CSマークは日本小型船舶検査機構から、安全性が基準値を満たしていると認められた場合に付けられます。
なお、CSマークのみのライフジャケットでは船舶に乗船できないため、予定に応じて桜マークが付いているものを選びましょう。
浮力のタイプで選ぶ
ライフジャケットには、もともと浮力の高い物質を備えつけている「固定式」と、緊急時のみ浮力を発生させる「膨脹式」の2種類があります。
一般的にライフジャケットとして思い浮かぶのは、固定式のベスト型で子ども用から大人用まで幅広く流通しています。
一方で膨脹式はジャケット内部にガスを充填させることで浮力が発生する仕組みなので、着用時は非常にコンパクトです。
付属のヒモを引っ張ることで膨らむ「手動膨脹式」と、水圧の刺激によって自動で膨らむ「自動膨脹式」があります。
水中でのアクティビティの場合は、固定式もしくは手動膨脹式がおすすめ。
装着の仕方や用途で選ぶ
ライフジャケットはレジャーの種類・年齢・泳ぎの得意さなどで慎重に選びましょう。
最も一般的な固定式のベスト型は浮力も高く手軽に使用できますが、体に密着するタイプなので動きにくく夏場は暑い面も。
肩かけ型は固定式・膨脹式ともにコンパクトなので、腕を動かすことの多い川釣りにも向いています。
膨張式のベルト型は厚みがなくさらに動きやすいですが、水中で体のバランスを保つことが難しいため上級者向けといえます。
注意したいのは、手動膨脹式は突然のアクシデントにおいてヒモを引っ張るという動作が必要になる点。
冷静な判断ができない子供や泳ぎが得意ではない場合は、固定式や自動膨脹式がおすすめです。
川遊び向けライフジャケットおすすめ10選
【CAPTAIN STAG】
救命胴衣ライフジャケット(US-3003)
ベスト型(固定式)タイプDのライフジャケットで、陸に近い水域だけを航海する小型船舶にも対応しています。
桜マーク付きで安全性が高く、ホイッスルが付属しているので周りに人がいないときや夜間のレジャーにも役立ちます。
速乾性のある生地を採用していて、着用後のお手入れも簡単です。
【CAPTAIN STAG】
救命胴衣ライフジャケット(US-3004)
上記と同じシリーズの子ども用サイズです。
安心の桜マーク付きタイプFで、陸に近い水域だけを航海する水上バイクなどに対応しています。
浮力材の作りがしっかりしている固定式のベスト型は、浮力が高い反面その構造上かなり動きにくい面があります。
夏場に着用する場合は、特に熱中症に注意し子どもの様子を見守ることが重要です。
【Bluestorm】
固定式ライフジャケット(B07Q35G2TN)
桜マーク付きのベスト型(固定式)タイプDの男女兼用モデルで、耐久性のある生地を採用し、岩場でのレジャーにも耐える丈夫なライフジャケットです。
肩回りがコンパクトな形状なので着用時も重量を感じにくく、川釣りにも向いています。
用途に合わせて前後に動かせるポケットは収納力も高く、多機能なアイテムです。
【Reedark】
ジュニアフローティングベスト(JSY-2021-001)
10kg~45kgまで幅広い年齢に対応可能な子ども用ライフジャケットです。
カラフルな7色で展開しておりホイッスルが付属しているので、遠い場所で見失っても発見しやすい点は重要なポイント。
国土交通省の基準に見合う浮力で反射帯もつき、安全性とコストパフォーマンスが高いライフジャケットです。
【ocean life】
小型船舶用救命胴衣(B00Z9AX4WC)
遭難時にも見つけやすいオレンジ色のライフジャケットです。
桜マーク付きのベスト型(固定式)タイプAで、すべての小型船舶で使用可能。
シンプルな形状ながらしっかりとした浮力材を採用し、安全性が高いのに非常にリーズナブルです。
コストパフォーマンスをとくに重視したい方におすすめします。
【DAIWA】
インフレータブルライフジャケット(DF-2608)
釣り具メーカーDAIWAの桜マーク付き肩かけ型(膨脹式)タイプAの安全性が高いライフジャケットです。
首回りにフィットする形状なので着け心地に違和感がなく、動きのあるレジャーにも最適です。
自動膨脹式のライフジャケットは水滴がついていると感知する恐れがあるため、着用後はしっかりと乾かして保管しましょう。
【DAIWA】
ライフジャケット(DF-2822)
上記と同じシリーズの子ども用ライフジャケットです。
15kg~40kgまでの体重に対応しており、ブラック・レッドの二色で展開しています。
コンパクトな形状なので夏場でも背面が蒸れにくく、子どもでも着脱しやすい点がポイント。
ただし膨脹式はカートリッジの交換や点検など、安全性を保つためのメンテナンスがかかせません。
【SHIMANO】
ライフジャケット(749048)
アウトドアスポーツメーカー大手のシマノのベルト型(膨脹式)ライフジャケットです。
ウエストサイズは60cm~105cmまで調整ができ、男女兼用として使用可能。
取り外しができるカバーは水洗いができ、衛生的です。
桜マークタイプAの承認を受け安全面は言うまでもなく、幅広いウォーターアクティビティに対応でき汎用性が高いアイテムです。
【Bluestorm】
ライフジャケット(BSJ-5920RS)
多くの救命器具を展開しているBluestormのベルト型(膨脹式)ライフジャケットは、デザイン性が高くスタイリッシュです。
コンパクトで軽量なので、冬場のアウターの上から装着してもごわつきが少なくレジャーの邪魔になりません。
カートリッジの状態が一目で分かる構造は、着用中やメンテナンス時に非常に便利です。
【mont‐bell】
ドギーフローテーションベスト(1127548)
アウトドアブランドmont‐bellの小型犬用フローティングベストです。
愛犬とともにカヌーやラフティングをする際は、安全装備を着用させましょう。
犬の体に合せた形状で装着しやすく、水中でも目立つオレンジのカラーで実用的なアイテムです。
浮力はSサイズが1.8kg、XSサイズが0.8kgと安全性も高く、キャンプや川での水遊びなど幅広く役立ちます。
まとめ
さまざまな危険から命を守ってくれるライフジャケット。
川でのレジャーにはもちろん、想定外の水害にも備え防災用品として準備する方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ご自身に合ったものを慎重に選び、命を預けるアイテムとして常備することをおすすめします。
川遊び向けライフジャケットの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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