キャンプの経験を積み、好みのキャンプスタイルが固まってきたら、次に揃えたくなるのは、こだわり抜いた好みの焚き火台だと思います。
様々な焚き火台がありますが、国産の高品質な焚き火台は、キャンプギアの真骨頂ともいえ、非常に使いやすく優れた製品ばかりです。
もちろん、キャンプを始めたばかりの方にもおすすめで、最初に手に取る焚き火台としても大満足することでしょう。
今回は満足度の高い、機能面にも優れた日本製の焚き火台を、メリット、デメリットと共にご紹介いたします。
目次
- 1 日本製焚き火台を使うメリット
- 2 日本製焚き火台を使うデメリット
- 3 日本製焚き火台の選び方
- 4 日本製焚き火台おすすめ10選
- 4.1 【PEAKS&TREES】 燕三条製 ソロ 焚き火台
- 4.2 【HOBI】日本製焚き火台『野炎』
- 4.3 【笑’s】コンパクト焚き火グリルB-6君 3点セット(SHO-0004-10-25)
- 4.4 【Joyfactory】JOY クロカワ焚き火台 (IS-17)
- 4.5 【頂点看板】焚き火台 舞蝶形 ウイングデザイン(top-sl-fhtf)
- 4.6 【DUCKNOT】 焚き火台 BST SET 日本製
- 4.7 【FIRE BANK】 ダックスグリル
- 4.8 【@MieL】組立式 焚火台・調理コンロセット
- 4.9 【Joyfactory】JOY クロカワ焚火灯篭(IS-21)
- 4.10 【movement store】焚火コンロ 焚火台(sl-fhts)
- 5 まとめ
日本製焚き火台を使うメリット
とても品質が良い
伝統的なものづくりの国産品なだけあり、どの焚き火台も非常に品質が良いです。
熟練の職人が加工した素晴らしい製品ばかりで、品質に関してはハズレがありません。
日本製焚き火台は、日本人の手先の器用さや優秀さを存分に発揮できるジャンルで、間違いなく世界に誇れるキャンプギアのひとつだといえます。
安心感がある
キャンプやアウトドアの経験を積むと、徐々に環境問題などにも興味が湧き、劣悪な環境で製造されたものに抵抗を覚える方もいるでしょう。
海外製の安価な製品だと、どんな環境でどんな人が加工しているのか、よくわからなくて不安に感じることもあります。
その点、日本製の製品なら、製造元も明確で信頼でき、安心して使うことができます。
機能が優れている
日本製の焚き火台は非常に機能的で使いやすく、とても良く考えられています。
焚き火台としてはもちろん、バーベキューや串焼き、コンロとして、キャンプ料理で欲しい機能がすべて揃っていて驚きです。
これは国民性によるものなのかもしれませんが、常にユーザー目線でのものづくりをしており、高いサービス精神が製品にも現れていると感じます。
調理しやすい
欧米のバーベキュー文化と違い、日本のキャンプシーンでは、炊飯、汁物、鍋物、焼物と、様々な調理を楽しむ傾向にあります。
日本製の焚き火台は、そんな日本人のキャンプ文化に合った、調理に特化した焚き火台がとても多いです。
見た目は無骨でワイルドでも、痒い所に手が届く繊細な仕様で、こだわりのキャンパーも必ず満足させてくれます。
デザイン性に優れている
どのブランドも個性的でおしゃれなデザインのものが多く、非常に趣があり素敵な製品ばかりです。
透かし彫りを施したものや、鉄製の無骨なもの、灯篭型まであり、見ているだけでも楽しくなります。
特に注目はシンプルな機能美にあふれた焚き火台で、これぞ日本人の仕事だと、誇りに感じるほど素晴らしいものです。
ブランドのこだわりが感じられる
どのブランドも焚き火台には非常に力を入れており、絶対に良いものを作ろうという、強い想いとこだわりを感じます。
独創性と工夫を凝らしていて、華やかだったり質実剛健だったりと、それぞれ個性は違いますが、どれも一本筋が通った優れた製品ばかりです。
キャンプの経験が豊富になればなるほど、日本製焚き火台の虜になってしまうことでしょう。
日本製焚き火台を使うデメリット
値段が高い
日本製焚き火台の最大のデメリットといえば、やはり価格が高いことでしょう。
どうしても海外製の安価なものと比べてしまうと、手が出ないと感じてしまいます。
しかし、顔の見える熟練の職人の手で丁寧に加工されたものだと考えると、決して高いとはいえません。
耐久性や完成度はもちろん、所有した時の満足度など、お値段以上の価値があると思います。
多機能すぎる
多機能なのはメリットでもあるのですが、とても便利で機能的な分、組み立てやパーツが複雑になってしまう場合があります。
時にはシンプルに、静かな時間を過ごしたい場合、装飾が多かったり多機能製品はそれだけでうるさく感じてしまうものです。
日本製焚き火台のなかでも、シンプルな潔い製品も存在するので、シーンによって使い分けてみてください。
日本製焚き火台の選び方
デザインで選ぶ
日本製焚き火台は、どの製品を選んでも品質に問題はなく、使いやすさも抜群なので、デザインで選ぶ方も多いと思います。
同じ様なデザインは無いといっても良いほど、個性的な焚き火台ばかりです。
しかも機能がデザインに組み込まれているものが多く、好みのデザインと欲しい機能が比例するケースがほとんど。
安心の日本製なだけに、思い切り見た目や好みに振り切って探すのも、楽しくておすすめです。
機能で選ぶ
どれも優秀で使いやすい機能が満載ですが、機能面でも個性的な焚き火台が多いのが特徴です。
プレートの組み立て方で、何通りにも形が変えられる焚き火台や、土間での煮炊きをイメージした焚き火台など、様々な機能がついた良品ばかり。
全体的に1〜3人程度を想定した、調理も得意なバランスが良い製品が多く、ウッドストーブタイプの製品は少ない印象です。
ご自身のキャンプスタイルに合った、機能的な焚き火台を探してみてください。
重さで選ぶ
多機能で頑丈なため、重量がある重めの焚き火台が主流ではありますが、なかには600gほどの重さの軽量タイプも存在します。
軽量タイプの焚き火台の機能美は素晴らしいもので、荷物をコンパクトにしたい方に是非手に取って欲しい製品です。
反対に重さにこだわらなければ、全て鉄製の無骨な焚き火台も、とても雰囲気があり満足できるでしょう。
日本製焚き火台おすすめ10選
【PEAKS&TREES】
燕三条製 ソロ 焚き火台
高品質な金属加工で有名な、燕三条製のソロ用焚き火台です。
燕商工会議所認定のマークが入っており、商品の原産地、品質、安全性はお墨付き。
上に向けて広がるテーバー状の個性的な形で、前方の開口部から炎の確認がしやすいよう、よく考えられた斬新なデザインです。
3枚の板を組み合わせるだけで簡単に設営ができ、収納時はB5サイズと非常にコンパクトになります。
【HOBI】
日本製焚き火台『野炎』
熟練の職人が加工した重厚な黒皮鉄製で、直火の雰囲気を楽しめる、かなり無骨で硬派な焚き火台です。
火床をフラットな設計にすることで、様々な形に薪が組め、新設計のマルチ五徳は広い面積があるので、大きめの鉄板やダッチオーブンを置いても安心。
組み立てに慣れは必要ですが、野性的な焚き火を楽しみたい方には特におすすめの製品です。
【笑’s】
コンパクト焚き火グリルB-6君 3点セット(SHO-0004-10-25)
社長自らこだわり抜いたデザインと、国内の自社工場で製造される人気の定番焚き火台です。
ソロ用の小さな焚き火台ブームの火付け役ともいえる製品で、非常によく考えられており、小さいながらもメインで使用できるほど機能的。
収納はB6サイズと、とてもコンパクトで、ソロキャンプやトレッキングにもおすすめです。
【Joyfactory】
JOY クロカワ焚き火台 (IS-17)
グループやファミリーキャンプにぴったりの、円形の鉄製焚き火台です。
東大阪の工場で製造され、焚き火の美しさを引き立てる非常に趣のある逸品で、こだわりのキャンプサイトにとてもよく映えます。
シンプルな構造なので組み立ても簡単で、収納時は付属のトートバッグにスッキリ収まり、持ち運びも苦になりません。
【頂点看板】
焚き火台 舞蝶形 ウイングデザイン(top-sl-fhtf)
2〜4人用の斬新なウイングデザインを採用しており、蝶が舞う様子をモチーフにしたとてもおしゃれな焚き火台です。
プレート全面に施された透かし彫りによって空気の取り込みが良く、燃焼効率も抜群で薪がよく燃えます。
おしゃれで使い勝手の良い五徳が付いているので料理にもおすすめです。
【DUCKNOT】
焚き火台 BST SET 日本製
2022年グッドデザイン賞を受賞したシンプルな焚き火台で、非常に機能的な注目の製品です。
設営は開くだけという簡単さで、本体重量はわずか620gと超軽量なので、バックパックでのキャンプや、ソロキャンプに最適。
高さの調節ができる五徳が2個付属し、調理の時の火力調整も容易にでき、とても使いやすい設計です。
アメリカ製ダック生地を使用した収納袋も雰囲気抜群で、非常に満足度の高い良品です。
【FIRE BANK】
ダックスグリル
5枚のプレートを組み合わせた構造で、プレートの組み方によって5通りの使い方ができる面白い焚き火台です。
なかでもコンロと肉グリルのフォームは、他の焚き火台ではあまり見ない仕様で珍しく、それだけで興味がそそられ使ってみたくなります。
使用後は分解して5枚の板になるので、お手入れも簡単で収納もコンパクト。
本格的な料理を楽しみたい方に特におすすめです。
【@MieL】
組立式 焚火台・調理コンロセット
黒皮鉄板を使用した、無骨でワイルドな焚き火台です。
4.5mmの専用鉄板が付属しており、焚き火台にぴったりフィットして、食材が転がり落ちる心配がありません。
鉄製なので重さはありますが、鉄板をセットすればカマド型に、外せば箱型のオーソドックスな焚き火台と、とても使いやすい逸品です。
【Joyfactory】
JOY クロカワ焚火灯篭(IS-21)
こちらは珍しい灯篭型で、和の雰囲気満載の、とてもおしゃれな焚き火台です。
全面に施された、伝統模様の透かし彫りからもれる灯りが美しく、お手持ちの照明を入れてインドアでも楽しめます。
観賞用としてだけでなく、実用面でも優秀で、専用の五徳が付いて調理も可能。
しっとりと静かなキャンプを楽しみたい方におすすめです。
【movement store】
焚火コンロ 焚火台(sl-fhts)
調理がしやすいカマド風の焚き火台で、1〜2人で使用するのにぴったりのサイズです。
土間で煮炊きをするような雰囲気の味わい深い製品で、天面のロストルは、片面をコンロとして、もう片面を焼き場として使用できます。
耐久性があり頑丈なステンレスを使用しているので、ハードに使っても熱で歪みにくい安心設計です。
まとめ
少々価格は上がりますが、どの焚き火台も唯一無二の個性的な製品ばかりで、必ず好みにぴったりの相棒が見つかることと思います。
日本製焚き火台は、数あるキャンプギアの中でも間違いなく特別な存在です。
是非、満足度が高く一生物ともいえる、日本製焚き火台選びの参考にしてみてくださいね。
日本製焚き火台の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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