ファミリーキャンプ用にエアーマットが欲しいけど、何を選んで良いのか分からず悩んでいませんか?
エアーマットと言っても種類もサイズも多い上に、マット選びに失敗すると「全く眠れない」なんてことも起こります。
せっかく買ったのに失敗して、後悔したくありませんよね。
そこで今回は、数あるエアーマットの中から、厳選してファミリー向けの製品を紹介していきます。
この記事を読んで、あなたにピッタリのエアーマットを見つけましょう。
目次
- 1 ファミリー向けエアーマットを使うメリット
- 2 ファミリー向けエアーマットを使うデメリット
- 3 ファミリー向けエアーマットの選び方
- 4 ファミリー向けエアーマットおすすめ10選
- 4.1 【コールマン】 コンフォートエアーマットレス ダブル/シングル(170A6488/170A6487)
- 4.2 【コールマン】アドベンチャーエクストラデュラブルエアーベッド(2000032620)
- 4.3 【コールマン】テントエアーマット270/300(170A6607/170A6608)
- 4.4 【ロゴス】どこでもオートベッド130/100(73853005/73853004)
- 4.5 【ロゴス】楽ちんオートキャンプベッド270(73853050)
- 4.6 【ロゴス】テントフィットウェーブマットDUO/SOLO(72882060)
- 4.7 【フィールドア】エアベッド
- 4.8 【フィールドア】枕付きキャンピングエアーマット
- 4.9 【ネイチャーハイク】ダブルエアバッグ キャンピングマット(M01016)
- 4.10 【サーマレスト】ネオエアーXサーモマックス
- 5 まとめ
ファミリー向けエアーマットを使うメリット
地面からの冷気を遮断してくれる
日中暖かい夏のキャンプでも、マットなしで寝ようとすると、地面からの冷気で体が冷えてしまい、よく眠れません。
キャンプ時の睡眠のさまたげになる1番の原因が、この地面からの冷気による冷えなのです。
マットなしで寝たり、マット選びを間違えると、地面が寒くて眠れなかったということが起きますし、実はそういう話はよく耳にします。
地面からの冷気の遮断こそがエアーマットを使う最大のメリットです。
地面の凸凹を吸収してくれる
テントを立てる前にきちんと地面を確認しても、実際に横になってみると地面の凸凹が気になる時があります。
土の地面で寝るには、マットなしでは固くて寝心地が悪いですし、小石や砂利のちょっとした感触も体に当たると気になって眠れません。
エアーマットはその気になる凸凹を吸収して、快適な寝心地を提供してくれます。
寝心地がいい
空気を使わない「クローズドセル」や、ウレタンフォームなどが入っていて自動で膨らむ「セルフインフレータブル」などの他の種類のマットと比べて、とても寝心地がいいのがエアーマットの特徴です。
モデルによっては、寝心地はベッドに引けを取らないか、それ以上になるくらいのものもあります。
他の種類のマットではそこまでの寝心地を出すことは出来ません。
他のマットよりコンパクト
エアーマットのメリットのひとつは収納時の大きさが、他のマットに比べてコンパクトになることです。
マットの中身はほぼ空気なので、エアーマット以外のマットと比べてかなり小さく畳むことができ、空気を抜いて畳めば持ち運びや収納に便利です。
ただし、大型のものはそれなりのスペースをとるので注意が必要です。
ファミリー向けエアーマットを使うデメリット
穴が空くと使えない
空気を使って膨らませているので、その空気が抜けてしまうとただのシートになってしまいます。
こうなってしまうと、地面の凸凹も地面からの冷気も防いでくれません。
これはエアーマットの最大のデメリットですが、簡単には穴は空きませんし、通常はパンク修理キットが付属されていますので、過剰に心配する必要はありません。
でも、取り扱いには十分に気をつけてください。
膨らませるのが大変
ファミリー用のエアーマットとなれば、それなりの大きさになります。
サイズの大きいものは大量の空気で膨らませなくてはならないので、その作業がとても大変になります。
マットによっては電動ポンプが付属していたり、別売りで使えるものもありますが、手動ポンプしか使えないとなると、それなりの時間と体力が必要です。
付属品もあり荷物になる
付属のポンプなどを含めると結構な荷物になってしまう場合があります。
さらに、他の種類のマットに比べてコンパクトに収納できるものの、ファミリー向けで大きいものともなると、収納時の大きさもそれなりの大きさになります。
購入したのは良いものの、収納に困るなんてことが無いように注意してください。
ギシギシと音がする
エアーマットの特徴としてあるのが寝返り音です。
素材や構造によって音の種類や大きさは異なりますが、マットによっては、寝返りを打つと「ギシギシ」という音がするものがあります。
その音が気になったり、他の人に気をつかったりするかもしれません。
可能であれば、寝心地を試して音を確認してみるのもいいと思います。
ファミリー向けエアーマットの選び方
サイズで選ぶ
ファミリー向けのエアマットを選ぶ重要な要素の一つはサイズです。
テントの大きさはどのくらいなのか、そのマットで何人で寝るのか、子供と一緒に寝るのか、一人ずつ寝るのかによってサイズは大きく変わってきます。
エアーマットには、さまざまなサイズが用意されているものもあるので、自分たちの用途に応じてサイズを選んでください。
断熱性で選ぶ
断熱性も選ぶ上でとても重要です。
地面からの冷気を防いでくれる断熱性は、睡眠の質に大きく影響してきます。
基本的には厚さが厚い方が冷気を遮断してくれますが、それ以外にも、保温材によって断熱効果を高めているマットもあります。
メーカーによっては「R値」という数値で断熱性能を表しており、R値は大きいほど断熱性能が高く、夏は「1」、春・秋は「2」、冬は「4」、冬山は「6」以上のマットが適しています。
R値が大きいマットは値段が高くなりますので、どのシーズンに、どんな環境でキャンプをするか考えて、マットを選びましょう。
コストで選ぶ
もちろんコストも選ぶ上でも重要な要素のひとつです。
ファミリー用となりますと大きくなりますし、寝心地のいいマットや、冬用の断熱性の高いマットはどうしても値段が高くなってしまいます。
キャンプを始めるとなると、マット以外の道具も必要になってきて大きな出費になると思いますので、ぜひ、価格を十分に確認した上で、エアーマットを選んでください。
ファミリー向けエアーマットおすすめ10選
【コールマン】
コンフォートエアーマットレス ダブル/シングル(170A6488/170A6487)
老舗のアウトドアメーカーのエアーマットです。
ベッドのような寝心地ながら、軽量で、畳むとコンパクトに収納できます。
ポンプを使用すると、1分程度で膨らませることができますが、ポンプは別売りなので別途購入が必要です。
シングルサイズもあるので、人数に応じて選ぶことができます。
【コールマン】
アドベンチャーエクストラデュラブルエアーベッド(2000032620)
同じコールマンのコンフォートエアーマットレスよりも、軽量でパンクに強い、ダブルレイヤー構造のエアーマットです。
伸びにくく、破れにくい生地を使用しています。ミニバンなどの車中泊に最適なマットですが、もちろんテント泊にも使えます。
厚みも20cmあるので、多少の凸凹は吸収して快適な寝床を作ってくれます。
【コールマン】
テントエアーマット270/300(170A6607/170A6608)
こちらは、大型テント用の高級エアーマットです。
大人と子ども合わせて4〜5人が寝られるサイズです。
重量が重いのと、価格が気になるところではありますが、寝心地はとても良いです。
270サイズに加えて、より大きな300サイズもあるので、テントの大きさや人数に応じてモデルを選ぶことができます。
ポンプは付属していないので別途準備が必要です。
【ロゴス】
どこでもオートベッド130/100(73853005/73853004)
電動ポンプ一体型のエアーマットです。
ポンプが内蔵してあるので別に用意する必要がありません。
ポンプは乾電池式なので、電源が取れないキャンプ場でも簡単に膨らませることができます。
サイズは130と100の2種類あるので、使い方によって選ぶことが可能です。
【ロゴス】
楽ちんオートキャンプベッド270(73853050)
LOGOSの最高級テントマット。
オートキャンプ用のエアーマットで、車から電源を取れるポンプが内蔵されていて、ポンプを使用すれば約2分でベッドが完成します。
電源コードが10mと長いので、車への接続も安心。
ロゴスの270cmテントにぴったりサイズで、大人4人が寝られる大きさになっています。
サイズが大きいので重量と価格には注意が必要です。
【ロゴス】
テントフィットウェーブマットDUO/SOLO(72882060)
LOGOSオリジナルのウェーブ構造という技術で、しっかりと体を支えてくれ、少ない空気で快適な寝心地を提供してくれるエアーマットです。
DOUとSOLOの2種類があり、どの大きさのテントにも合わせやすいサイズになっています。
付属のフットポンプでわずか2分で膨らみ、少し硬めの寝心地になっていますので、ふわふわなエアーベッドは苦手という方におすすめです。
【フィールドア】
エアベッド
ベーシックでコスパのいい商品を開発している、日本のアウトドアメーカー「フィールドア」のエアーマットです。
このマットの特徴は、なんといってもサイズが豊富なところで、シングル、ツイン、ダブル、クイーンと4サイズのラインナップがあるので、テントサイズや用途に応じて、最適なものを選ぶことができます。
ポンプは付属していないので別途準備が必要です。USB充電式のポンプが付属したモデルもありますが、こちらはツインサイズのみになっています。
【フィールドア】
枕付きキャンピングエアーマット
フィールドアの薄型・軽量のエアーマットです。
このマットはポンプが不要で、バルブの両サイドを繰り返し押すことによって空気が入っていくユニークな構造になっています。
マットは持ってきたけどポンプを忘れてしまったとか、電動ポンプが電池切れで空気が入れられない、なんて心配はありません。
また、枕付きなのもうれしいポイントです。
【ネイチャーハイク】
ダブルエアバッグ キャンピングマット(M01016)
近年、非常に注目を浴びているアウトドアメーカーのキャンプ用エアマットです。
特殊なハニカム構造のエアバッグが、体の沈み込みを防ぎ、極上の寝心地を約束してくれます。
ポンプは付属していませんが、電動のエアポンプ、インフレータブルバッグ、フットポンプなどに対応しています。
断熱性能を示すR値は「3」で、春から秋にかけての3シーズンに適しています。
【サーマレスト】
ネオエアーXサーモマックス
キャンプから本格的な登山用品まで扱う「サーマレスト」のエアーマット。
断熱性能が非常に高く、R値は「6.9」と冬山でも使えるマットです。
地面からの冷気が不安な方や、冬にキャンプをしてみたいファミリーにおすすめで、重量も非常に軽いですが、性能に比例して価格も高いです。
サイズは3種類あり、付属のポンプサックで膨らませられます。
まとめ
快適な睡眠は、ファミリーキャンプにとってとても大切です。
夜眠れないと、キャンプ全体が辛い思い出になってしまいますので、あなたのスタイルに最適なエアーマットを手に入れて、楽しいファミリーキャンプに出かけてください。
ファミリー向けエアーマットの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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