キャンプやレジャーの際、テントやタープが風で飛ばされないよう、地面に刺して使うペグですが、形状や素材は様々です。
種類がたくさんあるため、地面の状態や天候を踏まえ、使うシチュエーションに合ったペグを選ぶことが大切です。
地面に適していないペグを使ってしまうと、うまく地面に刺さらなかったり、簡単に抜けてしまうことがあります。
たくさんの種類の中から、地面に刺しやすく、初心者の方でも扱いやすいV字ペグについて、選び方もあわせてご紹介します。
目次
- 1 V字ペグとは
- 2 V字ペグを使うメリット
- 3 V字ペグを使うデメリット
- 4 V字ペグの選び方
- 5 V字ペグおすすめ10選
- 5.1 【Boundless Voyage】 V型 チタン合金 ペグ
- 5.2 【Soomloom】テント タープ設営用ペグ
- 5.3 【MINIMAL WORKS】 V-PEGS 8ea テント用ペグ
- 5.4 【ダンロップ】マグネシウムペグ(OGK-3102)
- 5.5 【TITAN MANIA】 V字型 チタンペグ
- 5.6 【WYJRF】V字型ステンレス鋼床釘
- 5.7 【ロゴス】 Vペグ22cm(71996517)
- 5.8 【キャプテンスタッグ】チタンV型ペグ(M-9721)
- 5.9 【キャプテンスタッグ】スチールぺグ23cm4本組(M-8398)
- 5.10 【キャプテンスタッグ】スチールぺグ30.5cm4本組(M-8397)
- 6 まとめ
V字ペグとは
ペグには、丸い棒状のものや、らせん状にねじれたものなどがありますが、V字ペグはその名の通り、V字の形状をしています。
丸い棒状のピンペグなどと比べると、V字ペグは断面積が広く、柔らかめな土でもよく食い込み、強く固定することが可能です。
また、素材によっても変わりますが、V字の形状をしていることで、ハンマーで叩いても簡単には曲がりにくい構造となっています。
複数のペグを重ねあわせて、コンパクトに収納することもできるため、持ち運びにも便利です。
V字ペグを使うメリット
抜けにくい
V字ペグはピンペグなどと比べると断面積が広く、多くの土に引っ掛かかることで強く固定することができます。
柔らかい地面でもよく食い込むため、土のキャンプサイトや、押し固まった砂浜であればV字ペグを使うことが可能です。
テントやタープが風で飛ばされないよう、地面と固定するためのペグなので、抜けにくい点は大きなメリットとなります。
打ち込みやすい
V字ペグは先端が鋭く、多少固めな地面でも刺しやすいため、ハンマーを使えばより深くまで打ち込むことが可能です。
柔らかい地面であれば、ハンマーを使わずに、手で刺し込んだり、靴底で押し込むこともできます。
角が鋭いため取り扱いには注意が必要ですが、その分軽い力で地面の深くまで刺すことができ、大変便利なアイテムです。
コンパクトに収納ができる
V字ペグはその形状から、ペグ同士を重ね合わせることができ、幅を取らずコンパクトに収納することができます。
ペグは1本だけでなく、何本も必要になるため、持ち運び時に小さく収納できるのは大変便利です。
使わない時もコンパクトにまとめて、隙間などの省スペースを活用し、かさばらずに保管することができます。
V字ペグを使うデメリット
泥汚れが落ちにくい
多くの土に接触するため抜けにくい一方で、その形状により、V型の溝に多くの土が残ってしまうことがあります。
泥汚れが残っていると収納しづらく、そのまま放置してしまうと土の水分でペグの劣化が進行してしまうことも少なくありません。
拭き掃除だけでは汚れが落としにくいため、使用後は水洗いをして、しっかりと乾かしてから収納するなどの対策が必要です。
折れやすい
素材によっても異なりますが、V字ペグは弱い素材のものも多く、ハンマーで打ち込んだ際に簡単に折れてしまうことがあります。
砂利や大きな石が転がっているような場面での使用は避け、硬い地面に無理に打ち込まないことが大切です。
柔らかい地面であっても、ペグに対して斜めにハンマーを使ってしまうと簡単に折れてしまうため注意が必要です。
V字ペグの選び方
素材で選ぶ
同じV字形状のペグでも、アルミ、ジュラルミン、ステンレス、スチール素材など、種類がたくさんあります。
アルミ製は安価に購入ができ、軽いため持ち運びにも便利ですが、強度では劣るため硬い地面には適しません。
アルミでもジュラルミン製は強度があり、多少硬い地面でもよく刺さり、より強力に固定することができます。
ステンレス製は屋外で長時間使ったり、水分が付着しても錆が発生しにくく、耐食性に優れています。
より機能性に優れ、丈夫な素材を使ったものを選べば安心ですが、買い替えることも想定し、高価すぎるものは避けた方が無難です。
長さで選ぶ
V字ペグは短めなものが多いのですが、シチュエーションに応じて長さを選択することが大切です。
長いものは地面の深くまで刺すことができるため、長時間の利用や、強い風が吹くような場面でおすすめです。
必要以上に長いものは、持ち運びや保管に場所をとるため、強度をあまり必要としない場面では短くても問題ありません。
状況に応じて使い分けるために、長いものと短いものをそれぞれ持っておくのも良いでしょう。
外観で選ぶ
意外と重要なのは、カラーや細かい部分のつくりなど、機能性にも影響する外観です。
ヘッド部分に穴が開いていれば、事前にロープを縛っておくことで、撤去時に見つけやすく、ロープで簡単に抜くことも可能です。
カラーは機能性に関係ないと思われがちですが、色の目立つものは夜間でも視認性が高く、躓きにくいなどのメリットがあります。
また、複数本のペグを持ち運ぶ際、色が何色かに分かれていると、本数が数えやすく、紛失を防止できます。
V字ペグおすすめ10選
【Boundless Voyage】
V型 チタン合金 ペグ
こちらのペグは、表面に複数の穴が開いており、地面に刺したときに土が穴に入り込むことで、より強力に固定することが可能です。
チタン製で強度に優れ、硬い地面でも深く刺し込めますが、無理にハンマーで叩くと曲がってしまうこともあるので注意が必要です。
ヘッド部分にはひもがあり、撤去の際に見つけやすく、ひもを引っ張ることでペグが抜きやすくなります。
【Soomloom】
テント タープ設営用ペグ
シンプルなデザインのこちらのペグは、ジュラルミン製で強度は高く、重量は約12gと軽量のため持ち運びにも便利です。
柔らかい地面だけでなく、砂利が混ざるような少し硬めな地面であっても、簡単には折れず、深くまで刺すことができます。
V字形状のため、何本かペグを重ね合わせて、コンパクトに収納することもできて便利です。
【MINIMAL WORKS】
V-PEGS 8ea テント用ペグ
アルミ素材のこちらのペグは、8本セットになっていますが、重ね合わせてコンパクトに収納することができます。
ほとんどの場合、1つのタープに対して8本のペグがあれば足りるので、このセットだけあれば買い足す必要もありません。
明るいカラーで見つけやすく、ヘッド部分にはペグを抜き取るためのひもが付いており、撤去時もスムーズです。
【ダンロップ】
マグネシウムペグ(OGK-3102)
V字ペグの中では圧倒的に軽いマグネシウムペグは、1本あたりたったの8gで持ち運びやすく、コンパクトに収納することができます。
無理な力を加えてしまうと簡単に曲がってしまうため、地面への刺し込み方には注意が必要です。
軽量かつコンパクトで持ち運びやすいため、他のペグの破損や紛失に備え、予備としても持っておくと安心です。
【TITAN MANIA】
V字型 チタンペグ
チタン製のため、軽く、強度にも優れ、地面に刺し込みやすいV字型のペグは、抜きやすいようヘッド部分にひもが付いています。
表面に細かい穴が開いているため更に軽くなっており、重ね合わせることでコンパクトに収納ができます。
収納用のポーチがセットになるため、持ち運びや収納の際、紛失を防止することもでき大変便利です。
【WYJRF】
V字型ステンレス鋼床釘
ステンレス製で錆びにくく、強度にも優れたこちらのペグは、長さ16.5cmとやや短めになっています。
断面がギザギザしており、地面深くまで刺し込むことにより、抵抗力が増し、強力に固定することが可能です。
抜く際は力が必要ですが、ヘッド部分にひもがあるので、ひもにハンマーを引っ掛けるなどすれば簡単に抜くこともできます。
【ロゴス】
Vペグ22cm(71996517)
ロゴスのV字ペグは、長さ22cmと長く、しっかりとしたつくりで強固に地面に刺し込むことができます。
丈夫なスチール素材でやや重たい製品ですが、その分固定力は強く、柔らかめの地面にも適しています。
本体が長いので、ヘッド部分を強く叩きすぎると曲がってしまう可能性があるという点には注意が必要です。
【キャプテンスタッグ】
チタンV型ペグ(M-9721)
キャプテンスタッグのチタン製のV字ペグは、シンプルな見た目ですが、軽い上に丈夫で優れた商品です。
多少硬い地面でも、ハンマーを使って深くまで刺し込むことができ、テントやタープを風から守ることができます。
ヘッド部分にひもがありませんが、穴が開いているため、自分で好きなひもを買って結んでおくと、撤去時に抜きやすく便利です。
【キャプテンスタッグ】
スチールぺグ23cm4本組(M-8398)
より強度に優れたスチール製のペグは、丈夫なつくりで、硬い地面にも打ち込むことができます。
V字型の断面積が広く、刺し込んだ後も地面にしっかりと食い込み、簡単に抜けてしまうようなことはありません。
少し重たいことと、泥汚れを落とすのが大変という難点もありますが、他は問題なく、価格も安いためコスパの良い商品と言えます。
【キャプテンスタッグ】
スチールぺグ30.5cm4本組(M-8397)
上記でご紹介したスチールペグよりも、やや長い30.5cmのペグが4本セットになっている商品です。
強度や耐久性は変わらず、長くなっていることで、より深くまで刺し込むことができ、しっかりと固定することができます。
本体が長い分、斜めに叩いてしまうと折れやすいため、柔らかめな土に強力に固定したい時におすすめです。
まとめ
V字ペグだけでも、素材、長さなど、たくさんの商品があり、シチュエーションに合ったものを選ばなければなりません。
今回、ご紹介したV字ペグのおすすめ10選を参考に、使用用途に合ったペグを探してみてください。
V字ペグの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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