登山やアウトドアを楽しむ方にとって、高度計は自分がいる位置を確認するためにも重要なアイテムです。
スマホの通知確認や健康管理に便利なスマートウォッチですが、高度計を搭載しているモデルも多く販売されていることをご存知でしょうか。
スマートウォッチで高度計機能を兼ねることにはさまざまなメリットがあります。
この記事では、高度計付きスマートウォッチを検討している方に向けて、メリットとデメリットをご案内します。
また、登山やアウトドアにおすすめの高度計付きスマートウォッチ10選もご紹介していきます。
目次
- 1 高度計付きスマートウォッチを使うメリット
- 2 高度計付きスマートウォッチを使うデメリット
- 3 高度計付きスマートウォッチおすすめ10選
- 3.1 【GARMIN】Instinct(010-02064-12)
- 3.2 【GARMIN】Instinct Dual Power(010-02293-31)
- 3.3 【CASIO】PROTREK(PRW-60Y-1AJF)
- 3.4 【CASIO】PROTREKスマート(WSD-F30-BU)
- 3.5 【SUUNTO】TRAVERSE(SS022226000)
- 3.6 【SUUNTO】SUUNTO9(SS050257000)
- 3.7 【Amazfit】T-Rex Pro
- 3.8 【Amazfit】T-Rex 2
- 3.9 【POLAR】Grit X pro(90085773)
- 3.10 【APPLE】Apple Watch Series 8
- 4 まとめ
高度計付きスマートウォッチを使うメリット
安全な登山につながる
高度計は、自分がいる場所の標高を知るための機能です。
登山は事前に登頂時刻や下山時刻を計画しますが、計画通りに登山が進んでいるかどうかを判断するために高度計が活用されます。
また、時刻を確認できるスマートウォッチと同じ画面で高度を確認できるため、別々に持つよりも時間配分を意識できるようになります。
このように安全な登山につながることは、高度計付きスマートウォッチを使う大きなメリットです。
荷物を減らせる
安全かつ快適に登山やアウトドアを行うにあたっては、非常に多くの道具が必要となります。
利便性を落とさずに快適さを保つためには、一つのアイテムでさまざまな機能を兼用できるほうが効率的でしょう。
高度計を搭載するスマートウォッチの中には、GPSによる地図表示やコンパス、気圧表示など、多くの機能を搭載したモデルもあります。
ご自身が必要なアウトドア用品の中で、スマートウォッチで兼用できるものがあれば活用することをおすすめします。
日常使いにも使える
高度計を単体で持っていても、基本的に登山やアウトドアのとき以外に使う機会は少ないでしょう。
一方、スマートウォッチはスマートフォンの通知確認や音楽再生、日常の活動状況記録や電子決済など、さまざまな機能を搭載しています。
日常使いから登山やアウトドアまで、幅広い場面で使えるのはスマートウォッチならではのメリットです。
高度計付きスマートウォッチを使うデメリット
バッテリー切れのおそれがある
アナログ式の高度計であれば、破損しない限りいつでも使用することができるでしょう。
しかし、スマートウォッチは小型の電子デバイスのため、多くのモデルは1日〜1週間毎に充電が必要となります。
登山途中にバッテリー切れを起こすと、高度計も活用できなくなる恐れがあります。
よって、バッテリー切れが心配であれば、モバイルバッテリーの携帯が必要です。
ほかにも、太陽光で充電できるスマートウォッチを選ぶなど、リスクを減らしましょう。
価格が高い傾向にある
スマートウォッチはシンプルな機能のモデルなら数万円程度から、フラッグシップモデルである場合は10万円を超えるモデルもあります。
ただでさえ登山やアウトドアは多くのグッズを揃える必要があり、非常に費用がかかる趣味の一つです。
できるだけ予算を抑えたい場合は、必要な機能を絞ってモデルを選ぶと良いでしょう。
また、スマートウォッチで代用できる機能をできるだけまとめることで、出費総額を抑えることができます。
高度計付きスマートウォッチおすすめ10選
【GARMIN】
Instinct(010-02064-12)
GARMINのスマートウォッチはスポーツやアウトドアシーンで人気です。
こちらはミリタリー基準の耐熱、耐水、耐衝撃性能を持っており、アウトドアや登山の過酷な場面でも活躍します。
気圧高度計に加えて、電子コンパスやGPSにも対応しているため、登山やアウトドア用として十分活躍できるポテンシャルを持っています。
【GARMIN】
Instinct Dual Power(010-02293-31)
こちらはInstinctシリーズですが、バッテリー性能にこだわりたい方にはこちらのDual Powerがおすすめです。
Instinctが最大で14日間持つバッテリー容量である一方、Instinct Dual Powerには最大で24日間持つバッテリーが搭載されています。
ソーラー充電機能も搭載しているため、天候が良ければさらに長期間使い続けられます。
【CASIO】
PROTREK(PRW-60Y-1AJF)
高度に加えて、方位や気圧、温度などに対応するトリプルセンサーを搭載した、日本メーカーCASIOのスマートウォッチです。
高機能センサーにより、特徴的な気圧の変化を感知したときには、音と画面で知らせてくれる便利な機能も。
−10℃の厳しい環境でも動作するため、冬の時期に登山やアウトドアを行う方にもおすすめです。
【CASIO】
PROTREKスマート(WSD-F30-BU)
CASIO PROTREKシリーズです。
こちらのモデルはデジタル地図をカラー表示できるので、地図を頻繁に確認したい方におすすめのモデルです。
高度計と地図を組み合わせることで、より安全な登山になるでしょう。
気圧やコンパス機能も内蔵しており、本格的なアウトドアにも対応しています。
【SUUNTO】
TRAVERSE(SS022226000)
SUUNTOはフィンランドのメーカーで、登山やキャンプなどにも対応するスマートウォッチを展開しています。
TRAVERSEは高度計に加えて、気圧、方角、速度、距離など、登山に便利な機能をふんだんに盛り込んでいます。
デザインも非常におしゃれなため、普段使いとしても違和感が無く使えると人気のモデルです。
【SUUNTO】
SUUNTO9(SS050257000)
SUUNTO9はGPSによる高度測定が可能なモデルです。
インテリジェントバッテリーモード機能により、バッテリー残量によって自動的に省エネモードに切り替わる点が特徴。
省エネモードによりGPS測定頻度を減らしても、内蔵する加速度センサーと組み合わせることでリアルタイム計測と遜色なくトラッキングが可能です。
【Amazfit】
T-Rex Pro
アウトドア時に映える無骨なデザインが特徴的なスマートウォッチです。
高度計はもちろん、コンパスや気圧計、高精度GPSを搭載し、登山用として十分使用できる多機能モデルとなっています。
10気圧防水にも対応しているので、アウトドアで想定される水濡れであれば問題なく活躍するスマートウォッチです。
【Amazfit】
T-Rex 2
T-Rex2は登山でも使えるナビゲーション機能を搭載した、ハイスペックなスマートウォッチです。
-30℃の超極寒でも操作可能な低温モードがあるため、冬山登山など極めて厳しい環境に挑戦する方におすすめします。
画面サイズも1.39インチと大型のため視認性が良く、幅広い年代から人気のあるスマートウォッチです。
【POLAR】
Grit X pro(90085773)
心拍計メーカーであるPOLAR社が販売するスマートウォッチで、心拍計測の精度に定評があります。
登山やアウトドアに限らず、ランニングやトレイルランなどを楽しむ方からも人気のスマートウォッチです。
気圧式高度計、GPS、標高プロファイル、ルートナビゲーションなど、登山やアウトドアの際にあると嬉しい機能も盛り込んでいます。
【APPLE】
Apple Watch Series 8
iPhoneユーザーであれば真っ先に検討するのはApple Watchでしょう。
Apple Watchではシリーズ5以降、方角や緯度経度、高度や傾きを常時計測できるようになりました。
カスタマイズした文字盤で、コンパスや高度計など必要な情報を常時表示できます。
普段用のイメージが強いApple Watchですが、登山やアウトドア用としても十分ご使用いただけます。
まとめ
高度計付きスマートウォッチを使うメリットとデメリット、そして登山やアウトドアにおすすめのモデルをご紹介しました。
高度計は安全に登山やアウトドアを進めるためにも重要なアイテムですが、スマートウォッチで代用することもおすすめの手段です。
お気に入りの高度計付きスマートウォッチを見つけて、より登山やアウトドアを楽しめると良いですね。
高度計付きスマートウォッチの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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