日中の寒さの厳しい冬が終わると、温かくて気持ちの良い春キャンプに行こうと、計画を立て始める人も多いことでしょう。
しかし、温かい日が続く春とはいえ、キャンプ場の朝と晩は気温が2〜3℃になることもあり、体温低下を防ぐためにもストーブがあると心強いです。
今回は、春先のキャンプで活躍するストーブを10選、機能性・デザイン・持ち運びやすさに触れつつご紹介します。
目次
- 1 春キャンプ向けストーブを使うメリット
- 2 春キャンプ向けストーブを使うデメリット
- 3 春キャンプ向けストーブおすすめ10選
- 3.1 【イワタニ】カセットガスストーブ(CB-CGS-PTB)
- 3.2 【PASECO】対流型石油ストーブ
- 3.3 【ALPACA PLUS】小型石油ストーブ
- 3.4 【トヨトミ】対流式石油ストーブ(RR-GE25G)
- 3.5 【イワタニ】デカ暖 ガスボンベストーブ(CB-STV-DKD2)
- 3.6 【トヨトミ】石油ストーブ(RS-H29MW)
- 3.7 【CORONA】ワンタッチ給油 石油ストーブ(RX-22YAHD)
- 3.8 【CORONA】対流型石油ストーブ(SL-6622W)
- 3.9 【LVYUAN】一台二役 ガスボンベストーブ
- 3.10 【DANCHEL OUTDOOR】煙突付きポータブル薪ストーブ(D&R HS6)
- 4 まとめ
春キャンプ向けストーブを使うメリット
冷え込む朝晩に使える
春キャンプは、日中は暖かくて過ごしやすく、薄着で過ごしたり、防寒着を持って行かなかったりする人がいます。
しかし、春先のキャンプ場の朝と晩は、気温が急に下がりとても寒いです。
体温の低下を防ぎ、テントで快適に過ごすためにも、春キャンプにはストーブを持って行きましょう。
キャンプの雰囲気を高めてくれる
春キャンプの寒さを和らげてくれるストーブですが、アウトドアのインテリアとしても使えるのでおすすめです。
レトロなデザインのストーブは、春キャンプをおしゃれな雰囲気に高めます。
また、ランタンと同じくぼんやりした明かりで、室内やテントエリアを照らし出すので、ゆったりした時間を演出するのにも最適です。
暖房以外の使い方もある
春キャンプの寒い朝と晩に、温まるためのストーブですが、商品によっては暖房以外の使い方もできます。
コーヒーや紅茶を淹れるために、ストーブの上でお湯が沸かせたり、鍋やフライパンを置いて調理をしたりできてとても便利です。
また、ランタンのように明るいので、テント内や前の灯りとしても活躍します。
春キャンプ向けストーブを使うデメリット
重くて荷物が増える
春キャンプの朝と晩はとにかく寒く、しっかり暖まれるストーブがあると確かに便利です。
しかし、商品にもよりますが、ストーブは重くてかさばり、燃料・バッテリーなどの荷物スペースも必要になります。
そのため、できるだけ荷物を増やしたくない人は、軽くて持ち運びやすい、コンパクトなストーブを選びましょう。
燃料費がかかる
電気ストーブの場合であれば、自宅で充電してきたポータブル電源に繋ぐと使えるので、燃料の心配がありません。
しかし、ガス・石油・薪ストーブを使う場合は、どれも燃料が必要になってくるので、使用する度お金がかかります。
また、残った燃料は、長期間放置しておくと、使えなくなる場合があるので注意しましょう。
安全に配慮が必要である
安全に配慮してストーブを使わなければ、大きな事故につながります。
ストーブの近くに、タオルを不用意に置いてしまうと火事の原因になったり、子どもが触って火傷の原因になったりします。
また、テント内で使用する場合は、一酸化炭素中毒にならないように、センサーを設置したり、換気したりして対策をしましょう。
春キャンプ向けストーブおすすめ10選
【イワタニ】
カセットガスストーブ(CB-CGS-PTB)
ガスボンベを使用するタイプのストーブのため、電池や電源コードを持って行かなくても使えます。
そして、ガスボンベを交換するだけなので、汚れが気になりません。
また、連続燃焼時間は約3時間20分、点火までは約1分間、春キャンプの寒い朝晩でもすぐに使えます。
エコモードで稼働させれば、約15%の省エネ運転ができるので経済的です。
【PASECO】
対流型石油ストーブ
重さが約5kgで軽くてコンパクトなストーブなので、持ち運びに便利です。
また、燃焼時間が約18時間のため、一回の満タン補給で、朝から晩まで使えます。
本モデルは、2021年モデルからの改良版で、沸騰までの時間が約40%短縮されており、鍋での調理やポットでお湯を沸かすのに最適です。
【ALPACA PLUS】
小型石油ストーブ
レトロなデザインのストーブで、アウトドアキャンプをおしゃれに楽しみたい方におすすめです。
そして、確かな暖房効果と、ぼんやりした明るさで、春キャンプの雰囲気をグッと高めてくれます。
また、重さが約6kgと軽量で持ち運びやすく、コンパクトなサイズなので、狭い場所でも設置できます。
さらに、PSCとJHIAの認証を取得し、耐震自動消火装置も付いているので安心・安全です。
【トヨトミ】
対流式石油ストーブ(RR-GE25G)
高圧放電で素早く点火されるので、春キャンプの寒い朝と晩にすぐに使えて大活躍します。
未燃ガスを燃やしきれるので、消火後の独特なニオイを気にしないで大丈夫です。
また、転倒しても耐震自動消火装置のおかげで、燃え広がるのを防げます。
さらに、2重タンク構造のため、転倒時の燃料の漏れ出しを防げて安全です。
【イワタニ】
デカ暖 ガスボンベストーブ(CB-STV-DKD2)
本体の重さが約4kgと、大変軽くてコンパクトなので、持ち運びに便利です。
燃料は、市販のガスボンベ1本のみで、小型の石油ストーブ並みの暖かさを発揮します。
また、転倒時や不完全燃焼を感知して、自動で消火するので安心・安全です。
軽くてコンパクト、暖房機能も充実しているので、気軽に春キャンプに持って出かけられます。
【トヨトミ】
石油ストーブ(RS-H29MW)
木造8畳、コンクリート10畳に対応した石油ストーブなので、肌寒い春キャンプで暖まれます。
ヒーターが切れない電子点火のため、レバーを押せばすぐに使えて便利です。
また、ニオイセーブで消火時の嫌なニオイが気にならず、万一の時は緊急消火ボタンも付いているので安心して使えます。
約7.5kgと少し重たいですが、キャリングハンドル付きなので持ち運びに便利です。
【CORONA】
ワンタッチ給油 石油ストーブ(RX-22YAHD)
ワンタッチで簡単に給油できるので、燃料の補給時でも汚れにくいです。
さらに、点火スイッチが、一眼でわかりやすいデザインのため、迷わず使えて安心です。
また、燃焼時間は約17時間と長く使えて、万一の時も自動で消火する機能が付いています。
点火には、単一電池を2個使用するだけなので、電源コードも必要ありません。
【CORONA】
対流型石油ストーブ(SL-6622W)
重さが11.2kgあるので、少し重たいですが、大人数で行く春キャンプでは頼れる暖房性能です。
また、仲間と暖まりながら、天板を使って鍋調理やポットでお湯を沸かせます。
炎が揺らいでいるのが見えるので、おしゃれなキャンプの雰囲気を一層高めてくれます。
耐震自動消火装置も付いており、もし転倒しても消火されるので安心です。
【LVYUAN】
一台二役 ガスボンベストーブ
ガスヒーターの向きを変えられるので、暖房器具・調理器具と二つの使い方ができます。
重さは1.8kgと軽いので、コンパクトに持ち運べて、足元を温めるのに便利です。
また、燃料は市販のガスボンべ1本なので、簡単に燃料を取り替えられます。
そして、安全弁が付いているため、ガスが漏れの心配がありませんが、テント内で使用する場合は、一酸化炭素中毒に注意しましょう。
【DANCHEL OUTDOOR】
煙突付きポータブル薪ストーブ(D&R HS6)
薪の準備が大変ですが、簡単な組み立て作業をするだけで、本格的な薪ストーブを体感できます。
高温に耐えられる素材のステンレスを使用しており、炎が揺らいでも安心・安全です。
使い込むほどに、味が出てくるので、自分だけの薪ストーブを手に入れられます。
ただし、火災防止のため、消し忘れや転倒には、充分に配慮しながらご使用ください。
まとめ
冬に比べて、出かけやすい春キャンプですが、朝晩はとても冷え込みます。
テント泊を暖かく快適に過ごすためにも、機能性・デザイン・持ち運びやすいストーブを手に入れてください。
春キャンプ向けストーブの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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