スノボ中の快適なライディングを提供してくれるアイテムのひとつとして欠かせない「電熱ゴーグル」。
ゴーグル上部にファンが付いているタイプや、ボタン式でレンズ全体を温め、曇りを解消してくれるタイプのモデルもあります。
天候に左右されず良好な視界を確保してくれるので、悪天候でもガンガン攻めたいときやバックカントリーでも大活躍。
また、今までの電熱ゴーグルは乾電池が必要で、ゴーグル装着による重さが懸念されていましたが、軽量の充電タイプが登場しました。
充電タイプの電熱ゴーグルを使用することで、通常タイプのゴーグルと変わりない装着感が得られます。
今回は、多くのスノーボーダーが注目している電熱ゴーグルに関して、おすすめの7アイテムをピックアップしてご紹介します。
スノボ向け電熱ゴーグルとは
スノボ向け電熱ゴーグルとは、一言で表すとレンズの曇りを解消してくれるゴーグルです。
電熱ゴーグルの使用は、スノーボーダーが持つあらゆるシーンでの「ゴーグルの曇り」という悩みを解消してくれるでしょう。
最近のスノボ向けゴーグルは電熱タイプでなくとも、曇り止め防止機能が標準装備されているモデルがほとんどです。
そのため、電熱ゴーグルを選ばなかった場合でも、初心者~中級者の方の需要は満たされるでしょう。
ただ、吹雪や防風などの悪天候のときや、バックカントリーなどでパウダーを楽しむときには曇るという声が多くありました。
電熱ゴーグルの登場により、どのようなシーンでも曇らず快適な視界を確保してくれるでしょう。
スノボ向け電熱ゴーグルを使うメリット
どのようなシーンでも快適な視界を確保
スノボ向け電熱ゴーグルの一番のメリットは、ほとんどのシーンで曇らず快適な視界を確保してくれるということです。
雪山の天気は想像以上に変わりやすく、晴れていたのに突然吹雪になることも多いですよね。
急な悪天候で視界を見失うと、スノーボーダーにはかなりの危険が伴います。
特に、あまり行ったことのない広いゲレンデ滑走やバックカントリーでは命取りにもなりかねません。
どのようなシーンでも快適な視界を確保してくれる電熱ゴーグルを選ぶことは、このような状況のリスク回避に繋がるでしょう。
凍結したレンズを溶解
スノボ向けの電熱ゴーグルを装着することで、凍結してしまったレンズを溶解してくれます。
電熱ゴーグルは文字通り発熱するタイプで、万が一凍結してしまっても、発熱によりレンズの凍結を溶解します。
また、レンズ全体を温めてくれるモデルもあり、極寒の状況で暖が取れるので嬉しい限りです。
絶景が堪能できる
視界の良好を確保することにより、絶景が堪能できるでしょう。
スノーボードの滑走の楽しみのひとつとして、絶景の堪能を挙げる人も多いのではないでしょうか。
ゴーグルの曇りは快適な滑走を妨げるだけではなく、絶景も楽しめなくなります。
スノボ向け電熱ゴーグルを使用することで視界が良好になり、美しい街並みや山々の眺望が可能です。
スノボ向け電熱ゴーグルを使うデメリット
バッテリーや電池が必要
電熱ゴーグルには、バッテリーや電池が必要です。
バッテリータイプも電池タイプも、どれくらい持つのか把握しておく必要が出てきます。
万が一に備えて予備バッテリーや電池を持つ必要があり、荷物が増えるというデメリットがあります。
通常のゴーグルより重い
電熱ゴーグルは電池やバッテリーを搭載する必要があるため、通常のゴーグルより重いです。
滑走に影響が出てくるほど重さが気になるわけではないものの、それでも長時間の装着時にはデメリットとなります。
重さが気になる方は、バッテリーがウェア内に収納できるタイプの電熱ゴーグルを選ぶようにしましょう。
高額である
電熱ゴーグルの最上位モデルのデメリットは、高額であることです。
普通のゴーグルの10倍近くするモデルも登場しており、容易に手を出せるレベルではないでしょう。
ただ、どんなに高額でも、電熱ゴーグルが必要不可欠な人にとっては大変メリットの大きいアイテムと言えます。
スノボ向け電熱ゴーグルおすすめ7選
【SWANS】
スノーゴーグル(634-XED MNV)
数あるスノーボードゴーグルメーカーの中でも人気上位を占める、スワンズの電熱ゴーグルです。
信頼性の高い日本製モデルで、独自のヒートレンズシステムを採用して快適な視界を約束してくれます。
「曇らないゴーグルなんてない」という思考は、こちらのゴーグルによって覆されるでしょう。
どのようなシーンでもクリアな視界が確保され、バックカントリーを楽しむライダーから「曇り知らず」と賞賛の声が上がっています。
また、スワンズの電熱ゴーグルは、ヘルメットやメガネの装着にも対応していることが大きなポイントです。
ただ、連続駆動時間が2時間とやや短いので、場合によっては別途バッテリーの購入が必要となります。
【山本光学】
HEAT-LENSゴーグル(930XED)
創業100年以上の歴史ある山本光学の確かな技術により創造されたスノーボードゴーグル。
「930-XED HEAT-LENS」という独自の技術を搭載しており、レンズ自体の発熱により曇りを防止してくれます。
山本光学による「くもらない」作業の賜物とも言える「曇らない」スノーゴーグルの技術は、まさに圧巻と言えるでしょう。
ポータブルバッテリーから電源を供給するタイプで、電熱ゴーグルの気になる重量軽減も実現。
バッテリーの充電は約4時間で、半日程度連続使用が可能でしょう。
【SWANS】
スノーゴーグル
ファンを起動させることにより、ゴーグル内部の湿度を排除して曇りを解消してくれる電熱ゴーグルです。
こちらのモデルの特徴は、メガネやヘルメットの装着にも対応してくれるところです。
使用用途に合わせて、ファンの「連続使用モード」とセンサーによる「オートモード」の切り替えができるのは嬉しい点。
レンズ横に単4電池を取り付けるタイプとなるので、ゴーグルに重量感が加わるのはデメリットかもしれません。
【ノーブランド】
電熱ゴーグル
氷点下20℃まで対応できるスノボ向けの電熱ゴーグルです。
ゴーグルサイドにバッテリーを内蔵しているタイプで、氷点下11~20℃の場所でも約3時間の連続使用が可能です。
強力な曇り止め効果を発揮し、良好な視界が確保されるので、バックカントリーやツリーランを楽しむ方におすすめします。
【FXR】
電動コードレスゴーグル
シングルレンズで良好な視野を確保しながら、独自の曇り止め技術を搭載したモデルを展開しているFXR。
充電タイプのバッテリーを搭載した電熱ゴーグルで、滑走中の快適な視界を確保してくれるでしょう。
ヘルメットの装着にも対応しているので、ヘルメットを装着しても快適な滑走を約束してくれますよ。
【509】
スノーゴーグル
どのようなシーンにも強く、バックカントリーを中心にスノーボードを楽しめる最上位モデル。
電熱線とファンのW搭載で、ほぼ完璧な曇り止め機能を実現しました。
また、自分の使用用途に合わせて、自動運転モードとマニュアルモードの切り替えが可能です。
外付けタイプのバッテリーを搭載しており、独立して充電させることができますよ。
【Abom】
スノーボードゴーグル(21331039)
内部に搭載されたマイクロコンピューターが作動し、レンズ内部の湿度や温度を計測して快適な滑走を約束してくれます。
ファン稼働による騒音もなく、乾電池の使用をせず軽量化を実現しました。
連続で発熱させる「アクティブモード」と必要時に発熱可能な「ブーストモード」を搭載。
使用用途に合わせて使い分けができるので、無駄なバッテリー使用を防止してくれるでしょう。
圧倒的な機能を備えているためではありますが、高額なのはネックですね。
まとめ
最近のゴーグルの性能はかなり進化しており、曇り止め防止機能が格段にアップしてきていると言えるでしょう。
ゆえに、ゲレンデ内の滑走が中心であれば、通常のゴーグルで十分満足できる機能が搭載されています。
ただ、バックカントリーを中心に活動する方には電熱ゴーグルは必要不可欠と言えるのではないでしょうか。
なぜなら、スノボ向けの電熱ゴーグルは急な悪天候などのシーンにも対応し、パウダースノーなどにも強いためです。
今回ご紹介した内容を参考に、ぜひ自分の使用用途に合わせた電熱ゴーグルを選び出してみてくださいね。
スノボ向け電熱ゴーグルの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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