2020東京オリンピックのスケートボード男子ストリートにて金メダルを勝ち取った堀米雄斗が所属するデッキブランド、エイプリル。
オーストラリア出身のプロスケーター、シェーン・オニールが立ち上げた新進気鋭のニューブランドです。
2022年には東京オリンピックのスケートボード女子ストリートで銀メダルを獲得したライッサ・レアルもプロチームに加入。
メダリストに加え、人気の高いストリートスケーターも多く在籍し、飛ぶ鳥を落とす勢いのチームです。
デッキ制作に関しても強いこだわりを持ち、その性能の高さからリピーターが続出し、世界中で爆発的ヒットを遂げています。
今回はエイプリルのスケボーデッキのメリットデメリットをご説明しつつ、おすすめスケボーデッキ10選をご紹介します。
目次
- 1 エイプリルのスケボーデッキを使うメリット
- 2 エイプリルのスケボーデッキを使うデメリット
- 3 エイプリルのスケボーデッキおすすめ10選
- 3.1 【APRIL】YUTO HORIGOME HEADLINES
- 3.2 【APRIL】OG LOGO DECK
- 3.3 【APRIL】YUTO HORIGOME KINKAKU-JI
- 3.4 【APRIL】A LOGO DECK
- 3.5 【APRIL】YUTO HORIGOME DECK Ice
- 3.6 【APRIL】SHANE ONEILL DECK Fire
- 3.7 【APRIL】ISH CEPEDA DECK All Net
- 3.8 【APRIL】SHANE DECK Aust
- 3.9 【APRIL】GUY MARIANO DECK Cornetto 2
- 3.10 【APRIL】SHANE DECK Marnell
- 4 まとめ
エイプリルのスケボーデッキを使うメリット
短くて弾きが良い
テクニカルスケーターで世界一と呼ばれるシェーン・オニールが作るデッキは短く、コントロール性が高いものとなっています。
デッキが短いことでトリック時のすり上げ幅が減り、より体の中心でコントロールが効くようになるのです。
そのため、軽い力でデッキコントロールが可能となるので、複雑なトリックをするテクニカルなスケートに向いた設計となっています。
デッキの素材には7PLYのカナディアンメイプルを使用し、最も弾きが良く耐久力の高いウッドが使われています。
私自身、普段は一か月程度で板を変えることが多いのですが、エイプリルのデッキは2か月使ってもへたること無く使用できました。
おしゃれなグラフィックデザイン
最新のブランドであるエイプリルはデザインにも非常にこだわっており、ライダーの個性を反映させたグラフィックを使用しています。
たとえば堀米雄斗選手のモデルですと、富士山や金閣寺、スカイツリーや折り紙などが使われています。
他のプロライダー陣も、自分の趣味のアイテムや好きなデザインを反映させたものが多く、人柄まで伝わるデザインです。
ビッグカンパニーだと自分の意見が反映されにくいので、プロスケーターが手掛ける会社ならではのプロダクトです。
適度なキックとコンケーブ
板を購入する際は、サイズの次にキックとコンケーブが重要な要素となり、カンパニーによってきつかったり緩かったりします。
エイプリルのデッキは標準よりもややきつめのコンケーブを採用。
コンケーブがきついことで、足を置いた際の包み込みが良く、フィット感が増すので、オーリーや180などの操作感が高くなります。
それに加え、フリップトリックを抜く際の引っ掛かりが強くなるので、早い回転の回しを狙えるようになるメリットがあります。
キックは多くのカンパニーが採用している、軽い力でテールヒットができるようテール側のキックはやや緩め。
ノーズ側のキックは操作性を上げるため、ややきつめの設定となります。
エイプリルのスケボーデッキを使うデメリット
限られた販売店のみでの販売
エイプリルは経営方針にも強いこだわりを持っており、どこでも扱っているのではなく、限られたショップでの販売となります。
とはいえ、多くのショップが扱っており、ネットでも在庫は豊富にあるため、入手できないことは無いでしょう。
一度デッキを踏んで確かめたいという方は、お近くのショップに取り扱いがあるかを確認することをおすすめします。
価格が高騰中
始めて日本にエイプリルが入ってきたときの価格は10000円+税でした。
円安などの影響により、当初より数千円上がった金額が希望小売価格となり、少し高い部類のデッキになってしまっています。
ネット上にはセールや旧価格のものも多く販売されているので、お得に購入したい方はネット通販がおすすめです。
エイプリルのスケボーデッキおすすめ10選
【APRIL】
YUTO HORIGOME HEADLINES
堀米雄斗選手が東京オリンピックのスケートボード男子ストリートで金メダルを勝ち取った際に発売された記念デッキです。
デッキサイズは王道の8.0インチを採用し、女性でも男性でも乗れる一番人気のデッキサイズとなっています。
金メダルの記念デッキになりますので、乗ってよし飾ってよしな一枚です。
【APRIL】
OG LOGO DECK
エイプリルのデッキで一番人気が高いロゴデザインを、高級感あるホワイト×ゴールドで演出したチームモデル。
エイプリルのデッキには珍しい、太めの8.5インチのデッキになります。
8.5インチでもレングスが短く取り回しが良いので、ランプなどを安定感高く、操作性を上げたいとお考えの方におすすめです。
【APRIL】
YUTO HORIGOME KINKAKU-JI
堀米雄斗選手のシグネチャーモデルで、京都の金閣寺をグラフィックに落とし込んだ一枚です。
レベルの高いアートワークが採用されており、海外のスケーターから非常に人気が出たモデルになります。
デッキサイズはやや太めの8.25インチで、パークもストリートもオールラウンドに滑りたい方におすすめのデッキサイズです。
【APRIL】
A LOGO DECK
OG LOGO DECKと並び、定番デザインのチームモデルです。
エンボス加工と呼ばれるデコボコした加工がデッキ中央に施されています。
エンボス部分が削れることで、どんどんデザインが浮かび上がってくるようになっているので、経過も楽しめる一枚です。
【APRIL】
YUTO HORIGOME DECK Ice
堀米雄斗選手のシグネチャーデッキで、ブラックバックにアイスブルーのテキスタイルのみのシンプルなデザインです。
ブラックバックはエンボス加工がされているので、シンプルながら削れていく過程も楽しめる一枚になっています。
デッキサイズは王道の8.0インチで、初心者から上級者まで使用できるデッキサイズです。
【APRIL】
SHANE ONEILL DECK Fire
ファウンダーのシェーン・オニールによるシグネチャーデッキです。
堀米雄斗選手のデザインはアイスなのに対し、シェーンは炎をイメージしたブラック×レッドの配色となります。
エンボス加工が施されており、スライド時に接地面が少なくなるので、滑りやすくなるとも言われています。
【APRIL】
ISH CEPEDA DECK All Net
プロライダー、イシュ・セペダによるシグネチャーデッキになります。
バスケットをイメージしており、ステインバッグにセンターデザインを置いた最も人気の高いデザインパターンです。
削れやすいノーズとテール部がステインバッグになっているので、傷が目立ちにくく、長期間使用しても綺麗な状態を保ちやすいです。
【APRIL】
SHANE DECK Aust
シェーン・オニールによるシグネチャーデッキです。
シェーンの似顔絵が描かれた特徴的なデザインのため、ファンにはたまらないデザインとなっています。
出身地であるオーストラリアのメルボルンをイメージしており、夏によく似合う爽やかな一枚です。
【APRIL】
GUY MARIANO DECK Cornetto 2
GIRLの看板ライダーであった伝説のスケーター、ガイ・マリアーノのシグネチャーモデル。
2021年に電撃移籍をして大きな話題を生んだ際に発売された、記念すべき1stシグネチャーデッキになります。
中世ヨーロッパを髣髴とさせるデザインとなり、全面に施されたエンボス加工によって、高級感のある質感を生んだ一枚です。
【APRIL】
SHANE DECK Marnell
病により若くしてこの世を去ってしまった伝説のスケーター、ルイス・マーネルとの写真を起用した一枚。
同郷のシェーンは若いころからルイス・マーネルと親交が深く、追悼の意味も込めて発売したデッキとなっています。
モノクロの世界観で、インテリアとして使用してもほかの物に干渉しないデザイン。
そのため、ルイスに思い入れの深い方必見の一枚です。
まとめ
ストリートシーン、コンテストシーン両方で活躍するプロライダーが所属し、新鋭ブランドながら圧倒的人気を誇るのがエイプリルです。
ライダーの存在だけでなく、スケートボードに強いこだわりを持つシェーンによるプロダクトが人気を後押ししています。
ぜひこの機会にエイプリルのデッキを一度お試しください。
エイプリルのスケボーデッキの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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