友人と相乗りして海へ向かう方は多いかと思います。
その際に悩ましいのが、サーフボードをどのように車に積むかではないでしょうか。
車の屋根の上にサーフボードを収納できるルーフボックスを付けると、これまで荷物でパンパンだった車内がスッキリします。
そして、友人とゆったりと海に行くことができるようになるでしょう。
この記事では、サーフボード用ルーフボックスを使うメリットとデメリット、選び方からおすすめ商品まで紹介していきます。
サーフボード用ルーフボックスを使うメリット
車内が広く使える
やはり一番のメリットは車内をゆったりと使えることでしょう。
サーフボードはかさばる荷物なので、車内に積むと大きなスペースを占領してしまいます。
サーフボードやウェットスーツなどをルーフボックスに収納すれば、車内には広々と余裕のある空間が生まれるのです。
そして、人もモノもゆったりと海までドライブできるようになります。
サーフボードを安全に運べる
車の中にサーフボードを積めない場合は、ルーフにボードを積むことになります。
非常にデリケートなサーフボードをキャリアに直接固定する場合、運搬中のキズや直射日光による影響が気になりますよね。
さらに、走行中にボードがキャリアから外れたら大変危険です。
密閉されたボックスに収納できるルーフボックスなら、サーフボードを安全に運ぶことができます。
車内をきれいに使える
海に行くと、持ち物に砂や潮・泥などが付いてしまうのは致し方ないことです。
ですが、砂などが付着した荷物は車の中には持ち込みたくないですよね。
ルーフボックスには汚れた荷物をそのまま収納でき、汚れたら簡単に水で洗い流すこともできます。
つまり、車内をきれいに使えるようになるということです。
友人みんなとワイワイ海に行ける
サーフボードの大きさによっては、後部座席や助手席を倒して積む場合もあります。
そうなると座席が潰れてしまうので、友人と一緒に海に行けなくなってしまうのです。
ですが、ルーフボックスがあれば、友人を車に乗せて一緒に楽しく海に行くことができます。
1人で海に入るより、友だち・仲間と一緒に海に入るほうが、断然にサーフィンが楽しくなりますよね。
サーフボード用ルーフボックスを使うデメリット
車高が高くなる
たとえば、立体駐車場に停められない、洗車機が使えない、高架下など普段通っていた道が通れなくなる、などの可能性もあります。
運転席からの視線は変わらないことから、これまでと同じ感覚で運転してしまいそうになるので、運転には注意が必要です。
車高が高くなったことを常に意識しながら運転する必要があります。
燃費が少し悪くなる
屋根の上に物を載せるため、どうしても走行中の空気抵抗は大きくなってしまいます。
また、荷物を多く載せることができるようになるので、燃費への影響は少なからず発生します。
ルーフボックスの大きさや走行する速度による空気抵抗の大きさによって、燃費は変わってきそうです。
ガソリン代が高い時期に海に行くときは、少し気になってしまいますね。
値段が高い
屋根の上にボックスを設置するので、それなりにコストがかかります。
収納するボックスだけでなく、ボックスを車に固定するアタッチメントやルーフバーなどのパーツも必要です。
また、車種によって取り付けるパーツも異なります。
色々なタイプのルーフボックスがありますが、トータルでどれくらいかかるのかを確認しておいたほうが良いでしょう。
サーフボード用ルーフボックスの選び方
自分のサーフボードが入るサイズを選ぶ
まず、自分のサーフボードが入る大きさ・タイプのルーフボックスを選ぶ必要があります。
さすがにロングボードが入るタイプのものはありませんが、7フィートまでのミッドレングスなら入るタイプもあるでしょう。
ショートボードならフィンを外さなくても十分収納できるスペースがあり、フィンを外せば2~3枚は収納できるタイプもあります。
購入前に自分のサーフボードのサイズ(長さ、幅、厚み)を確認しておきましょう。
そして、ルーフボックス本体の内寸(長さ×幅×高さ)に収まるかをチェックしてください。
商品の特徴から選ぶ
ルーフボックスの形・デザインなどに加え、使い勝手や安全面などの機能面もよく確認しておきたいところです。
ボックスの開閉が両サイドからできるタイプを選ぶと、荷物の出し入れがスムーズにできるメリットがあります。
蓋のロックのしやすさ、ボックス内の掃除やメンテナンス時の取り外し・取り付けがセルフでできるかどうかも確認しておきたいポイント。
購入者のレビューを読むと、実際に使っている人の感想やアドバイスもあるので、事前にチェックしておくと良いでしょう。
主要メーカーから選ぶと安心
ルーフボックスの主要メーカーは、THULE、TERZO、INNOの3社です。
TERZOとINNOは日本のメーカーなので、日本車への適合率が高い傾向があります。
THULEはスウェーデンの老舗メーカーで、外車向けの製品ラインナップが充実しています。
購入のしやすさやアフターサービスの観点からも、この3大メーカーの中から選ぶと安心です。
自分の車に適合するものを選ぶ
気に入ったルーフボックスが見つかったとしても、自分の車と適合しないものは取り付けることはできません。
そのため、自分の車に搭載できるもの・適合するものを選ぶ必要があります。
各メーカーから出されているルーフボックスの適合表があるので、しっかりと確認しておきましょう。
ここで間違えてしまうと大変なことになるので、心配なら販売店へ問い合わせたり店員さんに聞くことをおすすめします。
また、車の買い替え時にルーフボックスを使い回したいケースもあるので、適合車種の多さもチェックしておきたいポイントですね。
サーフボード用ルーフボックスおすすめ8選
【TERZO】
ローライダーフレックスエアロ スリム(EA439FW)
TERZOのスタンダードモデルです。
積載量は280Lから350Lまで調整できるタイプで、荷物の量によって柔軟に容量を変更できます。
最大容量時の本体の内寸は220×65×25cm。
7フィートまでのミッドレングスも収納でき、ショートボードなら2枚は楽々収納できるタイプです。
【TERZO】
ローライダーフレックスエアロ コンパクト(EA446FW)
ローライダーフレックスエアロのシリーズは、「スリム」と「コンパクト」の2種類があります。
こちらは「コンパクト」で、「スリム」よりもひと回り小さいタイプです。
最大容量時の本体の内寸は185×65×25cm。
6フィートまでのショートボードを何枚か使い分けて乗っている方は、こちらのタイプがおすすめです。
【TERZO】
オルカ(EA520B)
TERZOブランドの中でも大容量なモデルがこちら。
こちらはなんと容量が520Lもあります。
本体の内寸は202×78×40cm。
ミッドレングスは厳しいかもしれませんが、高さが40cmもあるので、ショートボードを何枚も持って行きたい方におすすめのタイプです。
「オルカ」シリーズは3タイプあり、520Lのほかに420L、380Lのタイプもあります。
【inno】
ルーフボックス55(BRQ55WH)
ミニバンからコンパクトカーまでのいろいろな車種にフィットするルーフボックスとして、innoのシリーズでは定番の商品です。
容量は300Lで、本体の内寸は183×70×25cm。
6フィートまでのショートボードがすっきり収納できるちょうど良い大きさで、お手頃な価格設定も魅力です。
【inno】
シャドウ124(BRU124MBKE)
左右どちらからでも開く両開きタイプである点が、こちらのルーフボックスの特徴です。
片開きのタイプよりも荷物の積み込みがだいぶ楽にできます。
容量は360Lで、本体の内寸は183×65×28cm。
6フィートまでのショートボードが搭載可能で、両開きタイプが良いという方にはこちらがおすすめです。
【inno】
ファントム2020(BRM2020ST)
innoの大容量モデルで、本体の内寸は183×65×35cmです。
ショートボードのみ収納できるサイズですが、大容量タイプなのでサーフボード以外にも多くの荷物を収納できます。
ワンタッチバックルベルトが付いており、ボックス内のアイテムもしっかり固定できるようになっています。
【THULE】
Touring L(TH6348)
THULEの中でも圧倒的に人気のあるツーリング780シリーズ。
スタイリッシュなエアロスキン素材で、両サイドからの開閉が可能なタイプで、サーフボードの積み下ろしも楽にできます。
容量は420Lで、外形寸法は196×78×43cm。
Amazonでは非常に高評価て得ている人気商品です。
【THULE】
Dynamic M(TH6128)
THULEのモデルの中でも、デザイン性に優れている商品です。
容量は320Lで、外形寸法は206×84×34cm。
デザイン性だけでなく風きり音にも配慮した設計なので、走行中の音が気になる方にはおすすめのタイプ。
THULEのルーフボックスは、日本製と比べると価格的には少々お高い設定となりますが、非常にかっこいいです。
まとめ
サーフボードをルーフボックスに積めば、サーフボードを傷付けずに海まで運べるうえに、車内スペースにゆとりが生まれます。
お気に入りのルーフボックスを車に積んで、サーフィンライフをより充実させていきましょう。
サーフボード用ルーフボックスの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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