キャンプが好きな方にとっては、お気に入りのキャンプグッズをそろえることも楽しみのひとつです。
最近では、便利で素敵なキャンプグッズが多く販売されており、こだわりだすとあっという間に荷物が増えてしまいます。
せっかく色々なキャンプグッズをそろえたのに、車に荷物が載せきれなくて全部は持っていけなかったという経験をした方もいるのではないでしょうか?
そのようなときに役立つのが、車の載積量を増やしてくれるルーフバッグです。
この記事ではルーフバッグの特徴や使い方、数ある中から最強ルーフバッグのおすすめ商品までご紹介します。
目次
- 1 ルーフバッグとは
- 2 ルーフバッグを使うメリット
- 3 ルーフバッグを使うデメリット
- 4 ルーフバッグの選び方
- 5 最強ルーフバッグおすすめ15選
- 5.1 【MIDOULANDEXTYT】ルーフバッグ
- 5.2 【Rightline Gear】ルーフボックス ルーフバッグ(100S50N)
- 5.3 【SMONTER】車用ルーフキャリアバッグ(CDB-0002)
- 5.4 【UP STORE】ルーフキャリアバッグ(3520)
- 5.5 【AUPERTO】ルーフキャリアバッグ防水(GLT-024)
- 5.6 【Rupse】ルーフバッグ(BO-RFBG01_J01)
- 5.7 【WILDSROF】ルーフバッグ(TFJP-ROOF01-BK)
- 5.8 【EYSOO358】ルーフキャリアバッグ(EYSOO-358)
- 5.9 【KING BIRD】ルーフトップカーゴバッグ(RCB)
- 5.10 【MOLONG】ルーフバッグ(YLKJ-R1)
- 5.11 【SNDMOR】ルーフボックス(SND1008A-1)
- 5.12 【N/S】防水ルーフバッグ
- 5.13 【WILD HEART】車のルーフバッグ(wf-101)
- 5.14 【Kohree】ルーフキャリアバッグ(JPHY1812)
- 5.15 【RoofPax】ルーフトップカーゴキャリア(Rooftop_Cargo_Carrier)
- 6 ルーフバッグの使い方
- 7 ルーフバッグに底板が必要なケースとは
- 8 ルーフバッグの直置きはあり?直置きは傷ができる?
- 9 ルーフバッグの取り付け方法
- 10 まとめ
ルーフバッグとは
ルーフバッグとは、車の屋根部分に取り付けて荷物を収納することができる便利な収納バッグです。
車の載積量を一気に増やすことができ、今まで載せきれなくて諦めていたキャンプ用品も持っていくことが可能になります。
ハードタイプの素材で作られたルーフボックスという商品もありますが、ルーフバッグのほうが着脱しやすく本体を折りたたんで収納できるため、たまに使う時だけ装着したい方におすすめです。
また、ルーフバッグのほうが価格も安く、装着できる車のタイプも幅広いため、手軽に使いやすいアイテムになっています。
ルーフバッグを使うメリット
車の載積量を増やせる
ルーフバッグの魅力は何といっても、車に乗せられる荷物の量を簡単に増やせることです。
商品によって300L以下から600L以上まで幅広い容量のものがあるので、自分の荷物の量に合わせて選べます。
手軽に荷物を増やせることで、軽自動車やコンパクトカーでも安心してアウトドアを楽しめますし、キャンプのほか長期の旅行の際にも役立ちます。
商品の種類が多い
ルーフバッグは各メーカーから様々な商品が出ており、機能性や容量、価格やデザインなど条件に合わせて選ぶことができます。
まず、自分の車の形状に合ったルーフバッグを選ぶ必要がありますが、レール無しで取り付けられるものや、スライドドアに対応した商品もあります。
機能性を重視したい方は、防水性能や耐久性、高速道路でも使用できるかなども確認しましょう。
本体をコンパクトに収納できる
キャンプシーズン以外の使わない時期は取り外しておく方がほとんどですが、ルーフボックスですと大きくて収納場所に困ることが多いです。
ルーフバッグであれば柔らかい素材で作られているため、折りたたんでコンパクトに収納することが可能になります。
キャンプは好きだけど忙しくて年に数回しか行けない方や、普段は車に荷物が入りきるけどたまに大人数でのキャンプの時に使いたいという方にもおすすめです。
ルーフバッグを使うデメリット
耐久性が弱い
ルーフバッグは柔らかい素材で作られているため、荷物の形に合わせて収納しやすく、本体も折りたたんでコンパクトにできるというメリットがあります。
しかしその反面、柔らかい素材のためルーフボックスと比べると耐久性が弱いというところが難点です。
シーズン中はずっと車に付けっぱなしにしたいという方であれば、ルーフボックスのほうがよいでしょう。
燃費が悪くなる
薄く流線型のものが多いルーフボックスに比べるとルーフバッグは四角い形状のものが多く、風の抵抗を受けやすいため燃費が悪くなってしまいます。
キャンプで遠出する際に高速道路を利用する方も多いかと思いますが、スピードを出す分、より空気抵抗が大きくなります。
ルーフバッグに荷物を詰め込むことで荷物の量が多くなり、重くなってしまうことも燃費が悪くなる原因の一つです。
車に傷がつく可能性がある
車の屋根部分に後付けするため、設置の際に何かをぶつけてしまったり、走行中にルーフバッグがずれたりすることによって傷がついてしまうことがあります。
ベルトを車内に通して固定するタイプの場合、ベルトの素材によっては跡がついてしまったり、雨の時にベルトに水が染みて車内まで入ってきたりもします。
車に傷を付けたくない場合は、滑り止めシートをひくなど対策が必要です。
ルーフバッグの選び方
容量
ルーフバッグは300L以下から600L以上まで幅広い容量の商品があります。
1~2人の少人数でのキャンプや車が大きい方であれば400L以下、家族や大人数でのキャンプをする方であれば450L以上がおすすめです。
500L以上の大容量のルーフバッグを選ぶ場合は本体がより大きく重くなるため、軽自動車など車体が小さいと不安定になりやすく注意が必要です。
機能性
外付けのアイテムなので風や雨にさらされることが多く、防水性や耐久性も気になるポイントです。
夏にキャンプする方が多いため、真夏の強い日差しから荷物を守ってくれる高いUVカット加工が施されている商品も多くあります。
また、設置のしやすさや本体の収納時のサイズ、高速道路によく乗る方は安定性なども考慮して選ぶとよいでしょう。
価格
ルーフボックスだと5万円以上のものが主流のなか、ルーフバッグは1万円以下の商品も多く、高くても3~4万円とリーズナブルな商品が豊富にあります。
コスパ重視の方であれば5,000円前後の商品も多く、気軽に入手することができます。
防水性や耐久性など機能性を重視したり、有名ブランドやデザインにこだわったりすると価格も高くなるため、バランスを考え自分にぴったりの商品を探しましょう。
最強ルーフバッグおすすめ15選
【MIDOULANDEXTYT】
ルーフバッグ
1万円前後で完全防水の高い機能性を持ったコスパ最強のルーフバッグです。
高密度600DPVC防水メッシュ生地を使用し、チャックも防水性の高い仕様となっているため、内部への雨水の侵入をしっかり防いでくれます。
空気抵抗を減らすため台形になっており、燃費効率にも配慮されたデザインになっています。
【Rightline Gear】
ルーフボックス ルーフバッグ(100S50N)
数ある商品の中でもとくに人気の高い、アメリカのブランドRightline Gearの完全防水ルーフバッグです。
510Lと大容量で、大人数でのキャンプにも安心して使用することができます。
公式ではSUVなど大きめの車種での使用が推奨されていますが、レール無しの車やスライドドアでも設置が可能です。
性能は魅力的だけど、ここまでの容量は必要ないという方であれば280Lもあります。
【SMONTER】
車用ルーフキャリアバッグ(CDB-0002)
520Lの大容量で完全防水の仕様でありながら、価格は6,000円台と低価格で魅力的な商品です。
500デニールのポリエステル生地を使用し、ベルクロフラップデザインを採用することによって、あらゆる悪天候に対応できる高い防水性と耐久性を持っています。
シンプルな黒地に白いロゴがデザインされたブラックと、黒地に一部アクセントカラーを加えたオレンジの2色から選ぶことができます。
【UP STORE】
ルーフキャリアバッグ(3520)
約340Lで5,000円以下と、価格重視でお探しの方におすすめのルーフバッグです。
日本のメーカーのため、説明書や問い合わせも完全に日本語対応になっています。
専用の収納バックが付属しており、収納時のサイズも33×29×11.5cmとかなりコンパクトで、使わない間の置き場所にも困りません。
【AUPERTO】
ルーフキャリアバッグ防水(GLT-024)
悪天候に強い防水性と耐久性をもつ、高機能なルーフバッグです。
425Lとゆとりのあるサイズ感で、高機能でありながら価格も1万円ちょっととバランスのよい商品になっています。
固定ベルトは100kgまで耐えることができる丈夫な素材になっており、しっかり固定できるため高速道路での使用も可能です。
【Rupse】
ルーフバッグ(BO-RFBG01_J01)
500D高密度防水メッシュ生地を使用し、バッグ内部にも防水加工を施しているため高い防水性能を持っています。
ルーフレール有りの車でも無しの車でも簡単に取り付け可能な、汎用性の高いデザインです。
425Lと大きめのサイズですが、36×30の専用ケースにコンパクトに収納することができます。
【WILDSROF】
ルーフバッグ(TFJP-ROOF01-BK)
空気抵抗を減らし燃費効率にも配慮したスタイリッシュな形状で、デザイン性も高いルーフバッグです。
高密度600DPVC防水生地や防水チャックを使用し、縫い目部分に密封テープ加工も施した完全防水仕様になっています。
付属で滑り止めシートがセットになっており、レール無しの車でも直置きで安心して使用することができます。
【EYSOO358】
ルーフキャリアバッグ(EYSOO-358)
600D防水ポリエステルのメッシュ生地を使用し、雪・雨・風などあらゆるシーンに対応できる耐候性を持っています。
S・M・Lとサイズを豊富に選べる点も魅力的な商品です。
一番大きいLサイズで約792Lと、数あるルーフバッグの中でもトップレベルの大容量となっており、この容量で価格は1万円以下とコスパも優れています。
【KING BIRD】
ルーフトップカーゴバッグ(RCB)
空気力学に基づいて設計されており、空気抵抗を大幅に軽減したデザインになっています。
これにより、燃費の悪化を防いでくれるだけでなく、風によるダメージから生地を守ることも可能です。
PVC生地と防水コーティング、さらにジッパーの防水コーティングにより高い防水性も持っており、機能性の優れた商品になっています。
【MOLONG】
ルーフバッグ(YLKJ-R1)
約410Lのちょうどよいサイズ感で、レールやラックが無いタイプの車にも対応しています。
600Dメッシュ生地と防水コーティングによって安心の防水性能になっており、耐久性にもすぐれ真夏の強い日差しでも色あせしない丈夫な素材になっています。
積み込む荷物の量が45kg以下であれば、高速道路での走行も可能です。
【SNDMOR】
ルーフボックス(SND1008A-1)
グレー・ブルー・ブラックの3色から選べるスポーティーなデザインが魅力的なルーフバッグです。
500DPVC防水生地と高強度密封ジッパーを使用することで、高い防水性と耐久性を実現しています。
サンルーフ付き、ツードア、ウェザーストッピングシールがはがせないといった車以外はほとんどのタイプで設置可能となっています。
【N/S】
防水ルーフバッグ
約198Lとルーフバッグの商品の中ではかなりコンパクトサイズになっています。
ソロキャンプや釣りなど、ちょっと荷物を入れたいだけという方にはぴったりの商品です。
容量が小さいぶんほかの商品よりも薄めなため、空気抵抗が少なく燃費への悪影響も軽減できます。
レール無しの車でも数分で簡単に設置することが可能です。
【WILD HEART】
車のルーフバッグ(wf-101)
ルーフバッグの商品のほとんどが黒地でシンプルなデザインである中、個性的な迷彩柄が目を引き、よりアウトドア感を引き立ててくれます。
容量は335Lで、2人前後の少人数でのキャンプに最適なサイズ感です。
レール無しの車にも装着可能で、高い防水性と耐久性も備えており使いやすいルーフバッグです。
【Kohree】
ルーフキャリアバッグ(JPHY1812)
3層の高強度600Dオックスフォード布を使用しPVCコーティングで二重防水も施されているため、強い雨の中でも安心して使用できます。
8本の頑丈な固定ベルトで設置時の安定性も抜群のため、高速道路での走行も可能です。
450Lと家族や大人数でのキャンプでもゆとりのあるサイズ感になっています。
【RoofPax】
ルーフトップカーゴキャリア(Rooftop_Cargo_Carrier)
価格は4万円以上と高めですが、なんと5年の保証付きと数あるルーフバッグの中でも最強の耐久性を誇る商品になっています。
設置方法もほかの商品とは異なり、レール無しの車に取り付ける場合に車内にベルトを通すのではなく、フックで強力に固定することが可能です。
高品質なミリタリーグレードの素材を使用し、防水デュアルシームテクノロジーや撥水ダブルコーティングなどの加工により、高い防水性能も持っています。
ルーフバッグの使い方
必要な付属品は事前にそろえる
ルーフバッグの商品にも様々な取り付け方法のものがあります。
ルーフキャリアやルーフラックという車の屋根部分に取り付けるカゴ状のアイテムが必要な場合もあるので、商品の購入の際によく確認しましょう。
直置きでそのまま設置可能な商品の場合は、取り付けに必要なベルトやフックは付属していることがほとんどです。
しかし、中には底板や滑り止めなどは付属していないこともあるため、必要であれば一緒に購入しておくとスムーズです。
車体の上に本体を広げる
収納ケースから取り出しコンパクトに折りたたまれている本体を広げ、車体の上に置きます。
2人以上で両側から引っ張るか、タイヤやステップに乗ってしっかり広げるとよいでしょう。
このとき、前後や裏表によく気を付けて配置しないと、荷物を積み直す手間がかかったり、前後を間違うと走行中に落下したりする可能性があり大変危険です。
荷物を積み込む
大前提として、ルーフバッグに積むものは軽めの荷物にして、重いものはなるべく車内に積みましょう。
軽めの荷物の中でも比較的重いものを真ん中から詰めていき、重心が片方に偏らないように意識して配置します。
中心に重心となるような重めのものを配置し、まわりには軽くてかさばるものを詰めていくと、バック全体の収まりがよくなり走行中も安定しやすくなります。
出発前にテスト走行を
使い始めのまだ不慣れな間はとくに、設置してすぐに出発するのではなくテスト走行をするとよいでしょう。
車や人通りの少ない場所で、ルーフバッグがずれたり落ちそうになったりしないか確認することで、大きな事故を防ぐことができます。
少し不安定なだけでも中の荷物や車が傷ついたり燃費が悪くなったりしてしまうため、しっかり固定することが重要です。
ルーフバッグに底板が必要なケースとは
底板が必要なケースは主に2パターンあります。
1つ目は、ルーフバッグを車体のルーフレールに直接取り付けたり、ルーフキャリアやルーフラックと呼ばれるカゴ状のアイテムに乗せたりする場合です。
ルーフバッグ自体は柔らかい素材のため、宙に浮いた状態になると変形して荷物が積み込みにくく不安定になってしまいます。
2つ目は、車体に傷がつくのを防ぎたい場合です。
車の屋根部分に直置きする場合は、そのままでも底は平らで安定しているのですが、そこにとがったものや固いものが当たって傷がつく恐れがあります。
柔らかいものを底に配置することでも防げますが、気になる方は底板を使用するとよいでしょう。
ルーフバッグの直置きはあり?直置きは傷ができる?
上記で底板を敷くことで傷がつくことを防げると述べましたが、底板を敷いていたとしても走行中にバッグがずれたりすることで、すり傷がついてしまう可能性があります。
心配な方は滑り止めシートも使用すると、よりしっかり車体を守ることができるためおすすめです。
滑り止めシートは傷を防ぐほか、ルーフバッグが安定し脱落の危険性を軽減出来たり、風の影響も軽減できたりするため燃費効率がよくなります。
ルーフバッグの取り付け方法
ルーフバッグは使ってみたいけど、設置が難しそうで心配という方も多いでしょう。
そこで、アウトドア初心者の方でも設置しやすい、レール無しタイプの取り付け方法を解説します。
まず、本体にストラップを装着していきます。
商品によっては最初から装着されているものをありますので、説明書で確認しましょう。
車体の上に設置して荷物を積み込み終わったら、フックを車内に引っ掛けるか、左右のベルトを車内の天井にぐるっと回して固定します。
最後にストラップの長さを調整してしっかり安定させたら完成です。
まとめ
低価格で手軽に車の載積量を増やすことができるルーフバッグは、荷物に悩むキャンパーにとって大変心強いアイテムです。
アウトドア初心者の方でも扱いやすい取り付けが簡単な商品も多いため、ぜひルーフバッグを活用して楽しいキャンプをより充実させましょう。
ルーフバッグの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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