パソコンケースを買う際に、電源ユニット選びも重要になってきます。
パーツによって必要な電源容量が違うこともありますが、何より電源ユニットのサイズによってはケースに入らないことも。
特にMini-ITXケースではシビアになってくるため、商品選びに悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、電源付きMini-ITXケースについてや、おすすめ商品を紹介します。
特に小型のゲーミングパソコンを組んでみたい人は、参考にしてみてください。
- PCゲーム歴15年
- 中古PC組立・販売会社に勤務
幼少期からゲームが大好きで、10代後半に初めてゲーミングPCを購入し、そこからPCゲームにのめりこんでいきました。 遊ぶゲームのジャンルは多岐に渡り、流行りのゲームは遊んでみるタイプです。
電源付きMini-ITXケースを使うメリット
電源付きMini-ITXケースを使うメリットについてですが、下記の点が挙げられます。
- ケースのサイズに合った電源ユニット
- 商品によってはコスパが高い
ケースのサイズに合った電源ユニット
電源ユニットにもサイズがあり、マザボ同様にケースによって対応しているサイズが変わります。
最初から電源ユニットが付属しているPCケースであれば、ピッタリサイズの電源ユニットをチョイスしてくれているため、迷うことがありません。
特に初心者のうちは、ケースも電源ユニットも選び方が分からないと思いますので、思い切ってセット商品を選ぶのも手です。
商品によってはコスパが高い
全ての商品とは言えませんが、コスパが高いセット商品も存在します。
判断方法は難しいですが、PCケースと電源ユニットの単体での価格を調べてみると、コスパが高いかどうかの判断が可能です。
コスパ度外視で選ぶのもアリですが、少しでも予算を抑えたい人は調べてみることをおすすめします。
電源付きMini-ITXケースを使うデメリット
一方でデメリットですが、下記の点が考えられます。
- スペックによっては電源容量が足りない
- 電源ユニットの認証が低グレードの場合がある
スペックによっては電源容量が足りない
Mini-ITXのため、そこまでハイスペックなPCを組むのは難しいですが、最初からケースに付属している電源ユニットの容量では、スペックの高いパソコン・パーツを動かすためにはパワーが足りないことも。
もちろん、組むスペックをケース付属の電源ユニットに合わせて選んでいるのであれば問題ありません。
しかし、パーツを先に選んだ後に電源ユニット付属のケースを選んだ場合、注意が必要です。
あらかじめ、各パーツの消費電力などは調べておきましょう。
電源ユニットの認証が低グレードの場合がある
電源ユニットには80PLUS認証というものがあります。
グレードがSTANDARDからTITANIUMの6つに分かれており、それぞれ電気変換効率が違ってきます。
GOLD以上であれば、そこまで神経質になることはありませんが、BRONZなどであれば注意が必要です。
電源付きMini-ITXケースおすすめ5選
【IN WIN】
A1 Prime BLACK
電源ユニット以外にも、ARGB対応120mmファンが2基搭載されているPCケースです。
ケースの底部にARGBライティングがあり、ケース内部だけでなく外も光らせられるようになっています。
また、電源ユニットのみ保証が5年付いているので、不具合が出ても安心です。
750W電源ですので、ミドルスペックPCでも余裕を持って組めるようになっています。
【IN WIN】
A1PLUS-BLACK
650Wの電源ユニットを搭載したPCケースです。
珍しい機能として、トップパネルがワイヤレス充電ステーションになっており、10Wの電力を供給できます。
モバイルデバイスやゲーミングデバイスも充電可能なので、充電器などを減らすことも可能です。
【NZXT】
H1 CA-H16WR-W1-JP
縦長でコンパクトな、珍しいデザインのPCケースです。
周囲はほとんどメッシュパネルで覆われており、エアフロー問題もクリアしています。
また、電源だけでなく、140mmの簡易水冷クーラーも付いているため、コスパも高く人気の商品です。
ここまでスリムにも関わらず、305mmのグラボまで搭載できる容量を兼ね揃えています。
【NZXT】
H1 Version2 CS-H11BW-JP
750W電源ユニットと140mmの簡易水冷クーラーがセットになっているPCケースです。
人気のホワイト×ブラックカラーを探している人で、電源セットを求めているのであれば非常にマッチしたケースと言えます。
簡易水冷クーラーのお陰で冷却性能も高いため、スペックの高いパソコンを組むことも可能です。
【Cooler Master】
MasterBox NR200P-MCNN85-SL0
PCケース単体で見ると価格が高いと感じるかもしれませんが、850W電源ユニットと280mm水冷ラジエーターもセットになっているため、非常にコスパが高い商品です。
カラーも珍しいグレーですが、ブラックのゲーミング環境にもマッチしてくれます。
選ぶパーツがマザボ・グラボ・メモリ・CPUと少ないのも、セット商品の特徴です。
まとめ
電源付きのPCケースは非常に便利な面もありますが、一方でパーツ構成によっては不便と感じることもあります。
小型のゲーミングパソコンを組む際には非常に便利ですので、今後組んでみようと考えている人は、是非参考にしてみてください。
電源付きMini-ITXケースの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方