スキーやスノボのウェアは、通常の洗濯では機能が落ちるのはご存知でしょうか。
使用する洗濯洗剤によってはウェアの機能を損なってしまうものも。
とはいえ、スキーやスノボーに行くたびにクリーニングに出すのは、費用も手間もかかってしまいますね。
そのようなとき、ウェア用の洗濯洗剤を正しく使用すれば、効果を保ちつつ長く使用できるようになります。
洗剤にも色々な種類があるので、購入の際は自分の用途に合ったものを選びましょう。
目次
- 1 スノボウェア用の洗濯洗剤を使うメリット
- 2 スノボウェア用の洗濯洗剤を使うデメリット
- 3 スノボウェア用の洗濯洗剤の選び方
- 4 スノボウェア用の洗濯洗剤おすすめ10選
- 4.1 【NIKWAX】TX.ダイレクトWASH-IN(EBE251)
- 4.2 【NIKWAX】LOFTテックウォッシュ(BE181)
- 4.3 【Grangers】パフォーマンスウォッシュコンセントレート(820150)
- 4.4 【Grangers】ウエア撥水洗剤 2イン1ウォッシュ(GRF86)
- 4.5 【finetrack】オールウォッシュ(FCG0101)
- 4.6 【mont-bell】O.D. MT ダウンクリーナー(1124640)
- 4.7 【ReviveX】プロクリーナー(13015)
- 4.8 【storm】アパレルケアキット(56000)
- 4.9 【Grangers】パフォーマンスウォッシュ(820150)
- 4.10 【クリヤケミカル】超撥水クリヤ
- 5 まとめ
スノボウェア用の洗濯洗剤を使うメリット
撥水成分が壊れにくい
通常の洗濯洗剤とは異なり、撥水加工のされているウェアは、加工を落とさないことも重要です。
汚れを落とす通常の洗剤では、撥水機能に対してうまく機能しないこともあるので、汚れの落ちが弱いことも。
撥水加工はウェアの中でも大事な機能になるので、加工を損なわない成分の洗剤を使うことで長く使用できます。
ウェアを良い状態で長く使用するには、専用の洗剤を使用することがおすすめです。
ウェアに付着した汚れのみを落とすことができる
汚れ以外にも撥水加工や防水加工などがされているのがスノボーウェアです。
せっかく機能がしっかりしたウェアを購入しても、汚れと一緒に機能まで失われては意味がありません。
スノボウェア用の洗濯洗剤なら、汚れのみをしっかりと落とし、耐水などの機能は損なうことなく、綺麗な状態で再度着用できます。
板に塗ったワックスなども汚れの原因になることが多いですが、油汚れも落としてくれるので安心です。
羽毛に必要な油分を残してくれる
ウェアは温かさを保つために、羽毛や中綿が入っているものが多いですが、油分を落とされては機能も低下します。
羽毛の入っているウェアは軽量で温かいですが、羽毛に必要な油分まで奪われてしまっては、ウェアの質も落ちてしまいます。
油分が落とされることでせっかくの保温性も低下してしまうので、必要な油分を守ってくれる洗剤が必要です。
価格は通常の洗剤よりも高価ですが、買って損はありません。
生地に撥水加工を施す
ウェアの撥水効果は徐々に低下していきますが、洗剤によっては洗う際に撥水機能を施してくれるものもあります。
洗浄と同時に撥水加工がされるので、購入に近い状態で使用することができるのです。
撥水加工が落ちてしまうと、スノボーの際に水の浸透を感じてしまい、楽しむことができないので重要な機能と言えます。
値段は多少しますが、撥水加工が重要なウェアなので、毎年スノボーへ行く人は持っておくといいですね。
スノボウェア用の洗濯洗剤を使うデメリット
購入店が限られる
通常の洗剤とは異なるので、なかなかドラッグストアなどでは見かけることはありません。
スポーツショップなどにあっても種類は限られてしまうので、探している商品がない、なんてこともあります。
店員さんに直接聞くことができればいいですが、ネットだと商品の情報や口コミしかありません。
洗剤の効果などをしっかりと確認したい場合は、サイトなどを見て吟味する必要があります。
使用頻度が低い
スノボーのウェアは毎日洗うものではないですが、シーズン終了時には必ず洗濯やクリーニングをします。
使用頻度が少ない中、少量でやや値段のする専用洗剤を購入するのは懸念されるかもしれません。
ダウンなどのアウターでも使用できることがありますが、洋服洗剤と比較すると圧倒的に使用頻度は低いです。
ちょっとした汚れが気になるときに気軽に自宅で洗濯できるので、ウェアと一緒に購入するのもいいですね。
価格が高い
普通の洗剤は数百円程度で購入できますが、ウェア用の洗剤になると価格がやや上がります。
その分、ウェアに必要な撥水機能を保ってくれたり、必要な油分は守ってくれたりと、洗剤の機能もしっかりしています。
使用頻度も高くはないため、コスパは悪く感じてしまうかもしれません。
しかし、汚れがある度にクリーニングに出すよりは価格を抑えることができます。
毎シーズン行くようになれば、専用の洗剤は持っておいた方がランニングコストは低く済ませることができますね。
スノボウェア用の洗濯洗剤の選び方
洗剤の効果
ウェアの機能を保つ・コーティングをしてくれる
洗剤には汚れ落としに特化したもの、ウェアの機能を損なわないもの、撥水コーティングをしてくれるものなどがあります。
ウェアの元々の撥水加工を保ったまま、汚れだけを落としてくれる商品は多いです。
なかには、洗浄の際にウェア全体に撥水コーティングをしてくれるものもあります。
長年使用すると、どうしても撥水効果は落ちてきてしまうので、洗濯の際にコーティングしてくれるのは大きなメリットです。
スノボーを楽しむために重要な機能なので、しっかりと守ってくれるものを選びましょう。
保温性を保ってくれる
ウェアは表面のコーティングや加工だけでなく、保温効果を保つ機能も重要です。
中綿なのか、羽毛が入っているタイプなのか、自分の使用しているウェアを確認しましょう。
中綿の繊維を傷めないものや、羽毛の油分を守るものなどもあるので、使用しているウェアによって使う洗剤は異なります。
中綿や羽毛がへたってしまうと、せっかくの保温効果もなくなってしまいます。
特に羽毛の入っているウェアは中綿に比べ高価なので、羽毛の効果を減少させないような洗剤選びが大切です。
スノボウェア用の洗濯洗剤おすすめ10選
【NIKWAX】
TX.ダイレクトWASH-IN(EBE251)
洗濯機に入れるタイプの洗濯洗剤です。
水を洗濯機に溜めた後、よく振ったこちらを適量入れ、すすぎを行うだけの簡単な使用方法。
特殊なポリマー成分が繊維に浸透するので、高い撥水性を保つことができます。
しっかりと撥水加工を行うことができるので、次のシーズンも撥水機能に不安なく楽しめるでしょう。
【NIKWAX】
LOFTテックウォッシュ(BE181)
こちらも手洗いではなく洗濯機での使用が可能なタイプです。
ウェアのもっている撥水効果を蘇らせてくれるので、洗濯後もそのままスノボーで使用することができます。
洗濯成分をウェアに残さない非合成洗剤のため、洗い残しの心配もありません。
透湿防水ジャケットなどにも使用できるので、私服でも使用できるのは大きなメリットです。
【Grangers】
パフォーマンスウォッシュコンセントレート(820150)
洗濯機に直接投入なので、洗濯機の形状など気にすることなく気軽に使用できます。
素材の透湿機能や撥水性を保ってくれるので、ウェアの効果はそのままに洗濯できるので安心ですね。
香料なども入っていないので、匂いに敏感な方も気にせずに使用できます。
釣り用の洋服などにも使用できるので、アウトドア好きな人はもっておくと良いでしょう。
【Grangers】
ウエア撥水洗剤 2イン1ウォッシュ(GRF86)
洗濯時に、撥水性がなくなった生地に撥水加工をしてくれます。
洗濯後の乾燥は熱を与えながら行う必要があるので、使用方法をしっかりと確認しましょう。
また、環境への負荷を最小限にした生物分解性がありますので、環境にも配慮して使用することができます。
レインウェアでも使用できるといった口コミもあるので、雪が降る冬の時期は活躍してくれるアイテムですね。
【finetrack】
オールウォッシュ(FCG0101)
撥水や吸汗などの大事な機能をなくさず、汚れを落とすことにのみ特化したアイテムです。
柔軟剤や漂白剤のいらない成分をなくし、汚れを落とす効果に長けているので、汚れが酷い状態でも落とすことができます。
汚れやすい襟元や袖口なども綺麗な状態にすることが可能です。
レビューにも効果の良さは書かれているので、購入を悩むのであればレビューも参考にしてみましょう。
【mont-bell】
O.D. MT ダウンクリーナー(1124640)
ダウンや中綿入りウェアなどにもピッタリの洗剤です。
中性洗剤のため繊維に悪影響がなく、そのうえ洗浄成分も優秀で、常温の水でも汚れを落とすことができます。
中綿の状態を保つことができれば、ウェアの保温性が落ちることはありません。
洗濯の際にウェアの中の繊維を傷めてしまうと、元に戻すことはできないので、状態を保つためにも使用をおすすめします。
【ReviveX】
プロクリーナー(13015)
防水透湿素材、ソフトシェル、フリースなどのさまざまなタイプの高機能ウェアに使用することができます。
スノボーなどのウェアだけでなく、登山用の服などにも使用可能。
中綿が化学繊維の寝袋などにも使用できるので、中綿入りのウェアでも安心です。
すすぎ洗いをした後に洗剤成分が残りにくいので、ウェアの撥水機能を回復することもできます。
持ち運びに便利なサイズで、連泊のときでも持っていくことができる手軽感はポイントです。
【storm】
アパレルケアキット(56000)
こちらはセットになっているので、手軽に使用できるようになっています。
カップも付属しているので、別途購入する必要もありません。
洗剤と撥水剤を一緒に入れることができ、時短で洗浄と加工ができるのは大きなメリットです。
ハード、ソフトシェル、化繊綿ジャケットに適用できます。
少し高価ではありますが、ウェアの状態は保つことができるので、長くウェアを使いたい場合にはおすすめです。
【Grangers】
パフォーマンスウォッシュ(820150)
洗濯機に直接入れるタイプの水性クリーナーなので、いつもの洗濯のように使用できます。
洗濯可能なウェアすべてに使用できるので、自分のウェアのタグを確認してみましょう。
撥水効果が復活した、などの口コミもあるので、ウェアの撥水に不安がある方は購入して試してみるのもいいですね。
しかし、素材の経年劣化で防水の皮膜が剝がれてしまうこともあるので、そこは注意しましょう。
【クリヤケミカル】
超撥水クリヤ
透湿性はそのままに、自宅の洗濯機と乾燥機を使って簡単に加工することができ、撥水、防水、防汚効果が期待できます。
洗濯後に溶液を作り、しみ込ませた後に脱水・乾燥することで撥水加工が完了するので、非常に手軽です。
乾燥機がない場合や乾燥機が使えないようなウェアの場合、部屋干し後にドライヤーなどで均一に熱を加える必要があります。
1本で30着分使用できるので、コスパの高い商品です。
まとめ
ウェアは価格もするので、メンテナンスも重要です。
洗濯洗剤も価格はしますが、ウェアの状態を保って撥水加工もしてくれるので、長い目で見れば使用をおすすめします。
山や釣り用品でも使用することができるので、私服でも使用できる汎用性の高さは、価格を考えると嬉しいですね。
スノボウェア用の洗濯洗剤の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方