今回は超有名老舗スケートボードブランド「サンタクルーズ」のスケボーデッキをご紹介いたします。
サンタクルーズは1973年にアメリカ北カリフォルニアサンタクルーズにてスタートしたブランドです。
代表的なスクリーミングバンドのロゴは、スケーターではない方でも見たことがあるでしょう。
現在はストリートファッションの代表格的ブランドにもなっており、その人気度は留まることを知りません。
本記事では、そのようなサンタクルーズのスケボーデッキについて詳しく解説。
メリットからデメリット、そしてサンタクルーズデッキのおすすめ10選もご紹介します。
目次
- 1 サンタクルーズのスケボーデッキを使うメリット
- 2 サンタクルーズのスケボーデッキを使うデメリット
- 3 サンタクルーズのスケボーデッキおすすめ10選
- 3.1 【Santa Cruz】IRIDESCENT HAND DECK
- 3.2 【Santa Cruz】Gartland Sweet Dreams VX
- 3.3 【Santa Cruz】Dollar Hand Deck（11116478）
- 3.4 【Santa Cruz】GUZMAN DINING WITH THE DEAD PRO DECK
- 3.5 【Santa Cruz】Framework Hand VX
- 3.6 【Santa Cruz】MFG DOT BOATS DECK
- 3.7 【Santa Cruz】MFG DOT BOATS DECK
- 3.8 【Santa Cruz】Kendall Eleven
- 3.9 【Santa Cruz】Kendall End of The World Reissue
- 3.10 【Santa Cruz】SALBA BABY STOMPER
- 4 まとめ
サンタクルーズのスケボーデッキを使うメリット
強度が強く軽量で反発性に優れる
サンタクルーズのデッキは「高強度」「超軽量」「高反発」のデッキです。
そのような三拍子揃ったデッキは「VXデッキ」と呼ばれており、構造が通常の板と異なっています。
通常の板は、7プライという7枚の板を圧着して製造されます。
そこでサンタクルーズのデッキでは、トップとボトムの計2枚にグラスファイバーを使用。
これによって軽量で弾きやすく、かつ耐久性に優れたデッキとなっているのです。
また、板が欠けてしまう「チップ」や湿気にも強い板となっており、長く愛用できる特徴ももっています。
クセがなくコントロールしやすい形状
結論としては、サンタクルーズのデッキは「クセがなくコントロール性に優れたデッキ」と言えます。
キックやコンケーブはスタンダードな強さなのでフリップもやりやすく、安定感のある乗り心地です。
そのため、初心者スケーターでも扱いやすく、初めてのデッキとして選びやすいブランドとも言えます。
もちろん多くのプロスケーターもサンタクルーズのデッキを使用しており、各方面から高い評価を得ていることも事実です。
バリエーション豊かなインチサイズ
サンタクルーズは非常に多くのデッキを販売しており、そのインチ数の豊富さは他ブランドを圧倒しております。
7.75インチや8インチ台など標準サイズはもちろん、中には10インチ台のデッキも存在。
そのため、キッズや玄人、バーチカル目的からクルージング目的まで、幅広いスタイルをカバーできるブランドです。
サンタクルーズのスケボーデッキを使うデメリット
他スケーターと使用デッキが被る可能性がある
サンタクルーズは有名かつ信頼できる老舗スケートボードメーカーのひとつです。
スケートショップに行くと、サンタクルーズのデッキやコンプリートがたくさん置いてあるのを目にしたことがあるでしょう。
それほど有名で手に入りやすいデッキということもあり、サンタクルーズのデッキを愛用しているスケーターは数多くいます。
特に「スクリーミングハンド」のデッキは非常に人気なグラフィックのひとつ。
そのため、スケートパークに行った際など、他スケーターと使用デッキが被ってしまう可能性が非常に高いです。
裏を返せば、それほど信頼感溢れるデッキということがわかります。
ですが「デッキは人と被りたくない」と思っているスケーターには不向きなブランドとなってしまうでしょう。
ただし、個性溢れるグラフィックデッキも多数販売しております。
クセの強いデッキを求めている方には向かない
シリーズモデルにもよりますが、サンタクルーズのデッキはキックとコンケーブが標準的な板となっています。
そのため「クセの強いデッキ」を求めているスケーターには向いていないブランドかもしれません。
クセの強いデッキの例として、キックとコンケーブが強いデッキはトリックに高さが出しやすいです。
そして、回し系トリックもビタビタでメイクできます。
逆にキックとコンケーブが弱いデッキは少ない力で弾くことができ、脱力感のあるスタイルで滑ることが可能です。
このように、クセの強いデッキを好む方にとっては、サンタクルーズのデッキは標準的すぎて刺激が少なく感じる可能性があります。
種類が多すぎて迷う
サンタクルーズのデッキは「インチ」「デザイン」「価格」など、さまざまな面において多種多様な板を販売しております。
そのため、購入の際に「種類が多すぎてどれを変えばいいのかわからない」となってしまう可能性も。
特に初心者スケーターの方で初めてデッキを購入される場合などは、このように迷ってしまうことがあるでしょう。
まず、現在のスケートシーンで標準サイズとされているインチ数は「8インチ」となっています。
そのため、特にこだわりがなければまずは8インチの板を選んでみましょう。
気に入ったグラフィックデッキで選ぶのも良いですね。
スケートボードにおいて「デッキのグラフィック」は「滑りたい気持ち」、要するにモチベーションアップにつながります。
サンタクルーズのスケボーデッキおすすめ10選
【Santa Cruz】
IRIDESCENT HAND DECK
こちらは、以前まで標準サイズとされていたサイズである7.75インチのデッキです。
7.75インチは8インチと比べ、回し系トリックがやりやすいサイズ感の板となっています。
そのため、成長中のキッズスケーターや初心者スケーターにもおすすめのサイズです。
8インチが少し太いと感じている場合、7.75インチのデッキを選んでみても良いでしょう。
デザインは、元祖サンタクルーズのブランドロゴ「スクリーミングハンド」が鮮やかなカラーで描かれたグラフィックです。
【Santa Cruz】
Gartland Sweet Dreams VX
こちらは、現在の主流の大きさである「8インチ」のVXシリーズデッキです。
8インチは回し系トリックもやりやすく、安定感もあるオールラウンダーなサイズ感となっています。
初心者の方で板選びに迷ったら、こちらの8インチデッキを買ってみても良いでしょう。
デザインは、オールドスクールかつサイケデリックな印象を放つアートワークが施されています。
さらに、デッキの乗る面にも目のアートが施されているので、クリアデッキテープとの相性も抜群でしょう。
【Santa Cruz】
Dollar Hand Deck（11116478）
こちらは標準よりやや太めの8.25インチデッキです。
8.25インチは標準インチと比べ、より安定性に優れたサイズ感となっています。
そのため、ランプやボウルなどのR系セクションでその実力を発揮。
もちろん回し系トリックもしやすいですが、7.75インチから急に8.25インチに乗り換えると、かなり太く感じるでしょう。
インチアップの際は徐々に太くしていくことをおすすめします。
デザインはドル札をモチーフとしたアートワークで、中央部分にはスクリーミングハンドが描かれているイカしたグラフィックです。
【Santa Cruz】
GUZMAN DINING WITH THE DEAD PRO DECK
こちらも標準より太めな8.27インチのデッキです。
スケートボードのパーツは全て「ミリ単位」の世界となっており、数ミリの差で大きな変化があります。
実際に乗ってみると「やや太い」という感覚を覚えるでしょう。
自分の足のサイズに合わせてインチサイズを調節してみるのもおすすめです。
デザインは最後の晩餐をモチーフとしたアートワークで、メキシカンな印象を放つガイコツたちが描かれています。
【Santa Cruz】
Framework Hand VX
こちらは8.5インチのVXシリーズデッキです。
8.5インチのように、8インチ後半までくると「結構太いデッキ」の仲間入りとなります。
とは言っても、まだ回し系トリックはできるぐらいのサイズ感です。
また、非常に安定感があるので、R系セクションでも大活躍することでしょう。
メインはランプ、サブでストリートセクションを攻めるスケーターにおすすめな一枚となっています。
デザインは設計図風のスクリーミングハンドが2個描かれており、爽やかな印象を放つグラフィックです。
【Santa Cruz】
MFG DOT BOATS DECK
こちらは8.6インチの太めなデッキです。
ここから先のサイズはよりR系セクション向けのデッキとなります。
太めで安定感のあるインチのため、ランプやボウルなどのセクションで非常に滑りやすいデッキのひとつです。
デザインはブラックとグリーンカラーを基調としたクラシカルなグラフィック。
中央にはサンタクルーズのブランドロゴがスタンプされています。
【Santa Cruz】
MFG DOT BOATS DECK
こちらは8.8インチの太めなデッキとなっています。
ここまでくると、少し回し系トリックはやりづらさを感じてくるでしょう。
もちろんやろうと思えばキックフリップなどもできますが、8インチのデッキと比べると結構重たく感じます。
デッキの幅が広いので、足が滑り落ちることはなかなか無いサイズ感です。
デザインは緻密なパターンの背景にクラシックなブランドロゴがスタンプされています。
ちなみに緻密なパターンの中にもサンタクルーズの文字がレタリングされ、細部にこだわっているグラフィックです。
【Santa Cruz】
Kendall Eleven
こちらはNetflixで配信されているドラマ「STRANGER THINGS」との極太コラボデッキとなっております。
オールドスクールシェイプとなり、異様な雰囲気を纏っているデッキです。
さすがにに9.75インチでは、回し系トリックはやりづらさを感じるでしょう。
ですが、世界にはさまざまなクセの強いスケーターが存在し、極太デッキでF/Sキックフリップをメイクする人もいます。
そのようなスケーターになりたい方にはぴったりのデッキです。
もちろん、クルーザーデッキやボウル用デッキとしても使用できます。
【Santa Cruz】
Kendall End of The World Reissue
こちらはオールドスクールなシェイプの10インチデッキとなっています。
二桁台のデッキを実際に見たり、乗ったりしたことはありますでしょうか。
極太すぎて持ち運ぶのも大変ですが、アクシデントが起こらない限り、デッキから足が外れることはないぐらいのサイズ感です。
クルージングデッキとしての相性は抜群で、安定した乗り心地。
どこまでも滑っていけるような気持ちになることでしょう。
また、ランプやボウルなどのR系セクションではコーピングにエントリーしやすく、気持ちの良いライディングを体験できます。
デッキには、爆発する惑星と手がカラフルに描かれています。
【Santa Cruz】
SALBA BABY STOMPER
こちらは10.09インチの極太デッキとなっています。
オールドスクールなシェイプの板は安定はもちろんですが、実はクイックなコントロールにも対応しているのです。
そのため、R系セクションでターンもしやすく、スタイリッシュなスタイルを実現することも可能。
ストリートにてグラブ系トリックを織り交ぜた滑りをすれば、たちまちオールドスクールスタイルスケーターになれます。
デザインは、惑星をしかめっ面で踏みつけるマッパのベイビーが描かれています。
まとめ
サンタクルーズは信頼感のある超有名老舗スケートボードメーカーです。
代表的なブランドロゴとして「スクリーミングハンド」が有名で、デッキにもそのブランドロゴは多く用いられています。
サンタクルーズデッキのVXシリーズは硬いうえに軽くて丈夫な弾きやすい構造の素晴らしい板です。
今回ご紹介したデッキも参考にしながら、ご自身が気に入るデッキを見つけてみてください。
サンタクルーズのスケボーデッキの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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