1976年にジョージ・パウエルとステイシー・ペラルタの二人により設立された、スケート史で最も歴史の深いブランドPOWELL PERALTA。
80年代に活躍し、一時代を築き上げたBONES BRIGADEのオリジナルメンバーも在籍し、今でも強い影響力をもっています。
今回は、キッズデッキから10インチオーバーのデッキまで豊富なラインナップが揃うパウエルのデッキを余すことなくご紹介します。
目次
- 1 パウエルのスケボーデッキを使うメリット
- 2 パウエルのスケボーデッキを使うデメリット
- 3 パウエルのスケボーデッキおすすめ10選
- 3.1 【POWELL】Shape 243 FLIGHT DECK SAKURA YOSOZUMI SAMURAI
- 3.2 【POWELL】Shape 192 FLIGHT DECK CABALLERO BAN THIS 04
- 3.3 【POWELL】リッパー ホワイト/ピンク
- 3.4 【POWELL】Caballero Street Dragon
- 3.5 【POWELL】VATO RATS
- 3.6 【POWELL】フライトデッキ(DCPAFLTAACS28920)
- 3.7 【POWELL】SKULL AND SWORD PINK
- 3.8 【POWELL】NICKY GUERRERO MASK DECK
- 3.9 【POWELL】キャブファクション2(DCPAPPSCFAC224320)
- 3.10 【POWELL】アガライオン
- 4 まとめ
パウエルのスケボーデッキを使うメリット
豊富なラインナップ
パウエルから発売されているスケボーデッキは、他のメーカーの物と比べ、非常に豊富なラインナップが揃っています。
7.0インチの最小サイズから10インチ台のデッキ、オールドスクールシェイプなどです。
これは正に、歴史の深いブランドだからこそのラインナップ。
数十年前に誕生した名作シェイプが今でも復刻版としてリリースを続けていることもあり、時代が変わっても変わらぬ魅力があります。
パウエルだけの技術 FLIGHT®
パウエルのデッキで非常に人気の高いモデルが、FLIGHT®と呼ばれる超軽量デッキになります。
こちらは通常のデッキと比べ、25%薄く、10%軽く、10%跳ねが良く、3倍以上の耐久力を持つデッキです。
今までの常識では、デッキの軽量化を図ると耐久力が落ちてしまっていました。
ですが、FLIGHTは車に踏まれても折れない程の高い耐久力をもっています。
作るのには手間と時間がかかってしまうため、板の値段は通常の1.5倍程高いです。
ですが、それでもあまりある性能を持つデッキになっています。
オリンピック金メダリストも愛用
2020東京オリンピックのスケートボード女子パークで金メダルに輝いた、四十住さくら選手もパウエルのデッキを愛用しています。
彼女自身の激しいライディングでパウエルのスケボーデッキの耐久力を体現しており、女性でも扱いやすい仕様です。
四十住さくら選手も FLIGHT®シリーズを愛用しており、自身の出したシグネチャーモデルもFLIGHT®でリリースされています。
パウエルのスケボーデッキを使うデメリット
価格が他社と比べやや高価
パウエルのデッキはシェイプデッキに限り生産数が少ないため、一枚当たりのコストが高くなり、価格がやや高めになっています。
FLIGHT®に関しては定価が20000円前後になり、通常のデッキの価格から考えると非常に高価なモデルです。
それらの理由から、パウエルは10代や20代より30代以降の大人から人気の高いブランドとなっています。
販売店が少ない
ストリートよりもパークスケートというイメージの強いパウエル。
ストリート商品を中心に扱うショップでは置いていないことが多いです。
逆にパークスケートが盛んな地域では必ずと言っていい程取り扱っているので、地域差が出やすいブランド。
キッズからの人気も高いスケボーデッキなので、大人用はなく子供用のみを置いているお店も多々ございます。
パウエルのスケボーデッキおすすめ10選
【POWELL】
Shape 243 FLIGHT DECK SAKURA YOSOZUMI SAMURAI
従来のデッキより軽量かつ高強度で、ポップ力の持続を実現させたハイテクノロジーFLIGHT®を使用したデッキ。
2020東京オリンピックのスケートボード女子パークで金メダルに輝いた四十住さくら選手によるシグネチャーデッキです。
自身初となる記念すべき一枚となっており、日本をイメージしたグラフィックで彼女を体現するスケボーデッキとなっています。
【POWELL】
Shape 192 FLIGHT DECK CABALLERO BAN THIS 04
BONES BRIGADEチームのOGメンバーで、今も滑り続ける伝説的スケーター、スティーブ・キャバレロによるシグネチャーデッキ。
FLIGHT®を使用したデッキとなっており、80年代に発売されたデッキグラフィックを採用した、進化した復刻版です。
安定感を高めるフィッシュテールを採用したオールドスクールシェイプにより、ランプに向いたデッキになっています。
【POWELL】
リッパー ホワイト/ピンク
スケボーを代表するグラフィックとして、スケーター以外からも周知されているグラフィック、リッパーを採用した80'sデッキ。
80年代に発売されたデッキの復刻版で、10インチの太さに31インチの短さにより、安定感と機動性を両立させたシェイプです。
80年代の板にしてはノーズがしっかりと立っているので、オーリーもやりやすい仕様となっています。
【POWELL】
Caballero Street Dragon
80年代当時、キャバレロが最前線で活躍していた時に使用していたデッキの復刻版になります。
80年代に流行したホットピンクのカラーリングと変形シェイプが、当時を思い出させてくれる懐かしの一枚。
長さが非常に短く作られているので、ジャンプランプでのエアーの練習などに最適な仕様となっています。
【POWELL】
VATO RATS
キッズ仕様のロゴデッキになっており、通常のデッキより数千円安いので、非常に人気の高いモデルになります。
価格は安いものの、デッキの品質は変わらないので、滑り盛りのキッズスケーターにはうってつけのデッキです。
デッキサイズは7.5インチなので、小学校中学年~高学年の方におすすめのデッキサイズとなっています。
【POWELL】
フライトデッキ(DCPAFLTAACS28920)
東京2020オリンピック男子パークにて、他のスケーターとは異なる異質な滑りを見せ注目を浴びたAndy Andersonによるシグネチャーデッキ。
トランジッション、ストリート、フリースタイルと、ジャンルレスに滑るアンディーが考案したオリジナルのシェイプを採用。
彼自身もこの一枚を乗り続けていることから非常に人気の高いモデルになっています。
そのため、品切れてしまうことも多々あるのでお気をつけください。
【POWELL】
SKULL AND SWORD PINK
オールドスクールシェイプが多いパウエルのデッキのなかでは珍しい、太めのレギュラーシェイプを採用したチームデッキです。
こちらのグラフィックも非常に有名で、パウエルと言えばこの骸骨が頭に浮かぶ方も多いかと思います。
キック、コンケーブ共に標準的で癖が無く、どなたにも馴染みやすいデッキとなっています。
【POWELL】
NICKY GUERRERO MASK DECK
80年代当時からパウエルに所属する、マスクのグラフィックが代表的なスケーター、ニッキー・ゲレロのシグネチャーデッキです。
10インチのデッキになっており、バーティカルが流行した80年代当時のシェイプを採用しています。
ノーズの立ち具合が緩やかなのでストリート向けではありませんが、安定感は高いのでトランジッション向きの一枚です。
【POWELL】
キャブファクション2(DCPAPPSCFAC224320)
ストリートスケートで8インチに続いて人気の高いデッキサイズ、8.25インチのレギュラーシェイプデッキになります。
幅が8.25インチに対し、長さが32インチとベストバランスのサイズ感。
そのため、8.25インチユーザーは乗ってすぐに良さが実感できるかと思います。
FLIGHT®ではないものの、硬質なカナディアンメイプルを使用しているのでポップ力が非常に高く、長期間よく跳ねるデッキです。
【POWELL】
アガライオン
80年代当時にパウエルに所属していたレジェンドスケーター、サルマン・アガーによるゲストモデルになります。
PIZZANISTAというピザ屋を経営する起業家でもあり、原宿にも店舗を出すなど、日本との親交も深いスケーターの一人。
デッキサイズは最も人気の高い8インチに、長さが標準的な31.6インチで、初めてスケボーを乗る方にもおすすめのサイズです。
まとめ
パウエルはスケートボード史で最も歴史が古いブランド。
現在でもその人気は衰えることなく、時代にフィットしたプロダクトを展開しています。
FLIGHT®は今までの常識を覆すデッキとなっているので、是非一度お試しください。
パウエルのスケボーデッキの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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