スノボウェアを数年使っていると、次第にウェアの防水能力が落ちてきて、水が染み込むことがあります。
さらに、このようなことはゲレンデに着いてから気付くことが多く、すぐにクリーニングに出すわけにもいきません。
せっかくの楽しいスノーボードなのに、これではテンションも下がって楽しめないですね。
このようなとき、防水スプレーを用意しておくとすぐに対応できて非常に便利です。
今回は、あると便利なスノボウェアの防水スプレーおすすめ10選をご紹介したいと思います。
スノボウェアの防水スプレーを使うメリット
簡単で手間がかからず持ち運びに便利
ウェアに防水スプレーを直接吹きかけるだけなので、作業も短時間で済み、何より難しくないため誰でも簡単にできます。
また、スプレー缶タイプなので、持ち運びがしやすくて場所を取らないのも良いポイントです。
バッグや車のダッシュボードなど、ちょっとした隙間にも忍ばせておくことができ、必要なときにさっと取り出して使用できます。
値段がお手頃
値段が数百円から数千円程度ものが多く、手が出しやすいのも魅力的です。
スノーボードのアイテム自体が高価なものが多いので、お手頃な値段で購入できるのは本当にありがたいことですよね。
使い切りではないので、普通に使えば1本で1シーズンは余裕で持つと思います。
スノーボードアイテムの中では安くてコスパも良いものの一つと言えるでしょう。
いざというとき役立つ
普段はあまり使わないかもしれませんが、ゲレンデでウェアが濡れていると本当にショックです。
スキー場の売店でも販売していますが、ウェアが乾いた状態でないと使用できないので、事前に準備しておくと良いでしょう。
「備えあれば憂いなし」ということわざがあるように、心の保険という意味でも、常備しておくことをおすすめします。
スノボウェアの防水スプレーを使うデメリット
持続時間が短い
お手軽である反面、クリーニングと比べると防水効果の持続時間は短いです。
ですので、基本的にはウェアをシーズン前にクリーニングに出しておき、防水スプレーは緊急時に使用するものと考えましょう。
1回防水スプレーをかければ、大抵の場合、少なくとも1週間は持続時間があるので、手間はあまり気にはならないと思います。
臭いがする
どうしても吹きかけてすぐはシンナー臭のようなスプレー缶特有の臭いがしてしまいます。
時間が経てば臭いもしなくなり、気にもならなくなりますが、成分上出てしまう臭いなのでこれは仕方がないですね。
どうしても臭いに抵抗があるという方は、手間はかかりますが、ウェアをこまめにクリーニングに出すことをおすすめします。
使い方や保管方法に注意
スプレー缶には可燃性ガスが入っているので、引火したり爆発する恐れがあります。
屋外で使用したり、近くに火気がないかを確認して使用しましょう。
また、高温の場所に長時間放置しないなど、使い方や保管方法には注意してください。
また、至近距離で使用すると白化やシミになる場合があるので、吹きかける距離にも注意を払って使用しましょう。
スノボウェアの防水スプレーの選び方
防水スプレーの種類
防水スプレーは、衣類用、ウェア用、皮革用、靴用など、使用する素材によって様々で種類も豊富です。
また、対応する素材が決まっている専用のものもあれば、幅広い素材に対して使用できるオールマイティなものもあります。
専用のものはその素材に特化しているので、オールマイティのものよりも使用用途は限られますが、信頼性は高いと言えます。
逆に用途の範囲が広ければ、その分ほかのものにも使えるので、1つあれば使い勝手も良くてお財布にも優しいですね。
防水と撥水
防水と似た言葉で「撥水」という言葉もありますが、意味が違います。
簡単に言うと、防水は水を通さないこと、撥水は水を弾くことを意味します。
どちらも水に対しての耐性があると言う点では同じですが、撥水加工をしても全く水を通さないわけではありません。
撥水は、高い水圧がかかったり水量が多いとウェア内に水が入り込んでしまう可能性があります。
素材の機能を妨げないか
ウェアの素材には高機能な物があり、その一つにゴアテックスがあります。
ゴアテックスは、防水性、耐久性、透湿性、防風性を兼ね備え、スノボウェアを含めたアウトドア用品に使われることが多い素材。
このような素材には、高機能素材に適している防水スプレーを使用しなければいけません。
なぜなら、元々持っている素材の機能性をかえって損なう可能性があるためです。
もちろん、高機能素材に対応した防水スプレーもありますので心配はいりません。
スノボウェアの防水スプレーおすすめ10選
【W.P.S】
防水スプレー
420mlと大容量で、フッ素系樹脂とシリコーン樹脂が含まれているこちら。
それにより、防水だけなく防汚効果もある防水スプレーです。
なんと抗菌や除菌までできるので、今のご時世にマッチしており、1台で4役をこなします。
ウェア以外にも衣類やアウトドア用品、靴やバッグと多用途に使用できるので、使い勝手も良いです。
日本の製品なのも安心ですね。
【3M】
防水スプレー(SG-P345iS)
豪雨、豪雪時にも対応できる防水性の高いアイテムで、水性汚れ、油性汚れにも効果があり非常に便利。
また、シミになるのを防ぐことができ、ドロを弾くことにも長けています。
シーズン初めや雪の少ない時期、春先の雪が溶けて地面の土が出てくる時期には、ドロの汚れが付きやすいものです。
ロングシーズンスノーボードを楽しむ方には良い商品だと思います。
【ヘンケルジャパン】
LOCTITE 衣類 繊維製品用(DBL-380)
高性能の防水剤が入っており、効果持続時間が同社従来製品の約10倍も長持ちする、飛躍的進化を遂げた防水スプレーです。
ネーミングに「長時間」という言葉を入れるあたりから、メーカーさんの自信の程が伺えますね。
さらにお値段も1,000円を切っていてコスパが非常に良く、評価も高い声が多いので、リピート買いをしている方もいます。
【ヘンケルジャパン】
LOCTITE 多用途(DBS-420)
多用途仕様なので、ウェアに使用できるのはもちろん、皮革製品にも使用できます。
例えばスノボ用のグローブが皮製品なら、ウェアだけでなくグローブにも使用できるということです。
グローブもウェア同様、使用頻度によって濡れるアイテムなので、異素材のアイテムにも使える点は嬉しいポイント。
こちらも手頃なお値段で手に取りやすいと思います。
【Tarrago】
ナノプロテクター(TGS220000250T)
ゴアテックスなどの高機能素材にも使用できる防水スプレーです。
ナノレベルの粒子が保護バリアを作り、外からの雨や雪、油や汚れから保護してくれます。
それでいて、中の汗や湿気を外へ逃してくれる透湿機能も損ないません。
また、REACH規制というヨーロッパの厳しい安全基準もクリアしている、安全性の高いスプレーです。
【DABLOCKS】
防水スプレー
水、ドロ、油の侵入を防ぐなど、防水効果が高いのはもちろんですが、スプレーによる白化がしない点が特徴です。
防水スプレー全てが使用すると白化するわけではありませんが、やはり使い方によってはウェアが白化することがあります。
こちらは白化せず安心して使えるという声のほかに、乾きが早い、臭いもほかのものよりしないなどのレビューもあり高評価です。
【コロニル】
カーボンプロ(CN044077)
高機能素材を含め、幅広い素材に対応する防水スプレーです。
カーボンテクノロジーで作る保護膜は、耐摩耗性や伸縮性があり、平面だけでなく屈曲面にも強いという特徴があります。
脇や股などウェアのシワになる部分にも平面と同様の防水効果を発揮するので、効果にムラがありません。
防水効果も高く、効果が3週間や1ヶ月も続いたという声もあります。
【コロンブス】
アメダス
強力な防水力、幅広い用途に使用可能であることに加えて、高い付着率による安全性を持つ防水スプレーです。
「一般社団法人日本エアゾール協会の自主基準」に沿った、スプレーの飛散量を減らし、人体への吸い込みを軽減する仕様。
安全に配慮した人体に優しい防水スプレーですね。
また、通気性も良いので、高機能素材にも対応できるのも良いです。
【KONYO】
強力防水スプレー(SW420)
こちらは一般的な防水スプレーと比較して、乾燥が早いです。
一般的には成分が浸透、定着するのに約20分程度乾燥する必要がありますが、こちらはその半分、約10分程度で乾燥してしまいます。
時短で効果が得られるのは、使う側からすればありがたいですね。
防水効果の他ほかに通気性も良く、高機能素材にも対応しているので、多用途で皮革製品に対応出来ます。
【3M】
スコッチガード(SG-S300)
こちらも速乾タイプですが、その時間は何と驚きの1分。
防水スプレーの中で最速の乾燥時間ではないでしょうか。
これだけ乾燥時間が短いと逆に大丈夫なのかと心配するかもしれませんが、心配はいりません。
レビューの中には、防水効果が良い、リピ買いするとの方もいて、評価も高いです。
さらには多用途に使用可能で、高機能素材にも対応しています。
まとめ
スノーボードは雪を相手にするスポーツなので、濡れるリスクはつきものです。
防水スプレーはそのリスク軽減の一役を担うアイテム。
今回挙げた防水スプレーをぜひ参考に、楽しいスノーボードライフを送って頂けたら幸いです。
スノボウェアの防水スプレーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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