配信が手軽にできるようになったり、オンライン会議が増えたりと、個人でマイクを使用する機会が増えました。
使用する都度、マイクの準備をするのは面倒くさいけど、机に置きっぱなしだとスペースを使ってしまうことや、音声を上手く拾わないなどで悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
こういった悩みを解決してくれるアイテムが、マイクアームです。
本記事では、安いけど充分に機能してくれるコスパの良いマイクアームを紹介しています。
目次
- 1 安いマイクアームを使うメリット
- 2 安いマイクアームを使うデメリット
- 3 安いマイクアームおすすめ10選
- 3.1 【NEEWER】マイクサスペンションブームシザーアームスタンド(NW-35)
- 3.2 【Luling Arts】マイクスタンド(LA-669)
- 3.3 【CACENCAN】アーム式マイクスタンド(M-01)
- 3.4 【KTSOUL】マイクスタンド(MIC-STAND-G-2)
- 3.5 【Aokeo】ハイエンドカンチレバーマイクスタンド(AK-35)
- 3.6 【NAISL】マイクアームセット(NL-MS17)
- 3.7 【KC】卓上固定型グースネックマイクスタンド(MDS-4/BK)
- 3.8 【PLATINUM】デスクアーム式 フレキシブル マイクスタンド(MPC1 WH)
- 3.9 【Alterzone】マイクアーム(ALZMDS-01)
- 3.10 【audio-technica】マイクロホンブームアーム(AT8700J)
- 4 まとめ
安いマイクアームを使うメリット
机の上がスッキリする
マイクアームを設置して、最初に感じるメリットは机のスッキリ感でしょう。
マイクを机に置くと、音を反響させてしまうため、マイクの周りにモノが置けなくなってしまいます。
しかし、マイクアームを使って浮かせてしまえば、机の上に置くものを気にする必要がありません。
使用しないときには折りたためば収納できるため、ストレスなくマイクを移動できるようになります。
机の振動を拾わなくなる
机の上に直接マイクを置いてしまうと、モノのこすれる音や、振動音が入ってしまいます。
振動は机を通してマイクに入っていくので、外で聞いているよりも大きな音が録音されてしまい、録り直しをしなければならないこともあるでしょう。
また、会議や配信では、聞き手にとってノイズとなって聞こえるため、不愉快な思いをさせてしまいます。
しかし、マイクアームはマイクを浮かせて設置するため、机の上と比べて振動音が少なくクリアな音声を届けることができます。
好みの位置にマイクを設置できる
使用する度にマイクを用意すると、好みの位置に毎回セッティングしなければならないので、準備だけで時間を多く浪費してしまいます。
マイクアームは高さや位置を固定したままにできるため、収納からセッティングまでの時間を大幅に短縮することができるでしょう。
また、配線もアームに沿わせているため、設置するたびに配線を繋げる必要が無くなります。
安いマイクアームを使うデメリット
スムーズに動かない
安いマイクアームはアームの関節部分の部品が、粗悪なモノである場合があります。
製品の選択を間違えると、この粗悪な部品のせいで関節の動きが鈍く、力をかけないと動かないといった事態が起こるのです。
また、必要以上に力をかけると、最悪の場合部品の破損してしまうこともあります。
値段が安すぎる製品を買うときには、十分注意しましょう。
ねじ山がすぐに壊れてしまう
安いマイクアームは、コストを抑えるために安い材料を使うため、部品の強度が弱いということがよくあり、その一例が、ねじ山です。
マイクをマイクアームに取付ける時に、このねじ山がある程度の強度を持っていないと、少し力を入れただけで壊れてしまいます。
ねじ山が壊れると、マイクの固定ができなくなるので、マイクアームとしての機能が発揮できなくなります。
固定されず、勝手に動く
こちらも前項と重なる点もありますが、部品の作りがしっかりとしていないと、固定が弱くなってしまいます。
好みの位置にセッティングしたものが、使用中に勝手に動いてしまっては使い物になりません。
また、収納しても勝手に出てきてしまうなど、快適になるはずが逆にストレスを感じるアイテムとなってしまいます。
安いマイクアームおすすめ10選
【NEEWER】
マイクサスペンションブームシザーアームスタンド(NW-35)
NEEWERは2011年に設立された、中国の企業です。
主にカメラやオーディオ関係を扱っていて、価格が安く製品の評判が良いものが多い印象です。
本製品は、3,000円弱と安価ですが、耐荷重が1kgなので軽いマイクであれば支障なく使用できるでしょう。
ばねが外側にあるタイプで、スチールのアーム2本で支える構造をしており、シャープなデザインとなっています。
ポップフィルターが付属しているので、これ1つでレコーディングをはじめる事ができます。
【Luling Arts】
マイクスタンド(LA-669)
本製品は耐荷重が2kgと頑丈で耐久性のある構造となっています。
価格も2,000円台と非常に安価で、「とりあえずマイクアームを探している人」におすすめです。
付属でショックマウントとポップガードの両方がついており、ノイズを軽減させたレコーディングができるようになります。
製品本体に重量があり、机に取付けたときに安定感があります。
初めてマイクアームを購入する人におすすめです。
【CACENCAN】
アーム式マイクスタンド(M-01)
本製品の特徴は、アームの角度がばねではなく、ねじを締めこむことにより固定する点です。
ばねがない分、スッキリとした見た目となっています。
ねじで固定するため、好みの位置に固定しておくことが可能です。
回転方向は自由に動かせるので、使用しない時は回転させて収納することで、設置、収納が簡単にできます。
価格も約3,000円と安価なので、「マイクの位置を高頻度で変更しない人」におすすめです。
【KTSOUL】
マイクスタンド(MIC-STAND-G-2)
本製品は、ポップガードとショックマウントが付属しています。
そのため、本製品を購入するだけで、最低限のマイクの周辺機器は揃えることができるでしょう。
某ECサイトでもマイクスタンドのカテゴリでランキング1位を記録しており、購入者の満足度が見て取れます。
価格も3,000円以下で購入ができ、コスパの良いマイクアームです。
【Aokeo】
ハイエンドカンチレバーマイクスタンド(AK-35)
本製品は耐荷重が約1.5kgと様々なマイクに対応しています。
また、マイクの取付けねじが付属の変換アダプターを使用することで、5/8インチと3/8インチの両方に対応しています。
価格も約2,000円と非常に安価です。
複数マイクを所有していて、用途によってマイクを変えたい人におすすめです。
【NAISL】
マイクアームセット(NL-MS17)
本製品は、ばねが外側についているタイプのマイクアームです。
耐荷重は1.2kgと高くはありませんが、現物の測定値ですので、実際に取付けたらマイクが勝手に下がってしまうといったトラブルのリスクが低いです。
メッシュタイプのポップガードとショックマウントが付属している点も、おすすめできるポイントとなっています。
部品が全てスチールでできていて、プラスチックを使っていないので、負荷をかけた際に割れる心配がありません。
価格も2,000円台なので、とりあえずマイクアームを一式揃えたい人におすすめです。
【KC】
卓上固定型グースネックマイクスタンド(MDS-4/BK)
本製品は、これまで紹介してきたマイクアームとは違い「グースネック」というフレキシブルな構造になっています。
グースネックとは、針金のように、好きな方向に自由自在に曲げることができます。
環境によって、下からマイクを出したり、上からつるしたりとセッティングを頻繁に変える人におすすめです。
また、珍しい構造なので、他と差別化を図りたい人にもおすすめできます。
【PLATINUM】
デスクアーム式 フレキシブル マイクスタンド(MPC1 WH)
本製品の特徴は、色で白が選べる点です。
黒のマイクアームが多いため、インテリアを白で統一している人でも、マイクアームだけはやむを得ず黒を使用している人も多いです。
本製品は、アーム部分が白色なので、白で統一したインテリアになじむデザインとなっています。
価格も2,000円以下ですので、とにかく白いマイクアームを探している人におすすめです。
【Alterzone】
マイクアーム(ALZMDS-01)
本製品は、ばねが内蔵されている構造となっています。
アームも1本で、アームの溝にケーブルをクランプできるので、非常にすっきりとした見た目です。
価格は5,000円台とやや高価ですが、ばねの反力を調整するつまみがついており、軽いマイクと重いマイクのどちらも快適に使用することが可能です。
耐荷重は約1kgとなっております。
机にクランプする部品の面積を広めにとっており、机を傷つけにくい工夫が施されています。
机の上をとにかくシンプルにしたい人におすすめです。
【audio-technica】
マイクロホンブームアーム(AT8700J)
本製品を製造している「audio-technica」は、オーディオ製品の老舗メーカーです。
本製品は耐荷重2kgで、アームの伸縮・回転が自由に変更することができます。
価格が7,000円台とやや高めですが、高価なマイクを使用している人や、これから本格的に活動をはじめる方には非常におすすめです。
頑丈にできている点をふまえると、今回紹介した中で、最もコスパが高い製品と言えるでしょう。
予算の範囲であれば、迷わず本製品を購入しましょう。
まとめ
いろいろなマイクアームを紹介してきましたが、どの製品にもそれぞれ特徴があります。
もし、既にマイクを持っている人は、必ずマイクに適応しているか確認してから購入しましょう。
また、将来ショックマウントやポップガードを付ける予定がある人は、耐荷重をマイクの重量+300g程度、余裕を見ておきましょう。
安いマイクアームの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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