スノーボードには、ボードの周りに「エッジ」と呼ばれる金属が付いています。
このエッジがあることでボードを操作できるのですが、エッジは鋭く尖っているのが特徴です。
よって、当たってしまうとボードが破損したり、事故や怪我に繋がってしまう恐れがあります。
せっかくの楽しいスノーボードが、思わぬ事故や怪我で悲しい思い出になる可能性もあるのです。
そのようなことにならないために、持ち運びや保管の時にしっかりとボードを守ってくれるのがスノーボードケース。
しかしながらスノーボードは、ボード、ビンディング、ウェア、ゴーグルなど、アイテムを揃えようとすると出費がかさんでしまいます。
安く抑えられるところは抑えて、抑えた分をほかに回すことができれば、効率良くアイテムを揃えることが可能です。
今回は、購入にあたっての参考となるよう、安いスノーボードケースのメリット、デメリットを解説。
さらには、安価でコスパの良いスノーボードケースを10点ご紹介します。
安いスノーボードケースを使うメリット
出費を抑えるのに適している
スノーボードケースはボードの保護や事故、怪我を防止するための必需品です。
ですが、スノーボードのアイテムを揃えようとすると、出費がかさんでしまうもの。
ケースは必需品とは言え、スノーボードする上でメインで使う物ではないので、出費を抑えるのに適しているアイテムと言えます。
ましてやこれからスノーボードのアイテムを揃える初心者の方なら、揃える物が多い分安い方が良いでしょう。
シンプルな物が多く使い勝手が良い
ブランドを重視する方は別ですが、特にこだわりがないのであれば、安価な物の方が良いでしょう。
なぜなら、形がシンプルで色もブラックなど、どのようなボードの色にも合わせられる物が多く、むしろ使いやすいためです。
また、ロゴもあまり目立たないものを選べば、さらに使い勝手は増すので、この点も抑えておくと良いでしょう。
シンプル イズ ベスト! 何にでも言えることですが、結局これが1番で、使いやすいと思います。
買い替えがしやすい
安価な物は、仮に買い物に失敗してしまったり、飽きてしまったとしても、買い換えがしやすいのもメリットの1つと言えるでしょう。
スノーボードケースはその役割をしっかり果たすことさえ出来れば、高価な物でなくても良いのです。
さらに、買い換えて新しくすることでモチベーションが上がり、スノーボードがより楽しくなると思います。
安いスノーボードケースを使うデメリット
知名度が低く安価で不安
やはり有名なブランドと比べると知名度が低いので、どうしても大丈夫なのだろうか、と不安に感じることはあると思います。
誰でも、自分が知っている物の方が選びやすく、手に取りやすいものです。
もしお店であれば、店員さんに話を聞いたり、実際に手に取ってアイテムを見ることができるので、判断しやすいですよね。
一方、ネットで安価な物を探す場合、品質や特徴、自分に合っている物なのか、レビューなどを見て自分で判断や確認をする必要があります。
しかし、探せばコスパの良い商品を発掘でき、その物について知ることができるので、考え方次第ではデメリットにもメリットにもなり得ます。
安いスノーボードケースおすすめ10選
【GLASSY】
スノーボードニットソールカバー(G183)
持ち運びに便利な取っ手や肩掛け用ストラップはありませんが、3,000円を切る金額で購入でき、シンプルで非常にコスパの高い商品です。
ボードをあまり持ち歩かない方、車に載せて移動することが多い方は、このシンプルな形で十分だと思います。
生地は、コットン生地とフリース生地を重ねた構造になっているため、厚みがあり丈夫で、エッジをしっかりと保護。
色はオリーブで男女を問わず、その上シンプルなので初めての購入には手に取りやすい商品です。
サイズはSM(135〜150cm)のみですが、女性用やグランドトリック用の短いボードには向いているでしょう。
【VAXPOT】
ニットソールカバー(VA-3555)
取っ手やストラップはないものの、3,000円を切る金額で購入できるので、非常にコスパの高い商品です。
また、ニット素材で手触りも良く、通気性や伸縮性も高いので、ボードの取り付けも簡単。
ニット素材はスノーボードケースでは良く使われる素材ですので、イメージもしやすいかと思います。
サイズはフリーサイズで色はブラックのみになりますが、ブラックはどのような色にも合うので、使い勝手の良い商品です。
【MONS】
スノーボード用ニットカバー
こちらも取っ手やストラップはありませんが、ニット素材なので、通気性、吸水性、伸縮性が高いです。
それに加え、ボードを優しく包み込む超弾性生地も使用しているため、軽量かつ両端をしっかりと保護する二重補強構造になっています。
色はヘザーグレーで、ブラックと同じくらい合わせる色を選ばない使いやすい色味。
そのうえ、ロゴもシンプルで可愛らしく目立たない所も良いポイントですね。
サイズ展開はS(140〜150cm)、M(150〜160cm)、L(160〜175cm)と幅広いのも嬉しいところ。
【SKETCH】
2トーンカラーニットケース
2トーンカラーで、ピンクやターコイズブルーなどの蛍光色が入っています。
ポップな色合いが非常に可愛らしく、男性はもちろんですが、女性の方にもおすすめ。
ブラックは単調でいまいちだと感じる方や明るめな物をお探しの方は、こちらの商品を選んでみるのも良いですね。
ニット素材なので、通気性、吸水性、伸縮性もバッチリ。
ケースの先端は裏面から補強がされているので、エッジ切れも防止してくれ、機能性も良い商品です。
サイズ展開は、SM(135~150cm前後)、ML(150~163cm前後)の2サイズ展開なので、大体のサイズは収まります。
【VAXPOT】
ソールカバー(VA-3405)
アマゾンスノーボード部門ベストセラー第2位の商品。
取り外しが可能なショルダーストラップ付きで、3点のバックル式ベルトも付いているので、ボードをしっかりとホールドしてくれます。
また、ケースの片方の先端に取っ手がついているので、ケースを引き出しやすいです。
色はブラックのみですが、素材はネオプレーン製なので、伸縮性やクッション性も良く、コスパの高い優れもの。
ちなみにネオプレーンとは、ウェットスーツなどに使用されるもので、厚みがあり、柔軟性、伸縮性、撥水性、耐久性に優れた素材です。
ニット素材と同様、ネオプレーン素材もスノーボードケースでは良く使用される素材。
サイズ展開は140〜156cmとなっています。
【WAVE MOON】
ソールカバー(SC01)
こちらも取り外し可能なショルダーストラップがあり、3点のマジックテープベルトも付いています。
そのため、ボードのホールドもバッチリで、さらには片方の先端は取っ手付き。
色はブラックのみで素材はネオプレーン製なので、色味や素材として申し分なく、コスパの良い商品といえます。
ネオプレーン製の場合の注意点は、撥水性があることにより、吸水性や通気性は他の素材と比べると弱いこと。
錆防止のためにボードをケースにしまう時は、ボードの水気をしっかり取ってからしまってくださいね。
サイズ展開は149〜155cmとなっています。
【Nogees】
スノーボードケース
取り外し可能なショルダーストラップと、3点マジックテープベルトが付いています。
ケースの両端に取ってが付いているので、上下どちらからでもケースを引き出しやすいのが良いですね。
色はブラックの他にもボルドーやグレーなど5色展開で、全体的には落ち着いた色味。
ですが、中には迷彩柄もあって、ちょっと主張はありますが、バリエーションもあります。
ロゴは一切なく、その点もシンプルで使いやすいでしょう。
サイズは、M(135〜150cm)、L(145〜160cm)の2サイズ展開となっています。
【VAXPOT】
スノーボードケース3WAY(VA-3206)
オールインワンタイプとは、ボードの他に、ウェア、ブーツ、ゴーグル、グローブ、小物なども収納できるケースのことです。
そのため、アイテム一式を1か所にまとめるのに適しています。
オールインワンなので、長時間持ったり背負うのは大変ですが、荷物を少なくしたい方にはおすすめ。
背負うものならば両手も空くので、リュック仕様になっているものが良いでしょう。
こちらの商品は、肩掛け、手提げ、リュックと3WAY仕様になっているので、用途や状況によって変えることもできます。
サイズは150cmと160cmの2サイズ展開なので、お持ちのボードのサイズやその他の荷物の量に合わせて選びましょう。
【SALOMON】
スノーボードケース2WAY(L41556000)
オールインワンタイプで、手提げとリュックの2WAYタイプとなっています。
サロモンはスノーボードの他にもランニング、ハイキング、スキー等アウトドアスポーツ用品を手掛ける老舗の有名ブランド。
2022年の北京オリンピックで平野歩夢選手のハーフパイプ競技の解説を務めたことで一躍有名になった、中井孝治さんのスポンサーにもなっています。
ブランドロゴが大きいですが、特に気にしないのであれば、お手頃価格で購入できるサロモンのケースは非常におすすめです。
色はブラック、サイズは149cm、165cmの2サイズ展開になっています。
【VOICE】
スノーボードケース
オールインワンで、持ち運びが3WAYタイプのスノーボードケース。
ケース中央部にはサイドポケットが付いていて、底の部分は補強がされています。
ほかにも、先端部分に取っ手が付いているなど、使い勝手や機能面が良く、低価格でコスパが高い商品です。
色はブラックのみ、サイズはS(〜146cm)、M(〜153cm)、L(〜163cm)と幅広い3サイズ展開なのもポイント。
まとめ
今回はスノーボードケース、とりわけ安価な物にフォーカスしてまとめてみました。
スノーボードケースと一口に言っても、素材や収納力の違いなど、安価な物であっても種類は様々なことがおわかり頂けたかと思います。
スノーボードの楽しみは、単に滑ることだけではなく、そのアイテム選びからすでに始まっています。
ご紹介した物をぜひ参考にして頂いて、ご自分の予算や希望に合う物を見つけてくださいね。
皆様のスノーボードがより楽しく、より充実したものになることを願っています。
安いスノーボードケースの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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