キャンプに行ったらやりたいこととして、多くの人が思い浮かべるものが「焚き火」ではないでしょうか。
ですが昨今のキャンプ場では、直火が禁止されているため、焚き火台の使用を義務付けているところがほとんど。
焚き火をするためには、焚き火台はマストアイテムです。
さまざまなタイプや大きさの焚き火台が各メーカーより販売されていますが、今回はファミリーやグループにおすすめの、大型焚き火台をご紹介します。
目次
- 1 大型焚き火台を使うメリット
- 2 大型焚き火台を使うデメリット
- 3 大型焚き火台の選び方
- 4 大型焚き火台おすすめ10選
- 4.1 【ロゴス(LOGOS)】 LOGOS the ピラミッドTAKIBI XL(81064161)
- 4.2 【ファイヤーサイド アウトドア(FIRESIDE OUTDOOR) 】大型 焚き火台 ポップアップピット 収納ケース付き (CB001)
- 4.3 【キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)】 ヘキサステンレス ファイアグリル バッグ付 CSブラックラベル (UG-50)
- 4.4 【スノーピーク(snow peak)】 焚火台 L [3-4人用] (ST-032RS)
- 4.5 【ユニフレーム (UNIFLAME )】ファイアグリル(683040)
- 4.6 【コールマン(Coleman) 】焚火台 ファイアーディスク(2000031235)
- 4.7 【マウントスミ(Mt.SUMI)】バッドボーンファイヤー(BS2106BBF)
- 4.8 【FUTUREFOX】ナバホ柄 焚き火台
- 4.9 【DOD(ディーオーディー)】 ビートルくん 焚き火台 (DD5-675-BK)
- 4.10 【IDOGEE】バーベキューコンロ 焚火台 ファイアグリル(S139-D1)
- 5 まとめ
大型焚き火台を使うメリット
暖房効果が増す
冬場のキャンプにおいての焚き火は、暖をとるためにも欠かせません。
凍りつくような空気の中でも、焚き火があるだけで何時間でも外にいられるほどの暖房効果があります。
その効果は、例えると小さいストーブと大きいストーブの違いと同じで、火の量が多ければ多いほど絶大になります。
火力の調整がききやすい
静かにゆらめく炎をボーっと眺めて癒しの時間を過ごしたい時や、暖房がわりにガンガン燃え上がらせたいという場合など、焚き火に求めることは季節や気分により変わるもの。
小さい焚き火台だと、入れられる薪の量が限られるので、そこまで大きな火力調整の幅は望めません。
薪の量や送り込む空気の量によって自由に火力を調整できるのが、大型焚火台の魅力です。
薪割りの作業が減る
薪が太かったり長すぎた場合にはあらかじめ薪を割る必要がありますが、ホームセンター等で売られている薪はある程度、一定の太さ、長さに揃えられています。
そのため大型焚き火台であれば、薪割りせずにそのまま使えるのが嬉しい点。
反対にコンパクトな焚き火台だと、焚き火台から薪がはみ出し、バランスが崩れ危険なため、長さを調整する必要が出てきます。
調理にも使う場合、焼き面積が増える
焚き火台には、焚き火の用途に限らずBBQグリルとしても使用可能なものが多数販売されています。
大型焚き火台の上に大きな網を乗せてBBQをすれば、一度に焼ける量が増えるので、たくさん食べたい方や大人数での使用には特におすすめです。
大型焚き火台を使うデメリット
重量感がある
焚き火台に使われる素材は、鉄、ステンレス、アルミ等さまざまですが、いずれも炎に耐えるタフさと重量感を備えたものになっています。
特大の焚き火台になると、重量10kgを超えるものも。
移動手段が車の場合は、そこまで問題にはなりませんが、バイクや電車という場合には持ち運びに苦労することになります。
薪の消費量が多い
薪の種類が針葉樹か広葉樹かによっても、もつ時間は変わりますが、焚き火をしていると、薪のひと束がだいたい1時間ほどで無くなってしまうこともあります。
焚き火台のサイズが大きいほど一度にくべる薪の量が増えるので、使う薪の量は多くなります。
焚き火台自体が重いことに加え、薪を何束も運ぶとなるとかなり力がいるので、女性だけで使用する場合は気をつけた方が良いでしょう。
後処理と手入れが大変
焚き火が終わった後は、火が完全に消えるのを待ってから処理します。
大抵の場合は、キャンプ場内の所定の場所に灰捨て場があるのでそこへ捨てに行くことになりますが、大型焚き火台の場合これにかなりの労力を使います。
そして焚き火台の灰を拭き取って畳む際も、サイズが大きければ大きいほど手間がかかるので、撤収を素早くすませたい方にはデメリットとなり得るでしょう。
大型焚き火台の選び方
調理にも使いたいかどうか
大型焚き火台を調理にも使いたい場合、専用の焼き網がついているものが使いやすいです。
この焼き網とは、100円ショップなどで手に入る使い捨ての焼き網ではなく、「ロストル」と言われる耐久性に優れた焼き網のこと。
ロストルは、サビに強いステンレスで出来ていて、洗って何度も繰り返し使用可能。
食材を直接乗せて焼くだけでなく、ダッチオーブンを乗せて煮込み料理などもできるので料理の幅が広がりますね。
オプションの有無
さまざまなオプションパーツを組み合わせることで、さらに充実した焚き火シーンを楽しめるようになっている商品も。
焼きそばなどに使える鉄板、鍋を炎の上に吊るせるハンガー、焚き火台にぴったりフィットするテーブルなど。
どんどんパーツを増やし、拡張していく楽しみがありますので、使う用途に応じて選びましょう。
深さ
浅型のものは薪が組みやすかったり、簡単に設営できるのが魅力である反面、火の粉や灰が周囲に爆ぜやすいデメリットがあります。
深型のものは、側面に高さがある分風の影響を受けにくく、火の粉や灰が飛びにくいので安全な反面、初心者には薪の扱いが難しい側面があります。
焚き火料理を楽しみたい場合も、火力調整のしやすい深型がおすすめ。
また、深さにも注目して選んでみましょう。
大型焚き火台おすすめ10選
【ロゴス(LOGOS)】
LOGOS the ピラミッドTAKIBI XL(81064161)
約10秒で設営できる、組み立てのしやすさから初心者にもおすすめの商品。
ダッチオーブンが直置きできる焚火ゴトク(串焼きプレート付)、ワイヤーロストルを標準装備しているので、煮込み料理を楽しみたい方にも満足のいく焚き火台です。
オプションパーツも充実しているので、さらにアウトドア料理の幅を広げたい方は検討の価値ありです。
【ファイヤーサイド アウトドア(FIRESIDE OUTDOOR) 】
大型 焚き火台 ポップアップピット 収納ケース付き (CB001)
一辺の長さが60cmを超える、トップクラスの大きさの焚き火台です。
素材がアルミニウムのため、ここまでビッグサイズでも3.6キログラムと負担にならない重さが嬉しいポイント。
浅型のため自在に薪が組み上げやすいのと、炎がよく見えるのが魅力です。
付属のヒートシールド(防火シート)でより安全に焚き火が楽しめます。
【キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)】
ヘキサステンレス ファイアグリル バッグ付 CSブラックラベル (UG-50)
焚き火、BBQグリル、ダッチオーブンが楽しめる一台三役ながら一万円未満で手に入る高コスパな商品。
最初の一台にもおすすめです。
六角形 & ブラックの見た目の良さも高評価。
折り畳んで付属の収納袋に収めると薄くコンパクトになり、重さ3.8kgと持ち運び面もクリア。
【スノーピーク(snow peak)】
焚火台 L [3-4人用] (ST-032RS)
焚き火台といったらスノーピークというほど愛用者の多いこちらの商品。
使い込むほどに味わい深くなっていき、長く愛用できる堅牢さも魅力です。
開くだけで設置可能ですが、重さがある(5.5kg)ことから灰の捨てづらさは否めません。
焚き火料理に使えるオプションパーツは全て別売りのため、こだわり派の方におすすめの商品です。
さらに大きなLLサイズも発売されています。
【ユニフレーム (UNIFLAME )】
ファイアグリル(683040)
シンプル構造ながら、ハードな使用にも耐える堅牢な作りで人気の商品。
20kgと高い耐荷重性をもっているのでダッチオーブンも安心して使えます。
またBBQ時に網との角度の差によって生まれる隙間は、炭の量の調整がしやすい優れもの。
焼き網は付属しますが収納ケースは別売りです。
【コールマン(Coleman) 】
焚火台 ファイアーディスク(2000031235)
オーバルの見た目がシンプルなこちらの焚き火台は、袋から取り出して脚を伸ばすだけの簡単3秒設営が魅力。
ビギナーにもおすすめの商品です。
焼き網付きなので、買ったその日からBBQも楽しめますよ。
重量約1.6kgと、ファミリーサイズながら軽量なのも嬉しいポイント。
【マウントスミ(Mt.SUMI)】
バッドボーンファイヤー(BS2106BBF)
珍しい8角形の形状もさることながら、最大の特徴は「二次燃焼」する焚き火台であることです。
二次燃焼とは、一次燃焼で燃えきらなかったガスを再度燃やすこと。
そのため煙が少なく、焚き火が終わった後に灰がほとんど残らないのが特徴です。
40cmの薪が入るので、薪をそのまま入れてワイルドな焚き火が楽しめますよ。
【FUTUREFOX】
ナバホ柄 焚き火台
側面にナバホ柄を透し彫りした焚き火台です。
焚き火そのものを楽しみたい、おしゃれに贅沢な時間を過ごしたいという方におすすめの一品。
ナバホ柄が通気口の役割も果たすので、燃焼効率が上昇するのも嬉しいポイント。
付属の専用五徳を取り付ければ、焚き火をしながらポットでお湯を沸かすこともできます。
【DOD(ディーオーディー)】
ビートルくん 焚き火台 (DD5-675-BK)
うさぎのマークでお馴染み、DODの焚き火台です。
THE焚き火という見た目が、キャンプを盛り上げてくれること間違いなし。
直径50cmなのでガンガン薪をくべられ、浅型なので炎の形をダイレクトに楽しむことができます。
鍋などが吊り下げられるビートルハンガーが標準装備なのも嬉しいですね。
【IDOGEE】
バーベキューコンロ 焚火台 ファイアグリル(S139-D1)
グッドプライスながら、焼き網、網の高さを2段階で調節できる金具、収納袋までが一式セットになっています。
コンパクトに収納できる点も高評価。
追加パーツを買わなくても焚き火、BBQ、煮込み料理と3役をこなす焚き火台は、最初の一台としてもおすすめできる商品です。
まとめ
ファミリーや大人数キャンプにも最適の大型焚き火台をご紹介しました。
ワイワイBBQする時も、ゆっくり炎を眺めながら団欒する時も、大活躍の焚き火台。
楽しい思い出に彩りを添えてくれること間違いなしです。
使うシーンを思い浮かべながら、お気に入りの一台を選んでみてくださいね。
大型焚き火台の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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