ピクニックやBBQ、海水浴からキャンプまで、さまざまなアウトドアシーンで活躍するワンタッチテント。
短時間で簡単に設営が可能、女性でも取り扱いが簡単という点で、ソロキャンパーからファミリーまで、幅広く支持されています。
多種多様なタイプが販売されていますが、今回はファミリーで使用するのにおすすめなテントをご紹介します。
目次
- 1 ファミリー向けワンタッチテントを使うメリット
- 2 ファミリー向けワンタッチテントを使うデメリット
- 3 ファミリー向けワンタッチテントの選び方
- 4 ファミリー向けワンタッチテントおすすめ10選
- 4.1 【サンパーシー】ワンタッチ テント 5人用
- 4.2 【FIELDOOR】ワンタッチテント300 大型
- 4.3 【Kaitou】テント キャンプ ドーム 5人用
- 4.4 【Hushijue】 テント ワンタッチ キャンプテント
- 4.5 【Evajoy】テント ワンタッチ 3-4人用
- 4.6 【DOD】わがやのシェード T5-721-TN
- 4.7 【ENDLESS-BASE】ワンタッチテント 43500002
- 4.8 【BISINNA】ワンタッチテント 3-4人用 ZL053
- 4.9 【QUICK CAMP】ワンタッチドームテント QC-DT220
- 4.10 【Hill Stone】ワンタッチテント od285a
- 5 まとめ
ファミリー向けワンタッチテントを使うメリット
とにかく簡単
子ども連れでアウトドアに行った際に、説明書と睨めっこしながらテントを組み立てて行くのはかなり負担が大きいです。
なかなかうまく組み立てられなくて両親が険悪ムードになったりしてしまうと、せっかくのレジャーが台無しですよね。
ワンタッチテントには、ほぼ説明書が不要なほど簡単なものが多いのが嬉しいポイントです。
安全
一般的なテントは、骨組み(ポール)と布部分が別々になっていて、自分でポールを通していく必要がありますが、ワンタッチテントはポールと布地が、初めから一体化しています。
一般的なテントのポールはある程度の長さがあり、設営に不慣れだったり油断すると、人や車にポールの先端をぶつけてしまう危険も。
その点、最初から布地に組み込まれているワンタッチテントは、比較的安全に設営できると言えます。
時短になる
ワンタッチテントは、その名の通りワンタッチで建てられるので、設営にかかる時間は早いもので1分以内。
少し時間がかかるものでも10分以内で建てられるものが多いです。
ファミリーで行くアウトドアは、何かとバタバタしがちですよね。
設営も撤収(片付け)も短時間で済むワンタッチテントは、子ども連れでも時間にゆとりが出来る、心強い味方です。
軽くてコンパクト
軽量でコンパクトなものが多いのも、ワンタッチテントの魅力。
荷物が多かったり、場合によっては子どもを抱っこする必要も出てくるアウトドアシーンで、軽くて持ち運びがラクなテントは非常に助かるポイントです。
ファミリー向けワンタッチテントを使うデメリット
空間の狭さ
ワンタッチテントの中でも特に、袋から出した瞬間にテントの形になるタイプ(ポップアップ式)は、サイズが大きくないものがほとんど。
大人2人、子ども2人の4人家族の我が家の場合、一般的なサイズのポップアップテントは全員で入ると狭いので、2つ持って行き横並びに建てたりしています。
耐久性
ワンタッチテントは、一般的に軽量・コンパクトさを重視されているために耐久性という面では心配な部分もあります。
数回の使用でポールが折れてしまった、布地が破れたというレビューが書かれているものも。
そのようなことを防ぐために、商品レビューや使われている材質をよくチェックして選びましょう。
テントを建てる楽しさと工程が省略される
「簡易テント」と呼ばれたりもすることからも分かる通り、ワンタッチテントは簡易的に日陰や目隠しになるスペースを作るためのもの、というイメージです。
普段キャンプなどで本格的なテントに慣れ親しんでいたり、テント設営自体が好きという人からすると物足りなさを感じるかもしれません。
ファミリー向けワンタッチテントの選び方
ポップアップ式 or ワンタッチ式
ワンタッチテントには大きく分けて2種類あり、一つは袋から出して広げただけでテントになるポップアップ式。
フレームがワイヤーでできていて、そのバネ性を利用して開く仕組みです。
もう一つは傘のように骨を広げてから固定するワンタッチ式。
骨組みはアルミポールや、傘などに使われるグラスファイバー等が使用されます。
手軽さと軽量さではポップアップ式が勝ちますが、頑丈さや風に対しての安定感においてはワンタッチ式が優位です。
ワンタッチ式ですと、ものによっては宿泊キャンプでの使用も可能。
使用場所や用途によって、どちらが適しているか選ぶと良いでしょう。
フルクローズしたいかどうか
直射日光から身を守り、日陰作るのを目的とする場合は、開口部が開いているものの方が通気性が良く涼しく使えます。
着替えや授乳場所としても使いたい場合は、フルクローズタイプ(完全に全ての面をファスナー等で閉め切れるもの)を選びましょう。
風通しを良くしたい時には全開放やメッシュ状態に、プライベート空間を作りたい時にはフルクローズにできるタイプが便利です。
耐水圧
耐水圧とは、雨にどの程度耐えうる素材を使用しているかという目安になる数値です。
テントに関して言えば、耐水圧1500mm以上あると、多少の雨に降られても布地から染み出してくる心配は少ないです。
しかし耐水圧が高ければ高いほど良いというわけではなく、高すぎると水分の透過に強い分、通気性は欠けるのでカビやすくなる欠点が出てきます。
1500mm~3000mm程度の範囲で選ぶのが、雨への対応力と通気性のバランスが取れていておすすめです。
収容可能な人数(サイズ)
ワンタッチテントには、形も大きさもさまざまなものがあります。
価格や値段的にいいなと思うテントが見つかっても、収容人数がソロキャンパー向けや2〜3人となっていることも。
ファミリーで使用したい場合は、収容人数をよくチェックしましょう。
意外と見落としがちなのが、テントの高さ。
テント内で着替えたりしたい場合は、天井の高いものを選んでおくとストレスがありません。
ファミリー向けワンタッチテントおすすめ10選
【サンパーシー】
ワンタッチ テント 5人用
天井が高く開放的なワンタッチ大型テント。
6面全てをメッシュパネルにして、蚊帳のように使うことも可能。
風通しの良いまま虫の侵入を防ぐ快適空間を実現します。
テントポールの材質はグラスファイバー、耐水圧は2000mmと性能面も申し分ありません。
フライシート(テントの上にもう一枚被せることで保温性UPや雨の侵入を防ぐもの)の使用により、フルクローズにもなります。
【FIELDOOR】
ワンタッチテント300 大型
3〜4人で使用してもゆとりのある3m×3m設計。
大人が中で寝転べるサイズ感です。
耐水圧は1500mmとなっていて、耐水面もクリア。
付属のポールを使って壁面を立ち上げることで前室を作れるので、荷物置き場やちょっとしたリビングスペースにするなど、有効にスペースを活用できます。
広いワンタッチテントを探している方におすすめです。
【Kaitou】
テント キャンプ ドーム 5人用
慣れればわずか20秒で建てられる手軽さと、球体に近い形でゆとりのある空間を両立。
フルクローズ時も、上部のベンチレーション(メッシュ部)で通気性は確保します。
嬉しい機能としては、内側のシルバーコーティングでUVカット効果を向上させていること。
ピクニックの他、日差しの強い海水浴等にもおすすめ。
4色のナチュラルカラーから選べます。
【Hushijue】
テント ワンタッチ キャンプテント
ワンタッチ型ではなくポップアップ型なので一瞬で設営が可能です。
袋から出して空中に放つだけで自動的に組み上がるので、力も全く必要ありません。
こういったポップアップ式テントは手狭なものが多い中、こちらは200cm×280cmと広めの居住スペースを確保しており、ファミリーでの使用も可能。
ポップアップ式のファミリー向けテントをお探しの方におすすめです。
【Evajoy】
テント ワンタッチ 3-4人用
耐水性と丈夫さで選ぶならこちらがおすすめ。
空間の広さはそれほどゆったりではありません(幅210cm×奥180cm×高さ115cm)が、大人2人+子ども1〜2人程度で使用可能です。
注目すべきは、高い耐水レベル。
インナーテント、フライシート、フロアシートのどれも耐水圧3000mmとなっているので、急な天候変更時も安心ですね。
【DOD】
わがやのシェード T5-721-TN
人気アウトドアメーカー、DODのワンタッチテント。
「お父さんがはみ出ない」がキャッチコピーとなっているだけあって、家族全員が横になれる大型設計が魅力。
4面をメッシュにすれば風通し良好で暑い日でも快適、フルクローズへの切り替えも可能です。
子ども連れレジャーに嬉しい機能として、濡れた水着や浮き輪などを干しておけるサイドストラップが付いています。
【ENDLESS-BASE】
ワンタッチテント 43500002
公園や河原等で、1番よく見かけるスタンダードな形のポップアップテント。
サイズはポップアップ式としては大きめの195×175cm。
泊まりのキャンプには向きませんが、晴れた日の公園やピクニックに手軽に持ち出せるアイテムとして重宝しそうです。
耐水圧は1200mmと、小雨や短時間の雨であれば対応可能です。
【BISINNA】
ワンタッチテント 3-4人用 ZL053
ホワイトカラーがおしゃれなこちらのテントは、簡単三秒設営とは思えないさまざまな機能を備えていて、宿泊キャンプにも使用可能です。
インナーテントにフライシートを被せる2重構造により、雨風や結露にも強くなっています。
最大の特徴は、付属のポールを使用すると2.8メートルの前室を作れるという点。
別でタープを持っていかなくても、この大きな前室をリビングスペースとして活用できます。
【QUICK CAMP】
ワンタッチドームテント QC-DT220
雨風や結露に強いダブルウォール(二重構造)テントの中でも、他商品との違いはインナーテント一体型なところ。
通常のダブルウォールは、インナーテントとフライシートを別々に広げる必要があるので手間が掛かりますが、そのデメリットが解消されています。
耐水圧2000mmに加え、シームテープ加工が施されているため、継ぎ目からの染み出しも心配ありません。
雨対策もバッチリなこちらのテントは、宿泊キャンプにもおすすめ。
【Hill Stone】
ワンタッチテント od285a
最後にご紹介するのは、コスパ抜群のワンタッチテント。
200×220cmのゆったり設計で、3〜4人で使用可能です。
フルクローズ可能、外側のテントだけを独立してサンシェードとして使用できる2way仕様、テント内側にスマホなどを収納できるポケット付き。
さらに、耐水圧1000〜1500mmと、ファミリーに嬉しい性能が満載です。
入門として手軽なワンタッチテントを探している方におすすめです。
まとめ
設営と撤収の時間が大幅に短縮できるワンタッチテントは、ファミリーでのアウトドアシーンにおいて欠かせないものになってきています。
それぞれの商品の特性をチェックして、目的に合った使いやすいワンタッチテントを見つけてくださいね。
ファミリー向けワンタッチテントの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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