ロングボードでサーフィンを行うにあたり、必要不可欠な道具があります。
それはサーフボード、ウェットスーツ、そしてリーシュコードです。
初心者のロングボーダーはサーフボードとウェットスーツに注目がいきがちですが、リーシュコードも安心安全にサーフィンを行うためには必要不可欠なアイテムです。
また、ロングボードを乗りこなすサーファーは機能性とスタイルを重要視される方が多いので、自分の目指すスタイルに適したリーシュコードを選んで充実したサーフィンライフをスタートしてください。
目次
- 1 ロングボード用リーシュコードの選び方
- 2 ロングボード用リーシュコードおすすめ8選
- 2.1 【FCS】FREEDOM HELIX 9'0ft ANKLE ALL ROUND(FHAA-BUB-09F)
- 2.2 【CREATURES OF LEISURE】RELIANCE PRO ANKLE 9
- 2.3 【FCS】ESSENTIAL LEASH 9'0ft ANKLE ALL ROUND
- 2.4 【DAKAINE】LONGBOARD ANKLE 9×1/4(BC237-858)
- 2.5 【DESTINATION】DOUBLE SWEIVEL YULEX LEASH 9'(DS-02NT109001)
- 2.6 【SYNDICATE】TIGHTEN MEDIUM 9FEET
- 2.7 【STAY COVERED】9' STANDARD
- 2.8 【Crow Haley】9' Regular
- 3 まとめ
ロングボード用リーシュコードの選び方
リーシュコードの長さ
リーシュコードを選択する際はサーフボードと同じ長さを選んでください。
サーフボードを複数お持ちの方は長くともサーフボードに+1ftの範囲で選びましょう。
一般的なロングボードは9'0" なのでリーシュコードの長さは9ftになり、長さが9'4"以上の場合は10ftのリーシュコードになるということです。
リーシュコードがサーフボードよりも短い場合、波に巻かれた際に自身の体にボードが触れてケガをします。
逆に長すぎてもサーフボードを岸側に流してしまい、他人にぶつけてしまう可能性があります。
またライディング中に水の中でひきずってしまい、スムースさが失われるので基本的にはサーフボードの長さに揃えるのが鉄則です。
リーシュコードの太さ
7~8mmがロングボードのリーシュコードの一般的な太さになります。
ロングボードは長さと重さがあり、ショートボード用に比べて強度が必要なためショートボード用の5〜6mmと比較すると太めの作りになっております。
決してショートボード用のものをロングボードに使うことはやめましょう。
リーシュコードをつける場所
ロングボーダーのリーシュコードを体につける場所は足首とふくらはぎの2種類あります。
足首につけるものがANKLE、ふくらはぎにつけるものがCALF(KNEE)と呼ばれています。
2種類の違いは取り付けるベルクロの長さが違っているだけで、機能的な部分の差はありません。
ANKLEタイプのリーシュコードが向いているのはパフォーマンス系のボードに乗っているロングボーダーです。
薄いサーフボードを使用し、ショートボーダーのように後ろの軸足を前後にずらしてターンやアクションを行うため、足首につけた方がリーシュコードのストレスが軽減されます。
CALF(KNEE)のリーシュコードが向いているのは、クラシックなスタイルのサーファーです。
長くて厚いボリュームのあるサーフボードでウォーキングをメインとする乗り方で、CALF(KNEE)タイプですとリーシュコードが引っかかる心配がありません。
どちらのタイプも体の外側にリーシュコードの先が向くようにすると足に絡まりにくくなります。
ロングボード用リーシュコードおすすめ8選
それぞれANKEとCALF仕様がありますが、今回ご紹介するロングボード用のリーシュコードは全てANLKEタイプの9ftで統一しております。
おすすめの順に並べているのでぜひ参考にしてみてください。
【FCS】
FREEDOM HELIX 9'0ft ANKLE ALL ROUND(FHAA-BUB-09F)
他社のリーシュコードよりも圧倒的に丈夫で絡みにくく、軽量なFCS Freedom Helixは一押しのリーシュです。
リーシュの内に存在するHELIXと呼ばれるらせん状のつくりにより、負荷がかかった際にバネのような役割となり衝撃を和らげます。
薄くて軽いカフ部分は付けているストレスを軽減してくれる魅力も。
また、劣化して壊れやすいスイベル部分はチタン製になっており、軽量化と強度を生み出しています。
太さ:6.5mm
【CREATURES OF LEISURE】
RELIANCE PRO ANKLE 9
サーフギアの雄、クリエイチャーの最新のリーシュです。
カフ部分はクッション性のある軽くて柔らかい素材を使用しています。
そのため、しっかりとホールドしてくれますので、足に取り付けた際にカフが回転せずズレや絡まりを防いでくれます。
こちらのスイベル部分はステンレス製で丈夫で錆びにくくなっております。
太さ:7mm
【FCS】
ESSENTIAL LEASH 9'0ft ANKLE ALL ROUND
ベーシックな機能を備えたFCSのリーシュコード。
迷ったらとりあえずコチラを選べば間違いありません。
先述のFCS FREEDOM HELIXと比較するとカフ部分は肉厚なのでしっかりとしたホールド感が欲しい方にはこちらがおすすめです。
太さ:7mm
【DAKAINE】
LONGBOARD ANKLE 9×1/4(BC237-858)
ダカインも世界中のサーファーに愛用されているサーフギアブランドです。
頑丈なウレタンデュラコードを使用しており、5mm厚のネオプレーンアンクルカフは非常にホールド力が高いです。
スイベル部分は海での使用に最適な錆びに強いステンレス素材を採用しています。
太さ:6.5mm
【DESTINATION】
DOUBLE SWEIVEL YULEX LEASH 9'(DS-02NT109001)
ディスティネーションはメジャーブランドでありながら、一つずつハンドメイドでリーシュコードを作っています。
また今でもMADE IN USAにこだわり続けているブランドです。
ユーレックスの天然ラバーは森林伐採を行わずに採取されており、環境に優しい仕様になっています。
スイベル部分は錆に強いステンレス素材を使用しています。
太さ:7mm
【SYNDICATE】
TIGHTEN MEDIUM 9FEET
360 degrees FLEX MOLDが波に撒かれた時、足へかかるサーフボードの負荷を軽減してくれます。
スイベル部分はステンレス製になっており、ダブルリングスイベルを採用することでコードの絡みを解消してくれます。
太さ:7mm
【STAY COVERED】
9' STANDARD
ステイカバードはカリフォルニアの歴史あるサーフギアブランドです。
近年、コストカットのためアジアで生産を行うメーカーが多い中、今でもMADE IN USAにこだわって製品作りをしています。
一本芯の通ったブランドなので、スタイルにこだわるロングボーダーにおすすめのリーシュコードです。
太さ:7mm
【Crow Haley】
9' Regular
クロウハーレーも南カリフォルニアのサンディエゴ発のブランドです。
1979年の創業当初からアメリカ生産にこだわり、ハンドメイドで品質の高いリーシュコードを作り続けています。
柔らかく絡みづらいリーシューコードは地元のサーファー達からも絶大な支持を受けております。
シンプルかつクラシックなデザインなので、スタイルにこだわるロングボーダーにおすすめのリーシュコードです。
太さ:7mm
まとめ
リーシュコードはサーフボード、ウェットスーツに次ぐ非常に重要なアイテムです。
目立たないアイテムなのでないがしろにしてしまいますが、いざという時は命を守ってくれる頼もしい存在です。
そのため、粗悪なものを選んでしまうとサーフィン中にリーシュコードが切れてしまい怖い思いをしてしまいます。
リーシュコードはそこまで値が張るものではないので、妥協せずに自分の目指すスタイルに合った納得のいくものを手に入れてください。
ロングボード用リーシュコードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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