スケボーに使用される膝当て(ニーパッド)は、転倒の際に膝を外傷から守ってくれる役割と、トリック中に成功できないと思った時、板を空中で離すキャンセルと呼ばれる動作を行い、膝当てからわざと着地するニースライドと呼ばれる使い方があります。
キッズスケーターには、ニースライドと呼ばれる膝での受け方は上達するうえで必要となるトリックですので、初期のうちからプロテクターに慣れておく必要があります。
スケートボードのプレーを邪魔しないスケボー用膝当て10選をご紹介いたします。
目次
- 1 スケボーで膝当て(プロテクター)は必要?
- 2 スケボーに適した膝当ての選び方
- 3 スケボー膝当ておすすめ10選
- 3.1 【187 KILLER PADS】FLY KNEE PAD
- 3.2 【187 KILLER PADS】PRO KNEE PAD
- 3.3 【187 KILLER PADS】PRO KNEE PAD
- 3.4 【PROTEC】STREET KNEE PAD
- 3.5 【TRIPLE EIGHT】STREET KNEE PAD
- 3.6 【TRIPLE EIGHT】KP-PRO KNEE PAD
- 3.7 【S-ONE】GEN 3 PRO ニーパッド
- 3.8 【SILVER FOX】ニーパッド(SP-52)
- 3.9 【SILVER FOX】KNEE PAD(SP410)
- 3.10 【WORLD BRIDGE】ニーパッド
- 4 まとめ
スケボーで膝当て(プロテクター)は必要?
結論から申し上げますと、ランプや起伏のあるパークを中心に練習したい方には必要で、ストリートで滑りたい方には子供は必要、大人はレベルに応じてといった感じです。
スケボーを始めたばかりの初心者の方には怪我の防止を含め、膝当てを着用する事をおすすめいたします。
ランプを練習する際に、膝当てを使ったニースライドという回避トリックが使えると、技をミスした際のダメージや体力の消耗が少なくなり、新しいトリックへの恐怖心も減るので、ニースライドが出来ると出来ないとではレベルアップに大きく影響します。
ストリートの場合にも、ニースライドはかなり役立ちますので、転んで怪我をしたくない方は是非、膝当てを使ったニースライドを習得してみて下さい。
スケボーに適した膝当ての選び方
ホールド力
どのプロテクターにも通ずる部分になりますが、膝当ての場合はよりシビアにお考え下さい。
膝当てを使っていて一番外したくなってきてしまう要因は、膝当てがずり落ちて来てしまう事にあります。
スケボーは屈伸運動の連続となるので、ホールド力の弱いプロテクターだと数回トリックをするごとに位置を調整しなくてはいけないなんて事もあります。
よって、ホールド力が高く、ジャストサイズの膝当てを選ぶことが何より重要といえます。
剛性
スケボーのプロテクターにはヘルメットやリストガードなど様々な物がありますが、一番消耗してしまうのが膝当てになります。
ニースライドと呼ばれる回避トリックは一日のスケボーで何回も行うので、膝当てのパッド部分が段々とすり減っていってしまいます。
すり減りきってしまうと交換となるので、パッド部分の剛性が高い物の方が長く使えるためコスパが良くなります。
ハイエンドモデルの膝当てになるとパッド部分が交換できる物もありますので、成長期を終えた大人の方で長く使いたい方にはそちらもおすすめです。
初期投資は高くなりますが、最高品質のものは長く使えるため、コスパが良く満足度も高くなります。
パッドの有無
ニースライドをするにはパッドが必須となるのですが、膝の可動が悪くなってしまうのは否めません。
ニースライドを必要とせず、膝への衝撃や擦り傷等のダメージを防ぎたい方にはパッドではなく、クッション材が付いた膝当てがおすすめです。
クッション材が付いたものは、柔らかく伸縮性に優れたものが多いので膝の可動を邪魔しません。
さらに、衣服の内部に着用できるため、見た目が変わらないというメリットもあります。
スケボー膝当ておすすめ10選
【187 KILLER PADS】
FLY KNEE PAD
数多くのプロスケーターからベテランスケーターまで、スケート歴が長い人ほど信頼を置く老舗プロテクターブランド「187 KILLER PADS」によるニーパッド。
187のニーパッドにはFLYとPROの二種類があり、こちらは軽量性に優れたFLYとなります。
軽量かつ剛性の強い膝当てになっており、スケーターの定番モデルとして数多くのスケーターが使用しているモデル。
【187 KILLER PADS】
PRO KNEE PAD
衝撃吸収デュアルフォームを内蔵し、高強度ナイロンで作られた最強の剛性と機能性を持つPROニーパッド。
パッド部分の取り換えが可能となっており、パッド部のみでの別売りがされているため、伸びの少ない剛性の強さから長期間の使用が可能となっています。
ハイエンドモデルとなりますが、長期間使える為、大変コスパの良いモデルとなります。
【187 KILLER PADS】
PRO KNEE PAD
上記と同じくプロ仕様の性能を持ったニーパッド。
黒か白の膝当てが多い中、80年代初頭のスケートシーンを彷彿とさせる鮮やかなカラーリングが特徴的です。
膝上丈のショートパンツに合わせれば、さながら80'sスタイル。
人と違った個性的なアイテムが欲しい方にいかがでしょうか。
【PROTEC】
STREET KNEE PAD
アクションスポーツ界の定番として40年以上愛され続けるプロテクターブランド「PROTEC」によるスタンダードモデルの膝当てです。
STREETの名の通り、トランジッションのみでの使用に限らず、ストリートでの使用も考慮しているので、柔軟性に優れ、膝の可動を邪魔しないよう設計された膝当てとなっています。
【TRIPLE EIGHT】
STREET KNEE PAD
スケートボード界のレジェンドも多数在籍し、スケートボードのみではなくバイクやスノーボードなど様々なアクションスポーツのプロテクターを製造するTRIPLE EIGHT。
こちらもストリート仕様のニーパッドとなっており、パッド部分を薄くすることで軽量かつ操作性を高めたモデルとなっています。
【TRIPLE EIGHT】
KP-PRO KNEE PAD
トリプルエイトによるハイエンドモデルに当たる膝当てです。
パッド部分が厚く作られており、剛性と保護力はトップクラス。
膝の動きを邪魔しないようにベルト位置を調整しているので、厚いパッドのデメリットをベルト位置で補ってくれています。
バンド部が二重となっているので、着用時にズレ落ちにくくなっています。
【S-ONE】
GEN 3 PRO ニーパッド
ミリタリー製品で多く使用される、高強度のバリスティックナイロンを使用したニーパッドになります。
パッド内部に衝撃吸収と防臭効果に優れるOrtholiteメモリーフォームが内蔵されており、快適性と保護力に優れたハイエンドモデル。
【SILVER FOX】
ニーパッド(SP-52)
日本のスケートボード製造会社によるニーパッド。
こちらはコスパにより重点置いたモデルとなっており、値段がかなり安くなっているのでスケートボードを始め、とりあえず一式プロテクターが欲しいお子さんにおすすめです。
蒸れを防止するメッシュ素材を使用しているので、汗のかきやすいお子さんにぴったりの膝当てになります。
【SILVER FOX】
KNEE PAD(SP410)
シルバーフォックスによる大人対応の膝当て。
海外のプロテクター会社によるスタンダードモデルに当たる膝当ての相場はおおよそ7000円前後となっており、こちらのモデルはその半額に近い値段設定となっています。
必要な機能は十分に備わっているので、価格が安くニースライドが出来る膝当てをお探しの方におすすめです。
【WORLD BRIDGE】
ニーパッド
あらゆるスポーツで使用されている、伸縮性に優れたソフトタイプの膝当て。
膝の可動を邪魔しないうえ、サポート効果も備わっているので膝に心配がある方にはうってつけのニーパッドです。
衣服の内部に着用が可能となりますので、ファッションを重視する方にもおすすめです。
まとめ
初心者から上級者まで膝当てがある事による恩恵は大きく、怪我等のリスクが軽減されることから多くのトリックに挑戦できるので、上達に大きく役立ちます。
膝当てを購入されましたら是非、ニースライドを覚えて頂き、新しいトリックに挑戦してみて下さい。
スケボー膝当ての購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方