ヘラブナ釣りは入れ食いとなることは珍しく、釣座を構えてじっくり待つ釣りになることが多いですよね。
パラソルで雨や日差しなど天候変化に対応する方が多いですが、より快適性を求めるならテントもおすすめです。
パラソルよりも様々な状況に対応できますし、最近はキャンプブームもあって、専用品以外にもヘラブナ釣りに使えるものが増えています。
そこで今回は、ヘラブナ釣りにぴったりのテントについて、選び方やおすすめ商品をご紹介します。
- 釣り歴15年
- 釣り具の販売経験あり
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北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。
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ヘラブナ釣り用テントを使うメリット・デメリット
ヘラブナ釣りで雨や日差しを避けたいとき、パラソルを使う選択肢もありますし、合羽や帽子で済ませる方も多いでしょう。
それらに比べて、テントを使用するメリットやデメリットはどういった点があるのか解説します。
メリット
しっかり体を守れる
パラソルは体を守れる範囲がやや狭く、風があると雨が横から体にかかることもありますよね。
テントであれば体全体を覆えるので、雨や日差しから体全体を守ってくれるメリットがあります。
寒い時期は風が体温を奪うこともありますが、テントであれば多少の風も防いでくれるので、とくに寒い時期はテントを使うのがおすすめです。
パラソルよりしっかり設置できる
パラソルの場合、椅子や釣り台のフレームに、万力を使って柄一本で支えなければいけないので、やや安定感にかけます。
パラソルを使ったことがある方なら、強い風に煽られたときにバランスを崩しやすいイメージもあるでしょう。
テントであれば全体で風を受け流せますし、ペグでしっかり固定すれば飛ばされるリスクは低いメリットがあります。
周りの目を避けることができる
人気のへら釣り場は混雑することも多く、少し周りの目が気になるという方も多いですよね。
パラソルだと周りから丸見えですが、テントであれば簡易個室的なスペースを作れるので、周りからの視線はほとんど気にならなくなります。
大き目のテントであれば荷物も入れることができますし、防犯対策的にも有効です。
デメリット
移動時にややかさばる
テントも折りたたむことはできますが、やはりパラソルに比べると収納サイズは大き目になります。
ワンタッチテントの場合は大きな板のような形になるので、風のある時の持ち歩きはやや困難でしょう。
車を横付けできるような釣り場ならそこまで気になりませんが、自転車や徒歩で釣り場まで移動したい方には持ち運びにくい場合もあります。
管理釣り場では使いにくい
テントはペグで固定するため、舗装されていたり、桟橋から釣りをするような管理釣り場では使用しにくいことがあります。
風が全くなければ問題ありませんが、天候の変化もあるので、ペグで固定できないなら使用しない方が安全です。
ハウスルールでテントを禁止している場合もあるので、よく行く管理釣り場の利用規約は必ずチェックしておきましょう。
動作が制限される
テントは体を覆ってしまうため、竿の取り回しなど動作がある程度制限されてしまうデメリットがあります。
特に竿の上げ下げができないと釣りにならないので、釣り動作の邪魔にならないものが必須です。
ヘラブナ釣り専用のものであればある程度考えられた設計になっているので、なるべくヘラブナ釣り専用テントを選ぶと安心です。
ヘラブナ釣り用テントの選び方
アウトドアブームもあり様々なテントが売られていますが、すべてがヘラブナ釣りに適しているとは言えません。
ポイントを抑えればアウトドアレジャー用テントも使えるので、重要になる選び方を覚えておきましょう。
テントの作り(ポールの有無など)
テントと言えば、ペグを打ちポールを組んで設置するものが主流ですが、釣り用ではポールを使わないタイプも多いです。
ポップアップテントやワンタッチテントと呼ばれるもので、設置の手間が大幅に簡略化できますが、使い勝手に違いがあります。
ポップアップテントは弾力のある柔らかい骨で形を保つので、設置は楽ですが強い風などには煽られて形が崩れやすいデメリットがあります。
ワンタッチテントには折り畳み傘のようなポールがあり、ポップアップテントよりは形が保ちやすい反面、重さがあるものが多いです。
作りによって価格差もありますし、使用状況なども踏まえて使い分けるといいでしょう。
動作の邪魔にならないもの
テントに入って釣りをする場合、体の動きが制限されてしまうため、最低限釣りの動作ができるものを選ぶことが重要です。
特にチェックしておきたいのが、テントの高さや入り口の大きさなどです。
テントが低いと姿勢が制限されてしまうため、長時間テントの中にいるのは厳しくなってしまいます。
また、入り口が小さいと、テントの中にいるときに竿の上げ下げがしにくくなるので、ヘラブナ釣りの基本的な動作がしにくくなります。
このため、なるべく背の高いテントで、入り口が大きく開くものがヘラブナ釣りには適しています。
釣り用であればこの点も考えられていますし、アウトドアレジャー用のテントでも対応できる設計のものがあります。
展開時のサイズ
快適性を考えると、なるべく広いスペースが確保できるものがいいですが、必ずしも大きいものがいいとも言い切れません。
大きいポップアップテントは収納サイズも大きくなるので、持ち運びが大変です。
また、テントでスペースを取りすぎると周りの迷惑になってしまうこともあるので、マナー的にもよくありません。
もちろん最低限のスペースがあることは重要ですが、携帯性などを踏まえて小さめを選ぶと扱いやすいでしょう。
収納時のサイズ
釣りの荷物はなるべくコンパクトにまとめるに越したことはないので、テントの収納サイズもチェックしておきましょう。
ワンタッチテントの場合、折り畳み傘に近い設計になっているので、畳んだ時に細くまとまるものが多いです。
専用ケースが付いていれば、片手でも持ち歩きやすいサイズになるでしょう。
ポップアップテントの場合、畳んだ時に薄くなる形になるため、ワンタッチテントに比べると持ち歩きはしにくいです。
自転車に乗せるのも難しいので、車移動が中心の方におすすめです。
収納サイズは製品ごとに違うので、どういった形状で、どれぐらいのサイズになるかチェックしておきましょう。
ヘラブナ釣り用テントおすすめ10選
上記したポイントを踏まえ、ヘラブナ釣り用におすすめのテントをピックアップしてご紹介します。
ヘラブナ釣り専用はもちろん、レジャー用から使えるものもピックアップしたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
【ダイワ】
プロバイザークイックヘラテント3
本格的なキャンプ用テントの設計も取り入れた、ヘラブナ釣り専用設計のワンタッチテントです。
動作の邪魔になりにくい広い入口で、インナーシートや、湿気や熱気を逃がせるメッシュ付き天窓など、居住性も重視した設計になっています。
収納時は全長約95cmとコンパクトになりますし、機能性から携帯性までよく考えられた商品と言えます。
【プロマリン】
ワンタッチヘラテント(LEA001)
ヘラブナ釣り専用設計ながら安価で、作りもしっかりしているワンタッチテントです。
やや骨は細目で強風時には適しませんが、耐圧性は1500mmと一般的なテントと遜色なく、軽い悪天候には十分対応します。
天井がつぼまっておらず、内部も広々しているので、中に体を入れても圧迫感が少ないのもメリットでしょう。
【プロックス】
クイック連結テント(PX907M)
設置も楽々で機能性にも優れた、釣り用ポップアップテントです。
座面は120cm四方と十分なスペースがありますし、高さ約127cmで入り口も大きく開くので、入りながらの釣りもしやすいでしょう。
収納時は50cm四方とやや大き目ですが、厚みは約9cmと薄くなるので、車での移動であれば収納しやすいでしょう。
【ロゴス】
neos どこでもルーム-BB(71203002)
さすがのキャンプ用品メーカー製で、細かな作りにも配慮されたワンタッチテントです。
元々屋外での更衣室やシャワールームなどを想定しているので高さがあり、釣りの動作も邪魔しにくい作りになっています。
日光を遮るシルバーコーティングや、換気窓、雨除けのスカートなど、長時間の使用にも適した設計も光ります。
【KingCamp】
着替えテント
本格的なテントと同じくポールを通して設置するタイプの、着替え用の縦長テントです。
高さ218cmと、この手のテントとしてもかなり余裕があるので、体をテントに収めても竿の取り回しなどは快適に行えます。
収納サイズも長さ約60cmと、ワンタッチやポップアップよりもコンパクトになるので、自転車や徒歩で移動する方にもおすすめです。
【BUNDOK】
プライベート テント UV(NT-51UV)
UVカットできる生地を使用した、日よけ用ポップアップテントです。
入り口側の床の1/3は生地がないので、土足のまま入れるのも釣り用としては使い勝手のいい設計になっています。
基本的には日よけ用なので、雨の日には使いにくいですが、軽量ですし日差しは遮れるので、暑い時期に使用する場合におすすめです。
【コールマン】
サンシェード ビーチシェード キャンプマップ
コンパクトな一人用テントで、フルオープンタイプなので釣り用としてもおすすめです。
ドア面の生地は、フルオープン時にシートとしても使えるので、椅子を手前に設置して、シェードのような使い方も可能です。
設置は通常のテントと同じなのでやや時間はかかりますが、収納時は約59cmとコンパクトで、重さも約2.5㎏なので持ち運びには便利です。
【コールマン】
ポケットイージーシェード
いわゆる居住用のテントではなく、テントの屋根部分のみ使用するシェードタイプの日よけ、雨除けアイテムです。
前面は解放されているので釣りの邪魔になりにくい作りになっています。
幅は約170cmと広いので、お子さんを連れての釣りにも使用できますし、収納時は長さ38cmとコンパクトになるので、持ち運びも楽々です。
【キャプテンスタッグ】
ポップアップテント デュオUV(UA-27)
近年レジャーによく使われる、シンプルでコスパにも優れるポップアップテントです。
ケースから出すだけでテントの形になり、あとはペグや砂袋で固定すれば設置が完了するので、釣りの時間が無駄になりません。
本格的な雨降りには心もとないですが、日差しは遮ってくれるので、簡易的な日よけが欲しい方におすすめです。
【JKUNDA】
ポップアップテント 1人用
ケースから出すだけで組み立てが完了するポップアップテントで、やや背の高いタイプです。
通常のポップアップテントだと椅子を使うのが難しいですが、屋根が高めになっているので、あぐら椅子などを入れて使うこともできます。
グラウンドシートがやや広めになっているので、荷物を地面に置きたくない方にもおすすめです。
まとめ
テントはパラソルなどに比べてもメリットが多く、じっくりヘラブナ釣りをしたい方にも有効なアイテムです。
種類も豊富で、安くても使えるものが多いので、ぜひテントを活用して、ヘラブナ釣りを楽しんでくださいね。
ヘラブナ釣り用テントの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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