ウォーキングやランニングの追跡や、電子マネー・交通系ICカード機能を始めとした様々な機能が搭載されており、近年スマートウォッチを購入する人が増えてきています。
中にはGPSを内蔵していたり、SIMカードを挿すことでスマートウォッチが何処にあるか追跡できるため、非常に便利です。
そこで今回は、このGPS追跡機能が高齢者見守りに使えるのか?という点についてまとめながら、おすすめのGPS内蔵スマートウォッチを紹介していきます。
- PCゲーム歴15年
- 中古PC組立・販売会社に勤務
幼少期からゲームが大好きで、10代後半に初めてゲーミングPCを購入し、そこからPCゲームにのめりこんでいきました。 遊ぶゲームのジャンルは多岐に渡り、流行りのゲームは遊んでみるタイプです。
目次
- 1 高齢者見守りにGPS内蔵スマートウォッチは使える?
- 2 高齢者見守りにGPS内蔵スマートウォッチを使うメリット・デメリット
- 3 高齢者見守りができるGPS内蔵スマートウォッチおすすめ10選
- 3.1 【TTSLVS】高齢者向けスマートウォッチ Gps 黒
- 3.2 【FVIWSJ】高齢者向けヘルススマートウォッチ GPSモニタリング
- 3.3 【QISHUO】GPS 防水 スマートウォッチ ピンク
- 3.4 【Oaxis】myFirst Fone R1s キッズ腕時計型スマートフォン Space Blue
- 3.5 【Oaxis】myFirst Fone S2 ピンク
- 3.6 【Osmile】ED1000 GPSトラッカーウォッチ
- 3.7 【Apple】Apple Watch SE GPS + Cellularモデル 44mm
- 3.8 【Apple】Apple Watch Series 6 GPS + Cellularモデル 40mm
- 3.9 【Apple】Apple Watch Series 7 GPS + Cellularモデル 41mm
- 3.10 【GARMIN】Venu 2 Plus
- 4 まとめ
高齢者見守りにGPS内蔵スマートウォッチは使える?
結論から先に伝えますと、「完全・完璧に使えるかどうかは未知数」と言えます。
ですので、認知所の高齢者にGPS内蔵スマートウォッチを付けたからと言って、安心は出来ません。
理由としては、GPS内蔵ではありますが、そのGPSがどのくらい正確なのか、発信機能があるかどうかによって精度が全く変わってしまうからです。
アプリと連動して居場所が分かりやすくなるタイプのスマートウォッチであれば、かなり精度が高いためおすすめになりますが、価格は高くなってしまいます。
記事の最後で紹介する商品は、アプリと連動していたり、SIMカードを挿入して使用するモデルが多く、おすすめです。
高齢者見守りにGPS内蔵スマートウォッチを使うメリット・デメリット
高齢者の見守りにGPS内蔵スマートウォッチを使うメリットとデメリットを紹介します。
購入前に把握しておくことで、本当に使うべきかどうかの判断に役立つでしょう。
メリット
まずはメリットについてですが、下記の事が挙げられます。
- 腕時計なので高齢者に怖がられない
- 緊急連絡機能や転倒連絡機能が搭載されていることがある
- キッズ用のスマートウォッチも選択肢に入る
腕時計なので高齢者に怖がられない
スマートウォッチは腕時計タイプですので、高齢者の方でも安心して使えます。
また、その際に機能について簡単に説明したり、散歩の際に必ずつけてもらう等、対策が可能です。
腕に付けなくてもカバン等に取り付け可能ですが、そのカバンを何処かに置いてきてしまうと元も子もないので注意しましょう。
緊急連絡機能や転倒連絡機能が搭載されていることがある
一部の商品には、緊急連絡機能や転倒した際に自動で連絡が届く機能が搭載されていることがあります。
あらかじめ、家族や責任者の人の連絡先を登録することで使える機能ですので、積極的に利用しましょう。
また、同時に心拍数や歩数計を始めとした運動のトラッキングも行えることがあるので、健康管理の一つとして使用することも可能です。
キッズ用のスマートウォッチも選択肢に入る
見守りや追跡といって真っ先に思い浮かぶのが、キッズ用の追跡デバイスです。
キッズ用のスマートウォッチも徐々に増えてきており、これを高齢者の方や認知症の方に着けてもらうことで見守りや追跡が可能。
しかし、デザインやカラーリングが子供向けであったり、バンドが短めになっていることがあるので、注意が必要です。
デメリット
一方で、デメリットについては下記の通りです。
- SIMカード契約によりランニングコストがかかる
- 追跡が完璧でない可能性がある
- 充電を忘れると使えない
SIMカード契約によりランニングコストがかかる
SIMカードを挿入して使うタイプのスマートウォッチの方が、GPSトラッキングの精度が良かったり、スマホを持っていなくても単体で追跡が可能です。
しかし、SIMカードを契約することで、本体を購入した後もランニングコストがかかります。
対策としては、格安SIMを利用すると、比較的安価に済みますが、対応しているかどうかを確認しておきましょう。
追跡が完璧でない可能性がある
GPS内蔵といっても、精度があまり高くなく、しっかり追跡できない可能性も考えられます。
「GPS内蔵だから絶対大丈夫」といったことはありませんので、口コミやレビューでGPSの精度を確認しておくといいでしょう。
充電を忘れると使えない
当たり前ですが、スマートウォッチの充電を忘れると使えないため、注意が必要です。
フル充電をしてから数日使えるモデルが増えてきているので、その商品に合った充電期間を確認しておきましょう。
特に高齢者や認知症の人の場合、充電を忘れてしまう可能性があるかもしれません。
ですので、入浴や食事など、スマートウォッチを外すタイミングがあれば、その時に充電しておくと非常にスムーズに充電できます。
高齢者見守りができるGPS内蔵スマートウォッチおすすめ10選
【TTSLVS】
高齢者向けスマートウォッチ Gps 黒
時計の機能が付いていない為、厳密に言うとスマートウォッチではありませんが、GPS機能や緊急連絡機能が搭載されています。
安価で導入しやすいことや、アプリと連動させることで詳しい情報を得られる為おすすめです。
シンプルで使いやすいですし、高齢者の方でも簡単に操作できます。
【FVIWSJ】
高齢者向けヘルススマートウォッチ GPSモニタリング
レザータイプのベルトで、どこか高級な雰囲気もあるスマートウォッチです。
液晶部分はタッチスクリーンを採用しており、直感的な操作が可能となっています。
歩数計や着信など、便利な機能も搭載されているので、使い勝手の良さとコストのバランスが非常に良いです。
【QISHUO】
GPS 防水 スマートウォッチ ピンク
キッズ用ではありますが、アプリ連携機能やGPS追跡機能に長けており、高齢者の追跡にも問題なく使用できます。
こちらはSIMカードを使用する為、別途SIMカードを契約しなければ使用できない点と、対応SIMは「nano SIM」だけですので注意が必要です。
サイドボタンをワンタッチすると簡単にSOS発信が可能で、緊急時の連絡もスムーズに行えます。
【Oaxis】
myFirst Fone R1s キッズ腕時計型スマートフォン Space Blue
4G LTE通信に対応したキッズ用スマートウォッチで、SIMカードを挿入して使用するタイプです。
便利な機能としては、時間を設定し、その時間ごとに身に着けている人の移動履歴が確認できます。
また、アプリと連動させた際に「セーフゾーン」を複数設定できるので、迷子防止対策として使用可能です。
【Oaxis】
myFirst Fone S2 ピンク
先述したモデルとは別ですが、機能面での違いはありませんが、3G回線を使用するという点が違います。
アプリはiOSとAndroidどちらにも対応しており、使い勝手抜群。
画面も大きく見やすい為、高齢者の方でも使いやすい商品です。
【Osmile】
ED1000 GPSトラッカーウォッチ
リモートカメラやリモートマイクに対応したGPS内蔵スマートウォッチです。
こちらもセルラーモデルのみの展開となっており、SIMカードの契約が必要ですが、精度の高いGPSトラッキングが特徴。
追跡は専用のアプリで行い、周辺の風景を写真にて送ってもらうことで場所の把握がしやすくなっています。
また、バンドも通気性が良くなるようにパンチング加工が施されており、長時間装着していても蒸れにくくおすすめです。
【Apple】
Apple Watch SE GPS + Cellularモデル 44mm
価格は上がりますが、AppleWatchの安定感は抜群です。
GPSでもセルラーでも使えるタイプですので、GPS接続を試してみて不安定であったり上手く追跡できなければ、SIMカードを契約して使用可能。
しかし、基本的にはiOSでしか使えない為、Androidスマホを使用している人からすると選択肢から外れてしまいます。
【Apple】
Apple Watch Series 6 GPS + Cellularモデル 40mm
先述したモデルの上位版ですが、機能的に大きく変わった点は殆どありません。
便利な機能としては、バッテリー持ちが良くなったことと、電気心拍センサーが搭載されています。
Suicaや電子マネーも登録できますので、もし移動が多い高齢者の方であれば有効活用できるでしょう。
【Apple】
Apple Watch Series 7 GPS + Cellularモデル 41mm
AppleWatchの最新モデルで、画面占有率も高くなっており非常に見やすくなっています。
AppleWatchは「人を探す」という機能で位置情報を追跡できるため、高齢者の方の見守りにも使用可能。
ネックになってくるのが価格ですが、それに見合った性能や精度を発揮してくれるでしょう。
【GARMIN】
Venu 2 Plus
時計が外れたり落ちたりした際に検知する「落下検知機能」や、アプリ経由で時計を探せる機能が搭載されており、非常に精度の高いGPSを搭載しています。
その高性能GPS機能のお陰で、計測スピードと精度UPを実現。
また、簡易的ではありますが睡眠トラッキングやストレス計測も可能ですので、追跡機能と併せて使うと便利です。
まとめ
高齢者の見守りに、GPS内蔵スマートウォッチが使えるかどうかは、ハッキリとしない部分も多いです。
実際に使っている人もいらっしゃいますが、注意するべきポイントはGPSの精度とトラッキング精度。
認知症の方に着けてもらう際は、あくまでもサポート的な位置づけとして使用しましょう。
高齢者向けGPS内蔵スマートウォッチの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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