いまとなっては、かなり増えてきたテレワークですが、会社ではデスクトップを使用していて、外ではノートパソコンを使用している人が多く見受けられます。
一方で、営業中心の人であれば、ノートパソコンが多いでしょう。
そんな中、テレワークになってから、「作業効率が落ちている」と感じている人も増えているそうです。
また、これを機にWebライターや動画編集などの在宅ワークを始める人も増えました。
実は、ノートパソコンにも外部モニターを追加したり、デスクトップの場合はデュアルディスプレイにすることで作業効率をアップできます。
今回は、テレワーク用のモニターを選ぶポイントや、おすすめの安いモニターを紹介しますので、参考になれば幸いです。
- PCゲーム歴15年
- 中古PC組立・販売会社に勤務
幼少期からゲームが大好きで、10代後半に初めてゲーミングPCを購入し、そこからPCゲームにのめりこんでいきました。 遊ぶゲームのジャンルは多岐に渡り、流行りのゲームは遊んでみるタイプです。
目次
- 1 テレワーク(在宅)向けモニターの特徴
- 2 テレワーク向けモニターは高い安いで何が変わる?
- 3 テレワーク向けモニターの相場価格!安いの基準は?
- 4 テレワーク向けモニターを選ぶ際のポイント
- 5 安いテレワーク向けモニターおすすめ10選
- 5.1 【Broadwatch】 ディスプレイ LCDモニター LCD-021
- 5.2 【AOPEN】モニター 22CV1Qbi
- 5.3 【Acer】モニター ディスプレイ AlphaLine KA220HQbid
- 5.4 【LG】モニター ディスプレイ 22MN430H-B
- 5.5 【LG】モニター ディスプレイ 22MP410-B
- 5.6 【PHILIPS】モニター ディスプレイ 221E9/11
- 5.7 【JAPANNEXT】21.5型 液晶モニター JN-V2150FHD
- 5.8 【PHILIPS】モニターディスプレイ 241E1D/11
- 5.9 【LG】フレームレス モニター ディスプレイ 24MP400-B
- 5.10 【HUAWEI】フルビューディスプレイ AD80HW
- 6 まとめ
テレワーク(在宅)向けモニターの特徴
テレワーク向けのモニターの特徴としては、ゲーミングモニターのような性能は必要が無いという点です。
つまり、一般的なモニターで問題ないので、価格を抑えながら作業範囲を広げ、作業効率上げられます。
そして、ただモニターを増やすだけなので、データの移動などは必要無く、パソコン本体を交換することもありません。
接続に必要なケーブルも準備しなければなりませんが、1,000円~2,000円程度で購入できるので、併せて購入するといいでしょう。
テレワーク向けモニターは高い安いで何が変わる?
先述した通り、ゲーミングモニターのような専用の機能は少なく、金額の差は下記の点で生まれます。
- モニターサイズ
- 液晶パネルの種類
- 外部接続端子の種類や数
モニターサイズについては、視点移動の少なさの関係で、22インチ~24インチ程度がおすすめです。
次の「液晶パネルの種類」は若干細かくて、「IPSパネル・TNパネル・VAパネル」の3種類に分かれています。
それぞれの性能は省きますが、IPSパネルを採用しているモニターだと、視野角の広さや総合的な性能が高く、価格は高価です。
ですので、「映れば問題ない」という人であれば、IPSパネル以外を選ぶと価格が抑えられるでしょう。
外部接続端子は、現在使用しているパソコン本体に対応しているケーブルが付属したモデルを購入すれば、そこまで悩みません。
ですが、少し古いタイプで、HDMIやディスプレイポートが無いパソコンを使用している場合は、変換ケーブルや別途ケーブルが必要になるので、その分割高になります。
テレワーク向けモニターの相場価格!安いの基準は?
中古であれば24インチでも10,000円を切ることもありますが、保証や故障のリスクを考えると新品の方が良いです。
先述しましたが、大きくはモニターサイズによって変わり、各サイズの相場は下記の金額付近かと思われます。
- 20インチ以下→10,000円前後
- 21~24インチ→10,000円~20,000円前後
- 26インチ以上→15,000円~25,000円前後
今回は、一番使いやすく、需要のある20インチ~24インチで紹介しますが、安いと判断できるのは、15,000円を切っていると安いでしょう。
しかし、20,000円まで行かないくらいでもモニターサイズとの兼ね合いで、コスパが良いモニターが多いので、今回は紹介します。
テレワーク向けモニターを選ぶ際のポイント
テレワーク向けモニターを選ぶうえでのポイントをいくつか挙げます。
- モニターサイズ
- 外部接続端子の数と種類
- モニターアームが付けられるか
モニターサイズ
こちらも先述しましたが、作業のし易さや大きさ的に人気があるのは22インチ~24インチ程度が多い印象があります。
選び方としては、作業しているデスクに合わせて購入するのが良いですが、デスクトップパソコンを使用していて既に1枚モニターを持っているのであれば、同じサイズだと見やすいです。
一方で、ノートパソコンの場合ですと、1枚だけモニターを足す予定であれば、モニターサイズを大きくしても、作業デスクを圧迫しないためおすすめとなっています。
外部接続端子の数と種類
接続端子というのは、最近であればHDMIかディスプレイポートが殆どですが、少し古いノートパソコンを使用している場合は注意が必要です。
ノートパソコン本体にHDMI等の端子が無い場合、恐らく付いているのはDVIかD-sub(VGA)かと思われます。
その場合は、モニター側にも同様の端子が付いていないと基本的には接続が出来ません。
変換コネクタや変換ケーブルなどを使えば接続が可能となりますが、余計な出費になるので、予算を抑えたい場合は注意が必要です。
モニターアームが付けられるか
モニターを何台も使ったり、作業デスクが狭くてモニターアームを使っている人は、モニターアームが付けられるかどうかを確認しましょう。
モニターアームの規格には、「VESA規格」というものがあり、モニターアームのネジ穴についての国際規格となっています。
「75×75」や「100×100」などがあり、現在使っているモニターアームとモニターが対応しているか確認しないでモニターを購入すると、取り付けられない事態に陥るので気を付けましょう。
安いテレワーク向けモニターおすすめ10選
【Broadwatch】
ディスプレイ LCDモニター LCD-021
20.7インチのモニターで、HDMI・D-sub(VGA)が一つずつ付いています。
サブモニターとして優秀で、特に目立った性能はありませんが、小さめでテレワークのサブディスプレイとして人気があり、価格も安価です。
特に、サイズにこだわっていないのであれば、コスパが良いのでおすすめしたい商品の一つとなっています。
【AOPEN】
モニター 22CV1Qbi
21.5インチの非光沢モニターで、フルHDの解像度に対応している為、画面は綺麗に描写されるでしょう。
また、若干ゲーミングモニターのような性能が搭載されているので、画面のちらつきや、ブルーライトカットのお陰で目に優しいです。
リフレッシュレートも75Hzまで出るので、テレワーク用にもゲーム用にも使えるモニターとなっています。
【Acer】
モニター ディスプレイ AlphaLine KA220HQbid
21.5インチのモニターで、TNパネル採用することによって価格を安価に抑えています。
接続端子もD-Sub15ピン・DVI-D24ピン・HDMIを搭載しており、幅広いパソコンに対応。
使う人は少ないかもしれませんが、D-Sub15ピンでの接続の際に若干白が強く出るとのレビューも見受けられます。
ですが、HDMI接続については全く問題ありませんので、HDMIでの接続をおすすめします。
【LG】
モニター ディスプレイ 22MN430H-B
発色が綺麗なIPSパネルを採用しており、更にはチラつきを制御するフリッカーセーフや、ブルーライトカット機能を搭載していて、コスパ最強のモニターです。
実サイズは21.5インチなので、もう少し大きいのが好みであれば23.8インチの同モデルがあるので、そちらをおすすめします。
【LG】
モニター ディスプレイ 22MP410-B
先述したモデルより少し古いモデルですが、性能は殆ど同じです。
こちらも用途や解像度に合わせてサイズを変更できるので、好みのサイズがあれば、選びやすい商品といえます。
接続端子はD-SUBとHDMIだけですので、事前に確認しておきましょう。
【PHILIPS】
モニター ディスプレイ 221E9/11
IPSパネル採用&フレームが薄いフレームレスタイプのモニター。
液晶パネル自体のサイズは小さめではありますが、更にフレームが薄いので本体サイズもかなり小さくなっています。
D-SUBの他にHDMI端子が2つも搭載されている点も魅力的です。
このお陰で、ノートパソコンとデスクトップパソコン、ゲームまで接続できて、入力切替だけで全て使用できるので非常に便利。
懸念点は、スタンドが細めな部分だけですが、やはりIPSパネルの視野角の広さや映像美は捨てがたいので、予算に余裕があればおすすめの商品です。
【JAPANNEXT】
21.5型 液晶モニター JN-V2150FHD
こちらもフレームレスで、場所を取らずコンパクトなモニターを探している人におすすめしたい商品です。
IPSパネルとTNパネルの中間に位置するVAパネルを採用しており、視野角・発色・応答速度の良いところ取りをしています。
どの角度からでも比較的見やすく、モニターを置く位置に困らないことが特徴です。
【PHILIPS】
モニターディスプレイ 241E1D/11
PHILIPSのロングセラー商品であり、ずっとAmazonのおすすめ商品として紹介されているくらい人気のあるモニターです。
モニターサイズも使いやすい23.8インチ、IPSパネル、入力端子も豊富(D-Sub15ピン、DVI-D、HDMI 1.4)でコスパが非常に良く、全ての端子用のケーブルが付属しています。
その為、ケーブルを買い足す必要がありませんので、余計な出費を抑えられる点も嬉しいです。
【LG】
フレームレス モニター ディスプレイ 24MP400-B
OnScreen Controlという機能で、モニターを細かく設定できる商品となっています。
中には、画面上のウィンドウを自動で整列させたり、あらかじめソフトごとにピクチャーモードを設定しておくことで、ウィンドウのサイズやポジションが適用されるような機能も。
作業効率アップ間違いなしのモニターで、目に優しいチラつき防止やブルーライトカットもしっかり搭載されています。
【HUAWEI】
フルビューディスプレイ AD80HW
フレームが殆ど無く、画面占有率は脅威の90%で、画面の作業に集中しやすい作りになっています。
しかし、入力端子は少なくHDMIとVGAのみですので、複数の機械を繋ぎたいと考えている人は注意が必要です。
元々はゲーミングモニターのエントリーモデルとして作られているので、価格は相場より若干高めではありますが、サイズを考えても充分購入圏内かなと思います。
まとめ
テレワークや、スキマ時間で在宅ワークを始めた人で、作業スペースに困っているのであれば、サブディスプレイの追加が非常におすすめです。
ノートパソコンのサブディスプレイとして使用する場合は、OS側で設定が必要になるので、接続後は忘れずに設定しましょう。
作業スペースが増えることで、目線移動は増えますが圧倒的に効率は良くなるので、この機会に是非、導入を検討してみてください。
安いテレワーク向けモニターの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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