近年、スマホのアプリでも高画質や動きの激しいゲームが増えてきています。
パソコンだけでゲームをするのではなく、スマホでゲームを楽しんでいる人も多いでしょう。
実は、そういった人に向けて販売されている「ゲーミングスマホ」というのがあるのはご存知でしょうか?
しかも、ゲームがサクサク動くのに格安なスマホも多数あります。
今回は、ゲーミングスマホについてや、選び方、コスパ最強のゲーミングスマホについて紹介します。
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- PCゲーム歴15年
- 中古PC組立・販売会社に勤務
幼少期からゲームが大好きで、10代後半に初めてゲーミングPCを購入し、そこからPCゲームにのめりこんでいきました。 遊ぶゲームのジャンルは多岐に渡り、流行りのゲームは遊んでみるタイプです。
目次
- 1 ゲーミングスマホとは
- 2 ゲーミングスマホは安い・高いで何が違う?
- 3 ゲーミングスマホの相場価格!安い・コスパが良いの基準は?
- 4 コスパ最強ゲーミングスマホの選び方
- 5 コスパ最強の安いゲーミングスマホおすすめ15選
- 5.1 【Xiaomi】Black Shark 4 5G 89110496A
- 5.2 【Black Shark】Black Shark 4 ゲーミング スマートフォン SHARK PRS-H0
- 5.3 【Xiaomi】Xiaomi 11 T Pro
- 5.4 【ASUS】スマートフォン ZenFone 7 ZS670KS-BK128S8/A
- 5.5 【nubia】REDMAGIC 6S PRO ゲーミングスマホ
- 5.6 【ソニー】Xperia5II XQ-AS42 B
- 5.7 【SHARP】AQUOS R6 ブラック
- 5.8 【ASUS】スマートフォン ROG Phone 5s ZS676KS-BK256R12/A
- 5.9 【ソニー】Xperia 1III XQ-BC42 V
- 5.10 【Samsung】Galaxy S21 Ultra 5G SM-G998BZKGXSP
- 5.11 【モトローラー】edge 30 Pro B0CBJRL6GY
- 5.12 【Xiaomi】POCO F4 GT 21121210G
- 5.13 【Samsung】Galaxy S23 Ultra SM-S918BZGQXS
- 5.14 【ASUS】ROG Phone 7 ROG7-WH12R256
- 5.15 【Nubia Technology】RedMagic 7 REDMAGIC 7 Supernova
- 6 まとめ
ゲーミングスマホとは
ゲーミングスマホとは、名前の通り「ゲームに特化した機能を搭載している、かつ処理速度やディスプレイが高解像度のものを使ったスマホ」のことです。
遊ぶゲームにもよりますが、オンラインで対戦するような、人が多く集まったり視点移動が多いゲームを遊ぶ際にとても便利なスマホなので、スマホをメインとしてゲームを遊ぶ人におすすめです。
最近になって急に数が増えてきたゲーミングスマホですが、ストレスなく快適にスマホゲームを遊びたい人にとって、喉から手が出るほど欲しくなるデバイスの1つでしょう。
そして、勘違いしてはいけない点としては、ゲーミングスマホだからといって、通常のスマホの機能が蔑ろにされているわけではありません。
むしろ、普通のスマホより性能が高いので、使いやすさは抜群で、カメラ機能も一定水準を超えているので問題なく使えます。
ゲーミングスマホは安い・高いで何が違う?
ゲーミングスマホの価格の違いで、どんなところが変わるのでしょうか?
これはシンプルにゲーミングパソコンと同じように考えていただいて問題ありません。
つまり、メモリやCPU、ディスプレイやグラフィック関連のパーツ等、ゲームの処理に関係するパーツのスペックが違う為、価格差が生まれます。
ですので、価格が高ければ高いほど、大抵はハイスペックになっているハズです。
しかし、そこまでスマホに求めていないのであれば、この記事の最後で紹介するような、コスパ最強のゲーミングスマホを検討してみてください。
ゲーミングスマホの相場価格!安い・コスパが良いの基準は?
最近は、普通のスマホですらかなり高額になっていて、10万円以上のモデルが増えてきています。
ゲーミングスマホも、同じように安いモデルから高いモデルまであるのですが、今回は「10万円」を一つの目安として、安くてコスパが良いと判断しています。
中には若干超えてしまったりする商品もありますが、大体10万円前後だったら、コスパの良いゲーミングスマホを購入できるでしょう。
圧倒的に安いものだと、7万円を切ってたりもしますが、後述するスペックの面でどこかを妥協しなければなりません。
満足いくハイスペックとなると12万円以上を考えておくといいでしょう。
コスパ最強ゲーミングスマホの選び方
では実際にゲーミングスマホを選ぶ時に押さえておきたいポイントについても確認しておきましょう。
高い買い物ですので、機能についても取捨選択が必要になってくると思います。
バッテリー容量
やはり気になるバッテリー容量ですが、これは普通のスマホでも同じです。
ゲーミングスマホとなると、やはり長時間のゲームプレイに適したバッテリー容量を確保しておきましょう。
最低限で3,000~4,000mAh(ミリアンペア)程度、かなりバッテリー容量があるなと感じるモデルだと5,000mAh以上といったところが目安になります。
一点注意するところは、バッテリー容量が多ければ多いほど、本体重量が重くなることを頭に入れておきましょう。
ストレージも大容量が良い
ストレージとは、ゲームや写真、動画などを保存しておく場所で、その容量が大きければ大きいほど、たくさんデータを保存しておけます。
価格やコスパのことを考えると、おすすめは256GBで、その下になると半分の128GBとなります。
基本的にはストレージは倍倍になっていくので、余裕があれば512GBのモデルを選ぶと、容量には困らないでしょう。
CPUのコア数やGPU、メモリなどのスペック
CPUはゲーミングスマホの脳みそで、様々な処理を担当するパーツで、この性能が良ければ処理の速さが高いと考えていただくと簡単です。
そのCPUにも「コア数」というものがあり、コア数が多ければ多いほど、より複雑な処理も高速で行えるようになります。
また、GPUはグラフィックに関係するパーツで、これはゲームの解像度や画質に関係する部分です。
GPUの性能が高ければ、グラフィック周りが綺麗に滑らかに表示されます。
メモリは「作業台」と言われることが多く、処理する前のデータなどを一時保管しておく場所で、メモリの容量が多きければ、その分同時に様々な処理が可能になります。
メモリは最低でも8GB、余裕を持たせるなら12GBが良いでしょう。
高リフレッシュレートかどうか
リフレッシュレートというのはHz(ヘルツ)で表記されており、ディスプレイの表示が1秒間に何回変わるかを示す数値です。
大体のパソコンモニターやスマホのディスプレイは60Hzなので、1秒間に60回画面が書き換わっています。
ゲーミングスマホになると120Hzなどもあり、単純に1秒間に切り替わる回数が倍になるため、ゲームの描写がスムーズに見えることが大きな特徴です。
これによって、対人系のゲームにおいては有利に進められるので、高リフレッシュレートのモデルを選びましょう。
なお、ゲーム側で60Hz以上に対応していないと意味がないことと、対応しているアプリ・ゲームがまだ少ないことがデメリットと言えます。
解像度
リフレッシュレートとは別にディスプレイの解像度が高ければ高いほど、映像が綺麗に、より細かく美しくなります。
一般的なスマホや安価なゲーミングスマホはフルHD(1920×1080)ですが、これでも十分綺麗です。
より綺麗な映像でゲームをしたいのであれば、フルHD+(2340×1080)やQHD(3168×1440)、2Kや4Kに対応したゲーミングスマホを選ぶことをおすすめします。
しかしその分、価格は上がっていきますので、コスパの良いゲーミングスマホを選ぶのであれば、フルHD+が現実的です。
使用しているディスプレイのパネルによっても綺麗に映るかどうかは変わってくるので、そちらも合わせて確認するといいでしょう。
本体のサイズと画面サイズ
本体のサイズや画面サイズはとても重要で、何インチあるか確認しましょう。
パソコンのモニターサイズと一緒で、画面サイズが大きければ大きいほど視認性が高まります。
そうすると、FPSやTPSゲームにおいては、索敵しやすかったり視野が広がるのでおすすめです。
冷却性能
スマホでゲームをしていて、充電しながらじゃないのに本体が熱くなった経験はありませんか?
これは、ゲームの負荷が高い時に長時間ゲームをプレイすると起こる現象で、パーツやバッテリーが発熱していることが殆どです。
そして、発熱するとスマホのパフォーマンスが下がる為、カクついたり上手く操作できなくなってしまいます。
一方でゲーミングスマホは冷却性能にも力を入れているので、その点に注目して購入すると、快適にゲームを続けられるでしょう。
ただし、パソコンのように完全に冷えるということは稀なので、注意が必要です。
高音質に対応しているか
最近のスマホゲームは戦闘音やバックミュージックもしっかり作り込まれているので、耳でも楽しむことができます。
しかし、高音質に対応した機種を選ばなければ、リアルでしびれるようなサウンドは楽しめません。
そのため、「ハイレゾ」「Dolby Atmos」などに対応した機種を選ぶことも大事です。
まさにゲーマー用といった仕上がりですので、「原神」などでは臨場感あるサウンドを楽しめるようになります。
コスパ最強の安いゲーミングスマホおすすめ15選
【Xiaomi】
Black Shark 4 5G 89110496A
最低限のストレージですが、その他スペックは高く、この価格以下でゲーミングスマホを見かけたことがありません。
コスパ最強の商品で言えば、これが一番かと思います。
ストレージ128GB+メモリは8GBと性能面では十分で、リフレッシュレートは最大144Hzまで対応。
サイドボタンが多く搭載されているのも特徴的で、全て使用可能なので横画面でのゲームに向いています。
【Black Shark】
Black Shark 4 ゲーミング スマートフォン SHARK PRS-H0
こちらもストレージ128GB+メモリ8GBと必要十分のスペックを保ちつつリフレッシュレートは最大144Hzとなっており、液晶面はハイスペックです。
特徴的な点としては「Shark Space4.0」という独自の設定機能で通知などの外部からの影響をストップさせることが可能で、よりゲームへの没入感を高められます。
SDカードなどの外部ストレージには対応していないので注意が必要です。
【Xiaomi】
Xiaomi 11 T Pro
注目すべき点は、6.67インチで120Hzに対応したディスプレイです。
先述しているものよりリフレッシュレートが低いと思われますが、これでも十分であり、このゲーミングスマホの場合、そのぶん解像度や画質に特化しています。
また、超高速充電に対応しており、10分で約70%、17分で100%近くまで充電できるので、ちょっとした空き時間で十分すぎるほどの充電が可能です。
【ASUS】
スマートフォン ZenFone 7 ZS670KS-BK128S8/A
パソコンやモニターで有名なASUSからもゲーミングスマホが販売されています。
その知識や技術を遺憾なく発揮しており、スペックの高さとコスパのバランスが良く、解像度はフルHD+であり、リフレッシュレートも十分な90Hzに対応。
また、SDカードが挿入できるので、ストレージ問題も後から追加することで解決できるのでおすすめです。
【nubia】
REDMAGIC 6S PRO ゲーミングスマホ
この価格帯になってくると、メモリも12GBが増えてきており、このモデルも例に漏れず12GB搭載となっています。
処理に関しては全く問題が無く、安心してゲームをプレイできるスペックをしており、ステレオスピーカーにも対応。
リフレッシュレートは最大で165Hzと、ここまでくるとパソコンモニター並みの性能になっています。
カメラ等のスペックは高くないので期待せず、ゲームを楽しむことにスポットをあてればコスパ最強です。
【ソニー】
Xperia5II XQ-AS42 B
デュアルSIMにも対応しているスマホで、大々的にゲーミングスマホと謳っているわけではありませんが、スペック面で見て問題なくゲームも処理できるモデルです。
リフレッシュレートは最大120Hzで、タッチ検出に関してもスムーズに反応してくれるディスプレイを採用。
スリムながら大容量の4,000mAhバッテリーを搭載しており、バッテリー面での不安は全くありません。
【SHARP】
AQUOS R6 ブラック
ディスプレイサイズは6.6インチと一般的ですが、解像度がWUXGA+(1260×2730)と、高解像度であるところが魅力的なスマホで、こちらもゲーミングスマホ並みのスペックですので紹介します。
リフレッシュレートは1Hz~240Hzまで対応しており、必要な時に応じてリフレッシュレートが可変する仕様で、かなり特殊です。
逆を言えば、普通のブラウジング等の操作の際にはリフレッシュレートが抑えられるので、バッテリーも省エネできます。
【ASUS】
スマートフォン ROG Phone 5s ZS676KS-BK256R12/A
10万円を超えていますが、コスパの良さは段違いなので紹介します。
先述した同メーカーのモデルより数段上のスペックをしており、ストレージ256GB+メモリ12GBと、もはやノートパソコンほどの高性能スマホです。
解像度はフルHD+で滑らかで美しい描写のディスプレイを採用。
同モデルで上位版も販売されており、そちらは512GB+メモリ16GBと更にハイスペックになっています。
【ソニー】
Xperia 1III XQ-BC42 V
価格としては、すでにノートパソコンレベルになっていますが、その分ハイスペックであり、ディスプレイは4Kに対応しています。
ゲーミングスマホではありませんが、ゲーミングスマホと謳っている商品よりスペックが高いうえに、カメラの性能も非常に良く、ゲームと普段使いどちらも欲張りたい人におすすめです。
【Samsung】
Galaxy S21 Ultra 5G SM-G998BZKGXSP
言わずと知れたSamsungのGalaxyシリーズの最高峰モデルであり、こちらもゲーミングスマホではありませんが、スペックを十分満たしております。
Galaxyシリーズに関しては、様々なスペックで販売されているので、選びやすいことも特徴的です。
金額は高いですが、それに見合った性能をしているので、こちらも普段使い+ゲームといった使い方がおすすめポイントになっています。
【モトローラー】
edge 30 Pro B0CBJRL6GY
Android 12、Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platform オクタコアプロセッサを搭載したゲーミングスマホです。
電池の持ちがよいので、長時間ゲームに没頭してもバッテリー切れを気にする必要がありません。
8gen1を搭載している機種は発熱が問題となることも多いのですが、この機種はかなり優秀です。
発色も派手すぎず、目が疲れにくいので、動きの激しいゲーム用としても最適です。
【Xiaomi】
POCO F4 GT 21121210G
銃声や足音までクリアに響く鮮明なサラウンドを楽しめ、「原神」の青い空や木々などの背景もぼやけず楽しめるのが魅力です。
OSはAndroidに対応しており、カメラの画素数も6,400万画素となっているので普段使いにも最適です。
本体左右にLRボタンも設置されているので、まさにゲーム用に開発されたスマホといえます。
FPSのように、画面をできるだけタッチ操作したくないゲームを楽しむ方におすすめの機種です。
【Samsung】
Galaxy S23 Ultra SM-S918BZGQXS
Galaxyスマートフォンの中でも史上最速チップを搭載しているので、どんなゲームでもサクサク動きます。
原神ガチ勢として有名な「ねるめろさん」がYouTubeで絶賛していたので、欲しいと感じていた方も多いはずです。
画面の色合いをベストな状態で調整する、ビジョンブースター機能を搭載しているので屋内でもストレスなく使えます。
また、放熱性にも優れているので、長時間使用しても本体が熱くなることがありません。
【ASUS】
ROG Phone 7 ROG7-WH12R256
放熱性に優れており、「原神」や「PUBG MOBILE」を長時間プレイしても熱によるストレスを感じません。
まるでゲーミングパソコンのようにサクサク動くので、競技性の高いゲームのプレイにも適しています。
また、バックグラウンドでゲームを立ち上げ放置することもできるので、レベル上げも難なくこなせるのが魅力です。
ハイレゾ対応機種ですので、臨場感のあるサウンドを楽しみながらゲームに没頭できます。
【Nubia Technology】
RedMagic 7 REDMAGIC 7 Supernova
Snapdragon 8 Gen1を搭載しているのでゲームがサクサク動き、タッチ感も鋭いのでストレスを感じません。
充電時間は僅か30分と非常に短いため、外出先でもバッテリー切れを気にせずゲームを楽しめます。
前機種に比べてファンの音も静かになったので、高負荷なゲームを楽しんでも駆動音が気になることもありません。
また、音もクリアで銃声の方向や距離感も掴みやすく、ミスのないプレイが楽しめます。
まとめ
ゲーミングスマホと謳っていなくてもスペックの高い商品は多数あります。
iPhoneで言えば、iPhone12Proあたりからは問題なくゲームに対応可能です。13ProMaxに至ってはリフレッシュレートも高いので、Appleから選びたい場合は、iPhone13ProMax以上の機種を選ぶのがおすすめです。
普段使いも頭に入れながら選ぶと、お気に入りの一台が見つかるかもしれません。
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