ゲーミングPCであれば、ゲーミングイヤホン以外にマイクを接続しやすい為、特に問題はありません。
しかし、PS4等のコンシューマー機ではマイク付きのデバイスの方が活躍するでしょう。
今回は、マイク付きゲーミングイヤホンについてメリットやデメリットをまとめながら、おすすめ商品も紹介します。
マイク付きと言っても、イヤホンとヘッドセットがありますが、どちらにも良さがあるので、この記事が参考になればと思います。
- PCゲーム歴15年
- 中古PC組立・販売会社に勤務
幼少期からゲームが大好きで、10代後半に初めてゲーミングPCを購入し、そこからPCゲームにのめりこんでいきました。 遊ぶゲームのジャンルは多岐に渡り、流行りのゲームは遊んでみるタイプです。
目次
- 1 マイク付きゲーミングイヤホンを使うメリット・デメリット
- 2 マイク付きゲーミングイヤホンを選ぶ際のポイント
- 3 マイク付きゲーミングイヤホンおすすめ10選
- 3.1 【TURTLE BEACH】BATTLEBUDS ゲーミングイヤホン TBS-4002-01
- 3.2 【BENGOO】G16 ゲーミングイヤホン
- 3.3 【SteelSeries】ゲーミングイヤホン 61650
- 3.4 【Kasato】Soundmaster Pro V1 マイク付きゲーミングイヤホン KST-SM-PV1
- 3.5 【HP】ゲーミングイヤホン HP-H150
- 3.6 【Razer】Hammerhead Pro V2 マイク付きゲーミングイヤホン RZ04-01730100-R3A1
- 3.7 【Logicool G】G333-WH ゲーミングイヤホン
- 3.8 【Razer】Hammerhead True Wireless ゲーミングイヤホン RZ12-02970100-R3A1
- 3.9 【Razer】Hammerhead Duo マイク付 ゲーミングイヤホン RZ12-02790200-R3M1
- 3.10 【ASUS】ゲーミングイヤホン ROG Cetra II
- 4 まとめ
マイク付きゲーミングイヤホンを使うメリット・デメリット
マイク付きゲーミングイヤホンを使用する上でのメリットやデメリットについて、どんなことが考えられるでしょうか。
それぞれに分けて詳しくまとめていきます。
メリット
メリットについては下記のようなことが挙げられます。
- 別のマイクを用意しなくていい
- 設定が必要なく買ってすぐに使える
- 邪魔にならない
別のマイクを用意しなくていい
すでにマイクが付いている為、別途マイクを用意する必要が無い為、予算が抑えられます。
その為、マイク付きゲーミングイヤホンに予算を全振り出来る点がメリットとして挙げられるでしょう。
その分、マイクやイヤホン自体が性能の良い商品が視野に入り、満足度も高くなるのでおすすめです。
設定が必要なく買ってすぐに使える
マイクとゲーミングイヤホンがセットになっている為、面倒な設定をする必要がなく、初めてボイスチャットに挑戦しようと考えている人にとっては楽で便利です。
もしかしたら、ノートパソコンでゲームをしていて、ノートパソコン自体にマイクが付いている場合だと少し設定が必要ですが、そこまで難しくありません。
あとは、ゲーム内や通話ソフト、コンシューマー機の音量調整を行うだけで使えます。
邪魔にならない
ゲーミングヘッドセットも性能が高くワイヤレス化も進んでおり、おすすめではあります。
しかし、ゲーミングイヤホンとのサイズ差を考えると、大きくて邪魔と考える人も多いでしょう。
やはりゲーミングイヤホンの最大の特徴は小さくて軽いという部分ですので、マイク付きでもそれは変わりません。
デメリット
反対にデメリットについても触れておきますが、考えられるデメリットは下記の通りです。
- 安価だとマイクの音質が悪い
- マイクの取り外しが出来ないタイプもある
- ゲーミングイヤホンのみと比べると邪魔になることがある
安価だとマイクの音質が悪い
安価なゲーミングイヤホンが出回っていて、ゲーミングデバイスデビューには良いのですが、マイクの音質が非常に悪いものが多いので注意しましょう。
マイクの音質が悪いということは、通話相手からしてみれば「聴こえづらく不快」になることがあります。
ですので、そこまでこだわらなくても良いですが、レビューや口コミを見て少しでもマイクの音質に関して気にしておくといいでしょう。
マイクの取り外しが出来ないタイプもある
最近はマイクが取り外し可能なモデルも増えてきていますが、マイクがイヤホンから伸びていて取り外せない商品も多くあります。
家でゲームをする為だけなら特に気にしなくてもいい点ではありますが、スマホ等と併用する際には不向きですので注意しましょう。
他のデバイスとの併用を考えているのであれば、取り外し可能か、インラインマイク(イヤホンのケーブル上にマイクがある)をおすすめします。
ゲーミングイヤホンのみと比べると邪魔になることがある
「ゲーミングイヤホン+別途マイク」の組み合わせと比べると、やはりイヤホンにマイクが付いているのは邪魔になります。
先述した、インラインマイクならば邪魔になりませんが、イヤホンからマイクが伸びていると邪魔に感じる人も居るでしょう。
ですので、自分にとって、どのタイプが合っているのか見極めが必要になります。
マイク付きゲーミングイヤホンを選ぶ際のポイント
マイク付きのゲーミングイヤホンを選ぶ際に優先したいポイントや、注意したいポイントをまとめていきます。
マイクの位置や自由に動かせるか
マイクの位置はとても重要で、インラインマイクの場合、ケーブル上にマイクが付いていて、そこが衣類に触れる度に擦れる音がマイクに乗ります。
これは、聴いている相手側からすると不快に思う人も多いので注意が必要ですが、工夫次第で何とでもなるので、言われたら対策する程度で問題ありません。
また、インラインマイクだと距離が若干遠い為、聴き取りづらい可能性も考えられます。
イヤホンから直接マイクが伸びているタイプを選ぶのであれば、ある程度上下に動くのか、柔らかく作られていて左右にも動かしやすいのか等、選ぶポイントは様々です。
マイクの音質
マイクの音質も気にかけておくと良いでしょう。
実際に使ってみないと分からない部分なので、難しいのですが、気にするのであれば安価な商品を避けるだけでもだいぶ違うと思います。
また、実際にレビューや口コミを参考にすることも大切で、ショップの口コミだけではなく、型番をインターネットで調べてレビューを探してみるのも効果的です。
イヤホン自体の性能
マイク付きということで、マイクの性能ばかりに気を取られて、一番大切なゲーミングイヤホンの性能を蔑ろにしてはいけません。
プレイするゲームのジャンルにもよりますが、没入感を高めたければ、より音質の良いイヤホンでプレイすることが重要です。
特にFPSやTPSゲームにおいては、聴こえてくる音全てが情報になりますので、特に低音が聴き取りやすいゲーミングイヤホンがおすすめです。
カナル型か開放型(インナーイヤー型)か
これはイヤホンの形状になるのですが、カナル型は耳の奥まで入ってくるタイプで、インナーイヤー型は耳に引っかける程度の装着感です。
カナル型の方が動かずに装着感も良く、ノイズキャンセリング機能が付いていなくても外部音が聴こえづらくゲームへの没入感を高めてくれたり、低音が聴き取りやすいなどの特徴があります。
一方でインナーイヤー型は圧迫感が苦手な人におすすめですが、外部音も聴こえやすい為、ゲームの音量を上げて対策するしかありません。
好みがハッキリ分かれますので、吟味して購入しましょう。
接続端子に気を付ける
パソコンで使うのであれば気にしなくても問題ありませんが、コンシューマー機で使う場合は接続端子に注意しましょう。
PS4やPS5のコントローラーに接続したいのであれば、3.5mm端子でないと接続できません。
一応、USBタイプでも接続は可能ですが、USB-CについてはパソコンもしくはNintendo Switchのみとなるので、気を付けましょう。
マイク付きゲーミングイヤホンおすすめ10選
【TURTLE BEACH】
BATTLEBUDS ゲーミングイヤホン TBS-4002-01
イヤホンから伸びるマイクは取り外し可能で、イヤーピースに関しても3種類用意されており、適切なサイズ感でフィットするゲーミングイヤホンです。
3.5mmプラグで様々な機器との接続が出来るので、使いまわしに便利であり、低価格ながら音質やマイクについてもコスパの良さを感じます。
ただしマイクは単一指向性ではない為、様々な音を拾いやすくなっている点は注意が必要です。
【BENGOO】
G16 ゲーミングイヤホン
自由自在に動かせる且つ取り外し可能なマイクが付いたゲーミングイヤホンです。
マイクにはノイズキャンセリング機能も付いているうえに単一指向性ですので、キーボードやコントローラーの音を拾いにくいといった特徴があります。
インイヤーとの記載がありますが、形状的にはカナル型に近いので、カナル型が苦手な人は注意しましょう。
【SteelSeries】
ゲーミングイヤホン 61650
カナル型+耳掛けタイプという最も外れにくい機能が備わっているマイク付きゲーミングイヤホンで、ゲームプレイ中の安定感は抜群。
音の方向性をしっかりと捉えられるダイナミック型ドライバーを採用しており、ゲームを優位に進めることができるでしょう。
ただし、メガネを掛ける人にとっては、耳掛けが付いている部分が気になる可能性もあるので注意が必要です。
【Kasato】
Soundmaster Pro V1 マイク付きゲーミングイヤホン KST-SM-PV1
シンプルなデザインのカナル型ゲーミングイヤホンで、マイクはインラインマイクが付いています。
イヤホンは低音域に強く、かすかな銃声や足音を逃しにくい設計であり、且つ、95%ノイズキャンセリング機能も付いているので、没入感が得られるでしょう。
マイクはインラインマイクですが、ミュート機能があるので、必要な時以外はミュートにしておけばゲーム内のボイスチャットに音声が入ることはありません。
【HP】
ゲーミングイヤホン HP-H150
パソコン本体が一番有名かもしれませんが、実はゲーミングデバイスも出しているヒューレットパッカードから販売されているゲーミングイヤホンです。
取り外し可能なマイクは勿論、HPのロゴとカラーリングがカッコよく、デザイン的にもおすすめできる商品となっています。
なんと、デュアルマイク搭載となっており、取り外し可能なマイクは高感度で相手にとって聴き取りやすいですし、外に出る場合は外しておいて、いざ通話が掛かってきたらインラインマイクで対応も可能です。
【Razer】
Hammerhead Pro V2 マイク付きゲーミングイヤホン RZ04-01730100-R3A1
迷ったらコレ!と思うくらいに安心感のある商品で、数あるゲーミングイヤホンの中でも抜群の人気を誇っています。
価格も高すぎず安すぎず、手の届く範囲でとてもお手頃にも関わらず、イヤホンとしての性能が同価格帯としては飛びぬけていて、使い勝手も良いのでおすすめです。
気になる点を強いて挙げるのであれば、インラインマイクなので、取り扱いには注意しましょう。
【Logicool G】
G333-WH ゲーミングイヤホン
こちらも先述したRazerの商品と同様に人気と安定感抜群の商品で、デュアルオーディオドライバーにより、更にゲームに最適化されたイヤホンとなっています。
カラーは4色展開で、どれも個性的でカッコいいので、他のゲーミングデバイスと併せて統一感を出すのもカッコいいです。
また、3.5mmとUSB-Cに対応しており、1本持っておくことで全てのコンシューマー機・パソコンに対応可能なところも、おすすめできる点と言えるでしょう。
こちらもインラインマイクとなっていますので、取り扱いには注意が必要ですが、イヤホン専用として使っても問題ありません。
【Razer】
Hammerhead True Wireless ゲーミングイヤホン RZ12-02970100-R3A1
マイク付きということで、ワイヤレスゲーミングイヤホンも選択肢に入ってきます。
その中でもおすすめなのが、この商品で、Amazonではずっと売り上げ上位に入っているほど人気があります。
ワイヤレスなので遅延が気になるかもしれませんが、ゲームモードを搭載しており、60ミリ秒という超低遅延であり、気になるほどではないでしょう。
しかし、連続使用は3時間程度と若干バッテリーに難ありといったところ。
Bluetooth接続でコンシューマー機やスマホとは簡単に接続可能ですが、パソコンで使う場合は必ずパソコン側がBluetoothを受信できるか事前に確認しましょう。
【Razer】
Hammerhead Duo マイク付 ゲーミングイヤホン RZ12-02790200-R3M1
先程紹介したRazer Hammerheadの新モデルとなっており、インラインマイクである部分は変わりません。
しかし、ハイブリット型のドライバーを採用しており、より音質にこだわったモデルとなっているので、先程のモデルと比べるのであれば、価格で選ぶか性能で選ぶかといった違いでしょう。
【ASUS】
ゲーミングイヤホン ROG Cetra II
アルミニウム製で軽量且つ高級感のあるマイク付きゲーミングイヤホンで、ノイズキャンセリング機能も搭載していて性能面でも高評価です。
また、ワンタッチで外部音を取り込む機能も付いており、室内でも屋外でも使える点が最大の特徴。
液状シリコンゴムで出来ているドライバーは耳にも優しく、尚且つ力強い低音を発揮してくれます。
1つ注意するべき点を挙げると、USB-C接続のみで、使えるデバイスが限られているので、購入前にチェックしましょう。
まとめ
ひとことで「マイク付き」と言っても様々なマイクがあるため、選ぶのが難しいでしょう。
マイク付きでもゲーミングイヤホンは軽量なので、使い勝手も良いですし疲労感も軽減されます。
別途マイクを用意したくない人にとっては、とても便利ですので、この記事を読んで参考になれば幸いです。
マイク付きゲーミングイヤホンの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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