ゲーミングPCや対応可能なゲームタイトルによってはコンシューマー機器でも使用することがあるのがゲーミングマウスです。
ゲーミングマウスもブランド製品から安い廉価製品までいろいろあります。
また同ブランド、同メーカーであってもゲーミングマウスの機能や能力が数え切れないほどあるのがこの市場の規模です。
普段使い慣れていない人はゲーミングマウスがそもそも通常マウスと何が違うのかわからないでしょう。
今回はゲーミングマウスを詳しく解説しつつ、白色カラーのゲーミングマウスに限定して安いおすすめマウスをご紹介します。
そしてホワイトカラーマウスで問題になる汚れ問題についても説明しますので最後までご覧ください。
目次
白色のゲーミングマウスの魅力
ゲーミングPC、コンシューマー機器、ゲーミングデバイス全般に言えることですが黒色カラーが基調としているものが非常に多いです。
昨年販売された新作PS5が白色で存在感が凄かったことが記憶に新しいと思います。
特に白色だから機能が増えるわけでも進化するわけでもないので好みの問題です。
しかし白色基調だとゲーミングデバイスには多いライティングやキャラクターフィギュアなどと合わせることも可能になります。
またダークで重たく無骨な雰囲気から明るく軽いおしゃれな雰囲気にすることも可能です。
ゲーミング環境(デスク環境)に差し色を入れることは環境構築に重要です。
ただ機能だけを求めるのではなく、審美的にゲーミングマウスを見る視線もワンランク上の楽しみ方ができると思います。
白色ゲーミングマウスの選び方
有線と無線(ワイヤレス)
ゲーミングマウスの接続方式は有線と無線(ワイヤレス)の2パターンあります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので好みな方を選ぶので問題ないです。
有線方式:有線接続で信号を送るため信号が安定しており遅延もありません。
USBもしくはPS/2に直接接続して給電しているので充電切れなどは起きず、低価格帯からラインナップしています。
しかしコードが常にある煩わしさからは逃れられません。
無線方式:PC本体にレシーバーを取り付ける、もしくはBluetoothで接続します。
コード類から解放されスタイリッシュになりますし、少々画面から離れた所でも操作は可能です。
ワイヤレス故に使用中の電池切れや電池交換もしくは充電の手間が発生します。
またBluetooth接続なら本体機器が対応していなければなりません。
ほとんどありませんが有線に比べれば信号入力の遅延などのリスクもあります。
デザイン
ゲーミングマウスにもデザインがたくさんあります。
まずは直接操作性には影響しないRGBライティングなどの光源です。
どうしてもゲーミングデバイスだけあってライティングを搭載していないマウスの方が少ないです。
操作性に影響するのはシンメトリーなのか、アシンメトリーなのかの違いです。
利き手や手の大きさなどフィッティングに影響します。
右利きだと人体構造的にマウス右側が低くなっている物が扱いやすいです。
好みの問題もあるので握ってみることをおすすめします。
筆者の考えだと白色カラーのマウスはシンプルなデザインの方がスタイリッシュさがより出てオシャレです。
ボタン数
ゲーミングマウスは一般的なマウスに比べてボタンが多いです。
左右クリックボタンに中央ホイールに加えてサイドボタンやDPI変更ボタンなどが追加されています。
ゲームタイトルによって対応しているマウスボタンの数が違うので注意が必要です。
サイドボタンはキーボードでも代用できますが、あればかなり便利なので必須だと思ってください。
シューティングゲーム等ならサイドボタンは最低2つ必要です。
MMO等なら非常たくさんのサイドボタンに対応しています。
自身がプレイするゲームタイトルに応じて選んでください。
一般的にボタン数が増えるとマウス重量が増える傾向にあるので疲労や操作感に違いが出ます。
余裕があればタイトル毎に使い分けてもいいかもしれません。
DPI(解像度)
DPIとはドットパーインチの略で1インチマウスを動かすことでポインターが何ドット動くかということです。
CPIにマウス感度設定を掛け合わせたものがDPIになります。
感度設定が1ならCPI=DPIです。
一般的に800DPI以下を低センシ(ローセンシ)、それ以上を高センシ(ハイセンシ)と分けています。
DPI自体はマウス毎に可変できる数値が決まっていてマウスのDPIボタンや専用ソフトウェアで細かく変更が可能です。
安いマウスだと専用ソフトウェアに対応しておらず固定のDPIしか変更できないこともあります。
DPIの数値に正解はなく、個人の好みの問題です。
3200DPI程度まで選べたら問題ないですが1万以上などのマウスもありますので気になる方は選んでもいいかもしれません。
しかしハイセンシが使いこなせるかは別問題です。
サイズや重さ
マウスサイズの好みは後述する持ち方や手の大きさで感じ方が大きく異なります。
縦横の長さに加え高さも考えなくてはなりません。
正解のサイズはありませんので使用者の手のサイズと持ち方でサイズ感を選ぶか、マウスサイズに合わせて自ら持ち方を変えるかです。
マウスの重さは何十グラムの差ですが、長時間プレイすると疲労感の違いや操作性の違いを実感します。
重さ自体も正解は特にありません。
前述したマウスボタンの数によっても重さは左右されます。
シューティング用途だと100グラム以下に抑えたいところです。
マウスによっては着脱式の重りが付いていて。10g程度なら変えることができるものもあります。
好みの重さを見つけるにはありがたい機能かもしれません。
持ち方
持ち方も手の大きさやマウスの選択によって左右されることがあります。
持ち方に正解はないので自分に合った持ち方を選んでください。
一般的に持ち方はつまみ持ち、つかみ持ち、かぶせ持ちの3種類です。
つまみ持ちは手掌側をマウスに密着させず指の腹だけでマウスをつまんでいるイメージになります。
手の動作のみで素早い操作に向いていますが疲れやすいです。
つかみ持ちは手の根本と各指先で把持するイメージになります。
多少腕を動かして操作する必要が出てきますが、いろいろマウスサイズに対応可能です。
かぶせ持ちは手全体を被せるようにマウスを把持するイメージになります。
安定感が強いですが、手だけでなく腕も一体となってマウス稼働を実現するので動作範囲は多いです。
箸と同じように長年の経験から独自の持ち方をする人も多いので矯正する必要はありません。
無線(ワイヤレス)の白色ゲーミングマウスおすすめ5選
【Logicool G ロジクールG】
ワイヤレスゲーミングマウス G304rWH
ロジクールのワイヤレスゲーミングマウスの入門モデルです。
入門モデルですがプログラム可能な6ボタン搭載で軽量なのでオールジャンル対応できます。
ロジクール独自のHEROセンサー搭載でDPIも100~12000まで設定可能です。
ワイヤレスですが1msの速度なので遅延も感じることはないでしょう。
単3電池1本で250時間使用できる低燃費と性能・ランニングコストを両立したコスパ最強の代表格です。
【ROCCAT】
KAIN 202 AIMO ROC-11-615-WE
高品質で名高いROCCATのワイヤレスゲーミングマウスです。
ボタンは6ボタン対応で最大16000DPI対応と性能に対しては申し分ありません。
特筆すべきはリフトオブディスタンスを調整可能な点でしょう。
自分に合ったリフトオブディスタンスに出会えることはそうそう無いため、とても貴重です。
充電式バッテリーで容量が少ないので他と比べると最大50時間しか使えませんが、実際はこれだけあれば十分使えます。
【Razer レイザー】
Razer Orochi V2 RZ01-03730400-R3A1
シンプルな左右対称形状のワイヤレスゲーミングマウスです。
6ボタン対応で最大DPIは18000とゲーミング環境では十分活躍できるでしょう。
ワイヤレスにしてはかなり軽量なので軽やかな操作性を楽しめます。
無線モードはRazer HyperSpeed ワイヤレス & Bluetoothのどちらでも対応できるので安心です。
電池も単3もしくは単4どちらでも使用可能で最大950時間と燃費性能は最高でしょう。
【Razer レイザー】
Razer Atheris Mercury White ワイヤレスマウス RZ01-02170300-R3M1
かなり小型の左右対称ワイヤレスゲーミングマウスなので持ち運びもしやすいです。
2.4GHz用USBレシーバーもしくはBluetoothのデュアル接続が可能です。
6ボタン対応で7200DPIまで対応しておりほとんどのプレイヤーは満足できる性能でしょう。
充電式バッテリーで最大350時間使用できるので燃費性能も十分です。
小型の筐体と相まってゲーミングノートパソコンにも相性の良いゲーミングマウスになります。
【DELL/ALIENWARE】
ワイヤレスマウス AW610M-L
ゲーミングマウス界ではかなり大きい部類のゲーミングマウスです。
無線、有線どちらでも対応したデュアルモード対応ですが1000Hzの高レベルなポーリングレートを実現しています。
16000DPI対応でマウス上でも5段階調整できるなど幅が広いです。
プログラム可能な7ボタン対応で基本的な機能は備わっています。
有線でも無線でも使用する可能性のある人には選択肢に入るでしょう。
有線の白色ゲーミングマウスおすすめ5選
【Logicool G ロジクールG】
優先ゲーミングマウス G203
ロジクールの有線ゲーミングマウスの入門モデルです。
入門モデルですがこちらも6ボタン対応で軽量、高耐久とゲーミング環境では活躍できます。
DPIは200~8000まで設定可能です。
この価格帯では十分な性能ですが、さらにおすすめできる点はリストオフディスタンスが短いことでしょう。
クリック感が軽いので好みが分かれる点だけは注意が必要です。
価格や性能を考えれば非常に優秀なコスパ最強クラスのゲーミングマウスでしょう。
【Razer レイザー】
DeathAdder Essential Mercury White RZ01-03850200-R3M1
Razer DeathAdder Essentialは同ブランドのエントリーモデルです。
エルゴノミックな左右非対称な形状はグリップ力を高め操作性が向上します。
機能は最低限の5ボタンで、マウス上でDPIを変更することができません。
専用ソフトウェアを使用すれば6400DPIまでは対応しています。
耐久性も高く、軽量なので十分にゲーミングマウスとして活躍は可能です。
サイズが大型なので持ち方は選ぶでしょう。
大型マウスでかぶせ持ちをしたい方はベストな選択かもしれません。
【ROCCAT】
Burst Pro ホワイト ROC-11-746
左右対称ですが拘りぬかれたボディラインは究極の使い心地を実現しています。
肉抜きをしているわけではなく、半透明のハニカム構造を採用することで最軽量クラスの68gを実現しており重さを感じさせません。
さらにDPIは16000まで対応しており6ボタンモデルと機能性も十分です。
独自のケーブル採用でワイヤレスかのような操作が可能なのも強みでしょう。
マウス自体の性能を考えればかなりコスパは良いです。
【ASUS エイスース】
ゲーミング ROG Strix Impact II Moonlight White P516 ROG STRIX IMPACT II ML
シンプルでスタイリッシュな左右対称デザインのゲーミングマウスです。
5ボタン式で79gと軽量なので操作性は十分備えています。
最大6200DPIと他と比べると多くはないですがかなりのハイセンシを求めていない限り大丈夫です。
独自のスイッチソケットを採用していることで、スイッチボタンなど消耗部品を交換でき長い間使用することができます。
好みに合い、ずっと使いたいと思うことができれば、寿命が長いので総合的に考えればコスパは高いかもしれません。
【ENDGAME GEAR エンドゲームギア】
XM1r ゲーミングマウス EGG-XM1R-WHT-JP
左右対称のシンメトリーデザインのゲーミングマウスです。
ボタンは6ボタンで、CPIは50~19000と幅広い数値から設定可能なので汎用性に優れています。
重量もかなり軽量なので扱いやすいでしょう。
1つ1つの性能(クリック感やケーブルなど)が作りこまれているため品質が良いです。
全体的なバランス美が優れていて、たくさんゲーミングマウスを使った人でもこのマウスを使うと人気の理由が分かります。
総合的な使用感や耐久性などを考えるとコスパはかなり優秀です。
白色ゲーミングマウスは汚れやすい?対策は?
屋外使用ではないのでそこまで汚れるものでもありませんし、白色だから汚れやすいわけでもありません。
ただし電化製品は埃を纏いやすいので白色も黒と同じように目立ちます。
スタイリッシュな白色に埃が付いたままだとオシャレ度が激減です。
手汗でマウスに埃がつくとそのままになるので小まめに拭きあげるようにしてください。
手汗の付着を拭くことは長期的にはマウスの劣化を抑えることにもなります。
他にもホイールの溝や、ポインターをこまめに掃除するとスムーズな動作を維持することが可能です。
専用の掃除道具は不要で、ティッシュや綿棒、爪楊枝などでも全然構いません。
まとめ
白色カラーのゲーミングマウス10線をご紹介させていただきました。
ゲーミングマウスは数値だけでなく実際に手に取って初めてわかることも多いです。
是非たくさんのマウスを握ってみてください。
お気に入りのスタイリッシュな白色ゲーミングマウスが見つかることを応援しています。
白色のゲーミングマウスの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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