釣り用スマートウォッチおすすめ10選!安いモデルも!

スマートウォッチはガジェットの一つとして徐々に注目され、街中でも着用する方が増えてきました。

スマートウォッチのマルチなメリットは釣りでも発揮され、実は釣果につながるメリットもあります。

元々高価でなかなか手の出せないアイテムでしたが、最近は安いモデルも増え、購入しやすくなっているのも魅力です。

そこで今回は、釣りにスマートウォッチがおすすめの理由や選び方、安いものも含めたおすすめモデルもご紹介します。

塩谷純一郎
執筆者
  • 釣り歴15年
  • 釣り具の販売経験あり
  • 全国10都道府県へ遠征

北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。

釣りに適したスマートウォッチとは

スマートウォッチはガジェットの一つで、スマートフォンやパソコンの補助的な役割を持つアイテムです。

日本でも、アップルウォッチの発売で注目を集めたことが記憶に新しいでしょう。

スマートウォッチは情報の収集と表示が主な機能で、スマートフォン等とデータをやり取りすることで、情報の記録や分析を可能にしています。

スマートウォッチには大きく分けて2種類あり、単体でモバイル通信可能なものと、スマートフォンを介して通信するものがあります。

釣りにおいてはどちらもメリットがありますが、スマートフォンを介して使用するものでも大きなメリットがあります。

最近ではアウトドアユースも前提に、耐久性や防水性の高いモデルも増え、低価格化しているのも魅力です。

釣りにスマートウォッチを着けるメリット・デメリット

スマートウォッチは素晴らしいメリットもありますが、腕時計などに比べて劣る点があるのも事実です。

メリットとデメリットを理解したうえで、失敗のないよう使い分けしましょう。

メリット

スマートウォッチはビジネスシーンなどだけでなく、実はアウトドアシーンでもメリットが生きるガジェットです。

例えば、釣り場では落とすリスクを考え、スマートフォンはあまり出したくないという方もいるでしょう。

スマートウォッチがあれば、画面に通知を表示してくれるので、確認のためにいちいちスマートフォンを取り出す必要もありません。

また高機能モデルにおいては、魚が釣れたポイントを記録するなど、釣果に大きなメリットをもたらす機能があるものもあります。

まだスマートウォッチのシェアは少ないですが、一足先にそのメリットを生かせば、ライバルの釣果に差をつけることも可能になるでしょう。

デメリット

スマートウォッチのデメリットは、精密機器、通信機器の持つデメリットと共通します。

なにより基板などは水、湿気などに弱く、釣りとの相性はよくありません。

もちろん防水機能付きのものは多くありますが、安いものだと防水性能の持続性や、そもそもの信頼度にも疑問が残ります。

また通信機器であるため、バッテリーの消費は通常の腕時計の比ではなく、小型であることからバッテリー容量には気を使います。

スマートフォンとの情報のやり取りが多いほど消費も激しく、より活用しようとすればバッテリー容量の大きなモデルが必要になります。

スマートフォンのように使用しながらの充電も基本的にはできないので、一番ネックになるデメリットと言えるでしょう。

釣り用スマートウォッチの選び方

スマートウォッチも種類が増え、それぞれの製品で適した利用シーンが違う場合もあります。

釣り用にスマートウォッチを用意する場合、どういったポイントに注目すればいいか解説します。

防水性能

釣りに使うなら水がかかることを想定して、十分な防水性能があるものでなければいけません。

たいていはスポーツシーンを想定し、汗などを防げる防水設計になっていますが、釣りではより高い防水性能が求められます。

とくに渓流釣りやサーフでの釣りなど、ウェーディングしながら釣る場合は水がかかる程度でなく、浸かることもあるでしょう。

IP表記を見れば、防塵性能も合わせて確認することができるので、購入前にチェックしておくと安心です。

IPに続く一桁目の数字が防塵性能、二桁目の数字が防水性能の等級を表していて、数字が大きいほど高い性能となります。

バッテリーの持ち

スマートウォッチは通常に腕時計に比べると、バッテリー持続時間が弱点の一つなので、バッテリーの持ちも重視したいポイントです。

最近はスタンバイモードで数日間持つものもありますが、使い方によっては1日でバッテリーを使い切ってしまうものもあります。

本体が小型なので必然的にバッテリー容量も小さいため、単純なバッテリー容量だけではバッテリーの持続時間は測れないこともあります。

通信方法などでバッテリーの持続時間を伸ばしているモデルもあるので、バッテリー容量の表記よりは、持続時間の表記をチェックしましょう。

スマートフォンとの相性

スマートウォッチは、スマートフォンと通信することで機能を高めるガジェットですが、スマートフォンも多様化し、相性が悪い場合もあります。

とくに安い機種においては、対応表にある機種であっても、実際に使ってみると接続が不安定であったり、昨日が制限される場合もあります。

これは単純な通信規格などでは把握しきれないため、実際に使ったレビューを参照するとより安心です。

もちろんアプリケーションのバージョンアップなどによって不具合が出る場合もあるので、一概に機種の問題でないことも覚えておきましょう。

釣り用スマートウォッチおすすめ10選

上記したポイントも踏まえ、釣りにもおすすめのスマートウォッチを厳選してご紹介します。

実際に釣りでの使用を想定したハイスペックモデルから、試しやすい安価なモデルまで紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

【Apple】
Apple Watch Series 6 GPSモデル

スマートウォッチの代表的存在でもあるApple Watchは、iPhoneユーザーなら第一候補におすすめのモデルです。

防水性も高く、iPhoneとの連携でさまざまな機能を使用でき、UIもiPhoneに近い感覚で使用できるので快適です。

とりわけマップが簡易的にでも表示できるのは、釣り場でもありがたい機能でしょう。

【Apple】
Apple Watch SE GPSモデル

Apple WatchにもiPhoneと同じくグレードがあり、SEはメインモデルの簡易版です。

心拍センサーや画面の常時表示、処理速度などが違いますが、釣りをメインに使うならSEでも機能的には十分でしょう。

ちなみにGPSモデルはモバイル通信ができないモデルで、モバイル通信機能がほしい場合はセルラーモデルも用意されています。

【GARMIN】
Instinct Tide(010-02064-B2)

アウトドアスポーツ向けの機器を幅広く展開するGARINのスマートウォッチで、釣り用スマートウォッチとしても人気のモデルです。

ミリタリースペックの耐久性はもちろん、とりわけ船舶計器などで培ったGPSの感度にも定評があります。

釣果にも繋がるタイドグラフを確認できる潮汐モード搭載なので、釣り専用に本格的なスマートウォッチがほしい方は必見です。

【GARMIN】
Instinct DUAL POWER(010-02293-31)

バッテリーと太陽光充電機能を備えた、高耐久で長寿命なアウトドア用スマートウォッチです。

太陽光充電を合わせれば最大54日間の連続動作時間があるので、釣行中機能をフルで使っても全く問題ないでしょう。

釣りはもちろん、普段使いやさまざまなアクティビティにも使いたい場合におすすめのモデルです。

【CASIO】
プロトレックスマート(WSD-F30-BU)

国内メーカー品にこだわりたいなら、プロトレックスマートは第一候補におすすめのスマートウォッチでしょう。

さまざまな環境に対応する防水性と耐久性を備え、細かな情報も確認しやすい有機ELディスプレイ搭載がアウトドアでも快適な使用が可能です。

目的に合わせたアプリでの拡張性もあり、もちろん釣り用アプリも用意されています。

【CASIO】
G-SQUAD PRO(GSW-H1000)

CASIOが世界に誇るG-SHOCKシリーズのタフさをそのままに、スマートウォッチとしての性能を付与したモデルです。

G-SHOCKゆずりの耐衝撃性と20気圧防水なら、ハードな釣りにも安心して使用できるでしょう。

こちらもアプリ拡張機能があり、潮汐情報や釣果やポイントの記録など嬉しい機能を活用できます。

【SUUNTO】
Traverse Alpha(‎SS022469000)

ミリタリー規格の機能性に、アウトドアにマッチするデザインが人気のスマートウォッチです。

狩猟での使用も想定した耐久性と、険しい自然の中での遭難まで想定したGPSロガーシステムも搭載されるほどの本格仕様になっています。

釣り用としては、月齢や気圧グラフをもとにした天候予想機能が活きるでしょう。

【HUAWEI】
Watch GT2 Pro

もし普段使いでスマートウォッチを活用したいのであれば、GT2 Proのように、シックなデザインのモデルもおすすめです。

ビジネスシーンにも使えそうな見た目ですが、サファイヤガラスにチタンボディの高耐久で、スポーツユースにも耐える防水性があります。

価格も抑えめなので、初めてのスマートウォッチにもおすすめです。

【Amazfit】
Amazfit Neo

格安なスマートウォッチですが、なじみやすいデザインと、必要十分な機能性が魅力のモデルです。

GPSなどの機能こそありませんが、メッセージや着信の通知、釣りにも対応する防水性と長寿命バッテリーを搭載しています。

最新鋭モデルとは比較できないものの、価格を考えれば十分な機能性を有しているモデルと言えるでしょう。

【Xiaomi】
Mi Smart band 5

スマートウォッチは画面が確認しやすいよう大きなものが多いですが、機能を絞ればMi Smart bandのようなコンパクトなものも選択肢に入ります。

まるでリストバンドのように細身のデザインですが、しっかりカラー液晶を搭載しており、SMS通知なども確認できます。

価格も安いですし、動きやすさも重視するならおすすめのモデルの一つです。

まとめ

スマートウォッチは日本ではまだシェアの低いガジェットですが、使えば確実に便利なアイテムです。

便利なだけでなく、釣りの楽しさを倍増してくれるものもあるので、ぜひスマートウォッチを活用して釣りを楽しんでくださいね。

紹介アイテム一覧

釣りのスマートウォッチの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

Apple
Apple Watch Series 6 GPSモデル
Apple
Apple Watch SE GPSモデル
GARMIN
Instinct Tide(010-02064-B2)
GARMIN
Instinct DUAL POWER(010-02293-31)
CASIO
プロトレックスマート(WSD-F30-BU)
CASIO
G-SQUAD PRO(GSW-H1000)
SUUNTO
Traverse Alpha(‎SS022469000)
HUAWEI
Watch GT2 Pro
Amazfit
Amazfit Neo
Xiaomi
Mi Smart band 5