真っ暗でも全てが見通せる超人的能力をお持ちでない限りソロキャンプでランタンは必須です。
ランタンはサイトを照らすだけでなく獣除けなど安全面にも寄与します。
またソロキャンプは基本的に静かな時間を過ごしますので適度な明かりは雰囲気を高めることもできます。
そんなソロキャンプでのランタン選びのために必要な数や明るさ(ルーメン)、サイズを解説していきます。
最後におすすめできる軽量なLEDランタン等をご紹介させていただきますので参考にしてみてください。
目次
- 1 ソロキャンプに適したランタンとは
- 2 ソロキャンプでランタンの数は何個必要?
- 3 ソロキャンプに適したランタンの選び方
- 4 ソロキャンプ用ランタンおすすめ10選
- 4.1 【GENTOS ジェントス】LEDランタン EX-400F
- 4.2 【GENTOS ジェントス】LEDランタン EX-134D
- 4.3 【mont-bel モンベル】コンパクトランタン 1124834
- 4.4 【NaFro ナフロ】意外と便利なランタン B08VR925RQ
- 4.5 【DOD ドッペルギャンガー】LEDソーラーポップアップランタン L1-427
- 4.6 【snow peak スノーピーク】リトルランプ ノクターン GL-140
- 4.7 【SOTO ソト】フォールディングランタン ST-213
- 4.8 【Coleman コールマン】ワンマントルランタン 286A740J
- 4.9 【キャプテンスタッグ CAPTAIN STAG】オイルランタン UK-505シリーズ
- 4.10 【FEUERHAND フュアーハンド】ランタン276 B084VMK2KC
- 5 まとめ
ソロキャンプに適したランタンとは
ソロキャンプは通常のファミリーキャンプなどとは違いサイトも狭いので照らす範囲が広くないランタンでも十分です。
適度な明るさを保ちつつ軽量かつコンパクトな製品がパッキングしやすく適しています。
しかしコンパクトな製品になると相反して連続使用時間が少なくなりがちなので連続使用時間にも目を向けることが必要です。
ランタンの燃料を他のアイテムと統一しておくと数種類の燃料を持っていく必要がないのでパッキングが少なくなります。
また照明能力だけでなくプラスアルファの付加機能もあると便利です。
さらに防水、防塵性能が高いと天候などを気にせず使用ができます。
シチュエーションやポジションによっては不要な機能もあるので価格や想定使用場所を考慮しつつランタン選びをすると良いでしょう。
ソロキャンプでランタンの数は何個必要?
ソロキャンプで持って行くランタンの数は3パターンに別けることができると考えています。
1つ目はランタン1つパターンです。メリットは荷物を最小限にできることです。
デメリットは1つで全てのシチュエーションを賄わなければなりません。
2つ目はランタン2つパターンです。メリットはメイン+サブランタンで大体のシチュエーションを賄えることです。
デメリットはランタンの数が増えるのでそれだけ荷物(本体や予備燃料など)は増えてしまいます。
最後に3つ目はランタン1つとヘッドライト1つのパターンです。メインランタンと手元用に分けることで全てのシチュエーションを賄えます。
しかしヘッドライトはおしゃれアイテムとは言えないので、雰囲気作りは苦手です。
ソロキャンプは自分のスタイルに合った物を自由に持っていけるのが醍醐味ですので上記に限らず選んでもいいかもしれません。
ソロキャンプに適したランタンの選び方
明るさ(ルーメン)
LEDランタンの明るさはよくルーメンという単位で表記されています。
日本人は欧米に比べ照度を明るくする傾向があります。(例えば部屋の中で日中でもライトを点灯したり、眩しいほど明るい室内にしたり)
ソロキャンプで使用するメインランタンの明るさの目安として、安全面と雰囲気の釣り合いが取れている200-300ルーメン前後がおすすめです。
少し暗がりが不安な人でも400ルーメン程度あれば十分にソロキャンプのサイト内を照らすことができると思います。(結構明るいです。)
その他テーブルランタンやテント内ランタンは100ルーメン前後で十分です。
サイズと重量
ソロキャンプとなるとパッキングに制限があることが多いので、できる限り軽量コンパクトなランタンを選ぶことがおすすめです。
ランタンによっては使用時と収納時でサイズが変わる物も用意されています。
しかしルーメンの値が高い(明るい)ランタンや連続使用時間が長いランタンほどサイズは大きく重量も重くなる傾向にあります。
重量に関してはできるだけ軽いに越したことはないですがパッキングと使用用途にあったアイテムを選択するようにしましょう。
燃料
ランタンに使用される燃料は主に乾電池orバッテリー、ガスカートリッジ、ガソリン・オイル類(ホワイトガソリンやケロシン、パラフィンオイルなど)に別けられます。
乾電池orバッテリーで点灯するランタンは光源がLEDであることが基本です。
ガスカートリッジはCB缶やOD缶を使用し、ガソリン・オイル類はそのランタンに対応した燃料を使います。
ガスカートリッジ、ガソリン・オイル類は本物の炎で照らすので温かみがありますが一酸化炭素中毒の危険性があるのでテント内で使用はできません。
またランタンがとても熱くなるので素手で触ると火傷の可能性があるので注意が必要です。
機能
狙った効果ではありませんがガスカートリッジ、ガソリン・オイル類を使用したランタンは本物の炎で照らす特性上空間が温まる能力があります。(ソロ用ランタンだと効果は限局的です。)
LEDランタンは、懐中電灯機能を搭載した物や数種類の調光機能(複数のルーメンに変換できる)、ライト色変換機能(白色系と暖色系など)が搭載されているアイテムもあり便利です。
またバッテリー搭載型だと携帯充電などの出力機能が搭載されているので、予備バッテリーとしても使うことができます。
防水・防塵性能
基本的にアウトドア用ランタンは屋外使用を想定しているので防水・防塵性能が表記されていることが多いです。
防水機能はIPX〇(〇には数字)で防塵機能はIP〇Xで、防水防塵両機能搭載の場合はIP〇〇(最初の数字が防塵、最後の数字が防水)で表記されます。
雨天での使用を想定すると最低でもIPX4以上の防水性能は欲しいところです。
防塵性能はIP5X以上であれば風が強い日でも安心でしょう。
雨風がそこまで影響しないようなテント内ランタンだとそこまで気にしなくて大丈夫です。
ソロキャンプ用ランタンおすすめ10選
【GENTOS ジェントス】
LEDランタン EX-400F
電池3本を使用したLEDランタンです。防水機能IPX4に対応しています。
特筆すべきは400ルーメンから15ルーメンまで無段階調光できるので自分に合った光量に自由に調節できることです。
本物の炎のように暖色光量がランダムに変化するキャンドルモードも搭載しており、おしゃれな雰囲気作りにも対応できます。
またビルトインフックで逆さまに吊るしてテント内でも使用できるなど万能アイテムです。
【GENTOS ジェントス】
LEDランタン EX-134D
重量242gと軽量でサイズも小さいコンパクトなLEDランタンです。
乾電池4本を使用し210ルーメンと35ルーメンの光量調節と実用点灯12時間/70時間の高燃費がセールスポイントです。
先ほどの調光機能から屋外とテント内両方対応できるのがとにかく便利です。
さらにIP64と防塵・防水性能が搭載されていながら低価格とコスパ最強アイテムでしょう。
【mont-bel モンベル】
コンパクトランタン 1124834
電池4本を使用したLEDランタンです。
無駄のないデザインを追求することで明るさ(最大210ルーメン)と軽量(120g)・コンパクト性を両立しています。
防水性能もIPX4に適合しており直置きからフックで吊り下げまで対応しています。
別売りのランタンシェードを使用すれば奥行きのある光が雰囲気作りに最適です。
【NaFro ナフロ】
意外と便利なランタン B08VR925RQ
重量は134gと軽量でコンパクト機能を搭載し使用時でも小型なUSB充電とソーラー充電を搭載したLEDランタンです。
800mAhの容量で緊急時には携帯電話などの充電もできます。
また明るさは140ルーメンで展開してランタンとしても閉じたまま懐中電灯としても使用ができ、ランタンでは3段階の調光機能があるなど万能です。
低価格なので機能を考えるとコスパの良いアイテムでしょう。
【DOD ドッペルギャンガー】
LEDソーラーポップアップランタン L1-427
ポップアップ構造で収納サイズは最小クラスであり、161gと軽量なLEDランタンです。
さらにニッケル水素充電池を燃料に選択すればソーラー充電やUSB充電機能にも対応できます。
計4つの調光と発光色切り替え機能で最大200ルーメンまで明るくでき消灯後も蓄光ホヤで安心機能も付いています。
生活防水性能も搭載していて屋外とテント内両用の高コスパなアイテムです。
【snow peak スノーピーク】
リトルランプ ノクターン GL-140
OD缶を使用したガスランタンでランタンのみのサイズは10.5cmと小型で重量も102gと軽量なコンパクトアイテムです。
残量の少ないガス缶でも効率よく燃焼できるよう設計されています。
ノクターンの名前の通りにテーブル上を揺れる炎が情緒的に照らしてくれるおしゃれキャンパーご用達アイテムでしょう。
【SOTO ソト】
フォールディングランタン ST-213
CB缶を利用した珍しいガスランタンです。
照度は使用するガスに応じて450ルクス(200W相当)と350ルクス(180W)に調整できます。(どちらも1000ルーメン以上でとても明るいです。)
サイズは使用時と収納時で変化しコンパクトにできるのもオススメです。
CB缶という手軽なガス燃料のランタンでありアイテムとの燃料との統一化では選択肢に入るでしょう。
【Coleman コールマン】
ワンマントルランタン 286A740J
ソロキャンプでホワイトガソリンランタンを使用するなら一番おすすめできるアイテムです。
約200CP/130Wと1000ルーメン以上の明るさなのでソロキャンプでは明るすぎるくらいですが、他のアイテムとの燃料を統一化するのなら選択肢に入ります。
燃焼時間も約7.5-15時間と1泊なら追加補給せず使用できるのもいいでしょう。
加圧ランタンに特徴のポンピングもキャンプならではの楽しみです。
【キャプテンスタッグ CAPTAIN STAG】
オイルランタン UK-505シリーズ
サイズ展開は3種類で中サイズだと重量370gで軽量ですが、サイズはLEDランタンと比べてやや大きめです。
燃料はケロシンもしくはパラフィンオイルオイルで揺らめく炎が幻想的でおしゃれな雰囲気を楽しめるランタンになります。
オイルランタンでは低価格でコスパも良くホヤ(グローブ)や替え芯などアフターパーツも豊富なので長期で活躍できるでしょう。
【FEUERHAND フュアーハンド】
ランタン276 B084VMK2KC
ドイツ製ケロシンランタン界のおしゃれ番長的アイテムになります。
強靭なドイツ製耐熱ガラスのホヤ(グローブ)とハイテク鋼板足用で雨・風でも消えない安定性が売りです。
ケロシン使用だと20時間燃焼できる高燃費なのもオススメポイントです。
そこまで明るくはないのでテーブルランタンとしての利用がいいでしょう。
まとめ
おすすめランタン10選を紹介させていただきましたが、どれくらいの明るさを求めるかは個人差がとても大きいです。
自分が求めている光量はどのくらいなのか、おしゃれな雰雰囲気と実用性どちらを重視するかなどを考えてみましょう。
あなたのソロキャンプスタイルに合った素敵なランタンが見つけられてください。
ソロキャンプのランタンの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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