ガルモント(GARMONT)は、信頼性の高い登山靴を作るメーカーの一つです。
ヨーロッパアルプスのお膝元のイタリアで創業し、革新技術を取り入れた登山靴の開発、製造を手掛けています。
“GET OUTSIDE”を合言葉に、自分の夢や心に従う勇気を与えてくれる靴作りがコンセプトのメーカーです。
今回はそんなガルモントのおすすめ登山靴を、特徴やメリットデメリットを交えて10個紹介します。
目次
- 1 ガルモントの登山靴を使うメリット
- 2 ガルモントの登山靴を使うデメリット
- 3 ガルモントの登山靴の選び方
- 4 ガルモントの登山靴おすすめ10選
- 4.1 【GARMONT】TOWER 2.0 EXTREME GTX(002461)
- 4.2 【GARMONT】TOWER 2.0 GTX(441023/211)
- 4.3 【GARMONT】G-RADIKAL GTX(garmont-g-radikal-gtx-o)
- 4.4 【GARMONT】VETTA TECH GTX(481074/211)
- 4.5 【GARMONT】VETTA TECH GTX WMS(481074/613)
- 4.6 【GARMONT】ASCENT GTX(sp4306107671041u)
- 4.7 【GARMONT】GROOVE MID G-DRY(6ce8cf3254b9d889)
- 4.8 【GARMONT】DRAGONTAIL(mj-10552925)
- 4.9 【GARMONT】DRAGONTAIL TECH GTX(002472)
- 4.10 【GARMONT】Nemesis 4.2 GTX(-)
ガルモントの登山靴を使うメリット
ガルモントの登山靴を使うメリットは、デザイン性の高さと創業から100年以上の歴史を持つ信頼性の高さです。
VETTA TECH GTXやDRAGONTAILなどデザイン性が高く、様々なウェアやギアと相性がいい登山靴がラインナップされています。
特に、ローカットシューズはタウンユースも可能なモデルが多く、用途を限定せず幅広く使用可能です。
また、ヒールロックシステム、G-Wrapシステムなど、革新的な技術により快適な履き心地や使い勝手の良さを追求しています。
これにより、登山靴としての機能性の高さや、足入れの良さが特徴となっています。
ガルモントの登山靴を使うデメリット
ガルモントの登山靴を使うデメリットとして、国内代理店の規模が小さい事、登山靴の情報を得にくい事が挙げられます。
国内代理店は株式会社FDRとなり、SCARPAのロストアローや、LOWAのキャラバンなどと比較して規模が小さい会社です。
代理店の経営や取り扱い状況により、サポートが終わる可能性がある点に注意が必要です。
また、代理店のホームページにガルモント製品の紹介ページがなく、英文やイタリア語の本国サイトを閲覧する必要があります。
加えて、インターネット上にガルモントの靴に関する情報やレビュー記事が少なく、特徴やサイズ感を調べる際に苦労する点がデメリットです。
ガルモントの登山靴の選び方
デザイン
ガルモントの靴はデザイン性の高いものが多く、選ぶ際のポイントとなります。
特に、DRAGONTAILやNemesisなどはタウンユースも可能なデザインとなっており、普段着とも合わせやすいのが特徴です。
また、VETTA TECH GTXなど、様々な登山ウェアと合わせやすいミドルカット登山靴もラインナップされています。
対応シーズン
ガルモントの靴はネットにあまり情報がなく、靴の特徴を調べるのに苦労します。
特に、冬用登山靴を探している場合、購入しようとする靴に断熱材が入っているか、雪山登山に対応しているかをチェックしてください。
メーカーホームページは英語またはイタリア語で分かりにくいため、店舗の店員さんにアドバイスを求める、実物を触って確かめるのが有効です。
ヒールロックシステム
ガルモントの独自技術の一つにヒールロックシステムが有ります。
このシステムは靴紐と直結したテンションコードがヒール側に這いまわされており、踵部分にテンションをかけられます。
これにより、歩行時の踵のずれを抑え、靴擦れを防止できるのが特徴です。
靴擦れで悩まれている方は、このヒールロックシステムが付いている登山靴を選んでみて下さい。
ソール
ガルモントの靴のソールには、ビブラムとミシェラン、GTFのいずれかが使われています。
ミシュラン オフロードは、つま先のクライミングゾーンや、踵のブレーキゾーン、グリップ性の良いトレッド分布が特徴です。
GTFには、耐久性とグリップに優れるDIAMANTEと、多用途に使えるOpaleがラインナップされています。
どの種類のソールが使用されているかをチェックし、用途に合ったものを選択してください。
ガルモントの登山靴おすすめ10選
【GARMONT】
TOWER 2.0 EXTREME GTX(002461)
保温材入りでアイゼンを装着可能な厳冬用登山靴です。
また、ダブルダンパーやヒールロックシステムで、衝撃吸収や足へのフィット感を確保し、歩行がより快適になるよう設計されています。
厳冬期のアルプスや、アイスクライミングを指向する方におすすめのモデルです。
サイズ | 21.5cm~31.5cm |
---|---|
片足重量 | 約660g(27cm) |
アウトソール | ビブラム Dynamis Trk |
ライニング | GORE-TEX インシュレーティッド コンフォート |
【GARMONT】
TOWER 2.0 GTX(441023/211)
タワーシリーズのスタンダードモデルです。
EXTREMEから保温性能が下がっているものの、ダブルダンパーやヒールロックシステムは採用されており、歩行の快適性は維持されています。
セミワンタッチアイゼンを装着可能であり、秋から冬の低山や春山などの雪上で活躍してくれるモデルです。
サイズ | 24.5cm~3.1.5cm |
---|---|
片足重量 | 約650g(27cm) |
アウトソール | ビブラム アペックス |
ライニング | GORE-TEX パフォーマンスコンフォート |
【GARMONT】
G-RADIKAL GTX(garmont-g-radikal-gtx-o)
よりハイレベルなアイスクライミングを指向する方に、おすすめのモデルです。
実際の足を模したERGO LAST、カフと足のテンションを分けられるG-Wrapシステムにより、登攀時でも靴が足にフィットします。
一方、靴の生地が薄くソックスやゲイターなどで、保温対策をしっかり考える必要がある点に注意が必要です。
サイズ | 24.5cm~31.5cm |
---|---|
片足重量 | 約745g(26cm) |
アウトソール | ビブラム アペックス |
ライニング | GORE-TEX パフォーマンスコンフォート |
【GARMONT】
VETTA TECH GTX(481074/211)
ハイパフォーマンスな登山靴を探している方におすすめのモデルです。
アウトソールにミシュランソールを採用しており、日本アルプスの岩稜などで強いグリップ性を発揮します。
また、ライニングのGORE-TEX Extended Comfortは、ぬかるんだ登山道を歩く際や不意の悪天候から、足元の濡れを防いでくれます。
サイズ | 24.5cm~31.5cm |
---|---|
片足重量 | 約540g(27cm) |
アウトソール | ミシュラン オフロード |
ライニング | GORE-TEX Extended Comfort |
【GARMONT】
VETTA TECH GTX WMS(481074/613)
VETTA TECH GTXのウィメンズモデルで、対応サイズがより小さい範囲に設定されているのが特徴です。
カラーリングはスタンダードモデルのオレンジ、グレー、ブラックに対し、ウィメンズモデルではグレー、ブラウンとなっています。
足が小さめの女性、ウェアとの配色を気にする女性におすすめのモデルです。
サイズ | 21.5cm~27.0cm |
---|---|
片足重量 | 約460g(23.5cm) |
アウトソール | ミシュラン オフロード |
ライニング | GORE-TEX Extended Comfort |
【GARMONT】
ASCENT GTX(sp4306107671041u)
SCARPA マルモラーダプロ、TRANGO ALP EVO GTXなどと一緒に比較して頂きたいモデルです。
セミワンタッチアイゼンが装着可能でソールに硬さがあるため、岩稜歩きや重たい荷物を背負っての縦走で活躍します。
GORE-TEX パフォーマンスコンフォートを採用し、残雪期から霜が降りるまで活躍してくれる1足です。
サイズ | 24.5cm~31.5cm |
---|---|
片足重量 | 約650g(27cm) |
アウトソール | ビブラム ネパール |
ライニング | GORE-TEX パフォーマンスコンフォート |
【GARMONT】
GROOVE MID G-DRY(6ce8cf3254b9d889)
より軽く様々な地形に対応できる登山靴を探している方に、おすすめしたいモデルです。
重量が500gを切っており、ミッドカットの登山靴としては非常に軽量なのが特徴です。
また、ソールに使用されているGTF Opaleにより、高いクッション性を確保ながら、草、砂利、土の上など様々な地形に対応します。
サイズ | 24.5cm~31.5cm |
---|---|
片足重量 | 約467g(26.5cm) |
アウトソール | GTF Opale |
ライニング | G-DRY |
【GARMONT】
DRAGONTAIL(mj-10552925)
デザイン性の高いローカットシューズを探している方におすすめです。
GTF Diamanteは、ガルモント独自のソールで、耐久性とコントロール性に優れます。
色はブラックやベージュがラインナップされ、普段着にも登山ウェアにも合わせやすい点が特徴です。
山でも町でも、機能的かつおしゃれに使える登山シューズです。
サイズ | 25.0cm~29.0cm |
---|---|
片足重量 | 約405g(26.5cm) |
アウトソール | GTF Diamante |
ライニング | – |
【GARMONT】
DRAGONTAIL TECH GTX(002472)
機能性の高いアプローチシューズを探している方におすすめのモデルです。
DRAGONTAILのスタンダードモデルをベースに、ソールはミシュラン オフロード、ライニングにGORE-TEXを採用しています。
また、ヒールロックシステムも搭載されており、岩場までのアプローチでも踵の浮きやグリップ性を気にすることなく歩けるのが特徴です。
サイズ | 24.5cm~31.5cm |
---|---|
片足重量 | 約485g(26.5cm) |
アウトソール | ミシュラン オフロード |
ライニング | GORE-TEX Extended Comfort |
【GARMONT】
Nemesis 4.2 GTX(-)
タウンユースとを兼用したい方におすすめしたいモデルです。
ダブルダンパーやGORE-TEXといった、登山靴に必要な機能を確保しています。
一方、黒もしくはベージュを基調とした派手すぎないデザインとなっており、タウンユースでも違和感が有りません。
ミドルカットの登山靴であり、災害や雨天、降雪時の通勤用としても活躍する1足です。
サイズ | 21.5cm~31.5cm |
---|---|
片足重量 | 約490g(27.0cm) |
アウトソール | ビブラム S1421 |
ライニング | GORE-TEX Extended Comfort |
ガルモントの登山靴の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方