液タブはパソコンを使ってイラストを描く際に必要となるアイテムです。
パソコンと画面を共有し、液タブに映し出されたイラストに直接絵を描くことができます。
画面を共有できない板タブよりもアナログに近い感覚で作業ができて、これからイラストをパソコンで描こうとする初心者の方にもおすすめです。
この記事では、数ある液タブの中から、特に持ち運びに適したものを10個厳選してご紹介します。
目次
- 1 持ち運びしやすい液タブを使うメリット
- 2 持ち運びしやすい液タブを使うデメリット
- 3 持ち運びしやすい液タブの選び方
- 4 持ち運びしやすい液タブおすすめ10選
- 4.1 【HUION】 Kamvas 13 1920×1080 FHD（LP-JP-GS1331-black）
- 4.2 【HUION】 Kamvas Pro13 アンチグレアガラス フルラミネーション（Kamvas Pro13-HAJP）
- 4.3 【HUION】Kamvas Pro13 QHD+ 液晶ペンタブレット（GT1302-JP）
- 4.4 【HUION】Kamvas 12（GS1161-Black-Stand-PSE）
- 4.5 【Wacom】13.3インチ 液タブ Wacom One （DTC133W1D）
- 4.6 【XP-Pen】 液晶タブレット 13.3インチ フルラミネート IPSディスプレイ（JPArtist13.3PRO）
- 4.7 【XP-Pen】Artist 13セカンド X3チップ搭載ペン（JPCD130FH_BKJP）
- 4.8 【XP-Pen】Artist 12セカンド X3チップ搭載ペン（JPCHCD120FH_JP）
- 4.9 【XP-Pen】X3 Proペン ACK05左手デバイス付 （JPMD140FH-JP）
- 4.10 【VEIKK】液タブ 11.6インチ スリムベゼル設計（VK1200 V2）
持ち運びしやすい液タブを使うメリット
最近ではAndroid端末など、パソコン以外の端末と接続して使用できる液タブも増えてきました。
持ち運びできる液タブを使用することで、場所を選ばず作画作業が行えます。
また、持ち運びがしやすい液タブは総じて小型サイズということから、普段の使用でも場所を取りません。
さらに、画面サイズが小さいと、解像度が高くなくてもイラストがきれいに見えるというメリットもあります。
持ち運びしやすい液タブを使うデメリット
持ち運びに重点を置くと、必然的にサイズは小さくなります。
ですが「絵を描く」という観点だけで言えば、画面サイズは大きい方が使い勝手は良いです。
絵の全体を確認したり、参考画像を画面内に表示したりする頻度の多い方は、大画面の液タブを使用した方が作業をスムーズに行えます。
持ち運びのしやすさと画面の大きさはトレードオフとなりますので、よく検討して購入するようにしましょう。
持ち運びしやすい液タブの選び方
サイズで選ぶ
持ち運びしやすい液タブの必須要件は、なんといってもその大きさです。
推奨のサイズは、13インチ程度までがおすすめといえるでしょう。
それ以上になると液タブの大きさだけでなく重量も重くなり、持ち運びに支障をきたしてしまいます。
解像度で選ぶ
イラストを描くのであれば、液タブの解像度も確認しましょう。
解像度の高い方が、画像が鮮明に表示されます。
目安としては、フルHDであれば20インチ以下の画面なら問題ありません。
高性能な4Kを備えた液タブを選ぶ場合は、ますお持ちのパソコンが4Kに対応しているかを確認しましょう。
ただ、4Kは価格も高価になるため、画像の鮮明さに強いこだわりがないのであればフルHDをおすすめします。
色域で選ぶ
色域とは、簡単に言うと画面が表現できる色の数です。
色域が狭い液タブを使用すると、印刷した際に画面での色合いと全くことなって出力される場合があります。
注意しなければならない点としては、色域には3つの表示方法があり、それぞれの程度を表す数値も統一されていない、ということです。
これはあくまでも参考としてとなりますが、sRGBの120%とAdobeRGBの90%、NTSCの88％が肉眼で見た際におおよそ同じように見えます。
イラストを印刷しない場合は、色域についてはあまり気にしなくても良いでしょう。
メーカー
人気のある液タブメーカーはXP-PENとWACOM、HUIONの3社です。
タブレット端末自体は他のメーカーでも取り扱っていますが、作画向けのものは上記メーカーを中心に考えると良いでしょう。
価格帯
液タブの価格帯はサイズや性能によっても異なります。
持ち運びのしやすい、比較的コンパクトなものであれば、2万円～5万円程度の価格帯となっています。
初めての場合には、比較的購入しやすいエントリーモデルを検討するのも良いでしょう。
持ち運びしやすい液タブおすすめ10選
【HUION】
Kamvas 13 1920×1080 FHD（LP-JP-GS1331-black）
紙に書いているような感覚で描ける、初心者にも扱いやすい、13.3インチの液タブです。
カスタマイズ可能なショートカットキーを8個備え、充電不要のスタイラスペンも付属しています。
別売りのUSBケーブルを使えば、PCモード対応のスマホとも接続が可能となり、どこでもイラストの作成が行えます。
| 画面サイズ | 13.3インチ |
|---|---|
| 解像度 | Adobe RGB92% |
| 色域 | Full HD 1920×1080 |
【HUION】
Kamvas Pro13 アンチグレアガラス フルラミネーション（Kamvas Pro13-HAJP）
Kamvas 13シリーズとしては中間のスペックの液タブです。
大きな違いは、アンチグレアガラスを採用し、スタイラスペンが異なることです。
スタイラスペンの筆圧感度はどちらも同じですが、Pro13のペンには傾き検知機能がついています。
線の濃淡や太さを調整することができ、表現の幅を広げることが可能です。
| 画面サイズ | 13.3インチ |
|---|---|
| 解像度 | Full HD 1920 x 1080 |
| 色域 | Adobe RGB 92% |
【HUION】
Kamvas Pro13 QHD+ 液晶ペンタブレット（GT1302-JP）
Kamvas 13シリーズの最上位機種です。
次世代の量子ドット（QLED）テクノロジーを採用することで、より豊かで繊細なカラー表示を可能としています。
色域も145%sRGB比と広く、イラストをより美しく表現してくれます。
フルラミネート加工で視差がなく、スムーズな描写が可能です。
| 画面サイズ | 13.3インチ |
|---|---|
| 解像度 | 2.5K（QHD+） 2560 x 1600 |
| 色域 | Adobe RGB 99％ / sRGB 145% |
【HUION】
Kamvas 12（GS1161-Black-Stand-PSE）
HUIONが日本限定で展開している、11.6インチの液タブで、13インチの製品よりもさらに持ち運びに向いた商品です。
傾き検知機能がついたスタイラスペンが付属している他、Androidデバイスにも対応しています。
ショートカットキーも8個設定できるので、使い勝手も良い液タブとなっています。
| 画面サイズ | 11.6インチ |
|---|---|
| 解像度 | Full HD 1920 x 1080 |
| 色域 | sRGB 120% |
【Wacom】
13.3インチ 液タブ Wacom One （DTC133W1D）
これから液タブの利用を検討している方におすすめの、エントリーモデルです。
Windows以外でもchromebookや、一部のandroid端末での利用が可能となっています。（iPhone、iPadには非対応）
CLIP STUDIO用のオリジナルカスタムブラシセットが付属しており、コスパの良い商品となっています。
| 画面サイズ | 13.3インチ |
|---|---|
| 解像度 | Full HD |
| 色域 | sRGB 100% |
【XP-Pen】
液晶タブレット 13.3インチ フルラミネート IPSディスプレイ（JPArtist13.3PRO）
WindowsとMac、chrome、Linuxと幅広く対応している液タブです。
フルラミネートを採用しているのでペン先の視差がなく、紙に描いているかのように直感的な作業ができます。
本体ベゼル部にあるレッドリングホイールで、簡単にイラストの縮小・拡大を行うことができるので、小サイズでも全体像をつかみ易いです。
| 画面サイズ | 13.3インチ |
|---|---|
| 解像度 | Full HD |
| 色域 | sRGB 120% |
【XP-Pen】
Artist 13セカンド X3チップ搭載ペン（JPCD130FH_BKJP）
130％sRGBの広い色域と、9つのカスタマイズ可能なショートカットキーを備えた液タブです。
スタイラスペンにはX3スマートチップが搭載され、作画時のペン先の沈み込みを0.6mmまで減少させており、耐久度も従来品の約2倍となっています。
同じインチ表記の品番表記「JPArtist13.3PRO」よりも本体サイズは若干小さくなっています。
| 画面サイズ | 13.3インチ |
|---|---|
| 解像度 | Full HD |
| 色域 | sRGB 130% ／ Adobe RGB96% |
【XP-Pen】
Artist 12セカンド X3チップ搭載ペン（JPCHCD120FH_JP）
画面が11.9インチと、今回ご紹介する液タブの中では最小サイズの商品です。
WindowsやMac、chrome、androidなど一通りのOSに対応しており、X3スマートチップ搭載のスタイラスペンが付属しています。
USB-C to USB-Cケーブルが同梱されており、別途購入する必要がなく経済的です。
| 画面サイズ | 11.9インチ |
|---|---|
| 解像度 | Full HD |
| 色域 | sRGB 127％ |
【XP-Pen】
X3 Proペン ACK05左手デバイス付 （JPMD140FH-JP）
画面サイズが14インチと、持ち運びを想定した中ではやや大きめの液タブです。
「X3 Pro」を採用することで世界初の筆圧感度16384レベルを達成しています。
さらに「X-Nature Display」により、解像度1920×1200のクリアな画像表現と画像階層を実現し、ブルーライトの低減機能もついています。
| 画面サイズ | 14インチ |
|---|---|
| 解像度 | WUXGA 1920 x 1200 |
| 色域 | sRGB 123％ |
【VEIKK】
液タブ 11.6インチ スリムベゼル設計（VK1200 V2）
USB Cケーブル1本でパソコンと接続が可能な液タブで、6.0以上のAndroidとも互換性を得るこが可能です。
8192レベルの筆圧検知と、±60°の傾き検知機能を搭載したスタイラスペンが2本付属しています。
ファンクションキーが6個ついており、必要最低限のスペックを揃えた商品です。
| 画面サイズ | 11.6インチ |
|---|---|
| 解像度 | Full HD |
| 色域 | 100sRGB |
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