近年はゲームをはじめ、映画等のコンテンツも進化を遂げており、疑似的に3Dを体験できるVRヘッドセットが注目を集めています。
しかし、疑似的に3D空間を構築できる一方で高額な導入コストが掛かるため、気軽に導入しづらいのが欠点です。
中には「予算が限られているけどVRヘッドセットを導入したい」と思い、価格が安い製品を探される方もいるでしょう。
そこで本記事では、価格が安いVRヘッドセットを紹介して、メリットデメリットや選び方を解説します。
目次
- 1 安いVRヘッドセットを使うメリット
- 2 安いVRヘッドセットを使うデメリット
- 3 安いVRヘッドセットの選び方
- 4 安いVRヘッドセットおすすめ10選
- 4.1 【NAZUSA】スマホ用 VRヘッドセット(YBR–26571)
- 4.2 【NAZUSA】高視野角 VRヘッドセット(YBR–26588)
- 4.3 【エレコム】ハードバンド VRヘッドセット(VRG-GVSB01BK)
- 4.4 【エレコム】目幅調節対応 VRヘッドセット(VRG-DEH01BK)
- 4.5 【OIVO】Switch用 3DVRヘッドセット(IV-SW173)
- 4.6 【DEVASO】Switch VRヘッドセット
- 4.7 【VR SHINECON】リモコン付き VRヘッドセット(4336701614)
- 4.8 【Atlasonix】コントローラー付き VRヘッドセット(VRV2022)
- 4.9 【VR Aesval】ピント調節対応 VRヘッドセット
- 4.10 【BNEXT】バーチャルリアリティ VRヘッドセット(8541760985)
- 5 まとめ
安いVRヘッドセットを使うメリット
コストを抑えられる
VRヘッドセットは疑似的に本格的な3D環境を構築できますが、性能に比例して高額なコストが掛かるのが欠点です。
ゲームプレイ向け製品だと5万円を超える製品もありますが、近年は千円台から気軽に導入できる製品が増えつつあります。
画質や機能性にはこだわれませんが、気軽に疑似的な3D空間を構築し、映画鑑賞等を楽しめます。
場所を選ばずに使用できる
高額なコストが掛かる本格的なVRヘッドセットの場合、ゲーム機やPC端末が必須になるため、自宅での使用に限られてしまいます。
ですが、低価格で導入できるVRヘッドセットはスマホでの使用が想定されており、持ち運べるのが強みです。
自宅でのリラックスタイムだけでなく、オフィスワークの休憩やネットカフェ等でも運用できます。
ラクな姿勢で楽しめる
VRヘッドセットは一般的なモニターを使用したコンテンツとは違い、頭に装着してコンテンツが楽しめるアイテムです。
モニターの場合は姿勢を固定しなければ視聴しにくいですが、ヘッドセットなら体制を気にする必要がありません。
ソファに座りながらでも良いですし、就寝前にベッドで横になりながらリラックスできるのがメリットです。
安いVRヘッドセットを使うデメリット
クオリティが低い
低価格なVRヘッドセットはスマホを装着するため気軽に導入しやすく、あらゆるシーンで運用できるのが強みです。
しかし、VRヘッドセットは「価格=性能」に大きく影響しているため、安い製品は最低限のクオリティとなってしまいます。
解像度やサウンド品質にこだわりにくく、扱いやすい反面で機能性に欠けてしまう点には注意です。
PCに対応していない製品が多い
低価格帯のVRヘッドセットは高額な製品とは違い、スマホでの使用を想定して設計されているのが特徴です。
PC端末等への互換性が無い製品が多いため、楽しめるコンテンツが限られてしまいます。
高額な製品のように対応したゲームも少なく用途が限られてしまうため、幅広いコンテンツを楽しめない点に注意です。
酔ってしまう恐れがある
VRヘッドセットは疑似的な3D空間を構築し、コンテンツの没入感を高めてくれるのが特徴です。
しかし、超至近距離で映像を投影しつつサウンドが再生されるため、酔ってしまう恐れがあります。
感覚としては乗り物酔いに近いため、アトラクションをはじめ、車や船などで酔いやすい方は事前の対策が必須です。
安いVRヘッドセットの選び方
解像度で選ぶ
価格が安いVRヘッドセットの場合、高解像度は望めませんが、フルHD程度であれば実現可能です。
しかし、フルHD以下の解像度でしか投影できない製品も登場しているため、画質にこだわる場合は重視すべき項目になります。
ですが、低価格の製品は解像度が明記されていないケースが多く、明記されていない製品はフルHDを下回る点に注意です。
長期的に使用していくなら画質は満足度に大きく影響するため、注視して選択しましょう。
視野角で選ぶ
VRヘッドセットは頭に装着し、レンズを通してコンテンツを視聴しますが、その際の視野角が製品によって違ってきます。
視野角が広いほどに3D体験の品質が向上するため、VRヘッドセットにおいては重要な項目です。
基本的には100度~120度になり、数値が大きくなるほどに映像の立体感が増していくのが特徴です。
視野角によって大きく価格差が開くことは無いため、なるべく立体感を求めるなら120度を選択しましょう。
メーカーで選ぶ
安いVRヘッドセットは国内外のデバイスメーカーが開発しており、ラインナップも増えつつあります。
しかし、日本国内では知名度が低いメーカーが大半となるため、メーカー選びは慎重に行う必要があります。
メーカー選びで失敗しないためには、ユーザー人気の高さやレビュー評価を参考にするのがベストです。
「エレコム」は国内で知名度が高く、レビュー評価を多く獲得しているため、迷った際にはおすすめです。
価格帯で選ぶ
VRヘッドセットは千円台~10万円越えと価格幅が広いですが、低価格に分類されるのは1万円前後までです。
千円台~1万円前後の価格帯から選択する形となるため、なるべくコストを抑えるなら5千円以下から選択しましょう。
価格=性能に大きく比例するアイテムのため、相応の性能を求める場合は1万円程度は予算が必須です。
ご自身の予算を加味しつつ、製品詳細をチェックし、手が届く価格帯から選ぶのがベストです。
安いVRヘッドセットおすすめ10選
メーカー・製品名 | サイズ/重量 | 解像度 | 視野角 |
---|---|---|---|
NAZUSA スマホ用 VRヘッドセット | 12.7×10×10cm/390g | 1920×1080 | 120度 |
NAZUSA 高視野角 VRヘッドセット | 12.7×10×10cm/430g | 1920×1080 | 120度 |
エレコム ハードバンド VRヘッドセット | 25.2×18.3×14.2cm/344g | 非公開 | 105度 |
エレコム 目幅調節対応 VRヘッドセット | 21.5×19×11.5cm/500g | 非公開 | 110度 |
OIVO Switch用 3DVRヘッドセット | 19.7×13.4×9.4cm/227g | 非公開 | 100度 |
DEVASO Switch VRヘッドセット | 18×13×10cm/300g | 非公開 | 100度 |
VR SHINECON | 21×17.5×10cm/640g | 1920×1080 | 120度 |
Atlasonix コントローラー付き VRヘッドセット | 19×14.2×11.4cm/300g | 1920×1080 | 110度 |
VR Aesval ピント調節対応 VRヘッドセット | 23.5×21.5×11cm/600g | 1920×1080 | 120度 |
BNEXT バーチャルリアリティ VRヘッドセット | 17.8×12.7×10.2cm/408g | 非公開 | 110度 |
【NAZUSA】
スマホ用 VRヘッドセット(YBR–26571)
ゴーグル部分にはソフトなPU革素材を採用し、快適な装着感と通気性を併せ持つVRヘッドセットです。
三軸固定ベルトで使用時の安定性も確保されており、ブルーライトカットで目の負担も軽減されています。
低価格ながらもフルHD解像度を実現しており、コンテンツにおける没入感を強化できる点が魅力です。
サイズ/重量 | 12.7×10×10cm/390g |
---|---|
解像度 | 1920×1080 |
視野角 | 120度 |
【NAZUSA】
高視野角 VRヘッドセット(YBR–26588)
非球面光学レンズを搭載し、ブルーライトカット+放射線防止で目に負担が掛からないVRヘッドセットです。
3Dパノラマビジョンにより、画面の歪みを抑えてくれるため、コンテンツ視聴で酔う心配もありません。
左右に配置されたピント調節ダイヤルにより、鮮明な映像を深い無く楽しめる点もおすすめです。
サイズ/重量 | 12.7×10×10cm/430g |
---|---|
解像度 | 1920×1080 |
視野角 | 120度 |
【エレコム】
ハードバンド VRヘッドセット(VRG-GVSB01BK)
局部的にブルーライトをカットしてくれるため、自然な色合いを保ちつつ、安全に楽しめるVRヘッドセットです。
バンド部分には装着時の調節機能が搭載されており、ご自身の頭にフィットするように自在に調節できます。
ゴーグル密着部分は広いスペースが確保されており、裸眼だけでなく眼鏡を装着した状態でも楽しめる点が魅力です。
サイズ/重量 | 25.2×18.3×14.2cm/344g |
---|---|
解像度 | 非公開 |
視野角 | 105度 |
【エレコム】
目幅調節対応 VRヘッドセット(VRG-DEH01BK)
iPhoneやAndroidに対応しており、ヘッドフォン一体型で深い没入感を楽しめるVRヘッドセットです。
本体に調節ダイヤルが搭載されており、ピントや目幅をご自身の視力に合わせて調節できます。
DMMでの使用を前提に設計されているため、その他コンテンツには不向きですが、低価格で導入できる点が魅力です。
サイズ/重量 | 21.5×19×11.5cm/500g |
---|---|
解像度 | 非公開 |
視野角 | 110度 |
【OIVO】
Switch用 3DVRヘッドセット(IV-SW173)
Nintendo SwitchとOLEDバージョンに対応しており、ゲーム体験を向上させてくれるVRヘッドセットです。
アップグレードされた調節機能により自身に適した調節が行いやすく、没入感のあるゲームプレイが楽しめます。
高品質ABS素材で耐久力を高めつつ、調節可能なT字型バンドで子供でも扱いやすい点も好評です。
サイズ/重量 | 19.7×13.4×9.4cm/227g |
---|---|
解像度 | 非公開 |
視野角 | 100度 |
【DEVASO】
Switch VRヘッドセット
調節可能な高解像度レンズを採用し、Nintendo Switch用に設計されたVRヘッドセットです。
軽量なオックスフォード素材を使用しており、装着時に負担が掛かりにくく、調節可能なヘッドバンドでフィット感も高められています。
本体にコントロールダイヤルが配置されており、着用中でも手軽に調節できる操作性も魅力です。
サイズ/重量 | 18×13×10cm/300g |
---|---|
解像度 | 非公開 |
視野角 | 100度 |
【VR SHINECON】
リモコン付き VRヘッドセット(4336701614)
各種iPhone/Androidに対応しており、ブルーライトカットで目の負担も抑えてくれるVRヘッドセットです。
改善されたコントラスト技術により、長時間使用しても違和感を感じにくく、安定して使用できます。
手元で操作できるリモコンが付属されており、使用中でもラクに調節が行える点も好評です。
サイズ/重量 | 21×17.5×10cm/640g |
---|---|
解像度 | 1920×1080 |
視野角 | 120度 |
【Atlasonix】
コントローラー付き VRヘッドセット(VRV2022)
iPhoneやAndroid用に設計されており、幅広いコンテンツで3D体験が行えるVRヘッドセットです。
スマホ専用ながらも300種類以上のゲームやアプリに対応しており、奥深いゲームプレイを実現できます。
調節可能なヘッドストラップで快適性を維持しやすく、視力保護システムの目に負担が掛かる心配もありません。
サイズ/重量 | 19×14.2×11.4cm/300g |
---|---|
解像度 | 1920×1080 |
視野角 | 110度 |
【VR Aesval】
ピント調節対応 VRヘッドセット
弾力性の高いクッション素材を採用し、人間工学に基づいて設計されたVRヘッドセットです。
ヘッドフォンには42mm大口径ドライバーを採用しており、迫力のあるサウンドで臨場感を演出できます。
三軸固定式ヘッドバンドにより、装着時にズレる心配が無く、多機能ボタンで直感的に操作できます。
サイズ/重量 | 23.5×21.5×11cm/600g |
---|---|
解像度 | 1920×1080 |
視野角 | 120度 |
【BNEXT】
バーチャルリアリティ VRヘッドセット(8541760985)
幅広いスマホへの互換性を持ち、スマホコンテンツを360度の深い没入感を味わえるVRヘッドセットです。
自在に調節可能なヘッドバンドをはじめ、ソフトノーズピースにより、長時間快適な付け心地を維持できます。
ワイドFOVも変更できるため、ご自身の視力や近視・遠視に適切な調節が行える点もおすすめです。
サイズ/重量 | 17.8×12.7×10.2cm/408g |
---|---|
解像度 | 非公開 |
視野角 | 110度 |
まとめ
価格が安いVRヘッドセットは気軽に導入しやすく、お試し程度には最適ですが、本格的な環境構築には不向きとなる点に注意です。
製品数も年々増加傾向にあるため、製品選びで迷うこともあると思いますが、本記事を参考に選んでみてください。
安いVRヘッドセットの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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