リーズナブルな1万円以下のドライバーであれば、これから始める初心者にも手軽にマイクラブとして購入することができます。
ただし、価格だけで決めるのではなく、自分に合ったモデルを選ぶことが、上達する上でも重要なことです。
そこで今回は、初心者にピッタリな1万円以下の中古ドライバーのおすすめ10選と、選び方やメリット・デメリットについてご紹介します。
最後までご覧いただき、ドライバーを選ぶときの参考にしてください。
目次
- 1 1万円以下の中古ドライバーを使うメリット
- 2 1万円以下の中古ドライバーを使うデメリット
- 3 1万円以下の中古ドライバーの選び方
- 4 1万円以下の中古ドライバーおすすめ10選
- 4.1 【ピン】2014年 G30(2100354304033)
- 4.2 【ダンロップ】2011年 ゼクシオ フォージド(XXIO6)
- 4.3 【テーラーメイド】2018年 M4
- 4.4 【キャロウェイ】2016年 ビッグバーサ ベータ (041691538A537)
- 4.5 【ヤマハ】2017年 インプレスUD+2
- 4.6 【本間ゴルフ】2016年 ツワーワールド (TW737-455)
- 4.7 【テーラーメイド】2014年 グローレF (A3503707)
- 4.8 【タイトリスト】2016年 VG3 (VG16R5R10)
- 4.9 【プロギア】2016年 RS
- 4.10 【ブリヂストン】2015年 JGR(GDGC1W)
- 5 まとめ
1万円以下の中古ドライバーを使うメリット
お得な価格
中古ドライバーは、ニュークラブの価格と比較して、安い価格で購入することができます。
ゴルフを始める人であれば、練習クラブを使い潰す勢いでドンドン打ち込むことになりますので、傷が気にならない安いタイプの方が安心です。
また、一定のレベルに達したときでも、安い価格の品であれば躊躇なく買い替えることができます。
豊富な選択肢
中古クラブを扱うショップでは、さまざまなブランドやモデルを揃えているので、自分の好みのタイプを選ぶことができます。
また、シャフトやグリップなども適合するタイプを選ぶことができるため、ピッタリのモデルを見つけることが可能です。
自分に合うクラブは、スキルアップにも繋がることからコスパの良い品とも言えます。
使用情報の確認
中古市場で販売されているドライバーは、すでに市場で販売されているので、ニュークラブ購入時のレビューが残っています。
多くの人の使用感や意見などを参考にすることで、良い面も悪い面も確認することが可能です。
また、選ぶときのポイントになるレビューもあることから、ニュークラブよりも情報を確かめることができます。
買い換えのタイミング
安い中古ドライバーを試してみるうちに、自分に合うモデルやスペックの特性を見つけることができます。
一方で、高価なニュークラブを使用すると、例え自分に合わないモデルであっても、クラブの性能に合わせて使うことになります。
ところが価格の安い中古クラブの場合は、合わなければ躊躇なく次のモデルを試すとことが可能です。
交換・返金サービス
大手のネットショッピングサイトを利用すると、信頼できる中古ゴルフクラブの専門業者が出店しています。
多くの業者はトラブル回避も兼ねて、一定期間の交換・返金サービスを行っています。
また、明らかな不良品で返金等が受けられない場合は、サイトに連絡をすると対処してくれることもあり、リスクを回避することが可能です。
1万円以下の中古ドライバーを使うデメリット
品質の状況
中古ドライバーは、前ユーザーが使用したものを再販売しているわけですから、微細な傷やダメージは当然あります。
また、購入者も新品と同等だとは思っていないでしょうから、写真なのでダメージチェックもしているはずです。
しかし、現物が手元に届いたら写真の角度で分からない部分に、理解を超えるダメージがある場合もあります。
前ユーザー仕様
スタンダードタイプの中古ドライバーを購入したつもりが、前ユーザーに合わせたカスタムモデルの場合があります。
身長や構え方でライ角を調正したり、シャフトの長さをカットしたりしていると、戻せない場合もあり注意が必要です。
そもそも自分に合わないように作られているので、安く購入してもストレスを感じることになります。
以前のテクノロジー
発売から期間の空いたモデルであることから、当時の最新のテクノロジーは、すでに古い機能となっている場合があります。
なかには、歴代最高・史上最高などと表現しているものや、現在では使用できないシャフトやヘッドがあります。
特に中古ドライバーの場合は、高反発を制限する2010年ルールをクリアしているかは注意が必要です。
付属品の不足
ニュークラブのときには付いていた、ヘッドカバーや可変スリーブなどを調整するレンチが付いていないことがあります。
クラブ単体としの価格であったとしても、専用レンチがないとロフト角やライ角を正常値に戻せないので不良品となる場合もあります。
購入時には付属品の有無をチェックし、不明であれば確認することが必要です。
保証の制限
一般的に中古クラブはメーカー保証を受けられないため、新品のクラブを購入したときよりも保証範囲が狭い場合があります。
販売しているショップが保証をしてくれるため、保証補償内容も制限されていることが多いようです。
そもそも使用済みの品なので汚れや傷はつきものですし、見た目以外の劣化を検査もないのが現状です。
1万円以下の中古ドライバーの選び方
ロフト角とシャフトで選ぶ
1万円以下に限らずドライバーを選ぶときには、使いこなせるロフト角であるかを確認することが必要です。
ゴルフを始めたばかりなら、ロフト角12度のタイプがボールが上がりやすく、飛距離も出ます。
少し慣れてきてヘッドスピードが速くなってきたら、11度、10度と自分に合うタイプに変更するのが一般的です。
またシャフトは、最初のころは確実にミートができる短めのタイプを選び、徐々に長めに移行してくと飛距離アップが期待できます。
ヘッドの状況で選ぶ
1万円以下のモデルであれば、ボールを打つ上で致命的な傷ではない限り、問題ないと考えるのが一般的です。
ただし、クラウンの頂点に搔き傷があると構えたときに気になりますし、方向指示を疑われる場合もあります。
もちろん、性能には問題はありませんが、このようなダメージのあるモデルはなるべく避けることがベストです。
また、写真では見つけにくい石を噛んだ傷は、修復ができないばかりか強い衝撃で破損する場合もあります。
消耗品の状態で選ぶ
中古のドライバーをチェックするときには、最初にヘッドの状態を確認し、次にシャフトを確認するはずです。
また、ネットショップが掲載している写真や説明文も、ほぼヘッドとシャフトに関することです。
ところが、実際に使用するときには唯一接触するグリップの状態がもっとも重要になります。
特に、年数が経過しているグリップの場合は硬くなっていて滑る可能が高く、購入後すぐにグリップ交換に出さなくてはいけない場合があります。
メーカーで選ぶ
メジャーメーカーは、毎年のようにモデルチェンジを行うので、最長でも1年でニューモデルは年落ちになります。
以降のモデルも順に古くなり価格に反映されますが、3万円以下で設定されているのは年式だけではありません。
メーカーの販促が成功して大量に販売し、しかも翌年の品も人気となった場合は、前者の在庫がダブついて安く販売します。
つまりメーカーが大量販売したモデルで、しかも市場に大量の在庫があるモデルが安くなります。
価格帯で選ぶ
1万円以下と言う価格帯を選択肢にしていることから、あとは好みのモデルのなかに、相当するクラブをチェックすることになります。
大手のサイトの業者が同じで同一モデルであっても、価格が異なることがあるのは時価によるものです。
中古品は、日々変わる時価によって価格が変動するため、出品した日によって多少の違いはあります。
また、ニューモデルを発表する2~3か月前になると、上位クラスから順に価格が安くなる傾向があります。
1万円以下の中古ドライバーおすすめ10選
メーカー名・商品名 | ロフト角(°) | ライ角(°) | 長さ(インチ) |
---|---|---|---|
ピン 2014年 G30 | 9.5 / 10.5 | 59 | 45.25 / 45.75 |
ダンロップ 2011年 ゼクシオ フォージド | 8.5 / 9.5 / 10.5 | 58 | 45.5 |
テーラーメイド 2018年 M4 | 9.5 / 10.5 | 58 | 45.25 / 45.75 |
キャロウェイ 2016年 ビッグバーサ ベータ | 9.5 / 10.5 / 11.5 | 60 | 45.75 |
ヤマハ 2017年インプレスUD+2 | 9.5 / 10.5 | 61 | 45.75 |
本間ゴルフ 2016年 ツワーワールド TW737-455 | 9.5 / 10.5 | 58.5 | 45.5 |
テーラーメイド 2014年 グローレF | 10 / 11 / 12 | 60 | 46 |
タイトリスト 2016年 VG3 | 9.5 / 10.5 | 59.5 | 46 / 45.5 |
プロギア 2016年 RS | 9.5 / 10.5 / 11.5 | 59 | 45.25 |
ブリヂストン2015年 JGR | 9 / 10.5 / 12 | 59 | 45.55 / 45.75 |
【ピン】
2014年 G30(2100354304033)
G30シリーズには、ドローバイアスのSF Tecと、ロースピンのLS Tec、そして高弾道のG30の3タイプがあります。
G30は、適度に重い自重によってスイング軌道が安定し、ヘッドのブレを抑えて確実にボールを捉えることができます。
またタービュレーターを搭載した短尺モデルなので、曲がりの心配もなくフルスイングができるドライバーです。
ロフト角(°) | 9.5 / 10.5 |
---|---|
ライ角(°) | 59 |
長さ(インチ) | 45.25 / 45.75 |
【ダンロップ】
2011年 ゼクシオ フォージド(XXIO6)
飛びの3要素である初速・打ち出し角・スピン量のうち、初速と打ち出し角を向上させた飛距離重視のドライバーです。
すでに従来のゼクシオにも、初速性能に必要な反発性能は備えているので劇的な変化を感じることができます。
また、やさしさを踏襲しながらも、操作性や打感など上級者好みの要素も取り入れているモデルです。
ロフト角(°) | 8.5 / 9.5 / 10.5 |
---|---|
ライ角(°) | 58 |
長さ(インチ) | 45.5 |
【テーラーメイド】
2018年 M4
ミスヒットで飛び出したボールの弾道を修正できる、画期的なテクノロジー「ツイストフェース」を搭載したモデルです。
フェースのトゥ側とヒール側の向きを曲げて、オフセンターヒットであってもフェアウェイセンターに戻ってくるように作られています。
また、弾道調整スリーブを装着しているので、好みに合わせることも可能です。
ロフト角(°) | 9.5 / 10.5 |
---|---|
ライ角(°) | 58 |
長さ(インチ) | 45.25 / 45.75 |
【キャロウェイ】
2016年 ビッグバーサ ベータ (041691538A537)
ヘッド内部のヒール部分を肉厚設計にすることで、通常モデルの2倍相当のドローバイアスに設定した飛距離重視のドライバーです。
スライスで悩む初心者から中級者、もしくは飛距離に不満あるゴルファーにとっては、スイングスタイルを変えることなく飛距離が得られます。
フルスイングでヒットできれば飛距離アップするモデルです。
ロフト角(°) | 9.5 / 10.5 / 11.5 |
---|---|
ライ角(°) | 60 |
長さ(インチ) | 45.75 |
【ヤマハ】
2017年 インプレスUD+2
初代インプレスUD+2ドライバーであり、圧倒的な飛距離で大ヒットしシリーズ化した希少モデルでもあります。
つかまりの良さとヘッド後方に重量配置による深重心設計で、安心して振り切ることができるドライバーです。
また、初速を向上による飛距離アップが「+2」モデルの原点なので、9.5度のストロングロフトも用意しています。
ロフト角(°) | 9.5 / 10.5 |
---|---|
ライ角(°) | 61 |
長さ(インチ) | 45.75 |
【本間ゴルフ】
2016年 ツワーワールド (TW737-455)
構えやすいシャローヘッドでありながらも、浅重心設計による低スピンモデルなので、叩くイメージで振り切ることが必要です。
打ち出しでは上がりやすく、キャリーとランのバランスも良いので、ビギナーでも飛距離を狙えます。
また、ヘッドをセットした状態がオープンフェースなので、フックが気になる方には使いやすいモデルです。
ロフト角(°) | 9.5 / 10.5 |
---|---|
ライ角(°) | 58.5 |
長さ(インチ) | 45.5 |
【テーラーメイド】
2014年 グローレF (A3503707)
白色のクラウン部分が印象的な、ハイロフトデザインの打ちやすくてやさしいドライバーです。
ロフト角は10度~12度との3種類を用意していますが、12度であればフェアウェイウッドと同様にレベルブローのショットが可能です。
また、12ポジション設定のロフト調整スリーブ搭載モデルなので、その日の調子で合わせることができます。
ロフト角(°) | 10 / 11 / 12 |
---|---|
ライ角(°) | 60 |
長さ(インチ) | 46 |
【タイトリスト】
2016年 VG3 (VG16R5R10)
ボディに溶接したカップフェースによって、チタン製の肉厚フェースが高初速性能を発揮し、シリーズ史上最大の飛距離を生み出したドライバーです。
初年度より8年を経過したモデルですが、今でも人気のある飛距離に特化したモデルと言えます。
また、ロフト角やライ角を調整できる可変スリーブ機能が搭載されているモデルです。
ロフト角(°) | 9.5 / 10.5 |
---|---|
ライ角(°) | 59.5 |
長さ(インチ) | 46 / 45.5 |
【プロギア】
2016年 RS
ドローバイアスの効いたヘッドは、スライスが気になるゴルファーにとって、気持ちよく振り切ることができるドライバーと言えます。
RSシリーズ伝統のルール規制ギリギリを攻めた高反発タイプなので、弾き感の良いショットが可能です。
また、弾道調整機能を活用して、キャリーだけではなくランで稼いで距離を伸ばすこともできます。
ロフト角(°) | 9.5 / 10.5 / 11.5 |
---|---|
ライ角(°) | 59 |
長さ(インチ) | 45.25 |
【ブリヂストン】
2015年 JGR(GDGC1W)
ボールが捉まりやすく、スライスが気になる人でも安心して振り切れるドローバイアスのモデルです。
高弾道の低スピンタイプなので、キャリー後のランでもブレーキがかかることなく距離が期待できます。
日本人の体形やパワーに合わせて作られているため、振りやすさと捉まりの良さ、さらには打感の良さも感じられるドライバーです。
ロフト角(°) | 9 / 10.5 / 12 |
---|---|
ライ角(°) | 59 |
長さ(インチ) | 45.55 / 45.75 |
まとめ
すでに新品ドライバーは10万円を超えているなか、1万円以下で購入できるとしたらコスパの良いクラブと言えます。
安いとはいえ自分に合うモデルを選ぶことは必須要件なので、しっかり確認して購入することが大切です。
1万円以下の中古ドライバーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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