冬のキャンプではブーツを履く機会が多いですが、設営後のリラックスした時間を過ごすためにはサンダルに履き替えたいものです。
ところが、普通のサンダルに履き替えると足元が冷えて、とてもリラックスした状態ではなくなってしまいますよね。
そこで今回は、冬でも快適に過ごせる冬用キャンプサンダルに注目し、その選び方やおすすめ商品10選をご紹介します。
キャンプだけでなく、普段使いもできるおしゃれなアイテムを集めましたので、ぜひ参考にしてください。
目次
- 1 冬用キャンプサンダルを使うメリット
- 2 冬用キャンプサンダルを使うデメリット
- 3 冬用キャンプサンダルの選び方
- 4 冬用キャンプサンダルおすすめ10選
- 4.1 【SUBU】MOUNTAIN KHAKI
- 4.2 【SUBU】NANNEN ORANGE
- 4.3 【THE NORTH FACE】ヌプシ ダウン ミュール メンズ(NF02271)
- 4.4 【KEEN】メンズ ハウザー スリー スライド スニーカー(1027768)
- 4.5 【MERRELL】ジャングル スライド
- 4.6 【TEVA】REEMBER TERRAIN(1129596)
- 4.7 【crocs】クラシック ラインド クロッグ(203591)
- 4.8 【BIRKENSTOCK】Boston ウールフェルト(0160371)
- 4.9 【Chaco】パオニア クロッグ(123661650)
- 4.10 【GERRY】難燃加工モックシューズ(GR6550)
- 5 まとめ
冬用キャンプサンダルを使うメリット
暖かく過ごせる
冬キャンプでの防寒対策はとても重要で、身体が冷えてしまうと楽しいはずのキャンプがつらい体験になってしまいます。
そうならないためにも、足元を暖かくしてあげることはとても重要です。
そこで冬用キャンプサンダルを使って足元を温めてあげることにより、身体全体が温まり、暖かく快適なキャンプを過ごすことができるでしょう。
脱ぎ履きしやすく、暖を取るのに最適
焚き火や薪ストーブを焚いて、炎のゆらめきを眺めながら暖を取るのは冬のキャンプの醍醐味です。
とりわけ寒い日のキャンプでは、靴を脱いで焚き火に足を近づけて、足元を温めたくなることもありますよね。
そんな時は脱ぎ履きしやすい冬用キャンプサンダルがあれば、さっと脱いで足元をじかに暖めることができとても便利です。
見た目もおしゃれで、普段使いできる
冬用キャンプサンダルは暖かいだけでなく、見た目もおしゃれなので普段のファッションに取り入れることもできます。
なかでも、差し色になるような明るめの色を選ぶと、暗くなりがちな冬のコーデのアクセントとなってくれます。
普段のコーデに違和感なく取り入れることができるのは、冬用キャンプサンダルを使う大きなメリットです。
冬用キャンプサンダルを使うデメリット
かかとから冷えてくる
冬用キャンプサンダルは、足全体を覆うブーツに比べると、かかとから足が冷えてくるというデメリットがあります。
そのため、その日の気温によっては寒くてサンダルが履けない場合もあります。
冷えが気になるけどサンダルの手軽さも捨てがたいという人は、レッグウォーマーで足首周りを温めるという手もあります。
脱ぎ履きしやすいけど脱げやすい
かかとのないサンダルなので、脱ぎ履きしやすい反面、歩いていてすぽっと脱げてしまうこともあるでしょう。
そうならないためにも、滑り止めが付いたソックスを履くなどの工夫も必要になってきます。
また、アッパーにベルトやサイドゴアが付いたものは、普通のスリッポンに比べて脱げにくくなっているのでおすすめです。
雪中キャンプや凍結した地面には向かない
冬キャンプの楽しみのひとつとして雪中キャンプがありますが、雪に埋もれてしまうため残念ながらサンダルの着用は向きません。
また、ソールも雪道用に作られていないため、アイスバーンになっている場所ではツルッと滑りやすいので注意が必要です。
冬用キャンプサンダルの選び方
アッパーの特徴で選ぶ
冬用キャンプサンダルのアッパーには以下のようなものがあるので、目的にあった素材を選ぶようにしましょう。
中綿入り
SUBUに代表されるような中綿入りのサンダルは、暖かくて風を通しにくいのが特徴です。
ただし、表面の素材によっては火の粉に弱いものもあるため、焚き火の近くでの使用には注意が必要です。
ダウン入り
ノースフェイスのヌプシに代表されるようなダウン入りサンダルは、抜群の保温力を誇ります。
ただし、ソールのない室内用がメインのため、外履き用として使える商品が少なく選択肢が限られます。
難燃素材
焚き火の前でリラックスしたければ、難燃素材であることは大きなポイントです。
ただし、燃え広がりにくいというだけで、全く燃えないわけではありません。
サンダルのタイプで選ぶ
冬用キャンプサンダルは、足をすっと入れることができるスリッポンタイプから、かかとが立ち上がったモックタイプまであります。
スリッポンタイプは脱ぎ履きしやすい反面脱げやすく、モックタイプは脱げにくいけど履く時にひと手間かかるというデメリットがあります。
それぞれのタイプのメリット・デメリットを考慮したうえで、ご自分で使いやすいサンダルを選ぶようにしましょう。
サイズ選びは慎重に
冬用キャンプサンダルは靴下と合わせることが多いですが、SUBUのように素足で履いても気持ちいいサンダルもあります。
そのためサイズ選びは意外と難しく、大きめを買ってぶかぶかだったということにもなりかねないので注意が必要です。
また、メーカーによっても大きさの基準がまちまちなので、ユーザーレビューを参考にサイズ選びは慎重に行うようにしましょう。
人気メーカーから選ぶ
冬用サンダルで有名なメーカーからアウトドアブランドまで、さまざまなメーカーから商品がリリースされています。
なかでも特に人気の高いおすすめブランドを3つご紹介します。
SUBU
「誰も知らない冬のサンダル」をコンセプトに作られた、冬用サンダルの先駆け的存在でもあるSUBU。
キャンパーにも人気で、冬のキャンプ場では履いている人を見ないことがないくらいの圧倒的シェアを誇ります。
KEEN
言わずと知れたアウトドアブランドのKEENは、NEWPORTに代表される夏用のサンダルが人気です。
実は冬用サンダルも隠れた人気商品で、毎年新しいカラーがリリースされるほどです。
TEVA
スポーツサンダルで有名なTEVAですが、秋冬用キャンプシューズにも力を入れています。
そのためスニーカータイプからスリッポンタイプまで、数多くのラインナップから選ぶことができます。
価格帯をチェックする
安いもので3千円台から、高いもので1万円を超えるものまで幅広い価格帯の商品から選ぶことができます。
有名アウトドアブランド品は1万円を超えるものが多いですが、しっかりとした作りで、1シーズンでダメになるようなことがありません。
ただし、安い商品の中にも作りのしっかりとしたコスパのよいものも存在するので、レビューを参考に厳選するようにしましょう。
冬用キャンプサンダルおすすめ10選
メーカー・製品名 | アッパーの特徴 | タイプ | サイズ |
---|---|---|---|
SUBU MOUNTAIN KHAKI | 中綿入り | スリッポン | 20〜31.5cm |
SUBU NANNEN ORANGE | 中綿入り・難燃素材 | スリッポン | 20〜31.5cm |
THE NORTH FACE ヌプシ ダウン ミュール メンズ | ダウン入り | ミュール | 25〜29cm |
KEEN メンズ ハウザー スリー スライド スニーカー | シューレース付き | クロッグ | 25〜33cm |
MERRELL ジャングル スライド | ピッグスキンレザー(撥水加工) | スリッポン | 25〜30cm |
TEVA REEMBER TERRAIN | キルティング加工 | スリッポン | 25〜30cm |
crocs クラシック ラインド クロッグ | ふわふわのライナー付き | スリッポン | 22〜31cm |
BIRKENSTOCK Boston ウールフェルト | 調節可能なベルト付き | クロッグ | 22.5〜30cm |
Chaco パオニア クロッグ | 防水スエード・バックル付きベルト | クロッグ | 26〜29cm |
GERRY 難燃加工モックシューズ | キルティング加工 | モックシューズ | 25〜28cm |
【SUBU】
MOUNTAIN KHAKI
今や冬用サンダルの定番となったSUBUは、一度履いたら手放せなくなると、キャンパーからも絶大な支持を集めています。
その人気の秘密は、足全体を包み込んでくれる履き心地のよさと暖かさで、寒い冬のキャンプを快適に過ごすことができます。
裸足で履いても気持ちがいいので、キャンプで温泉に入った後に靴下を履きたくない、といった場面にもぴったりです。
アッパーの特徴 | 中綿入り |
---|---|
タイプ | スリッポン |
サイズ | 20〜31.5cm |
【SUBU】
NANNEN ORANGE
SUBUの従来品は60Dのナイロン製のため、「火の粉で穴が空きやすい」というキャンパーの声をもとに作られたのがこのサンダルです。
アッパーに難燃性の素材、CORDURA305Dを使用することにより燃えにくく、焚き火の前でもリラックスして過ごすことができます。
また、従来品より5倍近く厚みのある生地により歩行時の安定感もあり、よりアウトドアシーンにぴったりな仕様となっています。
アッパーの特徴 | 中綿入り・難燃素材 |
---|---|
タイプ | スリッポン |
サイズ | 20〜31.5cm |
【THE NORTH FACE】
ヌプシ ダウン ミュール メンズ(NF02271)
ノースフェイスの定番「ヌプシ」のブーツは履いている人も多いですが、意外と知られていないのがこちらのダウンミュールです。
ミュールタイプはブーツに比べて脱ぎ履きがしやすく、テントからトイレや炊事場に立つ時もさっと履くことができます。
さらに、550フィルパワーという寝袋並みのダウンが入っているため、履いているだけで足がポカポカと温まってくる、冬にぴったりの商品です。
アッパーの特徴 | ダウン |
---|---|
タイプ | ミュール |
サイズ | 25〜29cm |
【KEEN】
メンズ ハウザー スリー スライド スニーカー(1027768)
キーンの秋冬の定番、ハウザーシリーズのクロッグタイプで、内側に使用されたマイクロフリースにより暖かく快適に過ごすことができます。
スリッポンタイプのため脱げやすいのかと思いきや、甲の部分をシューレースで調節できるため、適度なフィット感を実現しています。
摩耗しにくく、踏み跡を残さないアウトソールを使用していますが、凸凹は少ないため凍結した路面では滑らないよう注意が必要です。
アッパーの特徴 | シューレース付き |
---|---|
タイプ | クロッグ |
サイズ | 25〜33cm |
【MERRELL】
ジャングル スライド
メレルの代表格でもあるジャングルモックをスライドタイプにしたモデルで、ソックスをチラ見せしたコーデを楽しむことができます。
アッパーには撥水加工を施したピッグスキンレザーを使用しているため、急な雨に降られても水が浸みにくく、軽い泥はねもさっと拭けば大丈夫です。
かかとがないためジャングルモックに比べてフィット感は落ちますが、頻繁に脱ぎ履きをするキャンプにはにもってこいのアイテムです。
アッパーの特徴 | ピッグスキンレザー(撥水加工) |
---|---|
タイプ | スリッポン |
サイズ | 25〜30cm |
【TEVA】
REEMBER TERRAIN(1129596)
アッパーにリップストップナイロンを使用しており、全体的に補強ステッチが施されているためアウトドアに最適なサンダルです。
等高線をイメージしたというアッパーのキルティング加工と内側の起毛素材により、冬のキャンプを暖かく、より快適に過ごすことができます。
また、25mmの超厚手フットベッドと凸凹したアウトソールは、不整地を歩いても足が痛くならず、かつ滑りにくいというメリットがあります。
アッパーの特徴 | キルティング加工 |
---|---|
タイプ | スリッポン |
サイズ | 25〜30cm |
【crocs】
クラシック ラインド クロッグ(203591)
クロックスを夏のキャンプで履いているけど冬は寒くて履けない、とお考えの方は、こちらのボア付きを選んでみてはいかがでしょうか。
ふわふわのライナーが暖かいだけでなくクッション性もプラスしてくれるため、長時間履いていても足が疲れにくくなっています。
クロックスの脱ぎ履きのしやすさに暖かさをプラスしたこの商品は、冬のキャンプでも活躍してくれるに違いありません。
アッパーの特徴 | ふわふわのライナー付き |
---|---|
タイプ | スリッポン |
サイズ | 22〜31cm |
【BIRKENSTOCK】
Boston ウールフェルト(0160371)
ビルケンシュトックの中でも人気の高いボストンの、アッパーにウールフェルトを使った秋冬にぴったりのサンダルです。
ビルケンのサンダルは街履きのイメージがありますが、しっかりとしたアッパーがつま先を保護してくれるためキャンプにも適しています。
足幅がレギュラー(幅広)とナロー(横細)タイプから選ぶことができ、さらにアッパーのベルトでフィット感を調節できるのもポイントです。
アッパーの特徴 | 調節可能なベルト付き |
---|---|
タイプ | クロッグ |
サイズ | 22.5〜30cm |
【Chaco】
パオニア クロッグ(123661650)
防水スエードのアッパーは履き口が広くて足入れしやすく、調節可能なラダーロックバックルでよりフィット感を高めることができます。
さらに、土踏まずの部分がアーチ状になったフッドベッドは、普段使わない筋肉の動きをサポートしてくれる効果があります。
そのため、キャンプだけでなく庭仕事や買い物など、幅広いシーンで使える頼れる一足となってくれるでしょう。
アッパーの特徴 | 防水スエード・バックル付きベルト |
---|---|
タイプ | クロッグ |
サイズ | 26〜29cm |
【GERRY】
難燃加工モックシューズ(GR6550)
難燃加工されたアッパーは、火の粉が飛んでも穴が空きにくいため、焚き火で暖を取りたい冬のキャンプに最適なモックシューズです。
かかとを入れて履くことも、踏んで履くこともできるため、頻繁に脱ぎ履きする時はスリッパのような使い方もできます。
価格は3千円ほどでお求めやすく、焚き火のススが付いても気にせずにガシガシと履けるコスパのよさが魅力の商品です。
アッパーの特徴 | キルティング加工 |
---|---|
タイプ | モックシューズ |
サイズ | 25〜28cm |
まとめ
冬用キャンプサンダルは暖かいだけでなく、ファッションアイテムの一部としても活躍してくれるものばかりです。
この記事を参考に、アウトドアでもタウンユースでも使えるとっておきの一足を探してみてください。
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