ゴルフクラブメーカーの「コブラ」は、アメリカではテーラーメイドやキャロウェイと並ぶ人気の大手クラブメーカーです。
しかし、日本での知名度や使用率がまだまだ低く、国内で使っている人は少ないのが現状となっています。
今回はそんなコブラのクラブの中でも、中古フェアウェイウッドにスポットを当てていきます。
コブラの中古フェアウェイウッドを使うことで、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
さらに、コブラのフェアウェイウッドの歴代人気モデルや、おすすめのコブラの中古フェアウェイウッドも数多く紹介していきます。
目次
- 1 コブラの中古フェアウェイウッドを使うメリット
- 2 コブラの中古フェアウェイウッドを使うデメリット
- 3 コブラの中古フェアウェイウッドの選び方
- 4 コブラの中古フェアウェイウッドおすすめ10選
- 4.1 【コブラ】KING RADSPEED フェアウェイウッド
- 4.2 【コブラ】KING RADSPEED TOUR フェアウェイウッド
- 4.3 【コブラ】KING LTDx フェアウェイウッド
- 4.4 【コブラ】KING LTDx LS フェアウェイウッド
- 4.5 【コブラ】KING LTDx MAX フェアウェイウッド
- 4.6 【コブラ】KING SPEEDZONE フェアウェイウッド
- 4.7 【コブラ】F9 SPEEDBACK フェアウェイウッド
- 4.8 【コブラ】バフラー Rail F フェアウェイウッド
- 4.9 【コブラ】KING LTD フェアウェイウッド
- 4.10 【コブラ】AEROJET フェアウェイウッド
- 5 まとめ
コブラの中古フェアウェイウッドを使うメリット
安い
中古クラブは需要が高いほど価格が上がるので、大手メーカーの人気クラブほど価格が下がりにくい傾向にあります。
使用状態や販売年数にもよりますが、コブラの中古クラブなら定価の半額もしくはそれ以下で手に入れられる場合もあるため、メリットといえます。
価格が安いと、コブラを使用したことがない人でも「試しに買ってみようかな」と気軽に購入できるのがメリットです。
デザインが凝っている
コブラのクラブは、イエローやオレンジの装飾が施されたヘッドが多く、他のメーカーよりも目を惹くデザインとなっています。
個性的なカラーとデザインのヘッドなので、機能性だけでなく見た目を重視する人にもおすすめです。
他の人と被りにくい
大手クラブメーカーであるキャロウェイやテーラーメイドなどと比べると、コブラのクラブを使用している人は少数派です。
そのため、他の人とクラブが被ることが少なく見た目も区別しやすいので、クラブの取り違いを防げます。
また、旧モデルなどの中古クラブを使うことでさらに他の人と被りにくくなるので、他の人との差別化を図ることができます。
コブラの中古フェアウェイウッドを使うデメリット
使用感がある
当然ですが、中古クラブは使用済みの状態がほとんどなので、ヘッドやグリップに使用感がある場合がほとんどです。
使用頻度が高いクラブになると、ヘッドの劣化がひどかったりグリップ交換をしないといけないものもあります。
ですので、傷があるクラブを使うことに抵抗がある人や、新品にこだわる人にとって中古クラブは不向きかもしれません。
スペックが決まっている
通常、新品でクラブを購入する場合、自分に合わせてロフト角やシャフト、グリップなどを組み合わせることができます。
しかし、中古クラブはあらかじめスペックが決まっているので、妥協しないといけない場合もあるのです。
スペックを自分好みに近づけようと、別途シャフトやグリップ、ウェイトなどを購入する場合、追加出費がかかってしまいます。
数が少ない
コブラは、大手クラブメーカーと比べて日本で販売される数が少ないので、どうしても中古市場に出回る数も少なくなります。
ですので、欲しいクラブがあったとしても、中古品としてあまり出回っていなかったり、在庫がないケースもあるでしょう。
コブラの中古フェアウェイウッドの選び方
フレックス
フレックスとはシャフトの硬さのことで、シャフトが柔らかいほど大きなしなりで飛距離を追求できます。
しかしその反面、ヘッドがブレやすく芯に当てづらいので、ヘッドスピードによってはスピンや方向性が安定しないのが難点です。
一方、シャフトが硬いほどしなりがなくなり飛距離は伸びませんが、その分芯に当てやすくなるので方向性が安定します。
一般的には、ヘッドスピードが速い人は硬いシャフト、ゆったりしたスイングの人は柔らかいシャフトが合っていると言われます。
ただ、フレックスは統一の基準がないので、可能であれば試打して購入するのがおすすめです。
番手
クラブは基本的に番手が小さいほど飛距離が伸び、大きいほど飛距離は短くなります。
ただ、飛距離が出るほどいいというわけではなく、どんなシーンで使うかで適した番手が変わってきます。
飛距離よりコントロール重視の人は5番や7番、ドライバー代わりに使ったり飛距離を出したい人は3番がおすすめです。
他にも、ドライバーやユーティリティでは出ない距離を補う役割もあるので、他のクラブの飛距離を把握して選ぶことも大切です。
価格帯
コブラに限ったことではありませんが、中古クラブは状態や販売年数によって価格が大きく変わります。
メーカーや人気によっても価格が変わりますが、一般的に使用頻度が高く、販売年数が古いほど安くなることが多いようです。
価格は安いもので数千円から購入できますが、劣化が激しい場合は別途グリップ代や工賃がかかるので注意が必要です。
コブラの中古フェアウェイウッドおすすめ10選
製品名 | 番手 | ロフト角(5W) | フレックス |
---|---|---|---|
KING RADSPEED フェアウェイウッド | 3、5 | 17.5度 | SR、S |
KING RADSPEED TOUR フェアウェイウッド | 3~7 | 18.5度 | R~S |
KING LTDx フェアウェイウッド | 3~7 | 17.5度 | A~S |
KING LTDx LS フェアウェイウッド | 3、5 | 17.5度 | S、X |
KING LTDx MAX フェアウェイウッド | 3~7 | 18.5度 | A~S |
KING SPEEDZONE フェアウェイウッド | 3~7 | 18.5度 | R~S |
F9 SPEEDBACK フェアウェイウッド | 3~8 | 18.5度 | R~S |
バフラー Rail F フェアウェイウッド | 3~7 | 18度 | R~S |
KING LTD フェアウェイウッド | 3~5 | 17.5度 | R~S |
AEROJET フェアウェイウッド | 3~7 | 18度 | A~S |
【コブラ】
KING RADSPEED フェアウェイウッド
ラッドスピードシリーズの中でもバランスの良さが特徴で、幅広いタイプのゴルファーが使えるオーソドックスなモデルです。
シリーズ共通の「ラディアルウエイトシステム」と極薄クラウンにより、低スピン、高弾道で飛距離を伸ばします。
コブラの定番でもある、ミルド加工された高精度フェースで、芯を外してもボール初速を下げない安定した弾道も魅力です。
番手 | 3、5 |
---|---|
ロフト角(5W) | 17.5度 |
フレックス | SR、S |
【コブラ】
KING RADSPEED TOUR フェアウェイウッド
3モデル出ているシリーズの中で、最も上級者向けに作られており、小ぶりなヘッドと操作性の高さが特徴です。
ソール部分に内部ウェイト、フロント部分に外付けウェイトをそれぞれ配置することで、低スピンの強弾道を打ち出せる仕組みです。
2021年のツアーで松山英樹選手が使っていたこともあり、多くの注目を浴びたクラブとなりました。
番手 | 3~7 |
---|---|
ロフト角(5W) | 18.5度 |
フレックス | R~S |
【コブラ】
KING LTDx フェアウェイウッド
LTDの後継モデルで、「PWR-CORE」と呼ばれるヘッド前方のウェイトでボール初速アップと低スピンを実現しました。
ソール部分の2本の溝「バフラーレイル」が接地面積を減らすことで、振り抜きやすさもアップしています。
フェースエリアを細かく分類、それぞれを最適な厚みにすることで、打点がズレても安定したボールを飛ばせる仕組みです。
番手 | 3~7 |
---|---|
ロフト角(5W) | 17.5度 |
フレックス | A~S |
【コブラ】
KING LTDx LS フェアウェイウッド
3モデルあるLDTxシリーズの中でも、低スピンで飛距離を伸ばせるタイプで、操作性が高く中級者~上級者向けとなっています。
また、ソールのトゥとヒール部分に配置されているウェイトを調整することで、自分好みの弾道にすることも可能です。
3番は大きめのヘッドで飛距離を追求しており、5番と7番はコンパクトヘッドとソールの2本の溝により、軽く振り抜ける作りとなります。
番手 | 3、5 |
---|---|
ロフト角(5W) | 17.5度 |
フレックス | S、X |
【コブラ】
KING LTDx MAX フェアウェイウッド
こちらはLTDxのドローバイアスモデルとなっていて、つかまりの良さとミスへの寛容性が特徴です。
ヘッド後方に加え、ヒール部分にも3gのウェイトを配置することで、まっすぐにインパクトしてスライスを防ぎます。
安定した方向性と扱いやすさで、初心者はもちろん、スライサーの人にもおすすめのフェアウェイウッドとなっています。
番手 | 3~7 |
---|---|
ロフト角(5W) | 18.5度 |
フレックス | A~S |
【コブラ】
KING SPEEDZONE フェアウェイウッド
ミルド加工フェースによるミスへの寛容性と、バフラーレールによる振り抜きやすさが特徴です。
また、カーボンクラウンとヘッド後方部にウェイトを配置した低重心設計で、高弾道のボールを打ち出せます。
グリップ部分に「Arcossセンサー」が内蔵されているので、アプリをインストールすることでショットデータを記録、分析が可能です。
番手 | 3~7 |
---|---|
ロフト角(5W) | 18.5度 |
フレックス | R~S |
【コブラ】
F9 SPEEDBACK フェアウェイウッド
今では定番となった、フェースのミルド加工を初めてフェアウェイウッドに搭載したクラブとなっています。
可変スリーブが付いており、例えば5番なら17~20度まで調整可能なので、1本で2番手分の役割を果たしてくれます。
大きめヘッドにイエローを施したインパクトのあるデザインで、他とは違う個性的な1本を求める人におすすめです。
番手 | 3~8 |
---|---|
ロフト角(5W) | 18.5度 |
フレックス | R~S |
【コブラ】
バフラー Rail F フェアウェイウッド
ソール部分の「レールテクノロジー」を最初に搭載したモデルで、あらゆるライで振り抜きの良さを追求した1本です。
また、フェースを9分割してそれぞれ最適な厚みにすることで、スイートスポットの拡大と安定した飛距離を実現しました。
2010年発売とかなり古いモデルですが、今でも根強いファンのいる人気のフェアウェイウッドです。
番手 | 3~7 |
---|---|
ロフト角(5W) | 18度 |
フレックス | R~S |
【コブラ】
KING LTD フェアウェイウッド
ソール中央にある「スペースポート」とカーボンクラウンにより、低重心化を実現して、高弾道で飛距離を追求しました。
可変ロフト付きなので、自分好みが使いやすいロフト角に細かく調整できる点も魅力です。
LTDxシリーズの先代モデルということで、現在も名器と呼び声の高い人気モデルとなっています。
番手 | 3~5 |
---|---|
ロフト角(5W) | 17.5度 |
フレックス | R~S |
【コブラ】
AEROJET フェアウェイウッド
ソール前方内部の「PWR-ブリッジスペンドウェイト設計」により、強弾道でやさしく飛ばせるのが特徴です。
ヒール後方のウェイトにより、慣性モーメントを上げて低スピン、高弾道で飛ばせる仕組みです。
メーカー史上最高のヘッドスピードと飛距離を出せるということで、初心者から上級者まで幅広く使えるクラブとなっています。
番手 | 3~7 |
---|---|
ロフト角(5W) | 18度 |
フレックス | A~S |
まとめ
個性的で高性能のコブラの中古フェアウェイウッドは、周りと違ったクラブを持ちたい人にとって最適なクラブです。
価格も安く販売されているものが多いので、自分に合った掘り出し物に出会えるチャンスがあるかもしれません。
コブラの中古フェアウェイウッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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