Androidは携帯性・スペックを両立させたスマホ端末であり、iPhoneと並ぶ使用率を誇るアイテムです。
様々なアプリを活用できるため、ビジネスをはじめ、あらゆる用途に適応できますが、ストレージ容量を拡張できないのが欠点です。
Androidに接続できる外付けSSDの導入を検討されると思いますが、何を基準に選ぶか迷うこともあると思います。
そこで本記事では、Android対応外付けSSDおすすめ製品を紹介し、メリットデメリット・解説します。
目次
- 1 Android対応外付けSSDを使うメリット
- 2 Android対応外付けSSDを使うメリット
- 3 Android対応外付けSSDの選び方
- 4 Android対応外付けSSDおすすめ10選
- 4.1 【Netac】250GB 外付けSSD
- 4.2 【ロジテック】250GB ポータブルSSD(LMD-SPCH025UAC)
- 4.3 【KingSpec】480GB 外付けSSD
- 4.4 【Samsung】T7(MU-PC500T/EC)
- 4.5 【Kingston】XS2000(SXS2000/500G)
- 4.6 【Crucial】X6(CT1000X6SSD9)
- 4.7 【KIOXIA】1TB 外付けSSD(SSD-PKP1.0U3-B/N)
- 4.8 【Adata】SE760
- 4.9 【Adata】2TB ポータブルSSD(ASE900G-2TU32G2-CBK)
- 4.10 【Samsung】T7 Shield(MU-PE4T0S-IT/EC)
- 5 まとめ
Android対応外付けSSDを使うメリット
容量を増設できる
基本的にAndroidは内部からのストレージ拡張が行えないため、初期搭載されたストレージ容量を管理する必要があります。
ですが、Androidに対応した外付けSSDを使用することにより、簡易的にストレージ容量の拡張が可能です。
Androidとは別で管理できるため、主要データだけを端末に残し、端末を圧迫しているデータのみの管理もできます。
転送速度が速い
外付けSSDはHDDよりも転送速度に優れており、製品による違いはありますが、約3倍以上の速度で転送できます。
これにより、小さなファイルは数秒で保存できますし、大容量のデータもスムーズに保存可能です。
時間が差し迫っている時でもスムーズに転送できるため、無駄な時間を消費するストレスも軽減できます。
携帯性に優れている
Android対応外付けSSDは全体サイズ・重量を抑えて設計されており、端末とセットでの持ち運びやすさが魅力です。
持ち運ぶ際に負担が掛かる心配も無く、あらゆる状況下でもAndroid端末に接続し、容量を拡張できます。
ビジネスシーン等でも端末を使用する際、急な容量不足にも対処しやすく、自由に持ち出せるのは大きな強みです。
耐久力に優れている
外付けSSDはUSB端子で外部から接続可能であり、簡易的にストレージを拡張し、スムーズに転送できるのが強みです。
さらにHDDよりも少ない内部パーツで構成しつつ、頑丈な素材を採用し、耐久力も高められています。
使用時に溜まる熱・落下や衝撃に対する耐性も強化されており、安全にあらゆるシーンに持ち運んで使用できます。
Android対応外付けSSDを使うメリット
コストが掛かる
Android対応外付けSSDは簡易的なストレージ増設を可能にしつつ、転送速度・携帯性に優れている便利アイテムです。
しかし、優れたパフォーマンスを発揮できる分、製品価格も高額で展開されているため、相応の予算が必須です。
容量・転送速度によっても違ってきますが、ある程度の実用性を求めるなら、最低でも1万円前後のコストが掛かります。
機種次第で接続不可な場合もある
Android対応外付けSSDはOSへの互換性を持つ製品が該当しますが、全機種が該当しているわけではありません。
機種次第では直接接続できないこともありますし、フォーマットを完了させないと使用できないケースもあります。
AndroidOSに対応していても機種による対応/非対応が異なるため、メーカーページの確認・問い合わせが必須です。
Android対応外付けSSDの選び方
容量で選ぶ
Android対応外付けSSDはストレージ容量を外部から拡張できますが、拡張できる容量は製品で違ってきます。
容量幅は250GB~2TB以上であり、容量の大きさに比例して製品価格も高額になるのが特徴です。
ビジネスファイル程度なら250GB~500GBでも問題は無いですが、高画質動画等を扱うなら1TB以上が推奨されています。
ご自身の扱うファイル数・種類を考慮し、充分な容量を搭載した製品の選択がベストです。
転送速度で選ぶ
Android対応外付けSSDは大容量ファイルのスムーズな転送が魅力ですが、実際の転送速度は製品によって異なります。
500MB/秒前後~2000MB/秒以上と速度幅は非常に広く、最低値と比較すると4倍以上の差が存在します。
転送速度は速いに越したことはありませんが、優れているほどに製品価格が高騰する点には注意です。
ご自身の予算を加味しつつ、製品詳細をチェックし、手が届く範囲で理想の転送速度を持つ製品を選択しましょう。
メーカーで選ぶ
Android対応外付けSSDは製品数が非常に多く、国内外のデバイスメーカーから製品化されています。
メーカーによる大きな品質の差はありませんが、日本国内での知名度には大きな差があります。
初めて導入するにあたり、失敗に対する不安が大きいなら国内でも有名なSamsungやKingstonがおすすめです。
国内での知名度は高くないですが、Adataもレビュー高評価を多数獲得しているため、視野に入れるのもアリです。
価格帯で選ぶ
Android対応外付けSSDは製品数が非常に多く、5千円前後~4万円越えと幅広い価格帯で展開されています。
コストを抑えた導入を狙うなら5千円前後からの選択になりますが、価格=容量・速度に比例する点には注意です。
ある程度の容量・転送速度を求めるなら、最低でも1万円程度の予算を確保する必要があります。
ご自身の予算を加味し、手が届く価格帯から理想の容量・速度を実現した製品を選択しましょう。
Android対応外付けSSDおすすめ10選
メーカー・製品名 | サイズ/重量 | 容量 | 転送速度 |
---|---|---|---|
Netac 250GB 外付けSSD | 10×2.9×0.9cm/30g | 250GB | 550MB/秒 |
ロジテック 250GB ポータブルSSD | 7.2×2.3×0.9cm/16g | 250GB | 1000MB/秒 |
KingSpec 480GB 外付けSSD | 8.1×4.2×0.9cm/80g | 480GB | 600MB/秒 |
Samsung T7 | 8.5×5.7×0.8cm/58g | 500GB | 1050MB/秒 |
Kingston XS2000 | 7×3.3×1.4cm/29g | 500GB | 2000MB/秒 |
Crucial X6 | 6.9×6.4×1.1cm/39g | 1TB | 800MB/秒 |
KIOXIA 1TB 外付けSSD | 10.5×4.5×1.5cm/76g | 1TB | 1050MB/秒 |
Adata SE670 | 12.2×4.4×1.4cm/95g | 2TB | 1000MB/秒 |
Adata 2TB ポータブルSSD | 11.1×6.6×1.6cm/160g | 2TB | 2000MB/秒 |
Samsung T7 Shield | 8.8×5.9×1.3cm/98g | 4TB | 1050MB/秒 |
【Netac】
250GB 外付けSSD
Type-C/Type-A両端子に対応し、PC・Android・ゲーム機への互換性を実現した外付けSSDです。
スリムスティックタイプ+軽量で設計されており、持ち運ぶ際にかさばらず、負担が掛かる心配もありません。
容量・転送速度共に最低限ではありますが、5千円以下で気軽に導入できるコスパの良さが魅力です。
サイズ/重量 | 10×2.9×0.9cm/30g |
---|---|
容量 | 250GB |
転送速度 | 550MB/秒 |
【ロジテック】
250GB ポータブルSSD(LMD-SPCH025UAC)
Type-A/Type-C両端子を搭載し、スライドバーで端末に応じて端子を切り替えられる外付けSSDです。
PC端末だけでなく、iPad/Android/ゲーム機への互換性も持っており、幅広い用途で運用できます。
容量こそ最低限ですが、最大1000MB/秒でデータを転送できるため、大容量ファイルもスムーズに転送できます。
サイズ/重量 | 7.2×2.3×0.9cm/16g |
---|---|
容量 | 250GB |
転送速度 | 1000MB/秒 |
【KingSpec】
480GB 外付けSSD
ポケットサイズでコンパクトに仕上げつつ、各種端末に対する互換性を持つポータブルSSDです。
スリムフォルム+軽量で持ち運びやすく、Androidと合わせることであらゆる用途に適応できます。
500GB容量が搭載されており、コアな用途以外では不足に陥る心配も無く、コスパに優れている点もおすすめです。
サイズ/重量 | 8.1×4.2×0.9cm/80g |
---|---|
容量 | 480GB |
転送速度 | 600MB/秒 |
【Samsung】
T7(MU-PC500T/EC)
ポケットサイズ+軽量で設計されており、最大2mの落下テストをクリアする耐久性を持つ外付けSSDです。
精密な熱制御による温度管理が可能であり、使用時に内部に溜まる熱を効率良く放出できます。
Android/タブレット向けコントロールアプリを活用し、大切なデータをセキュリティ保護できる点も魅力です。
サイズ/重量 | 8.5×5.7×0.8cm/58g |
---|---|
容量 | 500GB |
転送速度 | 1050MB/秒 |
【Kingston】
XS2000(SXS2000/500G)
指でつまめる超コンパクトサイズで設計し、あらゆるシーンへの適応力を高めた外付けSSDです。
頑丈なスリープが付属されており、防水・防塵をはじめ、落下や衝撃に対する耐久力を強化できます。
500GB容量により、余程のことが無ければ容量不足に陥る心配も無く、2000MB/秒高速転送が行える点も魅力です。
サイズ/重量 | 7×3.3×1.4cm/29g |
---|---|
容量 | 500GB |
転送速度 | 2000MB/秒 |
【Crucial】
X6(CT1000X6SSD9)
3D NANDテクノロジーを採用しており、低電力でハイパフォーマンスを発揮できる外付けSSDです。
ポケットサイズで携帯性に優れており、1TB大容量を搭載しているため、大量のファイルを一括管理できます。
幅広い互換性を実現しつつ、1万円以下で販売されており、限られた予算でも導入しやすい点も魅力です。
サイズ/重量 | 6.9×6.4×1.1cm/39g |
---|---|
容量 | 1TB |
転送速度 | 800MB/秒 |
【KIOXIA】
1TB 外付けSSD(SSD-PKP1.0U3-B/N)
Type-A/Type-C端子を搭載し、PC・Android・ゲーム機への互換性を持つ外付けSSDです。
耐衝撃性に優れたアルミボディで頑丈に設計されており、1m以上からの落下でも故障する心配がありません。
マネジメントソフトウェアが付属されており、セキュリティ機能で盗難に遭うリスクも回避できます。
サイズ/重量 | 10.5×4.5×1.5cm/76g |
---|---|
容量 | 1TB |
転送速度 | 1050MB/秒 |
【Adata】
SE760
頑丈な金属素材をスリムに仕上げており、簡易的に2TB大容量を増設できる外付けSSDです。
PC端末をはじめ、ゲーム機への互換性があり、ビジネス・プライベートファイルを一括管理できます。
最大10Gbps接続により、遅延が起きる心配も無く、1000MB/秒で容量が大きなファイルもスムーズに転送可能です。
サイズ/重量 | 12.2×4.4×1.4cm/95g |
---|---|
容量 | 2TB |
転送速度 | 1000MB/秒 |
【Adata】
2TB ポータブルSSD(ASE900G-2TU32G2-CBK)
ポケットサイズ+軽量で携帯性を高めつつ、RGB機能で空間をおしゃれに彩れるポータブルSSDです。
PC・タブレット・ゲーム機と幅広い互換性を実現しつつ、最大20Gbpsで安定した接続が行えます。
2000MB/秒転送速度により、スムーズなファイル保存をはじめ、アプリ等の起動時間も大幅に削減できます。
サイズ/重量 | 11.1×6.6×1.6cm/160g |
---|---|
容量 | 2TB |
転送速度 | 2000MB/秒 |
【Samsung】
T7 Shield(MU-PE4T0S-IT/EC)
4TB大容量を搭載しつつ、防水・防塵をはじめ、最大3mからの落下耐性も実現した外付けSSDです。
最大10Gbps接続で遅延が起きる心配も無く、1050MB/秒で転送時間・ロード時間の短縮が期待できます。
専用管理ソフトウェアに対応しており、保存データに対するセキュリティやパフォーマンス向上化を図れる点も好評です。
サイズ/重量 | 8.8×5.9×1.3cm/98g |
---|---|
容量 | 4TB |
転送速度 | 1050MB/秒 |
まとめ
Androidに外付けSSDを接続し、簡易的なストレージ拡張が可能であり、ファイル管理を容易に行えるのが強みです。
転送速度も非常に速く、快適な環境を構築できるので、本記事を参考に選んでいただければ幸いです。
Android対応外付けSSDの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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